プレーオフ①クリッパーズvsマブス

ゲーム5

マブスがアウェイで連勝したものの、クリッパーズもアウェイで連勝して戻ってきたLA。お互いの対策があまりないシリーズになっていて、通常営業でオフェンス力の爆発を待っているような戦いです。

しかし、本日はマルヤノビッチがスターターになり、ポルジンギスと並べてきました。そこに何の意味があるのかから考えてみましょう。ゲーム4も出ているけど、大差だから殆ど見ていないんだよね。

◎ビッグラインナップ

事の始まりはゲーム3の立ち上がりでした。「ズバッツにスイッチさせてステップバック」これを3回繰り返したドンチッチ。イージーモードだとアピールしたことで、クリッパーズはスモールラインナップを選択することになりました。本日もバトゥームがスターターになり、どこでもスイッチOKさ。

本来であれば今度はポルジンギスの高さのミスマッチ利用になるわけですが、なんせロンドやマンに1人で守り切られてしまうのがポルジンギスのポストアップ。予定通りに行ったのに、上手くいかなかったのがマブスのゲーム3でした。

あれから管理人のところには「ポルジンギスはどうなんだ」「ポルジンギスをトレードしたい」と一杯来ますが、そんなこといわれてもさ。開幕前にウィギンズとのトレード話がでっちあげられた時はマブスファンに拒否られたのに。ポルちゃんは高さのミスマッチ使えないのよ。

ということで、マブスの狙いはポルちゃんが使えないミスマッチをマルヤノビッチで補う作戦です。この狙い通り、ドンチッチからマルヤノビッチへパスを繋ぎターンシュート連発のオフェンスです。それ以外にもハイポストで経由してパスアウトしているので、マルヤノビッチは及第点の活躍をしました。

〇マルヤノビッチ
9点
FG3/6
7リバウンド

オフェンスパターンに乏しいマブスとしては、例え9点でもFG50%で押し込んでくれたマルヤノビッチで繋ぐ時間を作れたことは大事だし、特にスターター同士の顔合わせでドンチッチが頑張ることなく過ごせたのだからOKです。

ならばクリッパーズはオフェンスで上回るしかない。実際、マルヤノビッチは得失点差△9なので、トータルで見れば損をしています。クリッパーズのオフェンスの方が良かった・・・ではなくチームメイトが外してくれたからです。FG39%しか決まらなかった。

ではマブスはディフェンスをどうしたのか。思い切ってポルちゃんもスターターに残し、ビッグラインナップで対抗していました。トロいマルヤノビッチですが、年々走るようになっており、自分が出来る範囲で頑張っていたよ。

そしてツービッグなのでゾーンも活用しました。ついでにドンチッチが休めるメリットもあります。なお、そのドンチッチのサボりから裏をとられたダンクを食らっています。サボりたいからツービッグのゾーンはそれはそれで有効だったかもね。まぁディフェンスも良くなかったけどね。

さて、これらのことはカーライルの方が先手を打って仕掛けることを示しています。さすがにマルヤノビッチがスターターにくるとはルーは想像もしていなかったでしょう。それでいてゾーンをされるから、自分たちのスモールの意味も変わってきます。

その後、マブスは2枚交代。マルちゃんとポルちゃんが両方ベンチに下がって、クリバーとパウエルが登場です。その頃クリッパーズはズバッツが出てくるので、途端にマブスの方がスピードのあるチームに変換。それまで2人が殆ど動かないから、チーム全体が止まっていたのに、突然5人全員が動き回るのに困ったか、マブスが二桁リードを得たのでした。パウエルは普通にドライブしてレナードからファールドローするしね。

そんなわけでカーライルの作戦は成功。でも、1つひとつは「成功するのかわからん」みたいな内容なんだですよね。でも成立させてしまうのがカーライル流。マブスの先制攻撃はマルヤノビッチ起用から、5人の流動アタックまでがセットだったと思うので10分くらいかけていた先制攻撃でした。

なお、1Qの時点でドンチッチが3P5/6で19点4アシスト。別に作戦が成功したわけじゃなく「ドンチッチが決めまくった」というだけかもしれません。だからこそカーライルはわからん。

◎長かったモリス

すっかりベバリーをローテ外にしたクリッパーズ。レジーがスターターになったというより、べバリーを辞めた。そして1Q終盤からロンドとマンが並びます。なお、ゾーンやっている。ゲーム4で効いていたのかな?

マンマークが強いベバリーですが、もめ事を起こしまくるだけでなく、クリッパーズ自体がスイッチしまくっていたから、意味があったのかなかったのか。そしてゾーン発動なので、なおさらだよね。

例によってディフェンスで追い込めるのがロンド&マン。その理由はマンマークじゃなくて「次のパス」に反応するのが早いから。基本的に豪華メンバーにみえるクリッパーズは対人対応の選手ばかり。バトゥーム含めて、この3人が対応してくれて初めて組織になってきます。ボールのない所での働きってやつだ。

だからレナードとポール・ジョージにこそマンを絡めるべきだと思うんだけどね。なんでロンドじゃないかっていうと、そこはオフェンスの問題。ハンドラーが多過ぎても意味はない。

そして前半はロンドがFG0/4でした。タフショットに行ってはミスしていたロンド。その間、ポール・ジョージはトップ近辺で棒立ち。一方で4アシストのロンドだけど、やっぱり合わせに飛び込んでいるのはバトゥーム。動いてくれる選手が欲しいのさ。なお、マンは2分でベンチに下がっている。レナードとポール・ジョージのための繋ぎだからね。

ちなみにマブスはここでもインサイドを2枚交換します。ビッグな2人にしたらロンドにパスを通されたので、スモールな2人にもう一度戻す。そしたらズバッツのフックショット。ユニットのかみ合わせで上回れたクリッパーズ。マブスも上手くいかないことは多い。その後、コーリーステインも出てきた。

〇前半のモリス
プレータイム 21分55秒
FG3/10
3P2/6
3リバウンド

そして何故かクリッパーズはモリスが最も長くプレーし、かつ最も多くのFGアテンプトでした。プレーの良し悪しではなく、目立ってしまった。頻繁にインサイドが変わってくるけど2ビッグのマブスにモリスを出し続けたくなったのかな。

とにかくインサイドプレイヤーの厚みで勝負してきたマブス。そこに対処するのにズバッツとモリスしかいなかったクリッパーズ。そう考えればカーライルの狙いも理解できるのか。逆に相手がビッグなら、クリッパーズはもっとスピードで崩しても良かった気もするくらいかな。

と、マブスの仕掛けにクリッパーズが付き合うことになった前半でしたが、2Qはどっちもシュートが決まらず。

〇2QのFG
マブス 38%
クリッパーズ 35%

ゲーム3まではわりとハイスコアな展開でしたが、急激にトーンダウンしてきました。それぞれのディフェンスが対応したといえば対応した。初めが酷かったので。クリッパーズの方は特にスモールでドンチッチ対応しているしね。

そんなわけでレナードの3Pでクリッパーズが逆転したのですが、終盤に再びドンチッチvsズバッツが連発され、マブスが2点リードの前半でした。

ところでマブスはブロンソンが5分46秒しか出てきませんでした。Jリッチは3分。戦いの場をインサイドに移したのはマブス側の意向であり、ガード陣が突破することはあまり考えていませんでした。なお、ポルちゃんも10分しか出ていない。

◎デジャブ

後半もマブスはマル&ポルでゾーン。そしてロブパスでマルヤノビッチを連発するスタートです。ファールが増えていくクリッパーズ。オフェンスはレナードやポール・ジョージがトップからアタックし、自分で決めたりコーナーにキックアウトしたり。レジー・ジャクソンが3Qだけで4本の3Pをヒットしており、ゾーンはそれなりに攻略しています。

もうマブスは酷いくらいにマルヤノビッチばかりのオフェンスです。クリッパーズはそこそこ上手く攻略していくのですが、レナードとポール・ジョージはゾーンだから自分が打ちたくてもパスを出さざる得ない。それは別に問題ないのですが、なんかすごく「頭を使わされている」感じがします。

5分でポール・ジョージが4ファールでベンチへ。ズバッツが出てきたのでマルヤノビッチはベンチへ。クリッパーズ3点リードですが、ここから試合が動きます。

といっても1Qのデジャブみたいな内容で、そこまであまり動きのなかったマブスのオフェンスが流動的になり、まずはパウエルのユーロステップレイアップから。ハーダウェイの3Pミスもコーナーからオフェンスリバウンドに飛び込むパウエルを誰も捕まえられずフリースローサークルで取られてしまうと、もういちどハーダウェイで3Pがヒット。

今度はピック&ロールでズバッツが優先してパウエルを止めに行ったらドンチッチがフローター。同じことを連発。動き回るパウエルを捉まえきれず、突然のペース変更に同じように戸惑っているようなクリッパーズ

1Qと違ったのはレナードがドライブしてはミスになること。それは何故か。何故だろうね?
想像できるのは遅かったマブスのインサイドが早くなったことで対応できなかったことです。キックアウトを出そうとしてミスになり、そこから速攻に走られました。ゾーン攻略のために両コーナーに選手を配置していたこともマイナスになって、ターンオーバーがそのままカウンターになってしまいました。キックアウト成功しても3Pをミス。

そしてまたもドンチッチとパルエルのピック&ロールから、今度はパウエルにパスが出てダンク。トドメはドンチッチの3Pであっという間に14点差。5分間を22-3で圧倒しました。

その間、ルーはタイムアウトをコールしているし、さすがに無策って事もなく、ロンドも投入しましたが、どうにも流れを切れませんでした。レナードは「カイル・ラウリーが恋しい」とか呟いていないかな。オフに獲得オーダーもあり得るか。

まだ気の早い話なのですが、どうにも昨シーズンのナゲッツ戦がフラッシュバックしてしまうクリッパーズ。クリッパーズっていうかレナード。「何をしていいのか迷っている」ようなシュートでトーンダウンしていく感じ。まだスタミナが切れたって感じじゃないので、同じではありませんが、何も考えずにステップバック3P打っているようにすらみえるドンチッチの軽快さや決断力と比べて、悩んでいるようにしか見えないのでした。

マルヤノビッチへのロブパス連発、パウエルのスピード利用、それぞれドンチッチの判断力は関係なく、やることが明確で同じように続けていたマブス。そりゃあ迷わないか。

◎エースはダメ

前半はモリスを引っ張ったルーですが、4Qは逆にレジー、ロンド、マンの3ガードにポール・ジョージとバトゥームというホーネッツもびっくりのスーパースモールに移行します。するとドライブからねじ込んだポール・ジョージに、マンがドライブでパウエルを切り裂き、連続得点。さらにポール・ジョージがドライブファールドロー。

マブスも取り返すのですが、3Q終盤と違って切り替えも早く、どんどん仕掛けていくクリッパーズのコントラストがスゴイ。同じようなシュートなのですが、思い切りの良さが違う。例によってマンがリバウンドも取ってくれるし。便利。マルヤノビッチが出てきてもポストアップディフェンスに対してチャージドローに成功するし。

ただ、ポール・ジョージとマン以外は動かないし、繋がらないし。殆ど2人で取り返したようなクリッパーズが4点差に縮めて残り6分となります。

マブスは完全にアイソ。ドンチッチのアタックは決まることもあるけど、モリスやマンが個人で頑張ってタフショットにしていきました。

クリッパーズもアイソ気味。こっちは気味。ポール・ジョージはねじ込むけど、レナードはシュートまでも行けずにターンオーバー。

タイムアウトのマブスはドンチッチのフェイダウェイに行きますが決まらず。クリッパーズもポール・ジョージで連続ミス。お互いにエースで決まらない中で、ハーダウェイがタフな3Pをヒット。さらにこの場面でポルジンギスが3Pを決めて残り3分で再び10点差に押し戻します。

この時間帯は非常に面白い攻防であり、またもデジャブが。どちらもエースで行っても決まらず。マブスは他の選手の3Pでリードしました。1年前に「ゲームメイカーが必要だ」といっていたのに、やっぱりエースのアタックだったクリッパーズ。

それでもクリッパーズもレジーが3P。ドンチッチの3Pはやっぱり決まらず、モリスの3Pで再び4点差にします。同じことを両チームが繰り返した。

ドンチッチがフェイダウェイをミスした残り40秒。やっとドライブを決めたのはレナード。しかも&ワンで1点差。

ドンチッチのドライブに合わせたクリバーですが、これを読んだマンはハーダウェイを捨てて飛び出てスティール。そのまま持ち込んだマンはレイアップに行くのですが厳しそうになったのでバトゥームにパス。リングに飛び込んだバトゥームでしたが4人に囲まれて決められず。

ファールゲームにいったのでハーダウェイが2本とも決めて残り9秒3点差。ラストオフェンスはレナードに託すプレーコールをします。

サイドライン際でパスを受けたレナード。まだ時間は6秒くらいあったものの、3Pを選び、これが決まらずマブスが3勝目を手にしたのでした。

残り3分からドンチッチ0点、ポール・ジョージ0点、レナードが&ワンの3点。両チームのエースはマークが強い中(ドンチッチはそうでもないけど)、周囲の選手に決めさせることでアドバンテージが出て試合でした。

◎勝負弱いのか

さて、物議を読んだっぽいのがレナードのラストショット。時間もある中で、なんでそんなシュートを打つんだってね。ロンド激おこ。簡単に言えばレナードが「勝負弱い」ってことでおしまいです。

でも、この試合を通した問題でもあったので、ちょっと考えてみましょう。もしもこれがポール・ジョージだったら「勝負弱い」で終わりです。実績がないからね。でもレナードには実績があるから、これまた悩ましくなります。

特に思い出されるのがコレね。シクサーズ戦で決めた劇的なラストショット。これがなければシクサーズの運命も大きく変わっていたかもしれません。

このシクサーズ戦のラストショットの方が難しく思えるので、そんな単純なものには思えなかったりしてね。まぁ勝負強い選手でも100%どころか50%だって決めないので、今日の1本でレナードが否定されることはありません。

しかし、試合内容まで振り返ってみると、なんだか気になる事実も出てきます。

カーライルの取った作戦はビッグマンを起用しまくってインサイドを固める、ではなく、マルヤノビッチの高さを使いまくってから、パウエルのスピードで粉砕し、とにかく試合のペースを頻繁に入れ替える事でした。これが3Qに大きな差を生み出してくれました。ここで引っかかったのもレナードです。

〇レナード
20点
FG7/19
5アシスト
5ターンオーバー

FGが決まらなかっただけでなく、ターンオーバーも5つという数字以上に目立ちました。迷って出したパスが奪われるような形です。総じてマブスが成功していたのは

レナードに迷いを生み出させる

こんな事実だった気がします。レナードっていうかクリッパーズ全体に対してですが、ロンドがいても、ロンドがマブスのプレーコールを知っているように、カーライルもロンドを知っているわけで、性格的な部分を狙ったもかもしれないし、関係ないマルヤノビッチの高さで読ませなかったのかもしれません。

事実は置いといて、もしも、この迷い、つまり判断能力がレナードの弱点だとしたら、ラストショットについても気になってきます。残り時間が8.8秒もあったので、バックコートに走りこむレナードに渡してアイソという選択肢もありました。

しかし、実際には非常に狭いサイドライン際にパスが出ており、ここから「必ず3Pを打つ」と考えるとプレースペースがありませんでした。2PでもOKならドライブもありますが、その選択肢が初めから与えられていたなら、さすがにやったような。

対してシクサーズ戦のは完全にレナードに託すパターンです。2点でいいので今日の試合とは全く違うものの、丸投げしたニック・ナースの方がレナードが自分のやりたいプレーをする余裕を与えています。

事実かどうかはわからないものの、今日の試合のポイントは「迷い」でした。見事に迷いまくったレナードは、最後のプレーは「迷うほどの選択肢がなかった」ようにもみえます。あのポジションで3点差なら、3P一択。そんなプレーコールを選んでしまったかもしれません。

スパーズでもラプターズでも『エースとしての点を取りに行く自由』はあっても、あくまでも「歯車の一部としての自由」だったのに対して、クリッパーズに来てからは『プレーそのものを決める自由』を与えられました。キャリアハイのアシストを記録し、チームを引っ張っているレナードですが、このままだと2年続けて同じような負け方のプレーオフになってしまいます。

「点を取りに行け」と言われれば強さを発揮するレナード
「オフェンスを構築しろ」と言われると迷いを見せるレナード

そんな推測が生まれるゲーム5でした。プレーオフでしか出てこない緊張感の中で、どうしても瞬間のプレーに迷いがあるような。思い切って飛び込んでしまうポール・ジョージが決めていただけに、悩ましい終わり方でした。

〇ドンチッチ
42点
2P11/25
3P6/12
14アシスト
4ターンオーバー

迷っていないよドンチッチ。3Pは決まりまくったけど、そのうち5本は1Qで、以降は1/6です。つまりは外しまくりのドンチッチ。でも一切迷いはなかった。ひたすら打ち続け、最終的に試合を決めたのはアシストでした。

105ー100とロースコアでの決着でしたが、それはやっぱりマブスもオフェンスが苦戦していることを示しています。ビッグラインナップでクリッパーズのインサイドを封じ、気持ちよくプレーさせないことを目指したのが勝利を呼び込みました。

でも、ゲーム6で同じことをやるかっていうと、やらないかもね。2回やって迷ってくれるかわかんないじゃん。迷わなそうじゃん。だから違う手段を使ってきたら面白いな。

プレーオフ①クリッパーズvsマブス” への5件のフィードバック

  1. 2試合しか見てませんが、このシリーズは結構レナードを狙ってディフェンスしてるのが多いような気がします。
    ブリッツを仕掛けたり仕掛けなかったり、ダブルチーム行ったり行かなかったり。

  2. これまでのゲームは、マンマークでどれだけディフェンスをがんばっても理不尽に決めてくるエース2人に悩まされてきたマブスでしたが、ゾーンにしたことでクリッパーズのオフェンスの怖さがほとんどなくなったように感じます。
    ジャクソンやモリスの3がヒットしてもそう仕向けているようなものなので精神的なダメージは少ないですし。
    次のゲームには、やっぱり個人アタックだと開き直ったレナードによってまたメンタル抉られるんだろうなあ。

  3. 先日のさようならヒートの内容と被りますけど、万能ウィングのJリッチを取るために特殊型のセスを出したことで違いを作れなくなってるように感じますね今年のDALは。
    去年はバークのスピードとTHJ&セスの3Pで局地戦を仕掛けて成功しましたけど、今年はTHJ以外いないしドンチッチ以外で活躍してるのもTHJだけっていうのもそういうことかなあと。
    去年のシリーズのことはもう覚えてませんけど、ドンチッチがベンチにいるだけでこんなに苦しんでたか?っていう印象です。
    どうせ守れないんだからバークとブロンソンをもう少し活用した方がいいのにって感じです。

  4. あらためて、レナードに対するニックナースの扱い方がどれほど上手だったのか、痛感します。
    スパーズではシステマチックなパス交換を行っており、ラプターズではチームオフェンスの外の傭兵のような扱いだったため、あまり顕在化してませんでしたが、レナード自身のプレーメイク力は低いように見えます。

  5. お疲れ様です。
    ボバンとKP並べるとは流石に思ってませんでした。
    スタメン聞いたときはどんだけ3P決められるのかと思ってましたが、なんとか許容範囲に収まってくれたかなと。
    正直パチンコみたいなお祈りディフェンス策だったと思うので、いい方に転がってくれてよかったですし、いい方に転がすのは流石カーライルだなって感じました。
    個人的にはパウエル使ってほしい派閥だったので、起用には概ね満足だったのですが、記事読んで高さ→スピードの対比はなるほどなあと思いました。
    ボバンとKPは結構デメリットもある選手だと思っているので、今後もカーライルが上手く使ってくれることを祈っています。

    あとプレイオフに入ってから顕著ですが、オフェンスが神様ドンチッチ作戦すぎて(だからボバン投入したんでしょうけど)来シーズン以降が疑問です。
    ジャズやサンズ、なんならグリズリーズなんかを見ていると特に。
    オフェンスはHCルーの全権レブロンキャブスと大差ないと思っているのですが、管理人さんはいかがですか?
    全権レブロンでも優勝しているからありといえばありなんですかね?

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA