イタリア式3ウイングとマルカネン

これで一番売れそうだったボグダノビッチの処理が終わりましたが、まだまだダブっているポジションも多く、特にガード陣は多過ぎです。

コンリー
クラークソン
バトラー
NAW

セクストン
ビーズリー
ホートン・タッカー

んー、でも「多過ぎ」って程ではないのか。「勿体ない」くらいにいるくらいですね。あと1人処理できればOKです。コンリーかクラークソンか。クラークソンの方が売れそう。

ただコンリーを除けばチームをリードするタイプのPGがいません。コンリーも物足りなかったけど、別に優勝目指すわけじゃないからさ。まずは落ち着いてオフェンスを作る役割をこなしてもらい、将来を任せるPGはいくらでもドラフト出来るし。

イタリア式3ウイングをするならば、パサーは1枚欲しいです。なんとか騙してサッグスとか獲得できないかな。あと、こう見ると再びアブディヤ欲しくなるな。意外とウエストブルックでもいいんだけど。

THTなんかはイタリアのスターター・トナットに似ているし、上手くフィットしそうですが、オフボールとスクリーンを繰り返すならばビーズリーは貴重な戦力になりそうです。他にもウイング陣を見ると、オンボールでの期待は低くても、マルチな部分では面白くなりそうです。

アバジ
スタンリー・ジョンソン
ボルマロ
バンダービルド

今のNBAはスターがいなければ、いないなりに質の高い中堅層をたくさん集められるので、ジャズもその傾向が強くなっています。若きHCダン・ハーディーがこういうスタイルを望み、戦術構築出来るならば、意外と面白いチームになるのかもしれません。

活躍すればするだけトレードの可能性も膨らむというのが再建チームなので、シーズン前半を良い形で過ごし、トレードデッドラインから負けていけば十分だしね。

戦術を選ぶマルカネンと、フォンテッキオとオリニクによるイタリア流オフェンスへの期待。ここを中核にして周囲の選手を巻き込んでいけば、勝てなくても面白いチームになっていきます。

まだまだトレードは続くだろうけど、ボグダノビッチの対価にオリニクをチョイスしたことは、期待を膨らませてくれたのでした。

◎ピストンズの話

この勢いで次回はピストンズのプレビューですね。

何はともあれビッグマン渋滞の空気が出ていたし、カニングハムが使うためのウイングが足りない空気感もあった中で、ボグダノビッチは素晴らしい補強です。こちらも「勝ちに行くため」だけではない要素があり、

・攻守の切り替えが早い
・フィジカルに1on1対応をする
・状況に応じてポジション変更する

こういうタイプの選手が来てくれると、チームメイトに波及していきます。ジェレミがトレードされたことで、ベテランが欲しかったのも事実。あとサディック・ベイの活躍を抑制しないと契約延長が・・・。

リバウンドに強いPGがいるチームでのボグダノビッチは楽しみなキャラです。ジャズが指名権を選ばなかったことは驚きでしたが、戦力を欲しがっているとは思えない両チームですが、お互いにとって戦力的にメリットのあるトレードでした。

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