ホームとアウェイの気になる違いを挙げてみます。
◉ホームに強くてアウェイに弱い
◯ニックス
ホーム 15-5
アウェイ 2ー9
◯ラプターズ
ホーム 11ー1
アウェイ 11ー7
◯ホーネッツ
ホーム 9ー9
アウェイ 2ー11
イーストで目立つ3チーム。全てホームの応援が熱いチームです。アウェイで勝ち越しているラプターズはそもそも取りこぼしが少ないチームなのでホームなら尚更でしょう。
ニックスはホームの消化試合が多く、1月はアウェイが8試合も多いスケジュールです。
そこでプレーオフ争いに残れるのか?
ホーネッツはアウェイもそうですがホームも何とかしないと。
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◯スパーズ
ホーム 15-2
アウェイ 7-9
◯ジャズ
ホーム 12-5
アウェイ 3ー13
◯サンダー
ホーム 11-4
アウェイ 5ー11
◯ナゲッツ
ホーム 11ー3
アウェイ 5ー12
ウエストも声援が熱いチームが並びますが、観客動員に悩んでいるというナゲッツも。
こちらは高地なのでアウェイチームが苦しいだけかもしれません。野球ではボールが飛ぶから分かりやすいですがバスケだと測り難いです。
不調なサンダーですが移動でお疲れだと更に走らなくなるのか。ジャズのアウェイの弱さも相当です。
そんなわけでホームとアウェイで気になる差を比較してみます。贔屓チームがアウェイで弱いというのは知っているファンの方も多いでしょうが、逆に対戦相手がホームで強いとかは気にしなければいけません。
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◉ステイプルズマジック
以前にも触れた事があるステイプルズマジック。
なんと今季はレイカーズのディフェンスがかなり改善していると評判です。被3P34%でリーグ2位につけています。何が素晴らしいのか試合を観るとイマイチよくわからない。まぁみんな大きいから相手は打ちにくいのかな〜くらい。
そこで生じたボールかリングに何か仕掛けられている疑惑。冗談で調べてみたら笑えないデータが。
◯レイカーズの被3P
ホーム 31.7%(1位)
アウェイ 37.0%(22位)
いくらなんでも離れすぎな確率。アウェイだと決められまくる3Pは笑えません。レイカーズの場合は自分達も決まりませんが、これはそもそも昨季シュートの中心だったラッセル、ヤング、ルー・ウイリアムスという上手い選手をほとんど放出した事情もあります。代わりのシューターはロペスなのでステイプルズにハマっているのかも。
しかもホームで31%がアウェイで33%と自分達も2%上がる事実もあります。そんな怪しいコートで練習して確率は上がるのか?
ロンゾの原因はフォームではないかも。
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ステイプルズセンターはクリッパーズも使っています。
◯クリッパーズの被3P
ホーム 35.2%(7位)
アウェイ 38.1%(25位)
レイカーズほどではないものの、やっぱり怪しい数字。
レイカーズとクリッパーズ。共に5割を切る勝率なので対戦するときは勝っておきたい相手ですが、シュート力でなぎ倒すのは簡単ではないかも。
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◯ホーネッツの被3P
ホーム 32.9%(2位)
アウェイ 37.0%(23位)
◯ブルズの被3P
ホーム 33.0%(3位)
アウェイ 38.4%(24位)
同じような両チーム。でも戦術との兼ね合いは正反対。
『3Pなんて邪道』戦術をとるホーネッツはワザと決まり難い設定にしている可能性を否定できません。お互いに決まらない方がお得。
『3P最高』戦術のブルズ。ホームだとアテンプトも多いので決まりやすい方が有利。一方的に決めて現在は連勝街道真っしぐら。
シュート力は相手との兼ね合いもありますので、なんとも言えませんが、派手なパフォーマンスも多く行われるのでスタジアムの形によって気流の違いとかありそうで気になってしまいます。
3P43本も打ってくるロケッツが相手の時は細工しておきましょう。
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◉フリースローアテンプト
全てのチームが頭を悩ますレフリングの問題。「そんなに悩ましいっけ?」と思った方は恵まれた環境のチームです。
少なくともホームならば恵まれたチームは何処なのか?
◯クリッパーズのフリースロー
ホーム 27.0(1位)
アウェイ 21.3(13位)
またも登場するクリッパーズ。ホームだと5.6点もフリースローでの得点が多くなります。相手の3Pが決まらなくて、自分達はフリースロー多いのだから勝たないといけない。
ただ自分達のファールコール数は変わらないのでスタジアムの雰囲気についついレフリーがコールしてしまう感じが。
なお、ジョーダンはどちらも2.8とファールゲームされているわけではありません。グリフィンとルー・ウイリアムスが多く打ちます。頻繁にコールされるグリフィンの突破。
クリッパーズファンからするとアウェイでコールされなくてイラつく展開とも言えます。
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◯ニックスのフリースロー
ホーム 21.5(18位)
アウェイ 17.8(28位)
こちらは3.6点違います。アウェイの試合が少ないので何とも比較し難い。ゴール下頑張る割にはそもそもフリースローは少ないチームです。
ちなみにクリッパーズやニックスほどの差はありませんが、全般的にホームの方がフリースローは多そうです。稀にホームでもコールして貰えないチームもあります。
再建中チームでネッツとサンズはフリースローが非常に多い。レイカーズも多め。
しかしブルズとキングスは非常に少ない。
それは目指す地点の違いもハッキリと出ているのでどちらが成功に近いのかは気になります。再建のためにまずは個人でガンガン攻める形を取っていくサンズとレイカーズ、再建のために戦術徹底で正しい方法論を重視するブルズとキングス。ブルズはあれが正しいと言えるのかは難しいですが。
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◉ブロック数
同じくブロックが多くなる。つまりファールが吹かれないのは何処かあるのか。そもそも数が少ないから偶然の要素が大きくて比べ難いです。
◯シクサーズ
ホーム 5.9(5位)
アウェイ 4.2(18位)
明確に違うのがシクサーズ。
その原因はエンビートがアウェイだと頻繁に欠場するからです。それだけ。
ホームとアウェイで違いが大きくなるのは広いアメリカをタイトなスケジュールで動き回る故の疲労も大きいので、それをしていないエンビートが平均スタッツが高くなるのは当たり前でもあります。33本もシュート打つ体力あるのかい?
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◉被フリースロー
ホームでは基本的にファールコールが若干貰いやすいのですが、相手のフリースローはどうなのか。
◯キャブス
ホーム 17.6(2位)
アウェイ 21.9(13位)
頻繁にドフリーを作るキャブスディフェンスはどうもホームでは有利らしいです。3.5点も抑えてくれます。
ディフェンスが凄く怪しいのにそもそもフリースローを打たせていないので、そもそも守る意識が希薄でもあります。アウェイの方が攻め難いからディフェンスへの意識が高いのかもしれません。
ちなみに昨季はアウェイで負け越しています。
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◯ウォーリアーズ
ホーム 20.0(10位)
アウェイ 25.5(29位)
納得したくなるデータ。
何でそんなにコールされないのかというウォーリアーズのゴール下ディフェンス。アウェイだとコールされているという事です。
ホームで最も多く打たれたのはウルブズ戦の27本。でもアウェイでは27本以上が8試合もあります。
ホームでは守っているのか、
それとも守られているのか。
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◯ブルズ
ホーム 16.9(1位)
アウェイ 22.5(16位)
こちらは勝率は低いもののホームでは6勝8敗と意外と成績の良いブルズ。3Pは決まらないしフリースローも貰えない。ユナイテッドセンターはアウェイチームには地獄です。
どうもフリースローは自分達の本数よりも相手の本数に大きな差異がありそうです。どちらにしてもホームでは自分達は多めで、相手は少なめなのは1つの傾向かも。
ホームコートアドバンテージとはレフリーの心の問題なのか?
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飽きてきました。というか比較に時間がかかり過ぎます。とりあえずシュートとフリースローだけで十分かな。
最後は自分達の3Pの確率です。
いわゆる内弁慶は何処か。
◉3P
◯スパーズ
ホーム 39.3%(4位)
アウェイ 30.8%(30位)
驚きの数字。そりゃあたまに視聴するスパーズに強さを感じないわけです。昨季は高確率だった3Pがアウェイでは散々。むしろ良く勝てているなレベル。
相変わらず堅実な選択肢を作って打つのですが、それが決まらないなら単なるインサイド押しのチームになってしまいます。
本当にオルドリッジに助けられまくっているスパーズ。
◯ニックス
ホーム 37.8%(11位)
アウェイ 33.3%(27位)
冒頭の通り内弁慶なニックス。
ポルジンギスが6%、リーが10%も内弁慶。
そしてそもそも確率が高くないのは1番多く打つハーダウェイがホームでもアウェイでも決まらないから。このまま欠場が長引くとチームの3P成功率は上がっていきます。
3Pよりもキラークロスオーバーしようよ!
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3Pで面白いのは「ホームだと有利」なのかよくわからないところ。
ホームで35%未満は12チーム
アウェイで35%未満は5チーム
なんとアウェイの方が安定して決まる傾向に。ホームチームがディフェンスよりもオフェンスに気が向くからなのか、ゴール下に行ってもファールコールされないから、外から打つ事を選択しているのか。
それともアウェイだと会場が静かだから落ち着いて打てるのか?
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◉アウェイだと強い
◯ブレイザーズ
ホーム 7-9
アウェイ 9-6
ホームの声援も熱いのに何故かアウェイでしか勝てないブレイザーズ。本当に声援でオーバーヒートしているのかもしれません。
その特徴はアウェイになると
・ターンオーバーが少ない
・フリースローアテンプトが多い
・3Pアテンプトが少ない
つまりよりインサイドを攻めている傾向です。そしてインサイドディフェンスが向上するので、インサイド陣がより頑張れていると言う事です。
ホームでは頑張りすぎて空回りしているのでしょうか。
昨季はホームの方が強かったのですが。
◯ヒート
ホーム 6-7
アウェイ 10-8
こちらは微差ですが、ホーム消化が5試合少ないです。ニックスの逆なので順位が逆転してもおかしくありません。なお、ここからホーム5連戦。全て勝てば5位くらいまで上がる可能性も。
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少し気になったニックスのホーム消化の多さについて呟いたら反応が多かったので、記事としてまとめてみました。
こんなにアウェイに弱いチーム多かったっけ?
と思って昨季を調べたらこんなものかもしれません。ただ、順位とホームの成績順はあまり変わらないのでホームで強い事は重要みたいです。
30試合を経過し、順位の並びだけならば、開幕前の一般的な予想に近くなって来ています。移動距離も長いので試合以外の部分での偏りが平準化されてきたのかもしれません。
そろそろ全チームにコメントしてみようかな。
昨季のレブロンベンチの時にリード溶かすチームからの大変貌ですね!カルデロンシンプルにボール捌き相当ハマってますし、グリーンもクラウダーも今までいなかったタイプで徐々にフィットしてきてるし、そろそろITも帰ってくるそうですし、ルー無能ですが相当ついているのか、徳が高いのでしょうねww。
ただhouの時とかmil戦はわかりませんが、リバウンド制圧され負けたようなものでした。カットプレーでマーク見失うことも多いですし。そいつにドフリーで入れられるまたはリバウンドからチョンと合わせられることも多いのでその辺をプレイオフまでに修正して欲しいですね!