ミッチェル・ロビンソンがいないので、ハーテンステインとシムズという走るは走るけど、っていうセンターの組み合わせに、ランドルという2枚のビッグ。そこにレディッシュとバレットというフィジカルに強いウイングを並べているニックス。ややジャズっぽいか。
しかし、やっていることは全く違います。ブロンソンがハンドリングしていくのが基本。ギブ&ゴーを使うのでボールをダムダムしているわけではありませんが、PGとビッグでプレーメイクしてウイングに展開していきます。
ビッグにはスクリナーをやらせて、ハンドラーアタック中心なので「らしい」です。2Qになるとブロンソン&クイックリーの2枚ハンドラー体制で、かわるがわるハンドラーをやり、それぞれがスピードアタックしていきます。
さて、1Q終了間際にアリウープを叩き込んだシムズですが、そんなに飛べたっけ? なんて思っていたら2Qにもぶち込みます。
さらにディフェンスではアヌノビーみたいに動き回ります。すげーな。こんなに運動量あったっけ。1人でニックスディフェンスの半分くらいを担っているよ。つまりポジションチェンジするジャズのウイングビッグを1人で次々にカバーしている。エグイ。
シムズがベンチに下がると急に突破され始めますが、かわりにウイングからレディッシュが3Pにドライブ&ワンで取り返し逆転に成功します。
その後マルカネンがドライブファールドローすると、ハーテンステインが3つになって、シムズが戻ってきます。1分休んだだけじゃん。ランドル1人じゃダメなんだな。
で、シムズが戻ってきたら再び締まります。結果的にはブロンソンが2つのオフェンスファールを引き出したのですが、ペイント内が抑え込まれている中で、ムリにやろうとしてのオフェンスファールだったので、シムズの効果ってことにしとこう。
でも、あくまでもペイント内の話なので、3Pは普通に食らいます。しかもランドルの怠惰なボールプッシュを後ろから取られてカウンター速攻。レディッシュが呆れてる。
ところが残り1分でシムズも3つ目のファール。これでトッピンが登場です。初めからトッピンで良かったじゃん。
レディッシュのパスアウトからトッピンの3Pが決まると、ブロンソンもブザービーター3Pでニックスが61-58にして前半が終わります。
ニックスこそウイングを並べまくれば面白いのですが、ビッグへのこだわりがあり、でも、そこでシムズが活躍し、最後はランドル、トッピン、レディッシュ、バレットが並ぶ布陣で逆転したのでした。まぁ何がベストなのかはサッパリわからんが、レディッシュによってウイングが分厚くなったのはよくわかる。
今日のDEN戦もシムズのディフェンスが良かったです
クイックリーも今シーズンはディフェンスが格段に向上した印象です
最後のマレーに対するシムズとクイックリーのディフェンスが凄かった
ベンチメンバーばかりディフェンスが向上する謎
シムズの成長にはビビってます
こうみると、ジャズ丸儲けでしたね。
しかしこんなにうまく機能するとは。
そしてさせるとは驚きです。
一概に解体と言っても、その結果は様々ですね。
ウルブスはどうなんるんだろう…
ゴベアが奇跡的に機能してwin-winになって欲しいです。
というか、どうやったらゴベアが機能するのか知りたいから見せて欲しい。
そもそもゴベアなんて、大して機能しないので、他で構成するわけです。
その時にジャマにならない役割を与えましょう。イメージとしてはロールプレイヤーと同じ。