ラグビーについて考えてみる

日本代表が勝利を重ねたワールドカップ。ラグビーに詳しくない管理人が適当な分析をします。

先に断っておきますが、ラグビーに詳しくもなければ、当然ですが世界の戦術的な流れなんてものも知りませんので、今回の内容は正しくないものとして読みましょう。その前提でも考えてみたいことがあるから書いてみるわけです。それはバスケの戦術的変化と、あるいはバスケに将来起こるかもしれない変化を他のスポーツから探すってのも面白い作業だからです。

万が一ですが、ラグビーファンが初めて本ブログを読まれた時のために書いておくと、NBAの戦術的な部分を触れていくのがテーマのブログであり、現代NBAの戦術的変化の代表的な要素を挙げると

ポジションの概念が減った
オールラウンドな能力が求められるようになった
攻守の切り替えが異常に早くなり個人と個人の戦いが減った
3Pを効果的に取り込みコーナーまで広く使う

結果的には戦術的・戦略的に戦わないと個人能力が優れていても勝てない時代になりました。逆に戦術的・戦力的に優れているチームが強豪となり、王者になるためには個人能力が差を生み出します。

こんなことを書くというのは、それだけラグビーを観ていて似た要素を感じたって事です。ラグビーの戦術的な変化なんて知らないので、それが正しいものかどうかは知りませんが、五郎丸時代に感じていたラグビーとは全く違うのです。

そして頑なにバスケの事しか書いてこなかったのに、ラグビーに触れるのは日本が勝っているからとかではなく、戦術的な理由です。きっかけは「五郎丸が代表に選ばれない理由」が書かれた記事を読んだことです。

https://bunshun.jp/articles/-/14117?page=2

日本にはいなかった大型フルバックとしてスピードとパワーを兼ね備えていたオールラウンドな五郎丸が、よりスピードを重視したフルバックにポジションを奪われました。もちろん年齢もあるし、単純に次の世代が台頭してきただけってのもありますが、まぁそこにNBAブログが触れても仕方がないので無視しましょう。

この記事に書いてあることで気になった部分を箇条書きにすると

パス&ランのみではディフェンスを崩せない
キックパスを多用し「アンストラクチャー」な状況を作り出す
フルバックはより広い範囲をカバーする必要が出てきた

最後に松島幸太郎が「複数のポジションをこなせるユーティリティプレイヤー」とも触れられています。 そうなんとなくバスケの流れと似ているのです。

そしてニュージーランドのラグビーは衝撃的でした。極めてわかりやすく、これらの戦術的な特徴を示してくれました。その感想を中心に書いていきましょう。

ちなみに日本vs南アフリカを観ながら書いています。

◉2人の司令塔

オールブラックスにはバレット3兄弟がいますが、その中でもボーデン・バレットは段違いの選手でした。フルバックとしてプレーしていますが、本職はスタンドオフ。世界最高の司令塔とも呼ばれているらしいです。

もちろんフルバックとしての高い能力があっての話ではありますが、ニュージーランドには2人の司令塔がいることになります。そしておそらく重要なのは、スタンドオフというスクラムやモールからボールを出す役割の司令塔ポジションではなく、そこから出てきたボールを広いスペースの中でオフェンスコーディネートするってことです。

素人目にみてもオールブラックスのオフェンスパターンの豊富さは異常です。多彩なコンビネーションがあるのですが、それがスペースがある中でどこから攻めていくのかを判断する密集地帯の司令塔とスペースがある中での司令塔がいるってのは大きく関係している気がします。

さて、NBAはどうなっているか。

広いスペースの中にいる司令塔PGを中心としながら、狭い範囲で有効にパスアウトするセンターの役割が重要視されてきました。狭い所をゴリ押しすることはナンセンス。いかに広いゾーンを有効活用するかが重要です。それはPGだけでは出来ません。

ヨキッチのようなわかりやすいポイントセンターだけでなく、サボニスのようなゲームメイクの上手いセンターも登場してきました。あるいはドレイモンド・グリーンやマルク・ガソルといったところも。

もちろん、そこまでの能力はなくてもチームとして3Pを活用したいチームだとカペラにもパスアウトを身に着けさせようとしたロケッツやジャレット・アレンがパスアウトするネッツみたいなチームもあります。

とにかく現状は狭いスペースを使わないことが重要です。戦術的なチームほど、全員の判断力を重視しています。その判断力には個人差が出てきてしまいますが、狙っていることはチーム次第なのでこの概念は似ている気がします。

ボーレン・バレットとは言わなくてもラグビーもサインプレーが多くあるのでただパスを渡すのではなく、どこのスペースを活用していくのかが重要なスポーツになっているのでした。

◉ライン際のウイング

「広いスペースを使う」というのはディフェンスがいる中でショートレンジを打つよりも、フリーで3Pを打つ方が確率の高いオフェンスになるという根本的なオフェンス意識の変化がもたらしたものです。ラグビーを観ていたも同じ要素は存在します。

松島の走力は南アフリカを大きく困らせていて、そこまでボールが繋がると日本にはチャンスの匂いがします。このウイングがライン際にいることはコーナー3Pと似ています。

広いスペースを走力のある選手が使うといえば簡単そうなので、さっさと回せば良いわけですが、バスケでさっさとコーナーにボールを渡してしまってディフェンスに追い込まれるとプレーがしにくくなります。

ラグビーの場合はこれがよりハッキリとしています。つまり「広いスペースを作る」ためにどうすればよいのかが非常に難しい印象です。多分、ライン際へパスを繋ぐだけならそんなに大変じゃないのですが、その場合はほぼスペースが生まれないので、ダメだよん。

NBAでは頻繁にあるのが、どんなに抜かれてもボールマンへのヘルプを用意しない事。だって広いスペースにパスされる方が嫌じゃん。ウエストブルックみたいにシュート力がないなら、パスさせない方が優先です。

ということで、ハンドラーが得点するからこそ生まれるスペースでありコーナー3P。ラグビーで言えばゲインがなくてもフォワード達のアタックが最終的にスペースを生み出すことに繋がっていそうです。

流行語になりそうな「オフロードパス」ですが、使わなくても突破するためのスペースを作ることは出来そうです。「どうやって広いスペースを作るか」がラグビーの肝になっていそうですが、それが何かはよくわかりません。

しかし、オールブラックスについては他のチームには感じないオフェンスパターンがありそうです。というほど観ていないですが。

まずオールブラックスのウイングはライン際ベタ付きでした。もうキワキワにベタベタ。お前はPJタッカーかってくらいにずっとラインにいます。当然、この選手が怖ければ怖いほど、ディフェンスはカバーできる範囲にいる必要があります。ライン際に広いスペースを与えるわけにいかないので、インサイド側にはスペースが広がります。

おそらく、このライン際ベタ付きはオールブラックスだけではない特徴なのだと思いますが、ラグビーの中継はそこまでわかんない。

オールブラックスが面白かったのは、ウイングがライン際にベッタベタなのだけど、ボーレン・バレットとウイングのセブ・リースが何度もインサイド側を突破していました。多分、他にもいるのでしょうが個人的にはアイルランド戦の14番セブ・リースは非常に面白かったです。

ラグビーのバックス陣は一般的にラインをつくってパスが出てくるのを待っています。しかし、オールブラックスはここで待っているのではなく「オフボールムーブ」をしています。モールで密集している中で、ラインを作るのではなく、動き回っているセブ・リース。

序盤とラストは明らかにウイングですが、それ以外がライン際じゃないっていうね。まぁサインプレーなのでセブ・リースの個人判断ってわけではないでしょうが、ベタ付きウイングの役割もしながら、クロスしてのインサイドのギャップをつく役割もこなしています。

ウイングのライン際ってのは普通の話なのだと思いますが、やけにポジションチェンジとオフボールムーブが多かったオールブラックス。ポジションレスアタックなのだよ。

日本もリーチ・マイケルが時々、ライン際にいるんだよね。専門職だけでは成立しなくなっているのがラグビーの世界なのかなーなんて想像しています。

◉アンストラクチャー

ディフェンスの陣形が崩れた状態という意味らしいアンストラクチャー。バスケはトランジションを増やしてアンバランスな状況とフリーを作っています。これからブログでもこの言葉使いたいけど、覚えられないだろうね。

セブ・リースのオフボールムーブなんかも明らかにアンストラクチャーを作るための動きでした。おそらくこの先のラグビーはこの手のプレーを増やしまくるのだと思います。バスケのセットプレー的な動きは参考になるでしょう。

さて、キックパスです。実際に試合を見ているとキックパスの成功率は高くありません。オフェンス側がボールを失う可能性が低いスポーツなので、キックパスってのは「ターンオーバーが発生する率の高いギャンブルプレー」にしか思えません。

しかし私たちは知っています。NBAの最強チームであるウォリアーズはターンオーバーの多いチームであると。直近3年間でも22位→26位→21位と下から数えたほうが早いくらいにターンオーバーをしながらも勝利を重ねてきました。ちなみにホーネッツは1位→3位→2位とターンオーバーが少なくて勝てないチームです。

それでもウォリアーズの裏を狙ってくるパッシングはトータルで効力を発揮しています。それはトランジションの連続でアンストラクチャーを生み出すことと、コーナーまで使って3Pで広いスペースを作り出すことにも繋がっています。相互にね。

キックパスも何度も見ていると、これらの要素を感じ始めました。出足の早いディフェンスでパスワークを封じていくことを許さないのがキックパスになっていました。成功率が低いといっても「成功したらトライに繋がる可能性が高い」のがキックパスなので、ディフェンスは最優先に防がないといけません。

ライン際まで広がらせる
中央のギャップ突破を交える
キックパスを警戒させて裏のスペースを優先させる

なるほどね。と思えてくるのでした。バスケに似ているわけですが、単にバスケに似ているのではなく、「最近の戦術的変化に似ている」ってのが重要です。アンストラクチャーな広いスペースを作り上げるための複数の工夫が混じるのが現代NBA。

◉バスケにはないもの

その中でラグビーにあってバスケにないものが次の時代に参考になる要素です。アメリカがラグビーをみるかは微妙ですが、最近はユーロ系からの方が最先端戦術が生まれるイメージがあるので。

最大の問題は「バスケにはない」ってほどじゃないですが、フォワード陣の存在です。あれだけハードにコンタクトを繰り返しながら、すぐに立ち上がって走ってフォローに行って、さらにタックルする。それがラグビーのフォワードに求められています。

この点がニュージーランド出身のスティーブン・アダムスに感じる部分です。あいつちょっと異常じゃん。異常なんだけど、ラガーマンたちをみれば普通な気がしてきます。ちなみにアメフトだとプレーが途切れるので、あそこまで繰り返しハードワークすることがないんだよね。

NBAのビッグマンはアメリカ以外の選手が増えてきました。アメリカのセンターは育成年代ではPFだった選手の方が多いんじゃないかってくらいです。アンストラクチャーを増やすことが現代戦術なので、カバーするだけの運動量がないと意味がないんだってね。

またこの要素は違う意味でガードにも関係してきます。ラグビーの特徴は「抜く」のではなく「コンタクトして潰れる」ことも重要でした。しっかりとディフェンスに当たってバランスを崩して次の選手に繋げていくわけです。そこにオフロードパスが加われば最高です。ていうか、レベルが上がってきたから潰れるだけじゃダメでオフロードパスで繋げないとね。

この点を感じさせるガードはベン・シモンズ(オーストラリア)とリッキー・ルビオ(スペイン)の2人。スペインはラグビーなんて観てなさそうだけどね。

この2人はドライブしたときに「抜いてシュートを打つ」のではなくて「ヘルプディフェンスのいる所にアタックしてパスを出す」ようなプレーをよくやります。ディフェンスからしても自分のところに突っ込んでくる選手をかわすことはしないよね。当然のように待ち構えるとパスを出されます。

この違和感はアメリカの選手に少ないプレーだという事。PGが得点を奪うのが重要になってきたし、ピック&ロールが超常識化したことでマークマンは引きはがされる状況になりました。基本は自分が抜けていって得点を狙い、ヘルプがきたらパスアウトです。

そんな中で1on1の強さ以上に1on2の状況を作りたがるレアなPGがいるわけです。

3×3では絶対にやらない非効率なプレーってこともあり、アメリカカルチャーには合わない気がします。また5人という少ない人数のスポーツでは効果が小さく、サッカーやラグビーになると広いスペースもあって効果が大きくなります。

ヘルプディフェンダーに突っ込むプレーは、バスケの戦術として活用していく伸びしろが大きい気がしています。要するに「広いスペースを作るために、どうやって密集させるか」ってことだ。カリーやハーデンくらいフローターを決めるなら不要だけど、全員がそのレベルではプレーできないのだから。

同時にヨキッチやサボニスの話をすれば、密集を作り上げるにはパワーファイター(サイズがある選手)の方が向いているわけで、かつてのようにポストアップからのパスアウトパターンを進化させる形もあり得ます。

ちなみに新シーズンにポストアップがもっと流行していくと思うんだけどね。

◉元気な方が強い

さて、書いている間に日本が負けてしまいました。本当は日本が勝ってきた理由についても想像してみようと思っていたのですが、これ以上ラグビーについて書いてもね。

運動量が求められるようになったNBAですが、それってラグビーも同じじゃん。スタミナ面は日本人も得意とする部分なのだけど、ハードコンタクトで削られるとスタミナの優位性を発揮するのは難しいし。

それにしても今年は10月になっても暑かったですね。昼間に都心を歩いていたら半袖短パンが大量にいました。

ラグビーも冬のスポーツって事で、クソ暑い中でやるものではないし、日本の暑さは大きく味方してくれた感じがします。それがホームってことだ。空調の効いた体育館で行うスポーツとは違う。サッカーもそうだしね。

最近のNBAは「元気な方が強い」理論ですが、ラグビーもまた同じく。選手交代が多く行えることになったことで元気な選手をジョーカーとして利用するのも重要な様子です。

それにしてもラグビーって週に1試合しか行わず、大会期間中でもノーゲームデーが結構あります。先日のバスケWCが中1日でほぼ毎日試合があったことを考えると経済的なロスが大きいわけですが、それでも成立するのだから、そっちの方が良いよね。

願わくばラグビーのように余裕のあるスケジュールで大会を組んでほしいものです。なお、そうなると対戦相手の分析と対策がさらに進むので戦術的にも難しくなります。

元気な方が強い。それは戦術の進化がもたらした要因でしたが、元気で戦えるようにすると戦術も更に深化させないといけないのでした。

ラグビーについて考えてみる” への11件のフィードバック

  1. 題材と逸れてしまうかもですが、アダムスの献身的なプレイは幼い頃にラグビーをやっていたことも影響あるかもしれませんね。ハードワークをするのが当たり前のスポーツがバスケにも生きてると感じます。
    彼のスポーツマンシップやフェアプレーもラガーマンらしさが。

    アメリカでも高校までの部活動は、複数のスポーツを掛け持ちするのが一般的ですが、運動能力の向上の他にも
    戦術面やフィジカルの部分でいい効果がありそうですね。

    日本の今の部活動がどうなっているかは定かではないですがマルチスポーツのメリットは大きいと感じました。

    1. アメリカも子供のころから1年中バスケする環境が整ってしまい、学校単位でのシーズンとクラブ単位でのシーズン両方でバスケをすることで逆に大人になってからのパフォーマンス低下やケガの増加なんかが問題になっています。その代わり若い時から上手い選手は登場していますが、考えモノなんだなーと。

  2. 別のスポーツの戦術が研究され流入するパターンはやはりしばしばあるようで、サッカー好きの友人が「サッカーがバスケを追った戦術を組み立ててる」と言って曰く「FWの役目が自分が点を取ることから、DFを引きつけてトップ下の選手が切り込むスペースを作る」「そのためにミドルシュートも織り交ぜつつDFにFWを警戒させる」というのが流行し始めてるらしく、「ストレッチ系のビッグマンがスペースを作って、ウィングが切り込む」「3Pで外に意識を持ってイカせてスペースを作る」という流れをアレンジしつつ持ってきてるとか。
    「人数・コートが小さく統計が取られてる分、未来の戦術実験視察場としてバスケはいい」とその友人は言っていましたが、戦術の流行は色んなスポーツで連動しているのかもしれませんね。

    1. サッカーとバスケは戦術的な部分が似てますからね。バスケ最大の特徴は3Pシュートがあることで、サッカーにはそれがない。ミドルシュートの重要性を意識した育成が行われているとは思えないのですが、そういった個人能力について戦術設計に基づいた育成は足りていないのかなーと思っています。

  3. NHKも日テレもラグビー中継は硬派にやってて、自分に酔ったアナウンサーとかジャニーズとか起用しないあたり素晴らしいですね。バスケといいバレーといい、フジテレビはスポーツ中継一切やらないでもらいたい。

    1. そういえばそうですね。なんででしょうか。ラグビーはやけに硬派なカルチャーがありますね。
      舘ひろしや渡辺謙が画面に映るのも硬派な!

  4. サッカーは他の球技に比べ、ミスが多いスポーツなので戦略戦術がめっちゃ遅れてます。最近になってボードゲーム(チェス、将棋)やバスケ、ラグビーなどの競技をとり入れて、ヨーロッパサッカーの戦術は日本サッカーの戦術に比べて10年は先をいってしまうほど急に進みました。バスケもサッカーも似ているところは攻撃は優秀だけど守備であまり動かない選手がいる場合、守備をさせるよりあえて守備しない所も設計に入れるようになってきたところでしょうかね

    1. トッティのゼロトップはバスケにも多大なる影響を与えたと思います。トッティ=ポイント・センターみたいなものだと思っています。
      高度に戦術化されたパスサッカーを破壊するのがショートカウンターになり、ゲーゲンプレスに繋がっていくわけですが、細かい部分はバスケだけど、大局を見据えた戦術感はサッカーなんだなーと思っています。

  5. アダムスはラグビーのフォワードっぽい選手だと思います。
    ですが、ニュージーランド出身なのにバスケ選手ということはラグビーではトップになれなかったということなんでしょうね。
    バスケのプレーを見ていてラグビー選手としてもやっていけそうに思えるんですけど。

    1. たぶん、あれくらいのパワーは他にもいっぱいいるのでしょうね。ただ身長が伸びていき、バスケの柔軟なプレーも出来るってのは大人になってからラグビーでも活かせたかもしれません。子供のころにラグビーをやっていた選手だらけであろうニュージーランドで、早々にバスケの才能を見出されたわけですから、アダムスもバスケが楽しかったんじゃないですか。

  6. ニュージーランド対アイルランドと

    日本対南アフリカ戦をチラッと見た感想ですが

    いやー、ボール(プレー反応速度)がニュージーランドは段違い。地面に転んでからの復帰も早い。どのポジションの選手がとかではなくですよねー。この辺はバスケの現代化と似てますよね。

    昔、日本の女子サッカーがコーナーキックのオプション時に、ペナルティーエリアで縦にキチキチに5~6人並んで、ボールが蹴られたらバラバラに動くってのが数回、見られました。(真ん中の唯一、動かなかった選手がドフリーになった的な落ちなやつ)

    バスケでもありますよねーって感じで見てました。

    オールブラックスのフィジカル&スビードしながらのスキルの正確さは、『シンプルにやる事が1番難しい』とゆ-、どのスポーツでもですが、あるあるを見せつけられました。

    より、細く?小さく??なったウォリアーズの今期の試みをある意味、王朝時代より楽しみにシーズン見れそうです。負けるけど、それがなんだ。日本人として、見ずにいられません。 強くないチームがどんな形で自分らしさを高め追求していく。そして、S・カーさんがそーゆー事をやれるのか。

    反対のビックラインナップチームも楽しみですけどね。

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