ユーロバスケ フランスvsトルコ

◎オーバータイム

ゴベアのプットバック2連発でリードするフランス。ゴール下に置いておくのが正解。スクリーンはオニールにお願いしなよ。

これに対してコルクマズがファールドロー狙いに失敗した嘘くさい3Pを決めると、さらにプルアップ3Pで同点。あのディフェンスに責任を感じたのか、急に復活してきたコルクマズ。

しかし、こちらも急に「ゴベアの使い方」がわかったようで、ゴール下のゴベアが連発され、ディフェンスが食いついたらアウトサイドから決めるフランス。クソだったオフェンスが急に改善します。気持ち悪いな。

残り1分半でフランスが5点リードになります。

しかし、締まらないフランス。ゴール下のゴベアへのパスを簡単に奪い取られ、カウンターが生まれ、コルクマズのフリースローで残り30秒で1点差に。

決めれば勝ちのオフェンスは、コーナーへと展開しワイドオープン3Pになるも決められず。でも、やっぱりオフェンスリバウンドのゴベア。使い方を間違えなければ強力。ファールで止められるとフリースローを2本ともミスのゴベア。やっぱりベンチに置いとけ。

逆転を賭けたオフェンスはコルクマズに託したトルコ。

バックチェンジをしたコルクマズは、なんとハンドリングミス。何という締まらない終わり方。

決めれば終わっていたファールゲームのフリースローを外したオスマン
簡単にフォーニエに抜かれたコルクマズで延長に
同じく決まれば終わりのフリースローを外したゴベア
で、コルクマズのハンドルミスで試合が終わりましたとさ。

まぁトルコの主力は出続けているので、仕方ないけどさ。やっぱりオスマンのフリースローで終わらせられなかったのが全てかな。あと、ここにきてシェングンの使い方に戸惑ったのも苦しかったね。

今日はシェングンを使わない事で、ビッグマン3Pを有効活用したのはトルコの良かった部分ですが、それが延長になるとハンドラーの1on1なので、だったらインサイドにシェングンの方が良かったかもね。難しいな。

◎勝つのかよフランス

フランスはディフェンスで決勝トーナメントまで進んできましたが、トルコがタフ3Pを決めたことでカウンターが減るとどうにもなりませんでした。

それくらいオフェンスがクソなのですが、問題はPGがいないこと。ただ、ヒューテルが救ってくれた後半でした。延長もフォーニエじゃなくてヒューテルから展開したことで成功したぜ。

〇トルコの3P
オスマン  1/5
コルクマズ 2/7
タンチャー 6/10
ヘイザー 2/3
サンリ  2/5

トルコはオスマンとコルクマズが外しまくって苦しかったのを周囲が救いました。タンチャーが凄かったね。要するにフランスのディフェンスは相手のキーマンを潰すのに成功したものの、空いてしまう選手が多いという不完全さを突かれました。

リトアニアとボスニアヘルツェゴビナが出来なかったビッグマンを引き出すオフェンスをやったので、トルコの勝利は目前でしたが、何かに守られているようなフランスの逆転勝利となりました。

4ファールまで、殆ど何もしていなかったゴベアは、フォーニエとのツーメンゲームにおいて、何度もコース取りを間違えるし、外にいても何もできないのに、リングにダイブしないしでフォーニエを困らせまくりました。

ところが4Qラストプレーでフォーニエの1on1に切り替えると、プットバックで同点。延長に入るとゴベアにパスをしなくなった(元からしてないけどさ)フランスは、「ゴール下でリバウンドをとれよ」と言わんばかりにシュートをミスしては、プットバックさせまくりました。

〇ゴベア
20点
17リバウンド(7OR)
4ファール

ゴベアの悪い所が存分に出た上で、良い部分も存分に出るという不思議な試合でした。

トルコからすると、シェングンを使ってゴベアをファールアウトさせるのも1つの手段でしたが、延長になるまで機能していなかったから、コートに残って欲しかったのが裏目にでるというに皮肉な展開。

ただし、フランスはスターターのアルビシー、ヤブセレ、タルペイのプレータイムを大幅に減らし、ヒューテル、TLC、エムバイェを長く使ったのが効果的だったし、それが「ゴール下のゴベア」の怖さを引き出したのも事実です。

これでラウンド8へ進むのが信じられないフランスですが、層が厚いのでプレータイムシェア+展開に応じた起用が出来るのがトルコとの大きな差でした。

果たしてこの延長できっかけを掴めたのか。それとも、元に戻るのか。よくわからないけど勝っているフランスでした。

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