FA0日目

トレードたくさん。夢たくさん。

いよいよ数時間後にはFA解禁です。初日から派手な動きが連発され「あれっ交渉解禁されたばかりなのに、なんで簡単に決まるの?」という謎に満ちたタンパリングの雨あられですが、そんな注目日の前日が忙しかったです。こんな感じじゃなかったよね?

〇ホークス
デジョンテ・マレー

〇スパーズ
ガリナリ
23年1巡目(ホーネッツ)
25年、27年1巡目

中身的にはドラフト時に動き、16位指名権が混ざっていてよかったと思いますが、スパーズが拘った3つの1巡目という条件を満たして成立しました。しかもプロテクトなしなんでしょ。確かに最近はプロテクトが多過ぎるよね。

ホークスにマレーはベストな補強です。いろいろあったけど、ドラフトでハンドラー指名しなくても成立したね。これ以上ないくらいの補強に成功したので、ガッツリと前を向いて進みましょう。

展望はバスケット・カウントに書いたよ。アップされた時点で、他のトレードが連発しているかもね。

ホークスはボグダノビッチを処理するのかどうか。残り1年なので残してもいいけどさ。さらに噂になっているゴベア獲得なども含め、カペラやコリンズを動かすのかどうか。

これってコリンズが残ったから、ジャズとトレードできそうだけどね。ただホークスから指名権が動くことはないぞ。ジェイレン・ジョンソンあたりも追加させるかな。

スパーズは再建まっしぐらなのかは知りませんが、ここでマレーを売るのが最大の対価を得られるのは事実だったので必要なムーブだったと思います。ただ、3年後と5年後の指名権を貰って「再建だー」と叫ばれても引く。それは違うじゃん。ノンキすぎるだろ。

ソーハン中心のチームになるなら、それも楽しそうではありますが、普通にコリンズなり、他のウイングを貰っておくべきだったと思うぜ。そんな未来を見るならケルドンも放出するんじゃないの?

〇ネッツ
ミルズがFAに

あら。スパーズに戻るかい?

〇キングス
メトゥ オプション行使
ディヴィチェンゾ QOせず

キングスはメトゥを残したのは良いけど、ディヴィチェンゾにはQOしなかったので完全FAです。うぃーさんから「スターターの座を要求していた」との情報ですが、まぁ確かにスターター確約する選手じゃないよね。

実はシューターのフリしたファイタータイプなので、オールラウンドに戦う選手なのですが、高いサラリー払ってまでは残したくないのはわかる。でもQOくらいしておけばいいのにさ。他のチームからの提示を見て「ほらな、そんなもんだろ」みたいな。

不作のFA市場なので、ディヴィチェンゾとしては出てみたかったのかもね。高いサラリー払ったら負けですが、ブレイザーズあたりが手を出すのかな。昔なら迷わず出していそう。

〇シクサーズ
ハーデン オプション破棄してFA

ハーデンはプレイヤーオプション破棄してFAです。でも、再契約の意向でそれもサラリーダウンするとか。年齢考えても、長期契約の方がお得ってのもあるね。クリス・ポールになれるかはわからないんだしさ。

これでシクサーズは補強にお金を使えます。何故か「タッカーが3年36Mを提示したシクサーズに傾いている」なんていうタンパリングそのものの噂も出ていますが、どこかしらを補えるわけだ。

とかいって、ハーデンがニックスに行ったらウケる。

〇バックス
ポーティス オプション破棄

こちらは破棄して新しい契約は高くなって結ぶとか。へー。ブルックもそろそろだしね。

〇ピストンズ
ノエル
バークス
2巡目指名権×2
6Mキャッシュ

最後のキャッシュがやけに高いね。あまり見かけない気がするけどな。

ニックスが指名権を上手く集めるようになったのは驚きですが、そのニックスを掌の上で転がしているようなピストンズってのも時代が変わった感あるよね。

そしてこれでブロンソンを迎え入れるのが決まったとか。いや、なんで「決まった」んだよ。タンパリング多すぎじゃね?

興味本位で言えばブロンソンに失敗し、余ったキャップでセクストンやディヴィチェンゾにぶっこむような動きを見せるのか、みてみたいけどね。

〇ナゲッツ
KCP
イシュ・スミス

〇ウィザーズ
モンテ・モリス
バートン

ビックらしたぜ。想像していなかったところからやってきたトレードだったけど、ナゲッツの要望と見せかけて、アンセルドが欲しかったのかもしれないね。

タイアスの噂がありましたが、これまでと方向性が違うじゃん。そう思っていたらモリスだからタイアス路線でした。いいね。いいよ。おそらくビールと組ませるには、とても適したタイプのPGです。「最高」ではない。

これまでのウィザーズのPGと違って、アタッキングタイプではありません。(それで叩くやつが出てきそうだな。ディンウィディ叩いていたわけだし)モリスは高いシュート能力と、冷静なゲームメイクが持ち味。ボールを散らしつつ、ディフェンスの穴があれば自分でフィニッシュに持っていくよ。

アシスト/ターンオーバー率は4.25と高いですが、これでもキャリア最低のスタッツでした。とにかくミスの少ないタイプであり、FG48%、3P38%くらい決めるから超堅実。SGがエースならちょうどいいタイプのPGだね。

バートンは逆にアグレッシブ。細いんだけどリバウンドが強い変なガードで、ヨキッチを無視してドライブしちゃうような選手ですが、それがアクセントになる場合はすごく機能する。メインになったら死ぬ。

使い方次第ではありますが、それをわかって獲得したアンセルドでしょ。急激に面白くなったウィザーズのガード陣ですよ。まぁウイング&ビッグがクズマ以外は不安定だし、ビールも大型契約ゲットして安泰なので、奮闘するかは知らん。

そしてナゲッツはサラリーダウンに成功した上で、最大の懸念事項だったガードのエースキラーを手に入れました。ここに関しては大成功。マジで大成功。ドラフトみると不安でしたが、しっかりと補強したのでした。

ただし、モリスとバートンが抜けるのは、勝率を落としそうな要素です。マレーとMPJが帰ってきたとしても、特にMPJは勝利に貢献しているか微妙なので、しっかりと成長してくれないといけません。

ボーンズ・ハイランドの活躍により、モリスを放出したのでしょうが、安定感は全く違うし、マレーと並べることを考えても簡単じゃないよね。いずれにしても若いチームだったナゲッツも、そろそろ中堅になってきたと思ったら、下を入れ替えて若返らせました。面白いよね。

ん-ー、ジャマイカル・グリーンは残してよかったんじゃないの?
このトレードの話はドラフト時にはなかった話なのかな。

〇マイルズ・ブリッジス
家庭内暴力で逮捕

お前は明日の主役になるはずだったんだろ。何してんだよ。

◎ブログドンとゴベアとエイトン

そんなわけでPGの移動が発生したことにより、ブログドンの行方が不明になりました。まだラプターズやマブスなど欲しそうなチームはありますが、対価も含めて決断は難しいぜ。FA次第って事だね。

噂になっているゴベアのトレードは何も進展がないような報道ぶりです。これも困ったもんだね。ジャズはHCが34歳のウドカの弟子になりましたが、2匹目のタイラー・ジェンキンスなのか、2匹目のブラッド・スティーブンスなのか、エインジの動きも気になるところです。

そして明日の主役はエイトンなのか。ゴベアが動かないのはエイトンが原因かもしれないよね。サンズに残留する路線もありそうに見えていて、サンズはサンズで後任探している空気がないんだもん。もしくはバグリーなのか。

バグリーはピストンズがデュ―レンとノエルを手に入れたので方針不明です。ポジションは違うんだけど、高い額を払ってまで残したいかどうか。

例年は1日目と2日目がスゴイよね。ただ、今年は大物FAが少ないので、トレードの方が大きそうなのですが、今日の内容を見ると玉突き事故みたいなトレードになるんだろうね。いつものことか。

ってなわけで、明日を待ちましょう。代表戦をライブしようとは思っています。

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