こんにちはラプターズ

「さようなら」では書けないからさ。

ラプターズがファイナルに進んだことは、予想を上回る要素がいくつかあったから。それは負けていれば「さようなラプターズ」として書いていたことでもあります。そんなわけで「こんにちは」ラプターズ。

◉ディフェンス

まずは予想通りというか、ラプターズらしい強さを発揮していた部分から。

最大の要素はディフェンスです。特にインサイドカバーについては、ファーストラウンドから絶賛していた内容で、セカンドラウンドになるとエンビードを抑え込み、カンファレンスファイナルではアンテトクンポすらも封じてしまいました。

ファーストラウンドのゲーム1ではDJオーガスティンにやられましたが、全般的には3Pディフェンスの良さも目立ちました。インサイドをカバーしているのに、アウトサイドのチェックが機能されては、相手からするとやってられません。

ラウリー、レナード、ガソルというヘルプディフェンダー
グリーン、シアカムというチェイスディフェンダー

この構図が上手く機能しました。ヘルプディフェンダーの方が多いってのはポイントかもしれません。オーガスティンにやられたことでグリーンとラウリーの役割分担がハッキリした傾向もあります。ヘルプタイプが多いのはウォリアーズ型であり、プレーオフらしい戦術的対策に向いていたのかもしれません。単純なレナードとデローザンのディフェンス力の違い以上の意味がありました。

その中でもガソルの存在は重要で、インサイドをフィジカルに抑え込む要因になりつつ、守備範囲の狭さというかスピード不足は目立ちました。そこをラウリーとレナードが上手にカバーしていたと言えます。

加えて割と守りやすそうなマッチアップ相手を用意されました。平均マッチアップ回数順だと、ブセビッチ、ロペス、トバイアス、エンビード、アンテトクンポなのですが、エンビードを除くと3P18/37と決められまくりました。エンビードは5/16なので、それなり。

本当はチェイスし切れないガソル相手に3Pを打ち続けられたら苦しかった気がしますが、唯一やりつづけるエンビードが決まらず、それ以外の選手はプレーオフの魔物に食われた印象もあります。ファイナルでもガソルを誰とマッチアップさせるかは大きなポイントであり、デスラインナップへの対抗策が求められます。

ガソルと引き替えにバランチューナス、CJマイルズ、デロン・ライトというのはトータルでマイナスだったと思いますが、ただ1点大きな違いがあったのはバランチューナスは、こんなに上手く守れません。ポジショニングの悪さには定評があるし、だから終盤は起用されないことが多く、イバカ&シアカムになっていました。

その意味でプレーオフを勝ち上がった理由がディフェンスにあるのだから、あのトレードを否定することは出来ないのでした。ガソルのスピード不足は目立ち気味だけど、トータルではよい方向に動いたのでした。まぁセンターに3P打ち続けることを望むのは、一握りのチームだし。それはバックスだったんだけどさ。

◉トランジションを制す

もう1つはトランジションゲームの強さでした。絶対にトランジションをしたくないマジックは別として、トランジションゲーム命みたいなシクサーズをも圧倒していました。各ラウンド毎の速攻の得失点

○速攻の得点ー失点
12.6 - 12.0 マジック
19.4 - 11.3 シクサーズ
14.5 - 21.3 バックス

ご覧の通りで、シクサーズファンは明確に負けたポイントがわかります。ベン・シモンズがスーパースターになる部分で、完全に打ち負けたわけですが、それはさようならシクサーズですね。

ラプターズはとにかくトランジションを志向していましたが、その理由は後述するオフェンスの悪さにありました。しかし、走ってしまえば自分達の、というかラウリー&シアカムの良さで押し切り、そこに大エース・レナードの驚異的なスタミナが絡んできます。

しかし、バックスとのシリーズでは大敗になっています。これを分解すると

○速攻の得点-失点
ゲーム2まで 17.0 - 26.5
ゲーム3以降 13.3 - 18.8

ということで、バックス相手の時はスローダウン気味になって勝利したことに。この違いが何なのかは少し難しいのですが、シクサーズ相手にはトランジションで勝利を掴み、バックス相手だとスローダウンで勝利を掴んだわけで、ラプターズの奥深さが混じっています。

シアカムを活かすというのは、オフェンスパターンを増やすために重要なポイントでしたが、それはトランジションが最も輝きます。スローダウンしたバックス戦でシアカムが3Pを決めたのはラッキーだったのか、何なのか。

◉足が止まる問題

ここからが本番です。ラプターズの問題はファーストラウンドから登場しました。

レナードがボールを持つと周囲の足が止まる

シーズン通して悪化してきた問題はマジック相手でも際立ちました。とにかく全員が動かなくなるので、オフェンスとしてはかなりの問題。ついでに、レナードがラウリーにパス出さない問題。

ここでレナード、デュラント、ポール・ジョージというトップ3ウイングのプレーオフの数字を比べてみます。

○フロントコートタッチ数
レナード 42.8
KD 44.7
PG 35.6

ポール・ジョージがケガもあって苦しんでいたことも含めて、少なめになっています。次に1回のタッチ数あたりの数字を観ていきます。

○保持時間
レナード 4.86
KD 3.79
PG 3.54

○ドリブル数
レナード 4.14
KD 2.66
PG  2.78

批判されがちなデュラントですが、ボールを持ちすぎず、ドリブルも少ないことがわかります。レナードだけが突出して長くボールを持ち、ドリブルも多くなっています。それでも、この3人は高い得点力がありましたし、レナードが決めまくってくれました。タッチ数あたりの得点率を比較します。

○得点率
レナード 0.472 
KD 0.468
PG  0.458

1人でボールを長く持っているレナードに対して、他の2人は短いけど同じくらいの効率性で得点を奪っています。レナードの凄さが目立つプレーオフですが、切り取ってみればウイングとしての働きっぷりには大きな差はありません。それでいてチームのリズムという視点ではデュラントの方が上回るわけです。

レナードがボールを持つと周囲の足が止まる

という問題については、あまりにも長くボールを持って、ドリブルをしつこく使うから、周囲が動き出すタイミングを失っているのも事実な訳です。この数字はラプターズには重くのしかかっていました。

しかし、最終盤というかバックスに4連勝した間では、これらの数字に変化が起きます。

○レナードの最近4試合
タッチ数 46.0
保持時間 5.44
ドリブル数 4.78
得点率 0.382

バックスに勝利した4試合では、
より長くボールを持ち、
より多くのドリブルをつき、そして
圧倒的に得点効率が悪くなりました

レナードの得点効率が落ちて4連勝

これがラプターズの真実であり、スーパーエースの尋常ではないスタミナで勝利した以外の要素が存在しているということでした。

◉止められ始めるレナード

ファーストラウンドのマジックはレナードを止められませんでした。平均27.8点ながら、FG56%、3P54%と反則級のスタッツで粉砕しました。もう少し正確に言えば、マジックの場合はオフェンスで対抗出来なかったことが響きました。

レナードがボールを持つと、周囲の足が止まる
しかし、レナードは関係なく決めてしまう

これがファーストラウンドでした。ラプターズのオフェンスは怪しいけれど、それでもレナードが凄すぎた。しかし、それはセカンドラウンドへの不安も抱かせました。シモンズとバトラーというディフェンダーがいて、そこにエンビードのリムプロテクトが加わるシクサーズ相手では、レナードが決めきるのは難しいのではないかと。

34.7点、FG53%、3P33%

結論的には関係なかったレナード。しかし、それでもアイソレーションの効率は落ちており、バトラーが相手だとFG44%まで落ちています。ただ何故かシモンズにマッチアップさせていたシクサーズの事情もあります。

ドライブを仕掛けてインサイドへ進入するも止められパスアウトするシーンが増えてきたレナード。エンビードのブロック関係なしにショートレンジを決めていくのは見事だったものの、レナード頼みのラプターズオフェンスは苦しくなってきました。

そこで少し変化が訪れます。「レナードがボールを持つと周囲の足が止まる」わけで、「レナードのドライブを止められる」ことも増えてきたので、ラプターズは「ラウリーのゲームメイクからレナードがフィニッシュする」パターンが増えてきました。

レナードのアイソ頼みを減らす

そんなポジティブな変化が訪れてきたラプターズ。ただし、レナードがボールを持ったら自分で行くのが基本です。周囲はパスを繋いで最後はレナードに渡し、レナードは自分でフィニッシュに行く。その結果、

味方がフリーでもパスしないレナード
自分がフリーでも打たない周囲

こんな構図が出てきました。顕著だったのがガソル問題。隣でフリーでもパスを貰えないし、貰ったところで打たないから、レナードもパスをしないし。

レナードに「全てを託す」はなくなったけど、レナードに「フィニッシュを託す」傾向は強くなった

と言い換えることが出来るかもしれません。これがセカンドラウンドのラプターズ。マジックが止めきれなかった部分をシクサーズが止めたし、オフェンスで対抗出来るから苦しんだラプターズでした。

それでもシクサーズが相手だと「周囲がフリーになっても打たない」状況でもギリギリ勝てたと言えます。『レナードにタフショットを打たせた方が確率が高い』のかもしれません。

◉止められたレナード

そしてバックスとのカンファレンスファイナルでレナードの成績も遂に「普通のスーパースター選手」くらいまで落ちてきます。普通のスーパーって何だよ。

29.8点 FG44% 3P34%

問題なのは、バックスの3P&アンテトクンポがこのレナードを上回って、2連勝してシリーズが始まったことです。遂にラプターズは「レナードに託して勝つ」パターンが通用しなくなってきました。

それでもラプターズは4連勝するわけですが、前述の通りレナードの得点率は大きく落ちました。それは何故か。パスが増えたからです。セカンドラウンドまでとの差異は

○レナードのパス数 31.5本 → 39.8本

○パスから周囲のシュート数 10.7本 → 12.7本

単純に「自分で打たずにパスを出すから得点率が低下した」という理由が大きかったりします。とにもかくにもレナードのパスからシュートに行くパターンが急激に増えました。バックスのインサイドディフェンスの良さが、遂にレナードからショートレンジを減らし、それはラプターズのオフェンスをチームで機能させることに。

「レナードがボールを持つと周囲の足が止まる」

「周囲がプレーメイクしてからレナードにフィニッシュさせる」

「レナードのフィニッシュパターンからキックアウトする」

非常にわかりやすく順序立てて、チームオフェンスが改善してきたラプターズ。相手が強くなる毎に、順番に次の手立てを活用していくようになりました。かなり不思議な点も多いのですが。

何はともあれバックス戦のラプターズは3Pを積極的に打ち、ディフェンスを大きく広げ、インサイドでのレナードの強さを最大限に活用するオフェンス戦術が機能しているチームになりました。それはレナードの単独アタックで決めきっていたファーストラウンドとは雲泥の差であります。

○バックスとのラスト4試合の3Pアテンプト
ヴァンフリート 6.3 (2.5)
ラウリー 6.3 (5.3)
パウエル 5.8 (2.3)
ガソル 5.0 (3.4)
シアカム 4.3 (4.6)

()内はセカンドラウンドまでなので、出番を増やしたパウエルはともかく、ヴァンフリートとガソルが大幅に伸ばしてきましたし、それぞれ60%と50%と決めまくりました。ラプターズの勝利を決定づけた2人のアウトサイドでした。

気持ち悪いくらいに改善してきたラプターズのチームオフェンス。レナードが絶対的な中心である事に違いはないけれど、そこから連動する形が出来てきました。それもアヌノビー抜き、グリーンが不調というウイング不足問題を抱えながらです。

◉ニック・ナースは何を考える

ディフェンス面で素晴らしいローテをみせたことがファイナル進出の最大の要素でした。その一方でオフェンス面が不安要素だったのに、ギリギリで対戦相手を上回るような形で収束してきました。

昨シーズンまで秀逸なディフェンスを組んだレックス・カラミアン(現クリッパーズのAC)の不在を感じさせない 見事な采配となりましたが、そのカラミアンと違い昨シーズンまでのニック・ナースの仕事はオフェンスでした。

にもかかわらず、HCになってオフェンスの方が不安定だったのは、興味深いものがあります。それもチームオフェンスを展開していた開幕から、少しずつレナードで停滞する形に劣化させてきたのだから手腕を疑っていたのだけど、プレーオフになると各ラウンドで少しずつ相手を上回ってきたんだ。

これを「プレーオフの相手に応じて、必要なことを必要なだけ柔軟に対応させて勝利した」と捉えれば、ニック・ナースの手腕を再評価も出来ます。真相は不明。

個人突破が通用するなら、確率の高いレナードで
通用しないなら、周囲でプレーメイクして確率の高いレナードで
それも通用しないならレナードを囮にして、周囲のアウトサイドで

ラプターズは「圧倒して勝つ」ことが出来なくなってきましたが、その一方でしぶとく勝利をもぎ取れるようになっています。なんていうか、「プレーオフに弱い」というレッテルとは全く違う形です。

特にバックスとのシリーズではゲーム5もゲーム6も前半に大きなリードを奪われながら、徐々に、そして確実に追い上げ、それもちゃんとリードに変えて終盤を迎えていました。ある種の完璧なる試合運びでした。

「常に変わらないプレーをする強さ」

それが今シーズンのバックスが築いてきた強さでしたが、プレーオフでラプターズが見せた姿は全く違い、常に危ういプレーをしながら、相手に応じて少しずつ上回れる形に変化を繰り返してきました。

「変われる強さと対応力」

レナード頼みでは勝てない相手にぶつかって初めてチームオフェンスが機能し始める不思議さは、言い換えればこんな強さでもあります。

こんにちはラプターズとニック・ナース。ファイナルではどんな手段を講じるのか。全てのシリーズで開幕2連勝できなかったチームは、シリーズの中で明確に相手を攻略していきましたとさ。王者相手にそれが出来るのか。

こんにちはラプターズ” への9件のフィードバック

  1. いつもお忙しい中ブログを書いていただきありがとうございます。
    数字から紐解く考察は根拠があり本当に素晴らしいなと思いながら楽しく拝見しております。
    管理人さんはウォリアーズディフェンスに対してラプターズがどのようなオフェンスを展開していくと予想されていますか?

    1. ドレイモンドにレナードをぶち込ませてファールさせて崩壊

      ってのが理想的なストーリーだと思います。だから、まずはそこを狙いつつ、上手く行かない部分を修正していくのではないでしょうか。
      ドレイモンドを完全に外すことを目指すか、それとも正面衝突かは、やってみないとわからない。

  2. 最初の2戦で終わったと思ったくちですが、良い意味で見事に裏切られましたね。
    自分はこの変化後のラプターズはスリーピートのレイカーズに例えます。シャックは忘れてください笑。
    1つはレナードのコービー化。大エースは止められそうになってても止められ切れてはいない。これ重要だと思います。ヤニスは殆ど止められ切れていたと思っています。大エースの効果を発揮しているかという意味では。
    忘れてくださいとはいいましたがシャックはFT問題で存在感を大きく下げるPO終盤と似ています。そこにコービーがいたから勝てた訳で。
    当時のシクサーズはアイバーソンにオフェンスはおんぶにだっこだった訳ですがあの名将ラリーブラウンがなんなら毎試合40回シュートして欲しいと、勝つためにはそれしかないからと言いました。FG45%以下の選手にです。それでファイナルまで行きました。
    そこにはやはりクラッチでも決める大エースの精神とその存在があればこそ発生する絶妙なボールシェアでは無いでしょうか。ラプターズは勝った4戦は得点に関してはベンチや周りの活躍でした。ラプターズの中でのバランスはここなんでしょう。
    とまあオフェンスの改善は驚きでもありおっしゃる通りここまでディフェンスが機能したのも意外でした。ディフェンスで勝った。
    それはヤニスが大エース未満であった事が要因でもありましたがそれを引き出したのはラプターズのディフェンス。
    ウォリアーズに対してはかなり不利でしょうがガソルやイバカにドロップさせるテリーストッツ方式を採用するのか見物です。

    1. うぃーさんのコメントへの管理人さんの所見も楽しみですが、うぃーさん、ラリー ブラウンがそんなことを言っていたのは本当ですか。文脈等詳しく知りたいです。

      ちなみにこちらのブログで『アイバーソン』と検索すると…。

      このコメントをそのまま載せるかどうか管理人さんにお任せします。

  3. 文脈はわかりません。NetFlixにあるアイバーソンのドキュメンタリーでそのまんま本人がそう言ってましたね。
    私は01年前後のシクサーズはそこそこ観てましたがシュートが下手くそな選手ばかりでしたよ。それを知ってる身としてはそう思うのも無理はないと思います。

    1. ありがとうございます。NetFlixかぁ…。置いてあるものなんですね。

      うぃーさんの評価としても、あの頃のシクサーズのシュートは上手くない、ですか…。やはり…。

      マッキーやベル、ガイガー、ジョーンズ、ムトンボ辺りは見込めたし、アイバーソン含めチームであと数本、敢えて言うならあと2本誰かが決めていれば優勝届いたと思うんです。オーリーやフィッシャーのもたらす部分を上回れなかった。

      チームシューティングが悪くても堅守速攻とアイバーソンで準優勝だから何かもう1つ良いことがあれば。

      1. あの頃は堅守速攻でハーフコートではアイバーソンカットというビッグマンをスクリーンに使い、横にカットするセットで彼にボールを持たせてひたすらアイソ。
        インサイドに収縮したところをスノーとリンチがドフリーでなんとか決めるって形でした。基本的にはドフリーでしか他は打ちませんので下手なりにそれなりには決まります。
        彼らの良さはディフェンスなのでそこは目をつむるしかないと割りきってました。
        まぁオプションとしてスノーのポストプレーなどはありたしたけどね。マンツーの時代でしたから。
        その後ビッグドッグやクーコッチ、ウェバーなどまともなスコアラーと組ませましたが上手くいきませんでした。彼を活かした最大の戦術はワンマンエースのソリッドディフェンス速攻チームでしたね。
        もうひとつ足せたとしたらビッグマンの質と枚数。ロートルムトンボではラトリフに比べ走力が落ちてオフェンスでマイナスでした。当時一番レイカーズを苦しめたのはブレイザーズで彼らはビッグマンにサボニス、シード、デイビス、グラントとスターター級を4枚使ってシャックに対抗しました。これであと一歩まで行けましたがシクサーズにはインサイドで優位に立てるシャックを押さえる術が有りませんでした。そういう見立てでしたね。

  4. 更新ありがとうございます。
    レナードを囲んで止めたのに上回られたバックスを見てGSWがどうディフェンスを仕掛けてくるのか楽しみですね。

    レナードを中心に守りと攻めの攻略が進み盛り上がってる所でKDの帰還で「ハイハイ、知ってた知ってた」みたいな終わり方だけはやめて欲しいです苦笑

  5. うぃーさん、沢山書いてくれてありがとうございます。AIカット始まりの色んなシュートが見られたらもっと良かったし、志向していたんでしょうが結局アイバーソンの左ウィングになってしまうという。

    『シュートの上手くないNBA選手』の説明は難しいですよね。在籍してるんだからオープンなら多少決まるけど総じてオフェンス遂行力が乏しかったりして、決まらないと断じないとチームの作戦を組めない。

    ジョージ リンチは決勝では怪我でしたね。確か2ndか3rdスコアラーでした。

    シャックはムトンボと収縮、速攻で大いに苦しめたという見解でそこは意見が違うかもしれません。ラトリフで走って上回るも有り得ますよね。シーズンはそうだったのでは。ただ、シャックの対面にムトンボだから抑え込めて走れるそうです。ブレイザーズのインサイド層は勿論魅力的です。

    決勝後、ケニー トーマス、バンホーン(ハープリング)、コールマンと組みましたが、内2人が開いてスペーシングしたら…、と思っています。アイバーソンのドライブは『スーパープレイ』に属するばかりで『インサイド勝負するアイバーソン』を構築できず、ミドルフィニッシュが大半だったので。

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