ホーネッツvsセルティックス

ケンバisBACK

さて、やっと。やっと30チームすべてが登場します・・・あっペリカンズ観ていない。

本日はケンバがシャーロットへ戻る試合。でも大切なのはケンバではなくホーネッツです。ボレゴのHC就任により大きく変わったホーネッツですが、そこにはケンバがいて、ケンバのためのスーパーケンバシステムにしました。勝利を目指すには最も効率的な道です。

そしてケンバが移籍したことで、勝利を追い求める義務がなくなったボレゴ。これは大きな注目事項で、ボレゴ自身が望む形でチームを作り替えていく事が出来ます。それも時間をかけて。ケンバとは関係なくサラリーきつきつのチームなので、選手を揃えるのは簡単ではないからこそ、若くても自分の好きな選手だけを集めて、勝てなくても誰も文句を言いません。

そして早くもPJワシントンやグラハムが大活躍する試合が出ています。ロジアー?知らない。

エースがいないことは悪いことばかりではない。そういうバスケをボレゴが見せてくれることを期待しつつ、戦力の獲得よりも放出が優先事項のホーネッツです。

◉ノーケンバ

ケンバのレイアップを皮切りに、次々にシュートをミスしていく両チーム。決まらない決まらない。こんなに決まらないかってくらい決まらない。ヘイワードから始まるパターン以外は決まりそうもない。

両チームのスターターの構成が似ていて、1人のビッグマンと4人のウイングという雰囲気。もちろんPGもいるし、インサイドよりウイング(要はPF)もいるけど、概ね広がった4人とインサイド担当の1人です。

ただ、プレーの構築方法が大きく違い、ボールのないところでスクリーンやポジション取りをして、ズレた所でウイングが決めていくホーネッツと、ハンドラーのところにピックなんかを利用して崩していくセルティックス。

すごーく変な話なのですが、ホーネッツのシステムをセルティックスが実行したら面白そう。揃ったウイングたちがポジションチェンジしながら、ギャップ利用していく。そう思っていたら、ベンチからスマートが登場するとそのパス能力とヘイワードとのコンビで次々にイージーバスケを生み出します。なるほどね。やっぱりそういうことね。

ハンドラーが多くてイマイチだったスターターに比べるとパサーが加わることで一気に解決したセルティックスの形。今年もまたスマートか。でも全体の球離れが良くなったし、オフボールでも動きも増えたので(要するにカイリーがいないので)、ヘイワードが自分の良さを使えている空気です。

とてもやりやすそうなスマート&ヘイワード。さらにベンチからグラント・ウイリアムスとロバート・ウィリアムスが登場すると、形が明確になってケンバのワンダフルなハンドリングもでるなどバランスの良いセルティックス。一気に二桁リードへ。テイタムとブラウン不要論。

なんだけど、今度はケンバ&ヘイワード→テイタム&ブラウンになって、こっちもまた細かく動いてポジションチェンジしてのオフェンスは悪くない。ちょっとテイタムが持ちすぎだけど、形としてはスターターの時よりもかなりよい。

ということでスマートと両ウィリアムスの3人にケンバ&ヘイワードかテイタム&ブラウンを合わせるセルティックスの形はちょっと面白そうです。特に両ウィリアムスがいると、セルティックスに欠けていたインサイドディフェンスがありそうな、なさそうな。ロバートがちょっと賢くないのと、グラントがちょっと高さが足りないのと。

◉譲り合いの2Q

ベンチメンバーになって人とボールを動かすようになったセルティックス。面白いことにホーネッツはその逆。PGグラハムが中心の形になってドライブとキックアウトで構成されます。ロジアーも嫌そうにグラハムにパスしていたのが印象的。

なのでオフェンスから流動性が消えてしまいます。思い切りよく打つシューターがいるわけでもないし。そんなこともあって割と早めにこの形を変えたホーネッツ。グラハムがハイスコアで良いのかと思ったけど、そうでもなさそうね。

そこからは5人が広がって有利になっていそうなマッチアップを使うようになりました。そこまで内容が良かったわけじゃありませんが、ポストアップを有効に使っていました。流行系のポストアップ。

だとするとセルティックスの方が良い内容で進んでいくのですが、これがまた3Pが決まらない決まらない。パスアウトが意味をなさないセルティックスと、ちょっとずつポストアップで得点するホーネッツ。

次第にゴール下すらも外すわブロックされるわで決まらなくなるセルティックスに対して、ブリッジスが3Pにダンクで反撃のホーネッツが点差を縮めていきます。試合の流れはホーネッツへ。

そしたら今度はホーネッツのミス。スイッチを促してグラハムvsブラウン、ゼラーvsスマート、ゼラーvsブラウンと特に意味のない形を作ってはミスになります。何故、もっとフィジカルでケンバをいじめないのか。あるいはテイタムにスピード勝負を挑まないのか。ディフェンスの良い選手を狙う意味不明なオフェンス。要するに未熟なゲームコントロール。

これで息を吹き返したセルティックスが12点リードにするのですが、ラストプレーでディフェンスリバウンドをとったロバートがグラハムにプレゼントパスして3Pを食らい9点差になって前半が終わります。

〇前半のFG
ホーネッツ 38%
セルティックス 40%

〇前半の3P
ホーネッツ 4/17
セルティックス 3/18

どっちも苦しすぎた前半でした。

まぁホーネッツはゼラー以外は若手だらけでプレーしているからミスも仕方ないさ。勿体ないのが多かったけどね。グラハムの存在は良いようでいて、チームオフェンスを仕込みたい段階では良くない気がするね。

セルティックスはロバートがちょっと。ディフェンス力はあるけど、致命的なミスが出るから差し引きゼロみたいな。オフェンス力がない分マイナス。そんな前半でした。

◉テイタムとヘイワード

後半になってヘジテーションからのジャンプシュートと速攻を決めるヘイワードでセルティックスが15点リードにします。本当に復活してきたようなヘイワードの見事な得点力。

さて、タフショットが減って良くなってきたという噂のテイタム。でも、このテイタムとヘイワードを比べると雲泥の差があって面白い。

確かにシュートチョイスは改善してきたようなテイタム。だけどハンドラーとしては致命的にパスが出てきません。テイタムがボールを持つと周囲のフリーが意味をなさないくらい自分が仕掛ける事ばかりを念頭に置いているようなプレーぶり。せめてコーナーに置けばよいのにパスの中継点にいるからな。

比べるとヘイワードはパスを出す雰囲気からのシュートチョイスをするので迷わせながらのプレーが増えます。これが微妙なラインで失敗していたような昨シーズンまで。またヘイワードはマイボールになってからの切り替えが早い。特にガードみたいなポジションをするときもあるので、そうすると一気に前に出ていけます。

テイタムはこの切り替えも遅めの選手。オンボール以外の課題があり、それがヘイワードとの活躍の差に繋がっています。

そんなヘイワードの見事なプレーメイクからドフリーになったテイタムの3Pが決まったりと好調なセルティックス。このまま行きそうだったのですが、まさかのスマートが3Q6分で5ファールになります。おいおい。

勢いをそがれたようなセルティックスでしたが、ケンバが2本の3Pで得点を繋ぎます。前半のFG0/6でしたが、後半は好調なケンバ。笑顔。

ロバートのオフェンスリバウンドからワナメイカーも3P。ケンバのアシストからロバートがゴール下、結局ラッシュに成功したケンバが3Qだけで11点、4アシストとけん引したことでセルティックスの18点リードになりました。

まぁあとはこのまま終わりました。

◉ホーネッツは伸びるのか?

結論的には大変そうでした。若手たちは多いけど、まずはプレーの仕方を実践で学んでいきましょうの時間です。外れくじみたいなチームのHCになったボレゴだけど、結果を求められないだろうからじっくりとチームつくりに臨んでください。

注目のPJワシントンはFG1/8で4点ながら5ブロック。高さじゃなくてスピードって感じのワシントン。U19で日本と対戦した時とはイメージが違うプレーをしていました。PFですが、SFみたいなものですが、ブリッジスやベーコンといいフィジカルの優位性を好んでいる雰囲気のボレゴ。

4Qにはブリッジスが明確なラフプレーをしたりと、コンタクトの多さがポジティブとは言い難いのが近年のNBAですが、ハードワークを徹底するカルチャーを根付かせることが出来るかどうか。

昨シーズンのケンバシステムみたいなプレーを増やす方向性だと思ったのですが、そんな感じでもなくディフェンスから整備したいのかな。同じようなポジションをこなせる選手を多めにいれているので、スイッチ対応も問題ない守り方をしています。

いずれにしてもポジティブな部分はありつつも、チームとしての方向性が固まるのすら時間がかかりそうでした。個人の成長という意味ではグラハム以外は個人突破しまくる自由はないので、時間がかかりそうでした。

セルティックスはグラント・ウィリアムスがプレータイムもらえていてよかったなと。頑張ってディフェンスとアシストで存在感を発揮してください。

ホーネッツvsセルティックス” への6件のフィードバック

  1. セルティックスは持ちすぎるカイリーが居なくなったことで個々の個性が出せる環境になりましたね。
    ヘイワードは中にスペースを見つけるとドライブを効果的に行う。いろいろ状況判断の良さが目立ちますね。ブログドンみたい。
    ブラウンのランも効果的。テイタムは相変わらずエースムーブやりがちですがまぁ一人くらい。ケンバが割りと譲るのがゲームの入りとしてスムーズに感じます。後半はエースムーブもアリになるけど。

    ホーネッツはグラハムの方がロジアーより全然いいという。
    トランジョンもアイソレーションもグラハムの方が良いとかロジアーいらないですね。笑

    1. グラハムはあれがボレゴのやりたいことかという疑問も出てきますよ。ロジアーの方がボレゴっぽいかも。だけどサラリーは払い過ぎかな。

  2. 自分はペリカンズ戦しか見てない(笑)
    ノーガードの殴り合いおもしろいですよ・・・まだ1勝ですが

  3. いつも楽しく読ませてもらってます。
    BOSは全体的に無謀な1on1が減った印象。
    というのもカイリーがいなくなったことと一緒にモリスがいなくなったのが要因かな。
    モリスも個人プレイでオフェンスしがちな選手だったので。
    でも、今でもやたらカイリーのことを批判してるので何だかなーって思います。

    1. カイリー というか、モリス 、テイタムの3人が並んだ時の渋滞感が酷かったので、ヘイワードと意外にもケンバで整理されましたね。スマート抜きでも成立しているのが印象的でした。

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