なぜか突然ホイバーグ
ロケッツってさ、プレーオフの反省からオフェンスオプションを増やそうとしてカーメロと契約したのに、ディフェンスが崩壊したら再び、っていうか従来以上にハーデンのアイソレーションに頼るようになって、そしてプレーオフでその欠点を露わにしたよね。
シーズンは長いので現状を優先し、時にプレーオフのことを忘れてしまうこともチラホラ。そして管理人もまた自分が考えていたことを忘れてしまい、プレーオフになって思い出すこともチラホラ。今回はそういうお話。
◉元気な方が強い理論
このプレーオフで猛威をふるっているのは「元気な方が強い」という現実。これは大前提として
・世界レベルの向上によりベンチに座る選手のレベルが高くなった
・個人能力よりもチーム戦術の重要性が際立つようになった
という2点があり、そこに現代NBAの事情が加わり
・トランジションの連続でスタミナ消耗が激しい
・「正確なプレー」を維持できる重要性が高まった
特に後者はアウトサイドシュートを使ったオフェンス戦術が重要なため、パスにしろシュートにしろ、あるいは単純なポジショニングにしろ、疲労から来る「僅かなズレ」で外れやすくなるシューティングをキープ出来ることが求められています。前者のハードワークはいわずもがな。
高いプレー強度を維持
というのが極めて重要になっています。インテンシティってやつです。それは特にプレーオフになると顕著になってきました。シーズン中は弱い相手と戦ったり、ベンチメンバーが長く起用されるので、そこそこ助かっていたスタミナの部分が、緊張感のあるプレーオフになると中心選手のプレータイムが長くなってしまいます。
これがプレー強度を維持できるファーストラウンドやラウンドのゲーム3くらいまでだと、中心選手を長く起用する方が特です。「上手い選手を長く起用した方がよいじゃないか」という至極当たり前な話です。
それが4回もオーバータイムが続くと、60分もプレーしているスターターよりもベンチメンバーの方が明らかに良いプレーを披露しちゃうわけです。それがロドニー・フッドの爆発でした。
あるいは、素晴らしいプレーを披露し、史上最高のオフェンスマシーンであるケビン・デュラントのパフォーマンスレベルは落ちていないと思いきや、得点はとっているけどオフェンスリバウンドなどのハードワークに欠けてしまうことも出てきました。だったら「ハードワーク専門」のベンチメンバーが15分プレーする方が結果に繋がっていたりしてさ。
ヤニスにハードワークを求めているブーデンフォルツァーは長いプレータイムはポテンシャルを発揮出来なくなると警笛を鳴らし、そして驚異的なレナードのスタミナに敗北しました。
◉プレーをシェアする
キング・レブロン時代において、トランジションと3Pを活用したチーム戦術で史上最高の選手を蹂躙していったウォリアーズは「元気な方が強い」で結果を残して時代を変化させたとも言えます。
それはペイサーズやクリッパーズで加速傾向にありますが、彼らが勝てなかっただけでなく、ラプターズの最強セカンドユニットが消滅したように、数の論理だけでは未だにプレーオフの結果には繋がっていません。
短期決戦ではスタミナ重視だけでもダメで、あくまでも個の能力とチーム戦術が融合しているからウォリアーズが強いわけです。
この点でウォリアーズにはもう1つの特徴として「プレーシェア」が進んでいるという面があり、スタミナ面も配慮しハーデン&クリス・ポールのダブルPGで対抗しようとした(そしてクリス・ポールのケガで壊滅した)ロケッツの考え方とは少し違います。
ロケッツはオフェンスのプレーメイクの部分でスーパースターに負荷をかけるものの、それ以外の負荷を取り除いていくスタイルを追求しました。だからディフェンスとオフボールの主役であるアリーザがいなくなっただけでバランスが大きく崩れたし。
一方のウォリアーズは、オフェンスの主役とディフェンスの主役が別れつつも、それぞれにプレーの負荷がシェアされる図式を作っています。少なくともカリー&トンプソンのスプラッシュブラザーズは「シュートを決める」ための主役であり、ドレイモンド&イグダラが「プレーメイクする」ことでスタミナの浪費を抑え、プレー強度を保っています。
シーズンの成績が落ちてきてもプレーオフでは結果を残せているのが、これらの要素であり、そこには
優勝するために必要な戦術
から逆算されているような良さも感じます。これを勝っているウォリアーズで観るから例示として良くないわけで、同じ事をスパーズに当てはめてみるとわかりやすいかもしれません。
スパーズのチームオフェンス云々は置いといて、少なくともポポビッチは常にベンチメンバーを使い続けるし、特定のエースに全てをやらせることは好まず、プレーをシェアさせます。だからといって「エース格に頼らない」ってわけじゃありません。ダンカンにもジノビリにもレナードにもデローザンにもオルドリッジにも頼ります。だけど、プレーはシェアする。
スパーズはシーズンの中で負けが続いて、ベンチメンバーを起用するローテとプレーシェアの形を崩していません。時にはベンチを使いすぎなくらい使うわけですが、それはプレーオフになってシリーズが進むほどに意味をなしてきたりします。
「元気な方が強い」というのは、「多くの選手を使え」ということではなく、「スタミナを浪費させず、中心選手を活用する」ということでもあります。プレー強度が大切な時代であり、トランジションで疲労するからこそ。
そして短期決戦といいつつも、毎試合がハードで負けられないプレーオフは『勝ち進むほど、長く苦しい戦い』になっていくわけです。カンファレンスファイナルでも元気かどうかは難しいのです。ある意味、途中までデュラントが1人でも得点し続けたからこそ、ブレイザーズとはスタミナに差があったウォリアーズかもしれません。
◉ホイバーグの世界
管理人お気にいるのホイバーグについては、そのオフェンスの面白さを語っていたわけですが、これが実はプレーシェアの塊みたいなオフェンスで、ディフェンスの動きに応じたリアクションスタイルでもありました。
同じようなポジションの選手を重ねて、スクリーンの連続からシューティングポジションを複数作り上げつつ、ドライブとパッシングが組み合わされたものでもありました。必要なのは個人の打開力よりもプレーの判断力。アーチディアカノが生き残っている理由でもあります。
ホイバーグについて触れたいわけではないので、詳細は置いといて、マイケル・ジョーダンとデリック・ローズの世界であるブルズがプレーシェアのホイバーグを選んだ事は衝撃的でもありました。結果論の話なんだけどね。
現在もローズは旧型のオフェンス戦術が必要で、エースを支えるハードワーカーに囲まれて本領を発揮しています。そしてホイバーグを理解出来なかったバトラーはブルズからトレードされています。一方で30分以上プレーする選手がいないようなローテで戦い続けました。
ホイバーグが優秀かどうかではなく、プレーシェア・オフボールムーブ・シューティングが組み合わさるホイバーグという選択は「現状で強くなる」のではなく、「優勝のために戦術を練る」ようなチーム作りだと感じたので、興味深く観ていました。
それでいてブルズはマルカネンを手に入れました。優勝というレベルで考えれば、決して全てを1人でこなせるタイプの選手ではありませんが、ホイバーグのシステムの中ではエースとしての輝きをみせてくれそうでした。つまりプレーシェアされれば輝きを増すであろうエース。
この視点も重要かもしれません。「プレーシェアされたら輝きが減る」エースが多いからです。そりゃそうだ。プレー機会も、プレーの幅も狭まるのだから。
戦術化が進むNBAですが、意外とプレーシェアは進んでいません。それは突出した個人が勝利をもたらすレブロンやハーデンの影響でもあります。シモンズ&TJマッコネルのシクサーズにはプレーシェアがありましたが、今のシクサーズはスターの人数アタックなのでシェアとはちょっと違うし。
あるいはシェアしていた昨シーズンのセルティックスはカイリーとヘイワードの復帰によりシェア出来たり出来なかったり。個人としてのスタッツは残しているし、チームの成績にも数字的に繋がっているけど、プレーオフとなれば昨シーズンの方が強さを感じたよね。
シェアするエースのヨキッチによってナゲッツは躍進したし、ケガ人で崩壊すると思われたブレイザーズはリラードに頼りつつも「シェアしなきゃ働けなさそう」なマカラムが獅子奮迅の大活躍でした。
ホイバーグの良さは完全なるプレーシェアのくせに、結果的にエースが多くなるようなシステムを組みたそうな事でした。「組みたそう」であって、実際に組めたかって言うとトレード前にバトラーの乱があったし、トレード後はケガ人とトレードが繰り返されたのでよくわからん。
そんなわけで思い出したから書いてみたシリーズ。元気な方が勝つ理論とホイバーグの話。「優勝するためにホイバーグ」だと思っていただけに、目の前の結果云々とか言い出したり、情熱みたいなことを持ち出されるから意味わかんなかったなー。
◉プレーシェアのチーム
今シーズンこれで成功したバックスみたいに強いチームは置いといて、そんなプレーを志していそうなチームってどこなのって考えてみましょう。
キングス。絶対的な中心のフォックスはプレーメイカーに過ぎず、ヒールドの積極的なシューティングに、バグリー、コーリーステインのインサイドフィニッシュが混じるキングスはプレーシェアのチームです。バーンズも加わったしね。
ただし、ヒールドの代役がいないじゃないか。そしてハードワーク担当みたいな地味役がどこまで必要なのか、シャンパートをトレードしてチーム力が下がった気もしており「やっていることはプレーシェアだけど、狙って構成しているかは微妙」だったりします。そこにルーク・ウォルトンで混沌な気が。
ホークス。ブーデンフォルツァー時代からのプレーシェアの伝統はロイド・ピアースとトレ・ヤングによって、これまで以上にタレント力も利用されたプレーシェアになっている気がします。ていうか、それがトレ・ヤングの能力だし、ジョン・コリンズの魔力だし。
こちらの問題は若さってのもありますが、ヤングの代役PGかな。こればかりは簡単ではありません。あのプレーが出来て、ベンチメンバーで良い選手となると簡単には見つからないよね。
でも、フロントは選手の集め方を狙ってやっているはず。だからドンチッチじゃなくてトレ・ヤングなわけだし。ハーターであり、コリンズであり、プリンスです。みんなプレーシェアされたい選手達。
サンズ。さようならココスコフ。
というわけでネッツに戻るわけです。管理人の趣味というか、好みが満載です。ナゲッツもね。
ネッツはプレーシェアをしながら、肝心のディアンジェロには代役のディンウィディーがいます。しかもアイソ系のオフェンスをしたいときにはラベートだったりと、それぞれの役割が別れているけど、同じポジションに複数の選手がいる。
しかし、プレーオフではプレーをシェアしたところで、それぞれが決められないのだから同じじゃないかと。「ジョー・ハリスが決めないと」なのか「ジョー・ハリスが決まらないだけでダメ」なのか
チーム作りは難しい。優勝を目指したチーム作りが強いとは限らないし、優勝を意識していないと強くてもプレーオフでは散ってしまうのかもしれない。
どういう指標を取ればいいか分かりませんが、とりあえずプレイシェアに成功しているチームって、コアになる選手が複数人、複数年で契約してて、数シーズン同じメンバーで戦ってるところが多い気がします。数シーズンを通してチームを理解して、自分の役割をアジャストしていくような。それこそGSWしかり去年のBOSしかりSASしかりLACしかりBKNしかり。
特に大物FAが多いと言われ続けてきた2019オフに向けてはここ数年、即戦力のベテランを単年で契約して、プレイシェアの理解が深まる前に放出している傾向が増えたように思います。NOPにロンドがもう1年いたら結果は違ったと思うし、賛否あれどカーメロがOKCにもう1年いてジョージの控えやってたらどうだったか、シュルーダーが本当に正解だったのか。
たらればを言えばキリが無いですが、短期的な補強で今シーズン限りの優勝を目指すチームが増えて、プレイシェアの重要性とは逆行している感じがします。その分、HCには短期でチームを作ることが求められてて、何だかなぁって感じです。
そういう事情からして、ホイバーグにはシステマチックな部分を時間かけて浸透させられるチームに行ってほしいです。それこそPHOが一番いいと勝手に思ってます。
中期的計画の重要性は2年くらい前から重視されるようになって、そのために「フロントに金をかけろ」になりましたね。
以前は1人の優秀なHCなりGMなりで勝負していたのが、複数人の合議制ってのも進みました。
その成功例がクリッパーズですし。リバース独裁で失敗したけど、リバースが残ってフロント仕事を除いたら名将っぽくなってきました。
どうしてもチームの現場は短期的な部分も重要になるので、フロントはそこに流されないことも大切です。
シカゴはそれをやっているのかと思ったら・・・。
というわけで、フェニックスは地獄です。ココスコフはちゃんとプレーシェアを導入していったのに、それに耐えるカルチャーがなさすぎでした。
PHOは多分これ以上の地獄は無いでしょう。有望株そろえてシーズンイン、結果はウエスタン最下位。誰に責任を取らせるかっていったらココスコフしか無いんですよね。もちろんチャンドラーをタダで出して、 PGを集めなかった謎GMも大問題なんですが。
確かにフロントのダメさ加減はリーグ屈指ではありますけども、来季とりあえず最下位脱出、次の年にプレイオフ進出、勝負どころは3年後以降っていうステップが描きやすいチームだと思います。ブッカーの使い方さえ迷走しなければ。ウィングにタイプが違う、良い選手が集まっているのもホイバーグにとってはいいんじゃないですか。それじゃなきゃACでMINあたりか。
そんな情熱のブルズがネッツのコーチだったフレミングを連れてきました。
ブルズの選手達は本当に魅力のあるメンバーが集まっていると思うので、来シーズンは情熱にプラスされたものを薄い期待を抱きながら引き続き応援していきたいです。
あとは彼らを、ラヴィーンとマルカネンだけでなく全員を、成長曲線に乗せられるかどうかですね。
若干、ザイオンのためにフロント主導でタンクした疑惑のある今シーズンだったので、
来シーズンはまともに戦って欲しい・・・。
プレーシェアを許せるかどうかは地域性や優勝経験も関係してる気がしますね。
CHIは特殊でローズの大ケガという苦い経験があって、エース中心のチーム作りは諦めた気がしますね。
優勝が近づくと嫌でも黄金時代やMJの話題になるし、ストレス軽減のためにもプレーシェアのチームに切り替えたと思います。
BKNは近所にNYK、PHIがあるので叩かれる心配がなく、
今後2年ほどはスーパースターのPHIvs総合力のBKNという構図になるでしょう。
シクサーズはスターをキープ出来ますかね。
本当はシモンズパターンだと見事にプレーシェアしているのですが。そこにエンビードがいますし。
ビッグシティは短期的な結果もそうですが、ペイサーズ的なチーム作りにネガティブってのはその通りかと。
レイカーズもレブロン加えるのが早すぎたと思いますし。
再三再四言われてることですがcurryの何が凄いってプレーシェアを自らするスーパースターなとこですよね。そしてダラダラチャラチャラプレーしてるイメージもある一方、’steph curryは汗をかく’でありハードワーカーとしての一面も持つ。そういうプレースタイルはチーム内にいい雰囲気をもたらすしスーパースター(KD.ブギー)もロールプレーヤーも一緒にプレーしたいと思えるわけです。
kingsがプレーシェアをできるているのは確かにそうなのですが、心から頼れるプレーヤーがいないだけでもあります。ベンチメンバーの起用法が安定してないし、何を強みにしたいのかが見えてこない。9位になれただけでも出来すぎだと思います。kingより上にいるkings。
そして今シーズンネッツは躍進したけど今のメンバーが少しレベルアップしたところで限界が見えてしまった気がします。kdが来れば別だけど。ほとんどのチームが結局KDっていう。
キングスはフォックス&ヒールドが頼れるプレーをしていて、
苦しいときに2人で得点を繋いでくれたから9位まで浮上しました。
ところがHCは、こんな2人のプレーシェア型があまりお好きではない感じなんですよね。
バグリーとジャイルズをどうするのかが、キングスの未来を大きく分けてしまいそうです。ジャイルズとか個人突破させたら並だと思うし。
プレーシェアチームがわからないのは、個人の成長を周囲が読み取りにくいこと。
だからみんなが足りないようでいて、少しずつレベルアップすることが多いです。
一方でスーパースターが生まれにくい。そこを外部から補強ってのも理にかなうのですが
KDが人気なのはプレーシェア出来るタイプの個人突破選手だからですね。
GSWに関しては半分奇蹟だと思ってるので参考外。
イグダラのあの使い方を確立してるチームは参考にならないです。他に代用もいないので。あえていうならLACのルーでしょうか。タイプは違いますが。
シェアでいうとどちらも良さも悪さもあるかなと。大エースの素養を育てるのはシェアでは無いと思います。シェアはそのあとが正しい順序だと思いますね、優勝するチームを作るプロセスとしては。コービーのプロセスなんて正にそうです。若い頃から批判されるほどセルフィッシュでそれ以上に結果も出して、そして周りにフィッシャー、オーリーがいてという形。
SAC対GSWであったシーン。ヒールドのラストショットに対して技術面のセレクションに対して批判した監督のイェーガーと、敵ながらそれで良いんだ、お前のショットが正しいんだと精神面をいうKDの差では無いでしょうか。
リラードやカイリーとヒールドの差。レナードとデローザンの差。
最初からシェアすることが自分の才能の妨げになると証明した感のあるレナード。面白い話ですね
それは特に思います。チームが弱い時期からエースとして育てる選手の方が、個人にムリをさせるプレーを教え込みつつも、強くなってからプレーシェアの道に進ませる。
これが出来るチームというかフロントの重要性が高まってきました。
ウォリアーズが奇跡というのは賛成なのですが、その一方でマーク・ジャクソンのディフェンス&スローダウンから、スティーブ・カーのプレーシェア&トランジションにしたことで、全方面に強いチームになりました。
イグダラやカリーなどの選手ではなく、フロントの方針転換って意味ではあまりにも見事でした。
あと、強くなり始めてからも地味にドラフト中位を持っていたことも。
そうですね。トランジションオフェンス全盛にしたのはフロントの功績ですね。その後他のチームがマネをして結果を出しましたし。特にロケッツとバックスですかね。3pの連発というのではキャブスもそうですし。
ただここでやっぱり他と違うのはプレーシェアですね。
そして元気だと言うこと。足元の脆いカリーを壊さずにプレーさせられているのは大きいですよね。
ヒールドなんかはシェアしてるようでシーズン後半は結構疲れていました。
シェアの効率がまだまだ悪いのだと思います。
それが恐らくクローズの弱さにも繋がる。元気な方がクローズでの確率は当然良いものですからね。
一見適当にもみえるカリーのプレーも試合の流れの中では必要で、強度の上げ下げで元気を保つ術を持っているということでしょう。
これから若いチームはシェアの効率を求めると良いのでは無いでしょうか。↑ではああいう大エース理論をいいましたがあんなの10年に2.3人のレベルですからね。
ウォリアーズとロケッツは、ただオフェンスの役割を分担しているだけでなく、その分担がデフェンスの役割分担まで考えられているのが凄いと思います。ただ、ウォリアーズはさらにオフェンスの役割を細分化しているのに対して、ロケッツは、ウォリアーズほどオフェンスの役割を分担してなくて、スター選手にある程度自由があり、それがハーデンの成長にも繋がっていると思ってます。個人的には、ウォリアーズ型はレブロンやKD、ハーデンのようなスーパースターは生まれにくいシステムであり、ロケッツ型は、スーパースターが生まれやすくかつ論理的でドアマットから優勝を目指すチームまで使える戦術だと考えるとロケッツ型の方がいいじゃないかと思う反面、優勝できてないことやオフェンス負担による怪我などがあると考えるとウォリアーズ型の方が評価されるのは仕方ないのかなと思うダントーニが好きな者の意見でした。