2人の40-10-10

ハーデンとヤング

おいゴードンがスターターにいるじゃないか。いつの間に復帰したんだい。悪夢だよ悪夢。もちろんロケッツにとって悪夢。クリス・ポール→ウエストブルックになったことで、マシにはなりましたが、ちゃんとウイング起用しないとダメだよ。シュートはどうせハーデンが打つんだからさ。まぁ本日はウエストブルックがいないので悪夢ではありません。むしろポジティブ。

一方でこちらも復帰したコリンズ。出場停止から戻ってくると個人としては活躍したものの、ヤングの方が休んじゃってイマイチなホークスでしたが、無事両エースが揃いました。そろそろ頑張ろうぜ。いい加減にさ。

◉右へ左へ

試合はコリンズへのアリウープパスを決めるヤングと、ゴードンのスクリーンでスイッチしてvsヤングから攻め込むハーデンでスタートします。つまりはヤングを攻めておけばアンパイなロケッツなので、攻守にヤングに負荷をかけることが可能です。

しかし、かつてのロケッツと違って、こういうことを徹底しなくなりました。もちろんディフェンス側の進化もあります。あるいはハーデンがマーカーのハンターやレディッシュを舐めているかもしれません。まぁハーデンがルーキーごときに止められていたら優勝は夢の話です。ブルース。

といいつつ、ハンターはなかなか良いディフェンスでハーデンからスティールします。スティールした瞬間にヤングは走っています。攻守の切り替えで完敗しているロケッツ。おーい!ウエストブルックよ!・・・やつも歩くか。ロバーソン呼んで来い。

他にもハーターがボールを奪うもミスになりかけた時には、バックビハインドパスでコリンズの速攻にしましたが、その時はヤングとコリンズだけが走っていて、ロケッツの選手はゼロでした。優勝が遠いなぁ。

そんなこともあってかヤングはシュートを決められた後もクイックで仕掛けていきます。ロケッツにスキが多いことを把握したゲームメイクです。

しかし、ビッグマンに関してはホークスのベンチ陣よりもカペラの方が切り替えが早くて、トランジションからゴール下でドフリーになるとハーデンからピッタリのパスが出てきます。トランジションゲームにして自分たちがミスるホークス。

なお、ドフリーのゴール下を連続ミスして3回目で決める離れ業のカペラ。ネタバレすると、この試合のカペラは5本のシュートミスがありましたが、そのうち2本が「ドフリーのゴール下」を「連続ミス」です。アシストキラー。ハーテンステインは決めた。

ということで早い展開になった1Qはロケッツがゴール下のイージーシュートとハーデンの3Pで45点を奪います。なんとハーデンは1Qの時点で22点6アシスト。特にレディッシュがいなくなると圧倒的でした。

それに対してハーフコートがいまいちだったホークス。特にFG4/4のコリンズがベンチに下がると全然でした。なので29点どまり。1Qから16点のビハインドとなってしまったのでした。

◉ストップ・ハーデン

2Qになるとハーデンがお休み。だけどゴードン中心に点差を広げていきました。いつもはウエストブルックが担当のポストアップをすると、自分でシュートまでいって&ワン。さらにドライブからのパスアウトはマクレモアが3P。続けて3Pを決めたマクレモアで20点を超えます。

ホークスはコリンズがイージーフック。のはずが、シュートを落としていくと、ヤングもレイアップをミス。ということで、この試合最大の23点差となります。管理人はうとうとと寝てしまいましたとさ。

しかし、お久しぶりなアレン・クラブが登場するとルーキーとは違うんだよ、とばかりに3Pを2本決めてくれます。ここまで足りなかったアウトサイドの援護射撃はホークスらしいオフェンスを取り戻すきっかけになります。

ヤングはトランジションでステップバック3Pを決めると、徐々に勢いに乗り始めます。FGこそ4/10と微妙なものの、トランジションの連続が効いてきたのか、ファールドローでのフリースローを増やしていき、2Qだけで15点と反撃。

一方のハーデンは、1Qとは別人のように決まらない。3P3本全てを外し、FG1/7と急ブレーキ。3つのアシストを記録するも3つのターンオーバーでカウンターに繋げてしまいます。

そんなわけで1Qはハーデン、2Qはヤングの時間となった前半は77-62とハイスコアゲームになって終わるのでした。うーん、15点の差はレディッシュ+ハンターで2点しかとれなかったことが大きい感じでした。でもハウス+タッカーでも6点だった。

タッカーのコーナー3Pが生まれずにハーデンが取りまくってもロケッツはロケッツだけど、パスを回して全方位3Pがないとホークスはホークスらしくないんだよね。1年前はルーキーだったヤングとハーターは機能していたけど、今のルーキーであるハンターとレディッシュは苦しんでいるのかな。

◉若くて勢いのないチーム

そのレディッシュがヤングのパスを受けて3Pを決めれば、ドライブレイアップ。それに対してハーデンやカペラのパスでフリーになったタッカーとハウスの3Pは決まらずホークスペースになっていきます。

こうなると本当にホークスっぽくなっていって、両コーナーまでパスが回って、オープンになったスペースにハーフスピードのドライブで攻略するハーター。コリンズのスクリーンからインサイドと思いきやプルアップ3Pのヤング。

それに対して3Qだけで5つのオフェンスリバウンドを奪ったカペラが一所懸命に押し込んだり、ルーズボールに飛び込んだりミスしたりって感じのロケッツ。カペラ様様な時間だったのですが、10点差をキープします。

割と不思議な時間で、もっとホークスが点差を縮めてもおかしくなかったのですが、そこはまさに若さっていうかね。一気に行けそうなのに、段々とシュートミスが増えていくんです。

「若いから勢いがある」って言葉がありますが、今シーズンのホークスって「若いのに勢いが足りない」って気もします。もっと一気に押し寄せてくるようなビッグウェーブがあった昨シーズンに比べると爆発しないんだよね。

一方でハーデンもミスショットのオンパレード。3QもFG1/8で5点に終わります。なおさらホークスは追いつかないといけなかった。なのに全員が満遍なく打ったらFG9/24しか決まりませんでした。またもベテランの域になりはじめのクラブが3Pを決めてくれて4点差になったのが最小ビハインド。

インサイドで堅実に決めてくれるビッグマン不足なのでドラモンド獲得は適切っぽいですが、ドラモンドってゴール下けっこう外すよね。コリンズとヤングのコンビのスペース潰しそうだし。

両チームがシュートを落とす状況が生み出したのは、リバウンド増です。かねてからのトランジション&3Pが多い状況により、ロングリバウンドも多いし、サイズがあまり関係なくなってきました。

ってことで、まさかのヤングが6つのリバウンドでした。3Qだけで荒稼ぎがこの試合のキーポイントです。ハーデンの方は3つだけ。タッカーが頑張りすぎたのか。

ヤングがベンチに下がるとオフェンスが形にすらならなかったホークスに対して、本日好調なマクレモアが2本の3P、ゴードンも3Pで続いて、9-0のランで返したロケッツが99-85と14点差に戻して3Qが終わります。

おいおい23点差を4点差まで縮めたのに、そこから12-2だと!若いのに勢いがないチームだぜ。

◉勝っていたから40点

ヤングがファールドロー&ファールドロー、プルアップ3P、アリウープパスとコリンズとのコンビで、マークのリバースを子ども扱いして反撃に転じた4Q。ところが、相棒のコリンズがピリッとしません。

3Q序盤の時点で呼吸が苦しそうだったコリンズ。長期欠場の関係でコンディションが整っていないのか、薬がないとスタミナがもたないのか。ワラエナイジョークだ。全くシュートを決めることが出来ず、明らかにカペラに走り負けて沈黙したコリンズはベンチに下がります。

すると見事に得点が止まったヤング。良いコンビなのかなんなのか。ただし、代わりにアレックス・レンがゴール下で頑張ってくれるのでアシストを記録し、ハンターの3Pもあって、この時点でトリプルダブルを達成します。

一方のハーデンはしっかりと休んでから戻ってくるも、コリンズよりもお疲れなのか全くシュートが決まりません。それもドライブがないから悪い時のハーデンロケッツと化します。こんな時に何とかしてくれていたウエストブルックですが、逆に言えば「ハーデンがドライブしなくても良い今シーズン」にしてしまったので、意外と罪深いのかもね。

コリンズと共に戻ってきたヤングがファールドローで40点目を挙げるとともに5点差にまで縮めます。ハーデンに対してはハンターが素晴らしくガマン強く守っており、大きなチャンスをもたらしてくれます。ベテランみたいだな。

とにかく手を出さずにシュートに対しては足だけで追いかけるハンター。酷いシュートを連発するハーデンなのですが、チャンスと見たかハーターがダブルチームに行ってしまい空いたゴードンを見逃さずにパスを出すと3Pで答えたゴードン。

さらに見事なディフェンスでハーデンの3Pを外させると同時に前を走ったハンターに対して、タッチダウンパスを投げるも長すぎたハーター。うん、まぁ、若手らしくて良いんじゃないの。点差的には追いつきそうなのを6点差キープさせてしまったハーター。

タイムアウトからのハーデンは自分でこねずに早々にゴードンへ。ドライブに対して合わせてきたタッカーがイージーレイアップ。うーん、この方がロケッツっぽい。「ハーデンに打たせた方がマシ」とディフェンスに思わせないとね。

これに対してドライブしたヤングが一度はハーデンにブロックされるも、リバウンドを取り直してゴール下。残り30秒で4点差

しかし、ここまで踏ん張っていたハンターがハーデンに対して痛恨のファール。でもフリースローを1本外すハーデン。

ツーポゼッションが必要なホークスは急いでヤングが打つも決まらず。その後はアレックス・レンがファール貰ったりして、最後まで頑張ったけど、ちょっと勢いが足りなかったね。

4QのハーデンはFG1/10で3P7本全てミス。それでもファールゲームに来たホークスによってフリースローを得ると残り10秒で39点目を決めました。さらに時間のない中でレンが3Pを打つと自分のところにリバウンドが落ちてきて10リバウンド、ファールゲームされて40点目。

リードしていたことで訪れた得点機会によって何とか40点&トリプルダブルに乗せたのでした。

◉史上初だってさ

〇ヤング
42点 13リバウンド 10アシスト

〇ハーデン
41点 10アシスト 10リバウンド

1Q以外は死んでいたハーデンですが、なんだかんだでトリプルダブル。シュートが決まらないからアシストが増えたというか、ウエストブルックがいないからアシストが増えたというか。リバウンドもか。

一方でヤング以外の3Pが9/33、FG28/78という惨状のホークスなので、ヤングの10アシストも超ギリギリじゃん。28のFGのうちヤングが10もアシストしているって凄いよね。そしてトータルで108もFGアテンプトがあったホークス。数打って手に入れた40点でのトリプルダブルでもありました。

2人の選手が40点+トリプルダブルは史上初とのこと。どれだけの高確率で決めていったのかと思いきや、中身は酷かったハーデンとヤングのチームメイト達。それでもこんな記録を達成できる時代って事か。シュートが決まらないからリバウンドが増えたのも事実だけどね。

ちなみにカペラが22点22リバウンド、タッカーが17リバウンドです。同じチームの2人が17リバウンド以上ってのも凄い記録なんじゃないの。

ということで、ハーデンとヤングのスペシャルな記録以外は、大した見どころのない試合でした。ロケッツはゴードンが戻ってきたらハウスが消えるとかワラエナイ。ホークスは全体的にワラエナイ。

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