ＥＣＦセルティックスｖｓヒート

ゲーム６

クソみたいなオフェンスをして、見ている方を退屈させるヒート。セルティックスはホームで粉砕できるのか？

◎予想通り

タッカーの３Ｐで始まるも、どうもオフェンスは上手くいかないヒート。ロバートのブロックやスマートのスティールと、セルツのディフェンスに完全にハマっています。特にアデバヨはホーフォードにビビってんのかな。

ラウリーの３Ｐとドライブで先にリードしたのはヒートですが、セルツの方がヒートの守り方に慣れている雰囲気でムリなくボールムーブできています。ゲーム６なので、お互いの事はわかっているはずですが、より慣れているのがセルツです。

しかし、達観したようなディフェンスをしていたホーフォードが、リバウンドでラウリーへのファールコールされると、アデバヨを止めたのに、またファールコール。２つになってしまいました。ちょっと楽になるかなアデバヨ。

ところが、全然楽にならないアデバヨ。わかりやすくスイッチさせられた後に、裏のスペースのロバート合わせが連発です。攻守にやられているアデバヨ。そりゃあヒートはツラいぜ。

そしてカウンターからケイレブが強引なレイアップを決めて１０点リードになります。内容と点差が一致しないな。スティールが生まれているので点が取れているヒート。ただ、ケイレブのハンドルミスやゴール下ミスも、出ているので徐々に点差が縮まります。

要するにセルツがわにカウンターがないから、イージーが生まれないわけだ。

それでも警戒していないバトラーの３Ｐが積極的という点でなんとかしていくヒート。というか、そこは唯一の予想外というセルツの守り方です。打たないと思っているからバトラーを離している。そこを決めることでリードを保ちます。

セルツのオフェンスはテイタムとブラウンですが、ミスマッチを生み出しやすいので、序盤はスマートのアイソアタックも目立ちます。要するにセルツの方がいろんな要素を混ぜている。いや、要素は少ないんだけどね。１Ｑは２９－２２ですが、

◎スモール

大体、予想通りに進んでいるようなセルツ。守れているし、そんなに気にする必要もない。あとはシュートを決めるだけです。２Ｑはテイタムにボックス＆ワンでケイレブがきます。ちょっと仕掛けてきたスポルストラ。

アデバヨがディフェンスリバウンドをとったけど、それをホワイトが奪い取り、ポストアップのアデバヨをグラントが守ると勝手にターンオーバー。やっぱり、セルツの方が充実しているよね。

そしてテイタムのプルアップ３Ｐ、カットプレーからのダンク、インサイド押し込んでのゴール下とテイタムラッシュで一気に追い付きます。さて、これでセルツペースになったのですが、またも想定外が出てきてしまいます。

まず、まだバトラーが３Ｐを決めた事。完全に打たせるディフェンスをしているグラント。思えば、ツービッグのセルツが、ワンビッグのヒートに苦労しないってのは、バトラーの問題でもありました。全然決まらないドライブ。ここでもぶち抜いたのにレイアップミスしています。

そしてホーフォードがチャージングで３つ目に。それでも交代はさせませんでしたが、厳しいのでワンビッグに変更です。

これでスピードで優位になるセルツ。アデバヨ引き出してのドライブのホワイト。アデバヨのポストアップへのパスを奪うブラウン。そしてストゥース狙いのドライブを決めたブラウン。ドライブでぶん回し始めました。ここの運動量で負けたらどうすんだい。

タイムアウト明けのプレーがよくわからないヒート。そしてバトラーはゴール下をエアボール。カウンターでブラウンがユーロステップ＆ワンです。

しかし、ここまで完璧に守れていたアデバヨにオフェンスリバウンドを押し込まれると、ラウリーのディフェンスに止められてカウンター。ファーストアタックは止めるも後ろから来たアデバヨのダンク。さらにバトラーの速攻を止めたけどファールしてしまい、再逆転されてしまいます。

４８－４６で前半が終わります。前半はバトラーが点を取ったことでリードしたヒートですが、それはセルツからすると予想外の３Ｐでした。そしてドライブするとミスが多かったので、守り方を変える必要もなさそう。一方でセルツは３Ｐが決まらず３／１３ですが、決めた３本もテイタムとブラウンなので、キックアウトが決まらなかったことに。プラスして、それを嫌がってディフェンスをしているヒートです。

でも、普通に考えると、ここまで３Ｐが決まらないのは後半も続くことはないだろうし、バトラーの３Ｐも外れるからセルツの方が優勢に見えるのでした。