「まずい。このままじゃマズいぞ」
おや、ジャズの共同オーナーである悪ウェイドさんが、プレーオフで負けたチームに対して、何かつぶやいていますね。
「スリー・タイムス・チャンピオンのオレ様からすると、このチームは戦術も選手起用も固定化してしまっていて、優勝するような戦い方が出来ていない。オフに動かないといけないのにサラリーキャップがいっぱいじゃないか。」
「ビッグ3が解散した後のヒートはオレ様にろくなサラリーを払わなかったというのに、ゴベアはなんでこんな額を貰っているんだ。コンリーなんてブルズ時代のオレ様よりも下の選手だろ。」
「これはオフになんとかしなければ。アンタッチャブルなのはオレ様の後継者たるドノバン・ミッチェルだけだ。他の選手は誰を動かしてもいい。だが、何よりもコンリーかゴベアを動かさないと、動くに動けないじゃないか」
おや、どうやら悪ウェイドがトレードの計画を練っているようですね。ゴベアとコンリーの契約はこんな感じです。
ゴベア
25-26シーズンまで
年37M~46M
コンリー
23-24シーズンまで
年23M前後
ゴベアの契約が重すぎます。これはゴベアを評価するディフェンスに困っているチームにしか押し付けられません。コンリーの方は、残り2年なので、まだなんとかなるかもしれませんね。
悪ウェイドさんは、ヒートがろくな契約を提示せず、ブルズに行った時のことを恨んでいますね。その後、ヒートに戻ってきて、それなりに活躍しましたしね。現在34歳のコンリーですが、ウェイドがブルズにいたのも34歳です。だからコンリーのサラリーが高すぎると感じているんでしょうね。
「理想は2人ともトレードしたいが、少なくとも1人はトレードしよう。
初めての優勝はシャックとだったが、強いセンターがいることでチームは安定する。ただ、オレ様の相棒のPGにはペイトンのようなディフェンダーが好ましかった。チャルマーズもだ。ドノバンの相棒もコンリーよりもフィジカルに戦えるディフェンダータイプであるべきだ。」
「2回目と3回目の優勝はスリーキングスによる機動力が重要だった。ボッシュがセンターをしたようにPFタイプを複数揃えることでディフェンスだって柔軟に守れるようになるはずだ。」
どうやら自分の優勝時と比べているようですね。まとめると、悪ウェイドのトレードのたくらみは、こんな狙いですね。
①ドノバン・ミッチェル以外は全員トレードOK
②ただし、ゴベアとコンリーを処理するのが目的
③ゴベアを残すならディフェンス力やハードワークが出来るガードをとる
④コンリーを残すなら機動力ビッグマンやウイングを集める
ジャズの弱点であるディフェンスを解決するために、「ゴベア+ガードディフェンスを強化」か「コンリー+柔軟な戦術構成」のどちらかを達成したい感じです。前者が1回目の優勝で、後者が2回目と3回目なのはウェイドらしいですね。
おっと、どうやらいろんなチームにトレード話を吹っかけているみたいですよ。
いきなりゴベアとコンリー両方をトレードしようとしていますね。レブロンで優勝するためにゴベアの契約ですら引き取りそうなレイカーズの弱みに付け込む作戦ですね。ジャズから見れば機動力のあるビッグマンと、ハードワークのガード両方を手に入れる作戦ですね。
ウエストブルックは残り1年なので、失敗しても来年には楽になりますし、ジャズには悪くないですね。ADがケガさえしなければの話ですが。元気なゴベアと欠場するADだと・・・ゴベアの方がいいよね。
あと、これって普通にレイカーズも強そうですね。再びヴォーゲルに戻ってきてもらえば、チームとして機能しそうです。
おっと、リラードの時間を無駄にしたくないブレイザーズにも吹っ掛けていますね。まるでサービスでゴベアをプレゼントしているようですが、狙いは今年のドラフトに並ぶビッグマンですね。若返りもはかりつつ、ヌルキッチも加えておくことで、未来も現在も取りに行く作戦です。なかなか嫌らしい考え方ですね。
もっとエゲツナイことをホークスに吹っ掛けていますね。カペラとコリンズを両方ともとっていまおうという恥知らずな悪ウェイドさん。でも、ホークスは守れないし、ゴベア1人が入るだけでグッと違うでしょうね。ヤングからのアリウープの的としても優秀ですし、意外と悪くないのかも。
イーストのチームならヤニスやエンビード対策でゴベアは有効ですね。トップチームはみんな優秀なディフェンスセンターがいます。いないのはブルズとラプターズですが、両チームとも3P打てないセンターは不要なのが苦しいので、ホークス狙いですね。
おっと、今度は悪ウェイドさんがホーネッツに行ってMJ相手に下手にでてますね。ボレゴをクビにした謎のホーネッツなので、きっとディフェンスを強化したがるという読みですね。間違ってヘイワードをジャズに戻される可能性もありますが、ブリッジスやボーグナイトでジャズに足りない運動能力の強化をしたいようです。マクダニエルズ兄もくれば、動けるウイングが特徴のチームになりそうですね。
ホーネッツはウイングが優秀で層が厚いので、ジャズとしては適したトレード相手なのかもしれません。コンリーをPGにしてラメロのポジション変更も面白そうですが、ジャズはロジアー不要なので、手は出せないでしょうね。
おっと悪ウェイドさん、サラリーダンプを優先しすぎでは!?
ディフェンスを頑張れるけど未完成過ぎるヘイズと、残り1年のジェレミとオニリクはギャンブルですね。でも、ピストンズからすれば今年のドラフトでアイビーを狙うなら、ヘイズを処理してコンリーとの3人ローテにできるし、インサイドも強化するので勝ちに行く空気になりますね。
さすがにピストンズは同意しないでしょうが、サラリーの安い若手スターと、高いベテランを組み合わせるのはステップアップ論として一般化してきましたし、どこかでピストンズも動きたいでしょうから、このオフじゃなくても成立するかもしれませんね。
「うっ、お、おかしい。どこのチームも同意してくれないぞ。
パット・ライリーなんて「ゴベア」と言っただけで電話を切りやがった。3回のDPOYに4回のオールNBAチームの偉大なセンターと、若造のアデバヨを交換するなんて、ヒートに得しかないはずが、話すら聞かないとはどういうことだ」
「くっやはり、ゴベアのサラリーが高すぎてムリなのか・・・。ならば仕方がない。なんとかコンリーだけでも放出し、若返りを図るしかないか」
おっと悪ウェイドさんは、ターゲットをゴベアからコンリーに移したようですよ。残り2年の契約なのでゴベアよりは引き取ってもらいやすいですからね。
知性を感じなくなったラプターズにコンリーを送り込む作戦ですね。ついでにクラークソンもつけることでキャップスペースだけでなく、ディフェンス強化に動くようです。トレントでディフェンスをと3Pをカバーし、ブシェイで運動能力と3Pのセンターですか。ブシェイならツービッグも出来そうなので、スモールに粉砕された反省ですね。
そういえばジャズにはPFタイプが増えており、ガードもフォレストやNAWがいるので、引き算で戦力アップと若手への移行を目指しています。でも、やっぱり長くチームに残せそうな若手有望株を加えたいよねぇ。
おっと遂に随分と不平等なトレードに打って出ました。でも狙いとしてはヘルプも出来るアブディヤでサイズをカバーした形でわかりやすいです。ドノバンの相棒にはサイズがあるタイプの方が好ましいよね。ブログドンってのはペイサーズとマッチしないだろうからムリだろうけど、そういう選手を新たに探さないとさ。
ジャズにはポジションレスな便利屋が足りない一方で、ボグダノビッチの無駄遣いもしているので、ハンドラー削るのは良い流れにも思えます。
おっと予定と違ってディフェンスに課題のあるディアンジェロに手を出しましたね。サラリー合わせるためには致し方ないのでしょうが、ボグダノビッチを付けてまでマクダニエルズを取りに行きました。これだと同じポジションの選手を大きく若返りする形です。
確かにドノバン、ディアンジェロ、マクダニエルズ、オニールと揃えば、ゴベアがいても将来を考えられるメンバー構成です。場合によってはディアンジェロの再トレードもあるかもしれません。それこそウィザーズを絡ませれば、
【ジャズ】
アブディヤ、KCP、マクダニエルズ、指名権(ウィザーズ)
【ウルブズ】
コンリー、ボグダノビッチ
【ウィザーズ】
ディアンジェロ、クラークソン
こんなトレードになるかもしれません。どうみてもジャズが損しています。ウルブズは得と考えるかはディアンジェロの評価次第ですね。うん、やっぱり、そのままディアンジェロを貰った方が面白いか。ゴベアのディフェンス力に賭けるならインテリジェンスのある選手が大事だし。
「まずはヘッドコーチを変えるしかないな。しかし、クイン・スナイダーの後任となれば、かなりの実力者が必要だ。オレ様が声をかければスポルストラが来るはず。やはり戦術に柔軟性があるHCが好ましいのだから、ヴォーゲルでもいいか。いや、ここはサンズの成功を考えれば、選手の気持ちを考えられるタイプがいいな。うーん、いや、そうだな・・・」
おっと悪ウェイドさんが悩んでいますね。スポルストラとスナイダーはタイプが大きく異なるので、自らの経験を踏まえると悩みが深くなってしまうのかもしれません。ゴベアを売るのが難しいならば、ゴベア中心のディフェンスは継続ですが、柔軟に守りたいHCには難しいでしょうね。
なにはともあれオーナー変更からフロントにメスがはいったジャズなので、スナイダーの戦い方へ不満が溜まっているように見えます。このオフはジャズにとって大きな転機がまっているかもしれません。悪ウェイドの暗躍にも注目しましょう。
次回:ペリバカによるウエストブルック放出大作戦!
悪ウェイドさん、いろいろつぶやかれていて、素敵ですw
情報ありがとうございます!
何度かブログにコメントさせていただいたことがありますが、本当に一年間ユタジャズ は何をしていたのだろう?!と、不本意なシーズンとなりました。
コンリーの劣化は真剣に分析したことがありませんでしたが、イングルスの負傷&トレードで、ミッチェルとクラークソンでしか攻められない平凡なチームとなりました。
エース?のワンマンプレーを抑えられないコーチ陣、ゴベア依存のDしか構築できなかったコーチ陣、残念です…
オフは、コーチ陣、選手共に変化があるでしょう
悪ウェイドさんの企みの前提とはギャップがありますが
SG:ゴベアより替えのききそうなミッチェルに代わりサイズがあって(守れて)ある程度ショット入るプレイヤーを探す
PF・C:ゴベアの控えに、もう少しスピードのある選手or外のショットを守れるプレイヤーを探す
ゲイやエルナンゴメス、パスカルをほとんど活かせなかったコーチ陣、それにつきた21-22シーズンでした!
改革に期待するしかない
ミッチェルをトレードしてしまうと、エース不在の暗黒になりますよ。
まぁそれなりの人材を取れる可能性も高いですが、ゴベアの年齢を考えると3年以内には再びトレードして、ドアマット行の可能性が高いかと。
正直、ゴベアいなくてもディフェンスはどうにでもなります。なんせ今シーズンのレーティングが悪いので、あの程度のディフェンスなら・・・
NYKには電話しないんですか?ゴベア⇆ランドル+αなら悪くないのでは?
ミッチェル・ロビンソンがいて、ガードが渋滞しているニックスなので、成立しないかと。
あと、やる気のないランドルはジャズのカルチャーはもちろん、ヒートカルチャーの悪ウェイドさんは大嫌いだと思います
OKCさんに絡んでもらうしか、、
さすがのOKCさんも、長すぎる契約は引き受けられませんよ
ゴベアは21シーズンのペリメータディフェンスのperがベンシモンズなどよりも上だったそうです。
試合見てても全くペリメータを守れてないように感じていたのですが、実際のところどうなんですかね?
単純に高いので割と守れますよ。ただ、やられる時の惨敗感が強いです。