動画です。
月曜なので5:30からレイカーズvsセルティックスを見ましたが、眠いので書きながら観戦は出来ませんでした。帰宅して書くにも、なーんか遅くなった気がして、どうしようかなーと思っていたのですが、自分がゆーつーばーなことを思い出しました。
なお、思い出したことは後悔しています。途中で嫌になったので荒い作りになりましたよ。
本日は気になった4Qのセルティックスオフェンスのまとめです。まず重要なのはテイタムが凄かったことです。
〇ジェイソン・テイタム 41点
このテイタムの好調さに対してヴォーゲルはディフェンスで仕掛けます。
オフボールで置いてかれることがあったクズマからKCPへのマークをスイッチして「広いスペースを使われる」ことを避ける
→スイッチ誘導でvsクズマを作るセルティックス
トップからの広いスペースを使わせないためにダブルチームのレイカーズ
→パスを出すテイタム
問題は最後の「パスを出すテイタム」にありました。ひとつはダブルチームに対してテイタムのリアクションが悪く、適切なパスやスペース構築が出来なかったこと
もうひとつは広がったチームメイト達の足がとまりがちだったことです。スマートの判断力、ヘイワードの読みは効果を発揮する場面があったものの、ブラウンの判断だったりボールを受ける前の認知に課題がありました。
繰り返しますが、テイタムは素晴らしかったです。しかし、戦略的にディフェンスが仕掛けてきたときの対応には課題があったことを知ってもらおうの動画です。
「まだ3年目だから学べばよい」という状況ですが、ドンチッチ、トレ・ヤング、ドノバン・ミッチェルなどはこういうシーンでの経験を積んでおり、「勝負強さ」ではない個人技の戦略性です。今シーズンはこの手のダブルチームが流行していますが、「判断ミスを誘う」ことを前提とした守り方であり、「ディフェンスローテに自信がある」チームが行える戦術です。
そしてセルティックスがプレーオフでの接戦を勝ち進みたければ改善しなければいけないポイントでもあるのでした。スマートとヘイワードならば間違いが少ないけど、この2人だと突破しきれないわけで、プレーコールのチョイスも問われます。
まぁケンバがいるとスピードでかき乱してくれるから、かなり状況が変わってくるんですけどね。
あとレイカーズは1年前はこういうこと出来なかったわけで、ヴォーゲルになっていろいろ変わったよね。
アイバーソンもデトロイト相手にこんなプレーをしてしまったわけですよね。2005年のしかもプレイオフで。シーズン中に取り組めなかった。
これはチーム案件ですよね、テイタム側の判断と動きと、レシーバー達の気の利かせ方と。コーチ陣はこの辺を問題視するのか流してしまうのか。着眼できれば改善は早い気がします。
でもケンバならアングル変えるくらいスピードで振り切るし、後ろに下がってパスするんですよね。
同じようにスピード型でも、ケンバはリングに向かう、向かわない、後退して自らのパススペースを確保する等の巧さがあって、アイバーソンはリングに向かうことがメインで囲まれる傾向が強かったと。(ケンバの方が与えられたスペースは広い。)
なかなか変われないんでしょうかね。テイタムも含めてトレーニング動画がサイトに上がってますが、みんな練習熱心に思えるし、ステップバックとパスを組み合わせるだけですし。
あと、レシーバーの動きは、ダントーニなら改善できそう。
テイタムの体幹オバケは年齢と共に良くなってきてますよね。
テイタム軸でやるのか、全員アタックなのか、もう少しはっきりしてもいい気がするんですよねー。
それこそマンバ先輩やカワイのよーに。
ブラウンやセルティックス全体として、『テイタムの為に合わせるシステム』にもう少し振ってもいいのかも。ただ、それをあまりしない傾向の最近のセルティックス。(アイザイア時代だけそれしたけど、どう自分達でその時代を評価しているのか気になる)
ヤニスと戦える個人を育成しなければいけない東としてもさ。チームでぼかすにしても仕込もうよ、スティーブンス。
レイカーズは、ゴロッとメンツ変わったから、どう評価していいものか。ヘッドコーチは確かに安定してるけど、策はあまりない(過去の例だと)イメージなので、play-offはレブロン頼みになりそう(レブロンはどこであれ、誰がコーチであれそーなので、いい相性なのかなぁー)
テイタムがパス能力上げるには時間がかかるので難しいかな。でもアイザイア時代のやり方は懐かしいし、よく出来てましたよね。しかもアイザイアいなくなっても勝利した試合もあったプレーオフでした。
テイタムとブラウンを並べるならハンドラーやらさなくても良いと思います。その場合の問題は局地戦を選択したいHCの性格なので、わりと難しいと思います。