ボヤン・ボグダノビッチの悲哀

クロアチアの大エースは7年目のシーズンを終えました。2011年31位指名され、NBAにきたのは2014年。絶賛再建中となったネッツでそこそこの活躍をした3年目に、プレーオフでの勝利を目指すウィザーズに1巡目指名権とトレードで移籍しました。なお、ネッツはこの指名権でジャレット・アレンを手に入れています。

〇16-17シーズンのボヤン
25.7分
13.7点
FG44.5%
3P36.7%

この頃のボヤンは「シュートの上手いウイング」くらいの位置づけで、ウォールからのパスが出てくるウィザーズにおけるシューター担当として選ばれた形です。そして契約が切れたオフにペイサーズと2年21Mの契約をしたことで、マックスサラリーが3人いたウィザーズはマッチすることが出来ませんでした。

ペイサーズの1年目は大エース・オラディポがいて、引き続きシュート力の高いウイングという位置づけでした。当時は「ディフェンス力が低い」と思われていましたが、プレーオフではレブロン相手にフィジカルかつハードなディフェンスを発揮し、NBAでのディベロップメントしていることを示しました。

一般的にはランス・スティーブンソンがイメージされますが、実際にプレーオフでレブロンの相手をしていたのはボヤンであり、ランスよりも良いディフェンスをしていました。

翌18-19シーズンにオラディポがケガをすると、ペイサーズのエースになりました。ここまでエースキャラが出来る選手だとは思いもしませんでしたが、クロアチア代表ではこれ以上のエースキャラをしているので、本人としては意外と慣れ親しんだ形なのかもしれません。

〇18-19シーズン
18.0点
FG49.7%
3P42.5%

今回の本題はここです。エースとしては得点が少ないものの、そこはプレーシェアのペイサーズらしさ。スターター5人+タイリーク・エバンスが二桁得点するチームでした。

チームで最も得点を稼ぎながらFG50%、3P40%まで後一歩でした。ターンオーバーも1.7回と少なく、効率的な選手としてプレーしていました。シューターと思われがちですが、実際には2Pの方がアテンプトが多いのも特徴で、ザ・エースなプレーをします。

〇18-19シーズン
2Pアテンプト 8.2本54%
3Pアテンプト 4.8本43%

この2Pの半数以上がゴール下でのアテンプトになっており、やはり一般的なイメージとは異なり「ドライブでインサイドを攻めきれるウイング」です。派手なダンクはなく、一見フィジカルも弱そうですが、実際には粘り強いフィジカルで押し込む能力があります。

ディフェンス力があり、ゴール下へフィジカルにアタックできる3Pシューター

実はボヤンはこんな選手。ディフェンス力は今回のプレーオフでも示しましたが、相手ウイングエースにタフに対応することが出来ます。運動能力に溢れているわけではないので、スピードで止めきる選手ではないからこそ、オフボールの段階から嫌がらせをし「ボールを持たせない」ところからディフェンスが始まります。

「正しいポジションで持たせない」「進みたいルートを妨害する」なんてことを繰り返す選手だけに、実はディフェンスのお手本みたいなプレーをしてくれます。イングルスと合わせて、ジャズのオフボールディフェンスを支えています。オンボールはオニール。

しかし、オフェンス面についてはジャズへの移籍から「一般的なイメージに近づいていく」ことになります。

◎ジャズへの移籍

結果を残したボヤンは19年オフにジャズと4年73Mで契約します。なんでもこの契約は「クロアチアのアスリート史上最高額」だとか。ペイサーズも似たようなオファーを出したらしいですが、基本的に3年契約がベースのペイサーズなので、ボグダノビッチはジャズを選んだそうです。

今シーズンのジャズはリーグで最も3Pを打つチームになりましたが、それはボグダノビッチにも大きく関係していました。3年間のアテンプト推移を見てみましょう。

〇3Pアテンプト
4.8本 → 7.3本 → 6.4本

〇2Pアテンプト
8.2本 → 7.6本 → 6.4本

〇EFG
57.5 → 54.8% → 53.6%

移籍したばかりの1年目はアジャストもあるのでスルーしましたが、さすがに2年続くと「ジャズはなんでボグダノビッチを獲得したのか」という話にもなってきてしまいます。ペイサーズの2年間からジャズでの2年間でボヤンに起きた切ない問題は大きく3つ。

①3Pアテンプトが多くなり、EFGが下がった
②2Pアテンプトが年々減っている
③2年目で3Pアテンプトも減った

今回はこのボヤンの問題について考えていきましょう。それは「同じことをし続けるジャズ」という問題にもぶち当たります。エースキャラとしても、シューターとしても、ディフェンダーとしても働くはずのボヤンは極めて重要な役割を果たせる選手であり、サラリーも高くないことから優勝を目指すチームが求めてもおかしくない選手です。

本来はジャズもそんなチームの1つのはずが、上手く使えているとは言い難い状況です。ボヤンを多彩に働かせることが、ジャズの問題を解決する1つのキーでもあるだけに、能力を持て余しているのが非常にもったいなく見えるのでした。

ジャズはボヤンの魅力を使い切れていないんだ。

◎3Pアテンプト増とEFG低下

ジャズにやってきたボヤンは3Pアテンプトと2Pアテンプトが同数になりました。ただ同数になったというよりは「3Pアテンプトが増えた」ことになります。一方で忘れてはいけないことはペイサーズはチームとしてミドルを多く打っていた事。ジャズはスマートオフェンスを徹底したいタイプなので、そもそもの考え方が大きく異なっています。

そこで初めにレンジ別のアテンプト数を比較してみます。ペイサーズ→ジャズ1年目→2年目という3年間の変化です。

ゴール下 4.4本→3.7本→3.1本
ペイント内1.9本→2.8本→2.6本
ミドル  2.0本→1.1本0.8本
コーナー 1.5本→2.4本2.8本
他の3P 3.3本→4.8本→3.6本

まず、わかりやすく「ミドルは減ってコーナー3Pが増えた」構図です。中途半端な位置から仕掛けないという意味もあれば、ハンドラーをする機会が減ったことも関係しています。この変化をネガティブに観る必要はありません。

一方でコーナー以外の3P増も「3Pアテンプトが増えた」というだけなので1年目は良かったのですが、2年目になって本数を減らしました。ゴール下が減っているのも問題です。

2年目になって「コーナー担当」の色合いが濃くなった

同時にコーナー担当なのでシュートを打てるパスが来ないといけませんが、さすがにコーナーから打ちまくるってのは簡単な話じゃないからね。ボヤンのコーナー3Pの本数はダニー・グリーン、アヌノビーについてリーグ3位でした。打ちまくってもコーナーだと3本が限界ってことです。

そのため1年目は20.2点だった得点が、2年目になってアテンプト数減により17.0点に下がりました。下がったからダメなんてことはないのですが、試合を見ている印象としては

力を持て余していた

そんな感じでした。ボヤンは2年目では3Pを減らしたわけですが、シューティングエース的なボヤンに打たせることを減らしながら、ジャズのチームとしては大きく異なり3Pを増やしました。

〇3Pアテンプト
ジャズ 35.2本 → 43.0本
ボヤン  7.3本 → 6.4本

チームで最も多くの3Pを打っていたボヤンは減らし、ドノバン・ミッチェル(38.6%)とクラークソン(34.7%)が増やしました。ほぼ個人技としてのプルアップ3Pを増やしたことになるので、実は「チームオフェンスのジャズ」とみせかけて「個人技に任せるプレーが増えた」ってことになりました。

ドノバンもクラークソンも個人としては特にクレームすることはないのですが、せっかくボヤンがいるのに、どうしてもプルアップ3Pに頼る形に持って行ってしまうのは勿体なかったと思うのでした。「ボヤンに点を取らせるプレーコール」をもっと増やした方がベターだったよね。

◎減っていく2Pアテンプト

それは同時に2Pアテンプトが減っていく問題も引き起こしています。単純に自分からプレーメイクしなくなったことが最大の要因ではありますが、もっとプレーパターンを増やすために使って良かったし、使ったと思ったら、かなり強引な個人技アタックをさせていたし。

〇ドライブからの得点率
18-19シーズン 73.2%
19-20シーズン 59.4%
20-21シーズン 61.3%

ドンチッチ(59.9%)を考えても、ボヤンがドライブしたら得点は生まれやすいです。ただペイサーズ時代の73%という異常な数字を考えるとジャズでは苦戦しています。なお、そもそもドンチッチなんかはパスも多いことを考えると、パスの選択が少ないのだから、もう少し頑張ってもらわないといけませんでした。決めやすいチームオフェンスにするべきだった。

〇スポットアップのEFG
18-19シーズン 65.1%
19-20シーズン 58.4%
20-21シーズン 57.9%

メインはスポットアップですが、EFGで比較すると明らかにペイサーズ時代よりも落ちています。3Pを増やしたし、確率も高いのに、全体の効率は落ちているので、効果的な2Pを打てていないことがわかります。

ピック&ロールのハンドラープレーは殆ど用意されていないだけに、ボヤンはウイングポジションから自力でシュートまでいくのが通例ですが、これがあまり機能していないというのは考えモノでした。

「シュータータイプ」と考えるのであれば、本来はオフボールスクリーンを活用して抜け出させるべきですが、このプレーが非常に少なく、そもそもハンドラーにスクリーンに行くジャズの特性が出てしまっています。あとゴベアはパターン化されていないウイングアタックから合わせるのが下手なんだ。

また、違うパターンとして今シーズンのジャズにおける最大の特徴だった「パスの中継役となるオニール」をボヤンにやらせる形を考えても良かったはずです。そこには2人のプレースタイルの違いもあるので簡単ではありませんが、少なくとも「もっとボヤンを経由するパスをすべきだった」というのは間違いありません。

〇パスキャッチ数
ドノバン 65.3本
コンリー 57.2本
イングルス46.1本
クラークソン31.6本
オニール 31.1本
ボヤン  30.5本
ゴベア  21.1本

ボヤンはスターターで2番目の得点源ながら、パスターゲットになった回数がオニールよりも少なくなってしまいました。ただ、それでも昨シーズンは23.9回しかないので、これでも改善した数字です。オニール効果が出ているので、戦術オニール自体はポジティブですが、もっとプレーメイクに参加しても良い選手なので「コンリー、イングルス、クラークソンと3人も必要なのか?」という疑問が出てきてしまいます。

ボヤンのフィニッシュ力自体は高いが、チームとして3Pシューター以上の絡ませ方をしているとは言い難い

まぁなかなか難しい話にはなってきますが、単純な話としてセカンドオプションとしてクラークソンに任せていた仕事は、本来はボヤンにもっとやらせるべきだったんじゃないかと。イングルスは便利なので置いておきたいけど「コンリーとクラークソンの両方が必要なの?」と感じる部分でもありました。

ドライブと3Pに偏りすぎているジャズオフェンスの問題点でしたが、とはいえ例のプレーオフも含めてクラークソンのアンタッチャブルなプレーは効果的だったし、ジャズオフェンスそのものは通用しなかったわけではありません。(そういやコンリーはいなかったのにね)

単に問題点はディフェンスだった。しかし、そのディフェンスから始まる速攻については「ボヤン最大の武器が使われていない」とも感じさせます。

〇速攻での得点
18-19シーズン 3.3
19-20シーズン 2.3
20-21シーズン 2.3

〇ターンオーバーからの得点
18-19シーズン 3.8
19-20シーズン 3.2
20-21シーズン 2.3

これが自分がボールを奪う時ではなく、チームメイトがスティールした瞬間に走り出しているから異常だったのですが、ジャズは全体的にゆっくりとしたオフェンスエントリーを好むので、ボヤンの武器はあまり出てきません。

プレーオフになると更にペースダウンしてワンポゼッション勝負になったのですが、クリッパーズにはゴベアを引き出されていたのはコーナーだっただけに、ボヤンの持つカウンターアタックを増やせば、クリッパーズも困った気がします。

あと、もっと困っているのがペイサーズなんだよね。ウォーレンも走るので助かっていたんだけど、ケガしてしまったし。

◎3Pも減ってきたこと

ジャズ2年目でより苦しくなったのは、3Pまで減ったことでした。チームとしては8本近くも増やしたのに、40%決めるボヤンは1本くらい減ってしまった。じゃあ「ボヤンへのパスが減った」のかといえば、そんなことはなくてオニール効果で増えている。

〇3Pアテンプト
キャッチ&3P 5.0本→4.9本
プルアップ   2.3本→1.4本

その理由はプルアップの減少でした。チーム全体としてボールムーブからのキャッチ&3Pを増やしたのは、もともとチームハイのアテンプトをしていたボヤンにはプラスにならなかったけど、ボヤン主導のプレーが減ったことでプルアップが減ってしまった。「2Pが減った」よりも「プルアップが減った」は大きな出来事でした。

これを引き起こしたのはケガばかりだったコンリーが割と健康だったことで、コンリー主導のオフェンスが増えた事が1つ。もう1つが似たような感じでクラークソンが開幕からいたことでした。ハンドラー増がボヤンの役割を減らした。ディフェンダーを増やせばよかったのにね。

ただ、これは仕方がないといえば仕方がない。層を厚くした結果だしさ。ただ、根本的な部分でボヤンの使い方問題も感じさせてしまいました。

ハンドラー寄りのSFであるボヤンをPFとして起用している

この問題を強く感じさせることになりました。オニールとボヤンのウイングコンビは、どちらも様々な選手を守れるので大きなデメリットにはなっていませんし、オフェンス面でも広くスペーシングしてゴベアを生かせています。ただ、ジャズの問題である「ワンパターンな構成」は強くしてしまいました。

例えばボヤンの欠点として「リバウンドが弱い」ことも、「ゴベアを引き出されると、どうにもならなかった」ことに繋がってしまいました。どうしてもボヤンではインサイドディフェンスをカバーできないから、相手がスモールラインナップしてくるとノーカバーになってしまう。これはクリッパーズだけでなく、ヨキッチが引っ張り出してくるナゲッツ相手でも同じです。

オフェンス面では3Pはストレッチ4として機能しても、スピードがないので相手のPFを振り切るドライブは出来ず、それも2Pの確率ダウンに繋がってしまいました。どちらかというとドライブしてからはフィジカルで押し切るのが上手いタイプだけに、PFタイプが相手だとメリットを使い切れません。逆にガードが相手だと、そもそもスピードで勝負しないから強みが出てきます。

これらのことは、ドノバンが欠場した4/16以降にハッキリと数字で出てきました。正しくは「ドノバンとコンリーの双方が欠場し、ニヤングがスターターになっていた頃」ですが、ハンドラープレーが増えたボヤンは明らかに成績を上げてきました。

〇4/16まで → 4/17以降
プレータイム 30.3 → 31.9
得点     15.4 → 22.8

2P成功率 47% → 54%
アテンプト 5.8 → 8.8

3P成功率 38% → 41%
アテンプト 6.2 → 7.1

得点を大きく伸ばしただけでなく、2Pのアテンプトも増えれば確率も向上しました。サイドの狭いスペースではなく、トップ近辺の広いゾーンからのプレーになったことで、明らかに楽になっています。この確率で決めきってくれるならば、どう考えてもハンドラー側でプレーさせるべきでした。

ドライブを多用するオフェンスにおいてウイングシューターになっていたボヤンですが、実際にはボヤンこそが「プルアップ3Pもドライブも使いやすいエリア」で勝負させることで輝く選手です。

で、ジャズはフェイバーズもニヤングもいなくなったでしょ・・・。そしてコンリーと契約延長してさ。プレーオフの内容だけでなく、ボヤンのポテンシャルを考えると理解不能なんだよね。

◎トレードもあるのか?

そんなわけでボヤン・ボグダノビッチは、高いポテンシャルを示し続けてきた割には活躍しきれていません。平均18点というスタッツは十分なようでいて十分ではない。

ウイングエースにフィジカルに対応し続けられるディフェンス力
ハンドラーとして多様な形でフィニッシュに持っていけるオフェンス力

「ディフェンス力に欠けるシューター」なんてイメージを埋め込まれていますが、実際には全然違うボヤンの魅力。この魅力をわかっていないからこそ、ジャズは勿体ない起用法をしているし、補強ポイントを間違えているのでしょう。

だから補強のために良い話があれば平然とトレードしそうでもあります。ルディ・ゲイとパスカルを加えたからPFは間に合ってもいるしさ。

残り2年の契約はトータルで39M程度と「20点取れるSF」としては、かなりのお買い得案件です。高い能力を発揮しているボヤンは使い勝手も良く、もっと活躍させてほしいのですが、それがジャズで実現できるのか、それとも他のチームに行った方が幸せなのか。本当はサンズ向きだけど、さすがにそのトレードはないだろうしな。

ボヤン・ボグダノビッチの悲哀” への6件のフィードバック

  1. オラディポがいなくなってしまったペイサーズでボヤンは本当に躍進したので、そういうところを汲んでジャズは4年契約を結んだんだと思っていたんですが、そうではない2年間でしたね。ボヤンをスポットシューターとしか使えていないという点で、スナイダーの硬直化で一番割りを食ってる感じがします。
    あと、ゴベアはパスを出さないし、ローポストのスペースを喰ってしまうので、ペイサーズ時代はよく決まっていたベースラインのバックカットが全然見られなくなってしまったのも残念です。

    ディフェンス面でも、1シーズンのブロック数が両手で収まってしまうボヤンをPF扱いにして、ゴベアが引き出された時にボヤンがペイントに残っているのは本当に大いなる間違いなんですよね。

    トレードするならPF担当が別にいるチームがよいのだと思います……ホークスへ行ってマクミランと再会とかどうでしょうかね? ボグダノビッチが2人になっちゃいますけど。
    でなければウォレン+αとトレードしてペイサーズ復帰とか。

  2. UTAが出すなら、CJとトレードしたいです。ボグダノビッチ+指名権で良いです。パウエルをSGに回して、SFのスターター得点力をそれほど落とさずに、ディフェンスは大幅アップです。くれないかなあ?

  3. 更新お疲れ様です。

    その4月中旬のボヤーンの活躍はとても良く覚えています。水を得た魚。でもあれはちょっと出来過ぎかなー。

    国際大会での彼を少し見たことがありますけど、どエースですよね。

    ぼんやり思ったんですけど、東から西へ移った事は影響あると思いますか?
    イメージですけど、実は西はミドルのアテンプトが東より少ないとか…んな事無いか。

  4. IND→UTAという注目チームへの移籍は幸せな移籍だと思っていたのですが、違ったのですねえ。じっくり見れたのはプレイオフの対LACぐらいですが、確かに苦しそうでした(←あのシリーズはチーム全体が苦しそうで不幸せだった)。

  5. ボヤンの話題で、非常にわかりやすいコメントをありがとうございます
    ボヤンが主役になって感動しました!

    皆さんもおっしゃられていますが、フルメンバーの時の使われ方がもったいない、特に昨シーズンは明白でした。
    ポストアップや速攻のドライブでTOしてしまうケースも多少あるのですが、ボヤン中心または経由しての攻撃の選択肢や意思統一が不十分、ドノバン、JCのアタックが機能しなかった時の負けにもつながっていたと思います。
    ボヤンが手を挙げているのに気づかず、ドノバンが強引アタックし続け負のサイクルに入るというシーンは多かった気がします。
    ボヤンが2年前と同じぐらいの活躍ができる戦術(プラス新メンバーとの連携)を組み込めれば、プレーオフでも早期敗退にはならないと思います。
    あと、私もボヤンがディフェンス悪いとは思いません!
    いずれにしろ今年は「スナイダーの柔軟性」が問われる、最後のチャンスのシーズンな気がします!

  6. グリズリーズがもらっていきますね。メルトン+カイルアンダーソンでくいいですよね。別にロンドでもタイアスジョーンズでもいいですよ。グリズリーズならエースムーブ要因としてばっちりで、ディフェンスでも穴にならない!!

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