西田と比江島がコンディション不良で欠場するというBリーグ期間中の代表戦です。相手はグループ最下位のバーレーン。日本は富樫、須田、張本、アキ、エバンスという3ガードしていたアジアカップとは随分と異なったスターターです。
◎最下位だな
試合が始まって「バーレーンって最下位だなぁ」と感じさせる内容です。初めはしっかりとツーメンゲームやら、富樫狙いのポストアップをしていく雰囲気でしたが、何をしたいのかがバレバレなので、日本のディフェンスは振りほどかれることはなく、ろくなシュートチャンスを作れません。
センターの2番が中心なのですが、スイッチ誘導することもなく、ポストアップ勝負のBリーグスタイル。かといって、Bリーグの外国人ほどの破壊力はないよねぇ。
一方で日本もよくわからんオフェンスをしていたものの、張本が気持ち悪いくらいに3Pを連打しました。開始6分で4/5と大当たり。吉井のコーストtoコーストが決まるし、トランジションの意識も高くて、日本が圧倒する1Qになりました。
終盤は河村がドライブから見事なキックアウトを連発し、バーレーンは全くついていけません。っていうか、河村についていかなければいいのですが、笑えるくらいにアウトサイドをフリーにしてくれます。
そして決まるわ決まる3P。24-10と大きくリードしたのですが、トランジションして3P6本決まったけど24点なので、インサイドは殆ど攻略していないのですが「やりたいことが出来た」という立ち上がりでした。バーレーンはスカウティングしてないんだろうな。してても対応する個人能力ではないだろうし。
ってことで、このリードを守り切るのは容易にみえるので、逆転はなさそ。つまり試合への興味もなくなってしまった・・・。
2Qになるとミスから初めてのカウンターを食らい、ファールしてしまいますが、日本にとっては唯一の失点の危険性があるプレーをしてしまいました。んー、でも連続でミスする要素もなくてさ。
テーブスがはいったことで、ドライブからのフィニッシュが増え、その確率はそこそこでしかないものの、明らかにオフェンスのフィニッシュパターンが変化しました。
富樫か、河村か、って毎試合のように変わるのですが、今日はドライブし放題なので、河村の方が上ですが、ペイントで点とれるのはテーブスくらいなんだよね。そんな事情から割とプレータイムが伸びていったテーブス。
そしたらフィリッピンが登場。スターターが何だったのかというツーガード体制を続けるホーバス。するとフリッピンのドライブにカットプレーで合わせた河村のレイアップ。ゾーンにしてきたバーレーンに対して河村がプルアップ3Pをヒットし、何も問題なく2Qも進みます。
唯一、相手のSGに連続で3Pをねじ込まれましたが、1on1シューティングなので、これで負けるわけもないわな。
2Qはほぼドライブ攻略でした。河村、テーブス、フリッピン。この3人が次々にドライブ突破していき、3Pオフェンスではなく得点を重ねました。最後にフリッピンのキックアウトから井上のコーナー3Pが決まり、これはもう完璧な流れで50-33とリードしたのでした。マジで最後は完璧すぎる。