100%スネル

コロナショックでNBAもサスペンド。こいつは拗ねてしまうぜ!

本日の主役はトニー・スネル。ピストンズのウイングは2013年ドラフト20位の7年目。スター街道には遠いけど、万能型ウイングとして攻守に貢献でき、ブルズ、バックス、ピストンズと渡り歩くけど、各チームでスターターとしてプレーすることが多い選手です。信頼のウイングタイプ。

4年目で3Pが40%を超えると、そこから

16-17 40.6%
17-18 40.3%
18-19 39.7%
19-20 40.2%

 

極めて安定して40%をキープしています。逆にキープしすぎて上がっていないのもスネルらしさ。打たせれば確実に決めるけど、打たせるためにセットさせたいほどではないのがスネル。

〇今シーズンの3P
キャッチ&シュート 223本 
プルアップ 23本

〇ドリブル後の3P数
0ドリブル 225本
1ドリブル 11本
2ドリブル以上 12本

ちゃんとパスを貰ってからしか打たないスネル。ちなみにプルアップは57%も決めています。13/22ね。225本が0ドリブルから打っているのに、1ドリブルは11本しかありません。ワンフェイクからドリブルして3Pもないってことです。ドライブだな。

ザ・堅実派のスネルはオープンにならずに打った3Pも24本のみと、パスを貰って、フリーで、そのまま打てる時しか打たないような3Pで40%を記録しています。堅実度100%スネル。

〇1試合当たりのアテンプト
3P 4.3本
2P 2.2本

そして少なすぎるアテンプト。40%決めてくれるスポットタイプのシューターとして4.3本は十分だけど、ウイングとして2P2.2本は少なすぎ。身体能力はあるけどアタック力は足りません。

FGアテンプト6.5本は25分以上プレーしている選手の中で8番目の少なさ。平均8.0点はドレイモンド・グリーンと並んで6番目の少なさです。

似た数字を残しているのはトレバー・アリーザ。2P2本に3P4本くらいのペースで8点前後。なおアリーザの方が少ないです。べバリーやロイス・オニールもそんな感じ。

そんなわけで役割はディフェンダー。ウイングスパンがあってスピードにもついていける万能型。だけど、アリーザ・べバリー・オニールほどディフェンスで目立つわけでもない。

〇スティール 0.5本
〇ブロック  0.3本

確かに悪いディフェンダーではないのだけど、明確にメリットを生み出してくれるわけでもない。スティールからのカウンターを生み出す4点分の働きとか、そこまで求められない。高速ヘルプもなかったりしてさ。

◉100%の男

良い選手だし、誉める事こそあれ、貶すことはない万能型というか欠点が少ないタイプというか。だけど、わざわざホメるほどの武器もないのがスネル。

ピストンズがローズ、ドラモンドあたりでプレーを構築し、ミハイルー、ケナード、ギャロウェイあたりでシューティングしていく流れのあった中で、常にどんな時も邪魔をしなかったのがスネル。ジャマはしない。目立ちもしない。

じゃあ何で今回の主役なのか?

シーズンが中断されたことでスタッツが動かないこととなり、なんか面白そうなデータがないかなーと思って調べていった中でヒットしたのがスネル。そのデータとはね

フリースロー100%

なんと59試合もプレーしているのに100%決めているスネル。ちなみにステフ・カリーも100%ですが、あっちは5試合しかプレーしていません。

3Pの堅実性と共に、どうやらフリースローまで堅実らしいぞスネル。59試合でノーミスって記録的じゃないのかな?

〇フリースローアテンプト 32本

でもそもそも59試合で32本しか打っていないのもスネル。カリーは5試合で26本打っているのにね。

それでも32本でノーミスは立派な数字でもあります。というのも、2試合に1本程度しか打たない・・・いやフリースローだから4試合に1回しか機会がないかもしれないってことは、慣れないフリースローラインだけど堅実に決めているってことです。偶然じゃなくて、実力でね。

〇フリースローを打った試合数 15試合

15/59なので、本当に4試合ごとにしかフリースローラインには立っていません。15試合ノーミスなのか、59試合ノーミスなのか難しいけどさ。

2000年まで振り返ってみたけれど、30本以上ノーミスでシーズンを終えた選手はゼロで、20本以上が17-18シーズンのコビ・シモンズが全32試合25本ノーミスでシーズンを終えていました。スネルよりも少ない本数だけど、フリースローラインに立つ可能性は高い。コビ・シモンズってホーネッツの傘下にいるのね。

ということで、中断期間が終わったら気になりそうな小話をしてみました。

トニー・スネルはシーズンをフリースロー100%で終えるのか!?

このまま終わると歴史的なシーズンになります。ピストンズの残り試合は17試合。
理論上、スネルがフリースローラインに立つのは残り4試合。大体8本~10本です。

たまにしか打たないフリースローだけど、しっかりと決めきる堅実度100%のスネル。40本くらいだけど100%でシーズンを終えたら凄いよね。

ちなみに昨シーズンの(実質的)フリースロー成功率1位はブログドンで141/152で92.8%でした。そのブログドンとチームメイトだったスネルは、チーム内のフリースロー大会で優勝したとか。

100%スネル” への3件のフィードバック

  1. スネルはドライブからアリウープパスを出すのも意外に上手いです。たま〜にしか出ませんが…。

    ラプス時代のカルデロンもとんでもない期間決め続けてましたね。

  2. FTの能力は独立したシュートの才能ですよね。
    昨年のクリッパーズの記事は面白かったです。

    動きの中で打つのと、静止した状態から打つのとで各選手、得意不得意が出るのかな?
    スリー35%の選手が40%になってもFT%は伸びないとか、
    スリー30%ちょいでもFTは80%台とか、
    そんな選手をよく見ます。

    まあレブロンとデローザンなんですが、笑

  3. ラプターズ時代のカルデロンがシーズンの大半をフリースロー落とさないで過ごしてましたね

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