ホークスvsブルズ

さぁホークスです。トレ・ヤングが短い欠場から戻ってきたと思ったら、ジョン・コリンズが25試合の出場停止。NBAはこの判断が早いよね。ルールだから。日本でやったら出場停止期間を決めるのに時間がかかりそう。

代役はジャバリ・パーカー。ここがどうにも問題になりそうなのでした。

◉ブルズの3Pを巡る攻防

ブルズは試合開始から3P4/5と一気にラッシュします。さすがのオット・ポーターとマルカネン、そしてサトヤンスキーが決めました。ブルズのシューター達は高確率が普通なので、しっかりと決めきった印象です。

「しっかりと」というのが今回のポイント。ほぼほぼフリーになって決めきったわけで、それは決めた方を誉めつつ、ディフェンスが悪かったという事です。

ホークスのディフェンスは非常に不思議な組織をしていました。この守り方を解き明かすには1試合じゃ足りないでしょうね。ちょっとしたマッチアップゾーンみたいな形なんだけど、うーん、なんだろうね。

ひとまずここでは、全員がチェイスするのではなく、ちょっとずつスペースを埋めることを優先するよな守り方で、ブルズが次々にフリーになりました。その中でも目立ったのがマルカネン。そこがズレて、オット・ポーターが空く。

要するに怪しかったジャバリのディフェンス。なんともいえないけど、割とインサイドに留まりがちなコリンズに比べてチャレンジしては失敗しているような。。。

とはいえ、それすらわからないくらいに酷いホークスのディフェンス。こんなに3P打たれまくりのディフェンスシステムってビックリするわ。

〇ホークスの被3P 29.0%(3位)

ところがシーズンスタッツがリーグ3位だというホークス。つまり明らかに何かがおかしいわけで、それはコリンズの不在かつ守れないジャバリって気がしてきます。

〇ブルズのアシスト数
シーズン 22.9(19位)
1Q  9

多かったアシスト数。とはいえ、シュートが決まったから増えた程度の数字かな。だからブルズとしては普通程度のボール回しで効果的なオフェンスに。

1Qの2Pが9/13と圧倒的だったブルズ。その心は結局はインサイドが空いていて、3Pも好きに決めて・・・なんだろうね。

さて、もう書くことがないよ。どんな試合だよ。

◉なんだよトレ・ヤング

スパーズ戦でディフェンスを手玉に取ったヤングでしたが、本日は逆をとってもシュートが決まらないし、なーんかチョイスも悪いし。そしてジャバリじゃなくてヤングの方が明確に問題でした。

サトランスキーを1.5mくらい離して守るヤング。なんでだろ?

シュートの上手いサトランスキーなので堅実に決めていきます。だけど、確かに打ち続けるような選手じゃないから空けられた割にはパスを回します。これがまたノープレッシャーだから正確にゲームメイクしていきます。

よくわからなかったヤング&ホークスのディフェンス戦略。見事な大失敗に終わります。

〇サトランスキー
27点 FG10/13 3P4/5
8アシスト 4ターンオーバー

ターンオーバーが多かったこと以外はどうしようもなくやられてしまったホークス。しっかりと決めきったサトランスキー。ラビーンが目立つ必要すらない試合は、マルカネンの3P4/7もあってブルズは一向に衰えることがありませんでした。

〇トレ・ヤング
9点 FG3/12 3P0/8
3アシスト 4ターンオーバー

ヤングに託しているようなチーム構成なので、これではもうどうしようもない。3P8本全て外すわ、アシストよりもターンオーバーが多いわ。

なんかもう触れても仕方ないくらいダメだったホークス。頑張ったのは18点のジャバリのオフェンスと3P3/6だったビンスおじさんくらい。

◉残念ブルズ

ということで圧勝なのにホークスが意味わかんないから、触れてもらえなかった残念なブルズ。まぁそれでも空けられてのサトランスキーやポーターがしっかり決めたのだからネガティブなことは何一つなかったよ。

強いて言うならば、こうやってボールを動かしてシューティングに持ち込むのは本質とは思えないってくらいです。1Q9アシストで素敵に点を重ねたけど、最終的に113点取りましたが、26アシストにしかなりませんでした。

前回観た時はルーキーのホワイトが活躍しましたが、ホワイトみたいな点の取り方を志向するオフェンスだと思っています。ボール動かしてのシューティングはなんか違うじゃん。ひょっとするとホークスはそれを促して失敗したのかもしれませんが。

圧勝だったので触れる所がありませんが、唯一13分で6ファールで退場するという離れ業をしたヴェンデル・カーターが気になるところです。昨シーズンはケガもあってプレー機会が減ったけど、それでも良い感じに機能しそうだったのですが、もうなんだか存在意義がわかんない。

しかもこれで伸びるかどうかも不明。ボール回しからのシュートチャンスが減っても自分で得点することが出来ているマルカネンに比べると、カーターは何をすればよいのか。

そもそもディフェンスで強烈に存在感を放つようなフィジカル・身体能力なんてものもないわけで、バランスの良いセンターが特徴のないセンターになってしまいそうです。

ということでブルズは悪くないけど、ホークスがやりたいことが全く分からず退屈だった試合。なお、2Q途中と3Q開始ではちょっとだけホークスらしさが登場しましたが続きませんでした。

今シーズン最も短い記事になりましたとさ。

ホークスvsブルズ” への3件のフィードバック

  1. ホークス応援してるだけに試合見て残念でした。
    今回ヤングの3が入らなかったことは原因ですが攻守ともに何をしたいのか最後までわかりませんでした。
    HCはどんなシステムで試合をさせていたのか、。

    1. やっぱりファンでも疑問の試合だったんですね。
      こういう雰囲気ではないチームと思っていたのに、急に変な感じでした。

  2. ブルズファンですが、何も得るものがない試合でした‥

    ジャバリは何もかわらんなぁ、くらい‥

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