現代NBA入門「チームの再建~新しい形~」

現代の最優秀チームはウォリアーズだ

前回の続きですが、そもそも「再建に成功したチーム」がどこなのかを定義するのは難しかったりします。唯一絶対の正義として「優勝でのみ推し量る」のであれば、当然ウォリアーズが再建に成功したチームになるわけです。

そしてウォリアーズを「再建」だけで見ていくと、キーになったのはドラフト指名でした。

2009年 7位 ステフ・カリー
2011年11位 クレイ・トンプソン
2012年 7位 ハリソン・バーンズ
     35位 ドレイモンド・グリーン

これは同じ「ドラフト指名で中心選手を手に入れた」といっても、前回のウルブズ・シクサーズとは明らかに形が違います。最高でも7位指名であり、今でこそスーパースターであっても当時はそこまでの選手ではありませんでした。

また、それだけでなく「個人の力で戦術を形成する」ようなレベルの選手はいません。それはカリーも含めて。トップ指名の選手達よりもビッグネームになったカリーですが、それでもやっぱりタウンズやエンビードに比べると個人突破のみで勝負させるなら弱い面があります。

ウォリアーズが優れていたのは「戦術に適した選手を手に入れる」ことです。とはいえ当時はボールを動かさない戦術だったので、まぁやっぱり微妙でした。そこにスティーブ・カーを迎え「カリーに適した戦術」に変化していったのですが、いずれにしてもHC交代前後を問わずチームが欲しがったタイプの選手でわかりやすく構成されていました。

そんなわけでウォリアーズを成功例として考えた場合でも、トップクラスの有望株を手に入れる事よりも、チームのコンセプト重視の方がプライオリティが高くなってきている印象です。

余談ですが、ある意味2009年に指名されているカリーだけ例外だった気もします。他はディフェンス力のある選手が優先されているのでした。ジェリー・ウエストがウォリアーズに来たのが2011年で、クレイ・トンプソンのトレードを許さなかったなんてエピソードもあります。

そんな前提も踏まえて本題に行きましょう。

③ブルズ

前回も少し触れましたが、バトラー・ウェイド・ロンドのシーズンを最後に再建に舵を切ったブルズは、この2年間はシーズン後半になるとあからさまにスターターをプレーさせず、チームが連勝すると主力をトレードで放出し、HCホイバーグとフロントが上手くいっていない印象もあったくらいに「負けて上位指名権を手に入れる」方向に動いていました。その目論見は

2018年7位 ヴェンデル・カーター
2019年7位 コビー・ホワイト

と成功しているんだか、いないのだか。非常にあいまいですが、こちらもポジションバランスには成功していますし、ヴェンデル・カーターまではホイバーグ戦術にあった選手を獲得している印象でした。ボイレン戦術の方向性がホイバーグとはあまりにも違うので、結局はよくわからない方針になっていますが。

しかし、ブルズのパターンで重要だったのはドラフト前です。キャリア全盛期を迎えようとしていたバトラーの放出こそがブルズ型の特徴。

キャリア全盛期の選手をトレード

【バトラーで手に入れたもの】
ラヴィーン、マルカネン、ダン

これによりブルズの再建はあっという間に完成しそうでした。次が3年目なので、ここでプレーオフまでいけるなら「素早い再建」になると思いますが、3年目も上位指名権を目指すなら時間がかかる再建に分類されそうです。

これが最近の大きな流れです。忘れもしないアンソニー・デイビスのトレードとウエストブルックのトレード。あとポール・ジョージも。選手としての価値が最大限まで高まっている時にトレードするのだから、大きな対価を期待できるわけです。

チームに限界を感じているならば、最も効果的なやりかたでした。ペリカンズの不安定さとサンダーの強引さはチームとしての限界だったわけで、そこから一気に次の時代に振り切れる良さも否定してはいけません。選手発信のケースが多いわけですが、実際にはチームと選手の合意で成立するケースが多いです。

最近、再建中のチームが多く、それでいて復活してくるのも早い理由はこの「判断の速さ」ゆえでしょう。だからブルズの選択は現代的でありつつ、上位指名も手に入れるという二兎を追いかけるものでした。そして一兎を得られたのかは来シーズン次第。

④レイカーズ

レイカーズの場合はコービー・ブライアントという稀代のスーパースターを大切にしたことで再建に時間がかかりましたが、それは誰も責めないでしょう。ファイナルシーズンはお別れツアーでしたが、あそこでディアンジェロ・ラッセル中心のチームつくりをしていたら・・・ってことはないかな。

ここは大切なポイントです。レイカーズはコービーという1つの時代をしっかりと締めくくり、それにより再建に時間がかかったわけです。それもわざと負けに行ったようなシーズンじゃなくても失敗しています。

これを考えると、サンダーの選択だって間違いとは言えません。だってコービーは優勝をもたらしたけど、サンダーは優勝していないもんね。カリーは優勝をもたらしたけど・・・。

2014年7位 ジュリアス・ランドル
2015年2位 ディアンジェロ・ラッセル
2016年2位 ブランドン・イングラム
2017年2位 ロンゾ・ボール
2019年4位 (トレード)

コービーがケガしたこともあり、レイカーズは上位指名をしっかりと得ています。3年連続2位指名をもっているのは、NBAがリーグとして優先していると疑われる案件でもありました。特にロンゾの時はそんな話題が出ていたね。

ところが、この4人は全員いなくなりました。今年の4位指名権もいれると5人です。さすがにこれだけの上位指名選手を手放したチームは珍しいのではないでしょうか。レイカーズが示したことは

有望株を指名しても育成能力がなければ意味がない

ということであり、ウルブズなんかも耳が痛いわけです。特にディアンジェロ・ラッセルが花開いた今、ラッセルとイングラム、クズマがいれば面白そうなチームになっていました。戦術的な問題もあるわけですが、それよりも結果を急ぎ過ぎたことで失敗した印象が強いです。

一方でレイカーズは、これらの若手たちでアンソニー・デイビスを手に入れたわけです。間違いなくリーグを代表するスターであり、レブロンとのコンビは凶悪なビッグマンコンビになります。

結果を急ぐチームが育成に失敗したけど、結果を残すためのスーパースターを手に入れた

と考えれば、「再建」というテーマにおいて失敗とみなすかは難しいです。少なくともディアンジェロ達の育成に注力していたところで、優勝争いするのは5年以上必要だったわけで、それと引き換えで早々に優勝を目指すチームに変化させたことはチーム事情に合っています。ただし「だったら1年前に動いとけ」という事実もありますが。

有望株と指名権を集めてスーパースターと交換

この再建方法も面白いわけです。LAゆえにFAで大物を連れてこれるメリットがあって成立する方法ですが、他のビッグマーケットのチームが実行できていない事を成立させているのだから評価してもよいはずです。

これに近い形で成功しているのがロケッツで、育成を放棄して指名権トレードを駆使して見事なチームを構築出来ています。ロケッツには伸びる若手が集まることはないでしょうが、逆に若手からすると必要としてくれるチームにトレードしてもらえるメリットもあったりしてさ。

レイカーズはポール・ジョージを逃したことなど経緯的に苦しいのですが、事実だけを追いかけると再建の手法としては悪くなく、優勝を目指すチームを短期間で作ることに繋がります。

⑤ネッツ

育成を放棄したチームとは逆に育成に全てをかけたのがネッツ。ドラフト指名権を殆ど持たなかったチームは、ディアンジェロという例外を除き、他のチームで首になったディンウィディーとジョー・ハリス、そして下位指名のジャレット・アレン、ラベート、クルッツなどを育てていきました。

見事に育て上げられたディアンジェロと仲間たちはプレーオフまで進む快進撃。ということでネッツが示してしまったことは

上位指名権よりも育成力が大切

というウルブズ・シクサーズ・ブルズ・レイカーズというここまで登場してきた再建チームを泣かせてしまうような事実です。ショーン・マークスGMとケニー・アトキンソンHCの見事な錬金術というテクニックは別にしても、同じく下位指名のシアカムとアヌノビーを育てているラプターズを考えると現代NBAの奥深さってもの感じたくなります。

しかし、この方式は言われてしまうわけです。「スーパースターなしではプレーオフには出れても優勝は出来ない」とね。

それをラプターズはトレードでレナードを獲得することで実現しました。そしてネッツはブルックリンというメリットを生かしてデュラント&カイリーを手に入れたわけです。仮にこれがミネソタで行われていたら2人は来なかったでしょう。

育成で選手を揃え、チームを勝たせ、ラストピースをFAかトレードで手に入れる

なんだか主流になりそうなやり方です。セルティックスもこれに近い要素がありました。単にブラウンとテイタムがいる違いがあるだけです。でも、育成に優れたHCと選手の本質を見抜くフロント力が必要だから、安易に手を出せるわけでもないのですが。

⑥クリッパーズ

これらの要素を組み合わせていったのがクリッパーズです。ロブシティだったのは僅かに2年前。クリス・ポール、グリフィン、ジョーダンのチームはあっという間にレナードとポール・ジョージのチームになりました。誰かタイムマシンで2年前に戻ってクリッパーズファンに教えてあげてください。誰も信じないよね。

「キャリア全盛期の選手をトレード」
クリス・ポール&グリフィン&トバイアスのトレード

「上位指名よりも育成が大切」
SGA、シャメット、ハレル

「有望株と指名権でスーパースターとトレード」
ポール・ジョージ

「育成で選手を揃え、チームを勝たせ、ラストピースをFAで獲得」
カワイ・レナード

2年間にこれだけの事を詰め込んだクリッパーズ。ちょっと優秀過ぎるだろってくらい優秀だったフロント。なお、どれもがドッグ・リバースのフロント権限をなくしてからのムーブです。リバースが悪いという事ではなく、現場の感覚を無視するだけの決断力が必要ってことです。それを後押しするジェリー・ウエストの存在感!

足りないのは上位指名権のみ、ってことでやはり前回のウルブズやシクサーズを否定するようなクリッパーズ。まぁもちろん一番初めの全盛期トレードが重要なので一概にはいえません。

再建にはいろいろな要素があるけれど、クリッパーズの一挙手一投足を追っていれば、現代NBAの大まかな方法論が大抵わかるってことです。

クリス・ポール&グリフィン
    ↕
レナード&ポール・ジョージ

2年間かけて成立させたトレードでした。

⑦ホークス

ネッツ同様に育成へ振り切っているのがホークス。こちらも強豪チームからあっという間に変貌を遂げましたが、まだまだ再建の入り口にしかたっていません。ホークスが実行したことはネッツのマネに近かったけど、それは言い換えれば前例を追いかけているって事。

1巡目、2巡目を問わず指名権を集める

というありきたりな要素から始まっていますが、その方法はキャップスペースを有効活用して不良債権処理を引き受けての指名権集めです。

スター選手がいない = キャップスペースという最大の武器がある

これが現代NBAでは欠かせない要素。現在サンダーはクリス・ポールの引き取り先を見つけられていませんが、その理由もキャップスペースを持つチームが殆どないことです。未だにホークスが最大らしいけど。スペースがないってことは、等価交換するしかないのでマックス契約のトレード相手を見つけるのは簡単ではないのでした。

ホークスのもう一つの特徴は、ウォリアーズっぽいこと。上位指名選手に拘るのではなく、自分たちのコンセプトに合う選手をチョイスし続けています。

2017年19位 ジョン・コリンズ
2018年 5位 トレ・ヤング
     19位 ケビン・ハーター
     30位 オマリ・スペルマン
2019年 4位 デアンドレ・ハンター
     10位 キャメロン・レディッシュ

スペルマンはウォリアーズにトレードされ、代わりにセンターでダミアン・ジョーンズを手に入れています。ポジションバランスを改善させた感じ。ウォリアーズとのトレードってお互いにやりやすそう。

今年はどうしてもハンターが欲しくて4位指名権を手に入れましたが、ラッキーにもレディッシュまで手に入れました。本当は10位で誰が残っていると踏んだのかは気になります。ヘインズだったりして。で、ヘインズとれなかったからダミアン・ジョーンズ。

ホークスはこれで若手有望株だらけになりました。しかし「だらけ」ってのはまず失敗します。プレータイムが足りないし、若手たちではプレーモデルも足りないからです。

でも、その対策でホークスは選手の数をちゃんと減らしていきました。どうなるかはわからないし、再建の序の口の入り口なので、まだまだ育成に賭けたいわけです。

しかし、ホークスに期待したくなる理由は戦術的な基本ラインが出来ている事。トレ・ヤング&ジョン・コリンズのプレーモデルは周囲にも波及していきそうです。それが何かっていうのを定義すると

1人ではプレーが完結しないタイプの選手

ってことだったりします。それってウォリアーズが集めたタイプに近いじゃないか。なお、別テーマで書く内容ですが、最近の若手ってこのタイプが増えてきたよねってことで、それはまた今度。

上位指名権よりも育成、育成よりもコンセプトに適した資質を持つ選手とプレータイム

これって若手で気の合う選手を揃えたナゲッツにも通じる方式です。スカウト力と育成力と中期目線と。全てをフロントが兼ね備えていないと実現できません。

ただし、メリットとしてスモールマーケットでも可能ってことがあります。アトランタはスモールかどうかってのもありますが、ドラフト指名を利用して選手を揃えていくので、他のチームでも出来るよね。

〇ここ5年のナゲッツ
2014年16位 ユスフ・ヌルキッチ
     19位 ゲーリー・ハリス
     41位 ニコラ・ヨキッチ 
2015年 7位 エマニエル・ムディエイ
2016年 7位 ジャマール・マレー
     19位 マリック・ビーズリー
2017年15位 フアンチョ・エルナンゴメス
     51位 モンテ・モリス 
2018年14位 マイケル・ポーターjr

上手くいかなかった指名もあるけれど、今のチームの礎は間違いなくドラフト戦略にあったわけです。だけどナゲッツもやっぱり上位指名権はもっていなかった。数少ないムディエイが上手くいかなかったのは逆に面白い。

ここ数年では最も優れた再建チームにして、順位にはこだわらないけどドラフト指名で成立しているナゲッツ。それを追いかけたそうなホークス。前を走っているウォリアーズ。そんなイメージがあるのでした。

◉続く

次回は短編。サンダーの選択肢編です。導入で書いた通りウエストブルックのトレードには大反対な管理人ですが、それでも今回の内容を観れば、その英断がもたらす可能性を感じずにはいられないはず。

ただし、最後のホークスとナゲッツ路線はサンダーのストロングスタイルには合っていません。「1人ではプレーが完結しないタイプの選手」を揃えていくドラフト指名権だけど、サンダーはリーグ最強の「1人で完結させるエース」によるシーズントリプルダブルの世界だったわけです。

それを変えるのかどうか。ってことも考えないといけません。

現代NBA入門「チームの再建~新しい形~」” への8件のフィードバック

  1. バックスを勝手にキングス型にする痛いファン。コーチのシステムでがらりと変えるパターンありますよね。ピートキャリルをACにして最先端プリンストンオフェンスで最高勝率のキングス。ブーデンホルザーのバックス。
    渋いハンドラーと厚いベンチ。戦術の核となるビッグ。連発シューター。
    現代のストレッチビッグや3pゲームの元祖となったプリンストンオフェンス。実はキングスはそのオリジナルでまだ地続きという。
    フォックス、ヒールド、バグリーに加えたハリバン、ジョセフ、デドモン。ククク…今に見ておれ。カリフォルニアの州都はサクラメントじゃけえ。
    あ、バックスのブログトン放出は痛恨だと思います。
    そして前提としてアンセルフィッシュなメンバー構成が必要なので結局は再建の最終段階の話なんでしょうけど。ルーク?誰それ?

  2. ナゲッツは今年も44位でボル・ボルを取ってますし、このリスクを取れるだけの育成力があるのが凄いですよね。ポーターjrがブレイクしたとしてビーズリーあたりが(プレータイムが欲しい)と言って移籍しそうです。ちょうどハーデンとかぶりますね。サンダーに来ないかビーズリー。

    ラプターズのようにGリーグで時間をかけて鍛えるという手も現代では取れますし、育成の方法も多様化しそうで非常に楽しみです。
    (余談ですがTORのテレンス・デイビスという2way契約のガードには大いに期待しているので是非お見知りおきを笑。全盛期のJRスミスをより現代型にしたようなv8のような爆発力があり、どこまで伸びるか楽しみです。)

  3. いつもブログ楽しく見ています。
    「スカウト力と育成力と中期目線と。全てをフロントが兼ね備えていないと実現できません」
    ここがすべてな気がします
    負けてても進んでる道が正しければ我慢する。これができてるチームが結果を残してる気がします。マイクマローンもアトキンスもブレットブラウンも成績だけ見れば首になっててもおかしくないコーチたちですし。
    ナゲッツあたりは今年プレーオフでの結果が出なければ次のフェーズに移行しそうですけど、マークジャクソン→スティーブカー。ケイシー→ナースにかわったように。
    ウルブズはそもそも球団社長のあっという間の病死でフロント自体が崩れてしまってからのシボドーだったのでそもそも描いた図が共有できてないんすよね
    だからといって若手たちというかウィギンズが停滞していい理由にはならないんですけど

  4. サンダーがテーマになる程の激しいオフも一息つきました。
    何かサンダーネタがないかと、いろいろな噂サイトをうろつく日々を送っております(笑)

    管理人さんが書かれているとおり、サンダーには選択肢がたくさんありますが、どっちに進むのか。

    ドラフトで選手を獲得して進めるのか。
    これは3連荘の成功体験があるので、ファンとしては2匹目、3匹目のドジョウよろしく期待していますが、あの3連荘は2位、4位、3位と高順位だったので…
    意外と選手を見る目はある(ガードに限る?)フロントなので期待していますが、その後、簡単にトレードしちゃうこともあるので何とも。

    チームのカルチャーに沿った選手を集めて進めるのか。
    サンダーが大好きなアスリート系選手にディフェンスとルーズを叩き込んでカルチャーに沿った選手に作り替えていく…
    圧倒はできないけど普段は何となく勝ち負けのチームで、たまにアスリート系の爆発で胸をなでおろす試合結果が見えそう…

    やっぱり柱が必要だわぁ。HCも変えたいわぁ、でもHCは悔しいからスパーズとジャズ系列以外にACやカレッジとかにいないかしら、僕ってジョージ・カールは好みだったわぁ、と思って悶々としています。

    次回のサンダーの選択肢編、楽しみにしております。

  5. 生え抜きの育成に成功したプレイオフチーム(GSW、DEN、MIL、BOS、PHI)と失敗したドアマットチーム(LAL、MIN、CHI、PHO)を比べると、失敗したチームの方がオフェンス偏重型な気がします。その点OKCには良いディフェンダーが何人かいるので、CP3やSGA、ガリナリにオフェンス任せてしまえば意外とシーズン勝てちゃいそうな予感もします。

  6. 僕はサンダーは意外と勝ちそうだと思っています。
    ポール、ロバーソン、ガリナリ、パトパタ、アダムスに、シュルーダー、ディアロ、バートン、ファーガソン、ノエルとメンバーがいます。
    去年のポールはあんなでしたが、あれは違う姿だと思いたい…もしもシーズンしばらく残れば、いろいろと若手に教え込んでくれると信じてます。
    また、クリッパの試合を見ていないのでSGAのことは判りませんが、シャメットもハリスもいて選択しているので、それ程のもんだと思いたいです。

    これから調整が入るでしょうし、5人でバスケはできないのでまだ判りませんが、だからこそ、ここからのサンダーの一手が重要になってくるので楽しみです。

  7. 再建パターンですが、これってあと継続性も重要だとおもいます。
    シクサーズでタンク戦略を始めたサムヒンキーはNBA の組織に睨まれ、パパコランジェロなどの圧力に屈して途中退場してます。
    少なくともヒンキーが全権を持ったままだったらオカフォーではなくポルチンギスに行っていたと思ってますのでその後の評価はかなり変わってると思います
    って言うか、エンビードもシモンズも怪我が悪いんですよね

  8. ジェリー・ウエストは次にどこでどんなチーム作り実験をしてNBAを動かしていくんでしょーねー(まだクリッパーズにいるんでしたっけ??)

    こうやって『再建』と一括りに言っても方法は多々あるよーってのを文章にまとめてもらえると頭の中がスッキリして気持ちいいっす。

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