ヒートvsブレイザーズ

2022/1/19

アデバヨが離脱していても関係ないヒート。そのアデバヨが帰ってきたぜ。でもラウリーがいない。ずっとベンチにいるオラディポも含めて、欠場が多くても影響が小さいのは何故なのか。なお、アデバヨ復帰だからかダンカン・ロビンソンもスターターです。

対するブレイザーズはマカラムが抜け、リラードが抜け、どうにもならない・・・はずだったけど、最近はどうにかなりそうな空気が出てきたから観てみようぜ。そしてマカラムが復帰しています。

◎アデバヨとシューター

なかなか酷いオフェンスをしていくヒート。アデバヨにやらせる気持ちが強いんだろうけど、それが上手くいかない。ショートレンジのジャンパーを外し、ゴール下は&ワンに出来ず、ドライブはサイモンズに奪われた。そしてアデバヨのポストからバトラーが合わせてもシュートミス。

もしもブレイザーズがこんなことしていたらファンが怒りそうだけど、ヒートはハードディフェンスこそが持ち味だから、特に関係ないって感じ。ちゃんとやっていれば、そのうち決まるでしょ。守れればリズムが出て来るでしょ。みたいな。これが両チームの違いなんだろうね。

ヒートのオフェンスが酷いってことは、ブレイザーズのディフェンスが機能しているって事だ。実際にはリトルがバトラーを止めているくらいで、そこまで機能しているわけじゃないけど、ヌルキッチとコビントンがカバーに来るから、シュートミスを促せた。でも、それでリズムが生まれるわけじゃないんだよね。マカラムが決めてこそリズムは出てくる。

で、そのヌルキッチがファールしてベンチに下がったころに、ヒートにボールを回されまくるようになるのですが、オフェンスではマカラムが3Pを2本ヒットします。サイモンズのパスからコビントンもワイドオープンになるので良い感じかも。ちょっと追い切れていないヒート。

スポルストラはダンカンに加えてストゥースも投入。ツーシューターを並べてどうするのかと思ったら、この2人が連続3Pで追い上げます。・・・あっダンカンのはファールが先だったと消されてしまった。

そしてディフェンスはタッカーがサイモンズ担当になるブーデンフォルツァー作戦になります。マジか。見事にぶった切られてコビントンの3Pに繋がったぞ。さらにマカラムのジャンプシュートでブレイザーズはリードを保ちます。ダンカンが3P決めても、マカラムも3Pで返す。

ちょっと作戦ミスの匂いだぜ。ケイレブを出せよ。(ヒーローはいない)
1Qは13点のマカラムの活躍もあり、ブレイザーズが3点リードで終わります。結果的に3点差なので、アデバヨを試したと考えれば悪くないけど、ツーシューターはアデバヨのいる時間にやるべきだったじゃん。

◎FFFFFF

最近のブレイザーズをサイモンズ中心に考えるのがテーマなのですが、マカラムが戻ってきたら意味が違うな。しかも、13点も取ってくれたわけでして・・・チームの得点はあまり伸びなかった・・・いろんな問題が含まれていそうな1Qでした。

サイモンズとマカラムは、リラード&マカラムのように2人でプレーメイクをしていったよ。ここは3年くらいのテーマだったので、純粋にサイモンズの成長だね。それは良いさ。ただ、ガードコンビでばかり攻めていくスタイルに感じる課題感。うーん、うーん、しかも2人仲良く10分プレーしているのも、ビラップスの狙いはわからん。分割して使いなよ。

2Qになるとゾーンをしてきたヒートに対して3P打ちまくりになります。でもヒートのゾーンはアウトサイドを広く守るタイプなので、穴が開くのはハイポスト当たりなのに、そこに立つヌルキッチを経由できないオフェンスに。そして逆にストゥースに3Pもドライブも決められて、あっさり逆転されるブレイザーズ。

タイムアウトをとると、フルコートプレッシャーをかけられ、再びタイムアウト。スポルストラの手のひらで転がされるビラップス。根底にあるのは「ディフェンス中心」ではなく「チームとしての多様性」なんだね。仕掛けまくっているヒートに対して、チームとしての意思が感じられないブレイザーズ。それを何とかしてしまうのがリラードであり、マカラムなんだけどさ。

そしてなんと2回目のタイムアウトあけも見事にスティールされてしまいます。そしてカイル・ガイからデッドモンへのパスでファールドロー。いかん、個人ではなくチームとしての違いがデカすぎる。

しかし、本当に何とかするんだよ個人で。サイモンズが連続で3Pを決めると、トランジションからマカラムのフローター。ちょっと耐え切れないと思ったのか、ゾーンを辞めるヒートです。なお、逆にゾーンのブレイザーズ。こちらはどちらかというとガードディフェンスの弱さを隠す感じかも。

ブレイザーズとしては、悪くない展開だったのですが、厳しかったのがヌルキッチ。アデバヨのプレッシャーに耐え切れん。しかもダブルチームも早いヒートに対して、リアクションが悪いブレイザーズ。マカラムの3Pは決まるけど、インサイドの連携が消されている。

リラードが離脱した後、ヌルキッチが戻ってくるとガード陣へプレーメイクしてくれるので非常に助かりました。いなかった時期とは全く違う。本日もその傾向はあるのですが、純粋にアデバヨに苦労しすぎて良さがでてくる機会が少ない。トータルでヌルキッチがアデバヨに完敗する選手だとは思わないけど、ブレイザーズは個の戦いで勝たないと機能しない癖があるぜ。

そう思っていたら1on1よりも、中継役を増やしていくヌルキッチ。守ってもゴール下でストゥースのドライブを止め、カウンターでサイモンズがファールドロー。こっちの役割なら上手くいきそうだ。

残り2分半。ドライブしたバトラーが&ワン。で、決めたらレフリーに怒鳴りつけてテクニカル。&ワンなのにクレームしてテクニカル。このコールの後でFワード連呼していたら、別のレフリーがプラスでテクニカル。ってことで、一瞬で退場したバトラー。&ワン決めて退場する選手を初めて見たわ。

そんなわけで、リラードとパウエルがいないブレイザーズに対して、バトラーとヒーローとラウリーがいないヒートという対戦になりました。それって、どっちの方が苦しいんだろうか。

サイモンズの3Pで逆転すると、さらにタフショットを決めるサイモンズ。いかん、リラードよりも決めているぞ。最後にケイレブの3Pで同点にされ、さらにターンオーバーからケイレブのフリースローで反撃されたのは勿体なかったけど、劣勢から互角になった気がする前半でした。58-56ですよ。

◎ケイレブ!

サイモンズとマカラムが共に20点という前半に、無得点だったスネル。相変わらずだぜ。後半はスネルの3Pで始まったので、ポジティブなブレイザーズ。さらにサイモンズのタフショットが決まると、マカラムはスティールからの速攻でファールドロー。今日は勝つべき試合だな。

ヒートはバトラーの代役にケイレブ。ヒートで6番目にプレータイムが長い働かされ過ぎの2WAYプレイヤー。安い労働力を酷使しているな。どこのブラック企業だよ。一部の金持ちに富が集中しているアメリカの縮図。ケイレブも金持ちだけど。

ケイレブはサイモンズを消しに行きます。ハイプレスでボールを持たせないと、カウンターではサイモンズを置き去りにして走り抜けてファールドロー。ハードワークで相手エースを上回りに行くぜ。もうヒートはオフにコディも雇うべきだな。ケイレブよりも守れるぜ。

これでブレイザーズがシャットアウトされるわけではないのですが、ハードなディフェンスに対してシュートに行くまでに時間がかかり、試合がスローダウンしていきます。プレーメイクに困り始めリラードが欲しくなってきたよ。

そしてダンカンの3Pに続き、トランジションからケイレブの3Pでヒートが逆転。ハードディフェンスと攻守の切り替えの早さ。トランジションで打てるのはヒートだけ。エース・ケイレブの攻守にわたる働きです。本当はヒーローじゃなくて、ケイレブをオールスターに選びたい管理人。

さらにカイル・ガイを投入し、ガードを2WAYプレイヤーで固めるヒート。ブレイザーズと対照的すぎて。

そして止まらないケイレブ。コーナーからのドライブダンク&ワン。トランジション3P、オフェンスリバウンド。バトラー?ヒーロー? ケイレブがいれば十分だろ。

〇3Qのケイレブ
15点
5リバウンド

しかし、このケイレブの活躍に反して20点しか取れなかったヒート。エースが取りまくって、他が取れないって、どこのブレイザーズだよ。そしてケイレブに消されたサイモンズでしたが、その分だけパスを出したので3アシスト。ブレイザーズは24点と、わずかながらヒートよりも点が取れたぞ。

あとヌルキッチが6リバウンドなんだけど、他に8人が1リバウンドずつ記録したぜ。全員で頑張れる方が強いっていう、日常とは逆の現象が起きたブレイザーズが2点リードで3Qが終わります。ウケる。

◎アデバヨ

引き続きハッスルディフェンスのヒートは、ビンセントがダイブして奪うとデッドモンの速攻で逆転。ケイレブとか、ビンセントとか、ストゥースとかさ。よくもまぁ活躍させるよね。デニス・スミスを獲得したブレイザーズがバカみたいじゃないか。なお、ブレイザーズもエルビーが頑張っている。

エルビーがダンカンを、マクレモアがストゥースをチェイスしまくると、ヒートのオフェンスもミスが増えてしまいます。まさかのディフェンスな戦いになっている4Q序盤。相手に呼応するようにプレーレベルがあがるのはブレイザーズの良い所、不安定なのが悪い所。

先にスターターが戻ってきたブレイザーズはヌルキッチのハッスルプレーで追い付きます。マカラムもミドルを沈めていくよ。リラードが3Pに拘り過ぎている感じがしていて、このミドルが足りなかったなぁ。

ということで、どっちにも流れが傾かずに時間が過ぎていきます。締まったディフェンスで見ごたえのある試合。クラッチの強さで3P勝負を制してきたブレイザーズっぽくないけど、この戦い方が出来るってのは成長かもしれない。そしてハードに戦えるならば、ミドルレンジゲームが有効ってのは昔の戦い方さ。

さきに決めたのは、トランジションからショートレンジを決めたアデバヨ。センターがそれやるのかってやつ。これに対してマカラムがケイレブ相手に1on1を仕掛けるも、ヘルプに来たビンセントに潰されます。そして再び1on1のアデバヨがファールドロー。ヌルキッチが一回ベンチに下がっていて、相手がワトフォードだったので強引に仕掛けて成功です。

マクレモアの3Pをストゥースがブロックすると、アデバヨとのハンドオフから3P・・とみせてのアデバヨへリターンパス。ダンカンが良くやっていたけど、これをストゥースも出来るなら序列交代かな。そしてアデバヨがフローターを決めきってリードを広げると、残り2分半でビンセントのパスを受けてレイアップ&ワンで8点リードにしたのでした。

うーん、最後はアデバヨ。帰ってきたエースが試合を決めに行きました。ここまではブランクが効いている気がしたけど、試合終盤に戻ってきたぜ。

〇アデバヨ
20点
11リバウンド
4アシスト
5スティール
3ブロック

5スティール、3ブロックってなんだよ。ここからサイモンズの1on1を止め、ドライブはヘルプでブロック。残り3分からのブレイザーズを僅か3点に抑え込み、ラウリー・バトラー・ヒーローのいない試合に勝利をもたらしたのでした。

〇後半のサイモンズ&マカラム
マカラム 4点
サイモンズ 7点

別に得点が少ないから働かなかったって事ではない。ただ、得点を止めに来られると他の手段が足りなかったブレイザーズ。二人ともパスを出してくれるから、ちゃんと仕込んであればどうにでもなったはず。だって、ヒートはどうにでもしたんだもん。

スネルやマクレモアいるし、リトルとコビントンいるし、エルビーも頑張っているし、うーん、ヒートと差がないどころか、ブレイザーズの方がタレント力はあった気がするぜ。

ダンカンとの序列を覆しに来ているストゥース。ナイジェリア代表とはプレーが全く違うビンセント。どっちもハードワークが基盤にあり、ケイレブのエースプレーも含めてヒートで輝く選手だよね。よくも、まぁ、こんな選手を発掘してくるわ。オクパラって何してんの?

ブレイザーズについて書こうと思っていたのに、非常に書きにくくされた試合でした。サイモンズとマカラムを消しに行ったケイレブ、ビンセントの奮闘がチーム力の差だったね。

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