1/31 VSナゲッツを見ながら、考えます。
【バックス攻略法を考える】
イーストのファンを中心に、考えてくれる人を募集します。提出方法は文字でも、動画でも、プレゼン形式でも構いません。自分が描きやすい方法が決まったら、それに合わせて考えます。
条件:①対戦相手を決める
②vsバックス戦を観戦
唯一の例外が「バックスファン」です。その場合は一般論にしてください。どこが相手だと怖いか、でも良いと思います。
期限:7月5日(日) 遵守ではありません。遅れても良いし、先に一回出して添削ってのもありです。
【お題】以下の項目に整理してください
1.ゲームプラン
2.ディフェンス
・ヤニス対策
・3P対策
3.オフェンス
4.その他
小項目は何を作っても良いですが、それぞれ3つ前後にまとめましょう。長すぎるフィルムセッションは選手に嫌われます。ブログの読者はもっと短い方が好みです。
「やってみたいけど素人だし」なんて方もいるでしょうが、そんなことを気にする必要はありません。今回の趣旨は「強いバックスを倒す方法を考え、試合観戦を楽しくしよう」です。深くても浅くても楽しく観戦できればOK
極端な話では「3Pが外れるのを祈る」だってOKなんです。超細かくプレー分析したって成功するとは限らず、打たせたら外れるかもしれないじゃん。
そこで大切になってくるのが1のゲームプランです。ここを考えることで「祈る」にしても限界があるし、「完璧にプレーを読む」にしたって何回成功するんだって話です。
◎バックスの特徴と課題
1.ゲームプランを考える
〇得点 118.6(1位)
〇失点 107.5(5位)
まずは「○○対○○で勝つ」のターゲットを決めましょう。
今シーズンのバックスは12敗していますが、半分の6試合が106点以下しかとれませんでした。平均失点が107,5点なので「ディフェンスで106点に抑えれば勝てる」となるわけです。オフェンスの事はほとんど無視して良い。管理人が観た中では3/6のレイカーズがこれに近い勝ち方をしました。
逆に3/8のサンズは140-131で打ち勝っています。ヤニスがいなかったので、真正面から打ち合いを挑んだ空気でした。打ち合えたのはすごいわけですが、何もせずに140点取れるサンズではないので作戦は必要です。
ゲームプランとしては「5点差以上で勝つ」ことを念頭に入れて、試合中の誤差を含めて勝率を6割くらいに上げましょう。ネッツやマジックなら4割でも良いかもしれませんが。
いずれにしてもバックスの持つ得失点差+11.3を△5に持って行く、つまり16点分の対策が必要です。3Pならば「5本以上落ちるのを祈る」ってことになります。
2.ディフェンス
小題目は自由なのですが、ヤニス対策と3P対策は多少なりとも盛り込んでください。「ヤニスは自由にするけど、周囲を止める」でもOKです。3Pに関してはバックスの武器となり
〇3P
アテンプト 38.6本(4位)
成功数 13.7本(5位)
「3Pが落ちるのを祈る」の場合は△5本で、成功数が8.7本になります。成功率22.5%となり、今シーズンは4試合しかありません。つまりこれだけで4試合勝つのはムリです。ただし、今シーズンは
〇ブルック・ロペス
アテンプト 4.7本
成功率 29.6%
こんな数字もあるので「ブルックのアテンプトを増やして、外れるのを祈る」も1つの作戦です。でも△5本にはならないですから、いろいろ考えましょう。
「3Pをチェイスして成功率とアテンプトを減らす」のも1つの作戦です。今度は2Pが課題になってくるわけですが
〇2P
アテンプト 52.5本(22位)
成功率 56.6%(1位)
元々アテンプトが少ないバックスなので、ここを増やさせるのは有効な作戦に思えます。一方で成功率が高いので対策は講じないといけません。特にヤニスを何とかしないといけません。
プレーを読んで「この3つのプレーを止めて△10点」というディティールでも良いですし、各選手の特徴を考えてもOKです。やり方は色々ですが、何点減らすのかを考えてください。「ヤニスに3Pを打たせる」は正解かもしれませんが、キャッチ&シュートは39%決めている今シーズンなので、それで20点とかは減りませんよ。
3.オフェンス
バックスの得点を大幅に下げられれば良いのですが、平均118.6点ですので△16点は非常に難しいわけです。足りない部分はオフェンスで得点を奪うしかありません。こちらも同じで「3Pが決まることを祈る」といっても
〇被3P
アテンプト 38.6(30位)
成功数 13.7(30位)
成功率 35.6%(18位)
バックスはリーグで最も3Pを打たれるチームだし、決められる前提で考えています。アテンプトを増やすのは簡単ではありませんが、決まるのを祈ることは出来ます。もしも3本多く(+9点)決まることを祈ると成功率は43%ですから、まぁいけそうですね。
ってことで、オフェンスの項目は「祈る」作戦でも成立することは否めません。代わりに攻略が難しいのはインサイドです。
〇ペイント内失点 38.8(1位)
〇2NDチャンス 11.1(2位)
とにかくビッグマン泣かせのディフェンスを敷いてきます。このインサイドで得点して勝ったのが3/6のレイカーズと2/12のペイサーズでした。しかし、共にセカンドチャンスは4点のみなので「ファーストシュートを決める」方法で攻略したことになります。
1/6のスパーズ、12/16のマブスはセカンドチャンスを17点で勝利しましたが、多くリバウンドを取ったのはマレー&ライルズ、フィニー・スミスだったのも面白い所です。
基本的にインサイドを塞ぐことを優先するバックスなので、オフェンスは攻略のしどころが、いくつかあります。問題は自分のチームの「誰が」「何を」するかです。
4.その他
ゲームプラン、失点減、得点増を考えたら、それ以外の狙いを箇条書きにしてみましょう。バックス対策として最も有効なのは
ブレッドソーの頭に血を上らせる
ってことですが、これは7戦シリーズで有効だけど、点数としてどこまで影響あるかは書きにくいですね。そんな要素も試合に勝つには大切です。
所詮は机上の空論ですので、お気楽にご参加ください。
◎1月31日 ナゲッツ
今回は1/31のナゲッツ@バックスを題材に、マイク・マローンの気持ちになって1~4を設定し、結果を追いかけてみます。じゃあ何故ナゲッツなのか?
ナゲッツはバックスに2連勝しています。ただし、2試合目はヤニス不在の日でした。そのため1試合目を見ます。というのも、ナゲッツにはマレーもゲーリー・ハリスも、さらにはミルサップおらず、スターターはヨキッチとバートンのみで勝利しているからです。
そこに攻略法がなければウソってもんだ。
1.ゲームプラン
110-102
2試合目を96失点で勝利している事、オフェンスの主役がいない事、この2点もあってナゲッツの狙いはロースコアの展開でした。ただし、結果は127-115と大失敗しています。それでも勝てたのはオフェンス側も仕込みがあったからです。
2.ディフェンス
基本コンセプト:ヤニスとブレッドソーにはやらせて連携を分断する
「ヤニスは打たせて外させる」 △7
「ミドルトンには打たせない」 △3
「ブレッドソーは放置(個人対応)」±0
「3Pが外れるのを祈る」 △6
〇ヤニス
アテンプト 20.0→27本
成功数 10.9→11
得点 29.6→31
得点は平均以上にとられたナゲッツでしたが、アテンプト数が7本増えながら成功数はほど平均なので、バックス全体で見れば△7点に成功したと思います。これを可能にする基本戦略は
①ジェレミ・グラントで個人対応
②スイッチされたらカバー徹底
この2パターンでした。とにかくインサイドでヤニスを自由にしないことがナゲッツが最も大切にしている事でした。普通はブルックにストレッチされるのでカバーが足りなくなるのですが、ジェレミが偉大だったことが大きかったです。
マンマークでもヘルプでも対応しているジェレミの存在は、プレーオフでのレナードに近いです。敢えてレナードを浮かせることでヤニスへのヘルプを強力にしていたラプターズでした。
スイッチ誘導 → ヤニス担当は徹底的にヤニスに張り付く + 周囲はヘルプ準備。↓の8/14は間違いですがパスアウトの3Pを決められまくりました。
「ミドルトンには打たせない」
「ブレッドソーは放置(個人対応)」
ブレッドソーにクレイグ
ミドルトンにバートン
これが基本対応でしたが、バートンはミドルトンに張り付いてボールを持たせないことを狙いました。モンテ・モリスの時間もありました。その結果がどうなったかというと
〇ミドルトン
21.1点 → 24点
アテンプト
2P9.7本 →5本
3P5.8本 →6本
マークマンが小さかったこともあってFG64%も決めてしまったミドルトンだったので+3点となったものの、アテンプト数を落とすことに成功しています。3P4/6が予定外だったものの、ここが2本に抑えていれば成功でした。
ミドルトンで△3点を狙ったが、+3点にされた。こんな感じだと思います。ただし、24点のうち13点が1Qだったので「序盤は失敗したが、2Q以降は成功」しています。
実際、試合開始からバックスがオフェンス爆発でトランジションアタックしたので早々に16-4となり、バックス楽勝ムードの立ち上がりは完全にナゲッツの計算外だったと思います。
〇失点数
1Q 43
2Q 24
3Q 24
4Q 24
ナゲッツのゲームプランは100失点だったと思いますが、1Q43点で115まで伸びてしまいました。主としてミドルトンとブレッドソーにやられたよ。
「ブレッドソーは放置(個人対応)」
序盤はマークはあまり意味がありませんでした。トランジションでマークがズレてしまい特に「クレイグがフォロー→ブレッドソーのドライブ」パターンで、全然意味がない。ただ狙いはわかりやすかった。誰もヘルプに来ませんでした。
基本的に1on1で対処しろ
〇ブレッドソー
2P5/6
3P1/5
バックスの流れが止まるにつれてヘルプも増えていくのですが、基本は個人対応みたいにしていました。ブレッドソーは諦めた、っていうかブレッドソーまでカバーしたくないナゲッツ。ここはクレイグを信じて±0点の計画でした。15点とられたよ。
「3Pが外れるのを祈る」 △6
ヤニス、ミドルトン、ブレッドソーを除くとバックスの3Pは平均と同じだけ打ち、△2.5本外してくれました。祈って成功したよ。
〇3人以外の3P
アテンプト 24.4本→24本
成功数 8.5本→6本
ただし本当に「祈った」わけではありません。
・ヤニスとブレッドソーが個人で仕掛けやすい
・ミドルトンにはパスすら渡さない
こんな状況を作ったことで、バックスはパスが回っていませんでした。主役がドライブしやすくて、シューターはボール持てないんだもん。
〇バックスのパス数
平均278本→254本
〇バックスのアシスト数
平均25.9本→29本
うち
ヤニス 9
ミドルトン 9
ブレッドソー 7
面白い構図です。ドライブさせたことでパスの数は大きく減り、しかし3人を意識したので周囲へのアシスト数は増えました。
パスを回させず、リズムを乱した
こんな感じの対応だったので、ただ祈っていたわけではありませんでした。△6点に成功したよ。
◎オフェンス
「インサイドムリ」 △10
「ミドルレンジ」 +4
「ポストアップ」 +9
「ピック&ポップ」 +6
この試合のナゲッツはほぼ完ぺきにバックスのディフェンスを攻略しました。繰り返しますが、マレー、ハリス、ミルサップ抜きで攻略しました。ひょっとしたら「ミルサップがいない」ことはポジティブだったかもしれません。
バックスの強みとナゲッツの攻略法を紐解いていきます。
「インサイドムリ」△10
〇バックスのペイント内失点 38.8(1位)
〇ナゲッツのペイント内得点 49.4(7位)
リーグ最強のインサイドディフェンスを誇るバックス。ブルックとヤニスが襲い掛かってくる上にミドルトンなんかのカバー意識も非常に高いのが特徴です。この試合でナゲッツはどうしたのか?
〇ナゲッツのノーチャージエリア内
【アテンプト】
平均28.3本→19本
【成功数】
平均18.3本→11本
答えは「攻略できなかった」です。分厚すぎるディフェンスに対してシュートにすらいけず、ゴール下へのアタックは30%減らされました。ペイント内得点は36点とバックスの平均失点を2点下回り、ナゲッツの平均を13点下回りました。
ただし、ヨキッチがFG7/17だったので本当はもう少しペイント内で得点できるはずでした。予想以上に攻略できなかったのでしょう。
ペイント内は攻略できなかった
これがナゲッツの答えでした。ならばどうしたのか。非常にシンプルでミドルを打ちました。
「ミドルレンジ」 +4
〇ナゲッツのミドル
【アテンプト】
平均14.1本→19本
【成功数】
平均6.3本→8本
そもそもゴール下は決まらないどころか、ボールを奪われることも多かったので、それならミドルを打ってしまおう作戦です。特にガード陣のドライブはほぼ決まらなかったので、ミドルに切り替えました。
日常的にミドルを打つナゲッツではありますが、本日はマレーがいなかった中で増やしているので、意図的だったと思います。ただし、これだけでは大きなマイナスになっています。
「ポストアップ」+9
「ピック&ポップ」 +6
ナゲッツはミドルを打たないまでも、ミドルレンジでのボールタッチは非常に多く、そこからパスアウトを増やしました。ミドルを攻略しシュートorパスアウト3Pです。
・ヨキッチのポストアップ
・ガードのショートドライブ
この2つでバックスが収縮し、3Pを打たせてくれると考えていたはずです。
また、バックスはピック&ポップに劇弱なチームです。この理由は守り方にあるのですが、インサイド重視の「アイス」を徹底する事に加え、「ビッグマンの3Pは確率が悪い」と思っています。だからいっぱい打てたよナゲッツ。
〇ナゲッツの3P
アテンプト 30.4(26位)→46本
成功数 10.9(25位)→22本
もともとアテンプトが少ないナゲッツですが、この試合に限ってはバックスの平均被アテンプト以上に3Pを打っています。それがまさかの22本も決まったことで127点になりましたが、6本少なくても109点なので
16本(35%)決まればOKだったが、22本(48%)も決まってラッキー!
くらいの感覚だったのではないでしょうか。+15点を狙ったら+33点も奪ってしまったよ。
ナゲッツのバックスディフェンス攻略法
①インサイドへの収縮が早いバックスディフェンスに対し、ミドルレンジのシュート&パスアウト3Pを有効活用
②ボールへの意識が高すぎるバックスディフェンスに対し、逆サイドからの大きな動き&スクリーンでシューターを空ける
③ピックに対して必ずアイスで守るため、ポップして3Pを連発
〇3P
ヨキッチ 1/3
ジェレミ 2/7
ビーズリー 5/10
ピック&ポップは有効ですが、スクリーナーのビッグマンは決めまくったわけではありません。一方で本来なら打たせないシューターに打たれまくったので、オフボールスクリーンの有効性が高かったと言えます。
他にもクレイグ(3/5)あフアンチョ(2/4)が躊躇いなく打ちました。バートン(6/9)はプルアップも多く、なんともいえない。本人が良く決めた。
◎4.その他
ナゲッツは攻守に策を準備してきており、その多くが機能したと言えます。ただし、1Q序盤だけはディフェンスで大失敗し、それを3Pの高確率で取り返した感じです。大失敗した理由は想定外の速攻でした。
〇バックスの速攻
1Q 12点
以降 8点
「ハリーバックの意識が高い」といえばそれまでですが、そんな気持ちの問題ではなく、バックス式の考え方を採用した気がします。バックスの得意技
3Pを多く打ち、打った瞬間に戻る
たまたまミルサップもプラムリーもいなかったことでヨキッチ不在時はスモールラインナップになったことも関係しています。スモールはやり方次第では割と有効って事です。MPJのディフェンスは危険でしたが速攻を減らせるのが大きかった。
◎まとめ
例示のためのナゲッツですが、具体例が多すぎたかもしれません。でも、ここに引っ張られる必要はないし、新しい可能性を見つけてください。
「うーん、考えてみたいけど戦術わかんないし」って方は、ナゲッツ流を自分のチームに当てはめられるか考えてみましょう。この試合でポイントだったのは
ヤニスを個人で止め、3Pも決めるジェレミ
ミドルレンジのプレーメイクするヨキッチ
全員が3Pを打てるロスター
多くのチームにはジェレミがいませんし、ましてやヨキッチはナゲッツにしかいません。唯一ありえるのはアデバヨか。代わりに最後の要素がなくなるヒート。
だからちょっとずつ工夫しないといけません。オフェンスを意識するか、ディフェンスを意識するかで使う選手も変わってきます。バックスを意識しすぎてもいけない。
再開RSでウィザーズがバックスに勝つためのシナリオを考えました
ガバガバの攻略法ですが、考えてて面白かったので一応送ります
◎バックスはどこで勝つべきか? (再開RSを仮定して書いています)
まずバックスは2位と6.5ゲーム差があるので2勝すれば、PO1位進出がほぼ確定します
ではどこで2勝すれば良いのかというと3戦目と4戦目です
怪我防止のため最初の2戦は慣らし運転
3戦目ネッツ戦、4戦目ヒート戦で勝利すれば、残り4戦でロードマネージメントできる事がほぼ確定します
バックスがネッツに勝ちに行く理由として、ネッツorマジックvsウィザーズでPO出場決定戦があれば、1位のバックスはPO初戦で疲れた相手と戦う事が出来るためです
ネッツには勝ちウィザーズに負ける事で、その確率を上げることができます
そうは言えど手を抜いてもバックスがWASに普通に勝ってしまう展開があるのと、主題である攻略法に触れていないので、どこで点数を稼ぐかも考えます
◎ローマネ中の空き巣狙いなら任せろ
ウィザーズvsバックス、ターゲットとする得点は2/25の123vs123(OTなし)を基準に131vs117にしました
まずローマネでヤニス、ミドルトンの出場時間が△4分、得点は各△3点と△2点に
代替要員の得点で+1.5点
ミドルトンも人の子、きっと50-40-90を狙っているはずなので、既に40%を超えるスリーは積極的に打たないという謎の根拠で、スリーアテンプト△2.5本△3点
代わりにドライブからのリムアタックでFG%を上げにくると仮定してミドルトン対策を練ります
ディフェンスではミドルトンに1on1チェイサーとダブルチーム気味のヘルプを配置
増えているはずのロスター数名をフルで酷使してドライブを徹底的に防ぎます
持たせても良いけど、とにかくペイントに行かせない
スリーを打たずリムアタックに来ると仮定すれば、いつもよりは守りやすいはずで、シュートセレクションが悪い時はミドルも打たないでしょう△4点
そして可能ならスリー要員にキックアウトさせます
ダブルチームに回ったディフェンダーがスリー待機へのチェックが遅れてしまうので+4.5点
ミドルトンのペイント侵入が減った分はヤニスへのパスになり、ヤニスが代わりに得点します±0点
ヤニス対策もスリー対策もされていませんが前と同じように守備して±0点
ミドルトンのスタッツへの意識を逆手に取った対策で失点を6減らします
◎シューター八村
攻撃では八村のミドルを復活させます
八村はペイントでブロックされていた印象が強いのでダンクとレイアップを減らし、持ったらミドルかスリーを打たせるお祈りゲーに持ち込みます
休み期間中でシュート能力がアップしているのに期待して、アテンプト自体も大幅に増やし出場時間も+8分してミドル+3/5本、スリー+1/2本で計+9点の予算計上です
バータンズの代わりにモーワグナーなどがスリーを打ちますが-3点
これでウィザーズから見て+12点になり、得失点差を埋めることができるはず(WASから見た得失点差は無視しています)
最後にビール先生が得意のクラッチタイムにブザービーターを決めると+2点
131vs117でWASの勝利になりました
なんかナゲッツ戦のレポートが殆ど答えのように感じますw
ただなんとなくここ数年のバックスを観てて感じるのは相手チームからみたらバックスのディフェンスこそ攻略方が難しい気もします。バックスのオフェンスは別に複雑では無いので単純に数字通りに対応してしまえば良いと割りきれるんですよね個人的には。
以下、けっこうテキトーです。
vsマイアミ
①105-98(MIL:3pt%33%以下、3ptFGA34本以下)
②ヤニス
まずヤニスのディフェンスリバウンドから速攻を出させないことが大前提。トランジションが一番怖い。リバウンドは後述。セットオフェンスにした上で(1)3は打たせる、(2)引いて守ってドライブはさせない、(3)ペイント外でポストアップ→押し込まれない→ターンアラウンドジャンパーを選ばせる。ヤニスのターンアラウンドとかフェイダウェイっていまいち信用仕切れないので、難しいジャンパーを選ばせる感じです。
②3pt
前述通りセットオフェンスから始めさせる。スイッチディフェンスが基本。オープンスリーを打たせない。タイトに守って落ちるのを祈る。ブレッドソーのドライブ、チェンゾのカッティングやカウンタードライブ、ヒルのドライブ、ブルックロペスのポストアップにはヤニス担当がカバーして、ヤニスの外は傍観する。ミドルトンはミッドレンジを打たせてペイントまで来たらヤニス担当がカバーする(一番、解決策が見えないのがミドルトン。とりあえずタイトに張り付いてエンドライン側にドライブさせてミドルを打たせるとか)
③
ヤニスのディフェンスリバウンドからファストブレイクポイントの大量生産を許してしまうのが最悪のシナリオ。そのためにヤニスにつかれてるプレイヤーが積極的に3を打ってヤニスにクローズアウトさせるのがベース。ゴール下から離れさせる。もちろんカウンタードライブから崩していくパターンも想定。例外はバムとジミー。ヤニスがマークについたら3は打たない、個人技でゴール下までゴリゴリ攻める。ファウルトラブルに追い込めたら100点、体力を削るだけでも80点。
④
ヤニスに押し込まれないプレイヤーがコート上に2人以上いないと、スイッチディフェンスを含めて対応できません。マイアミしかないでしょう。バム、クラウダー、ジミー、DJJあたりです。残りの全員は足を使って激しくボールチェイス。さらに頑張ってもらうのはタフスリーを打たせたあと。作戦が読まれてくると必ずセカンドチャンスを狙ってくるはずなので、ガード陣も含めてボックスアウトを徹底して、しっかりリバウンドを取って相手のオフェンスを終わらせる。