ヤル気があるのかないのかマブス。やる気があるマジック
レイカーズの話じゃないけど、若い選手が成長するために必要なのはなにかって論議は結構あるよね。ある人は勝利だといい、ある人は失敗だという。後者の言い方はいろいろだけどさ。
マブスはそこそこ勝っていたけど、実力不足もありつつ、それ以上にドンチッチに好き勝手やらせることにしました。失敗を求めたわけじゃないけど、勝利を追い求めるのではなく、失敗しても良いからプレー機会を増やすことにしたわけです。チームメイトにはドンチッチと相性が良いことを求めている空気もあります。パウエル優秀。
マジックは勝利を求めています。オラディポ、ゴードンと指名したけど、彼らに多くを背負わすことはなく、勝利を優先する中で成長することを求めてきました。ヴォ―ゲルだけはちょっと違ってゴードンのためのシステムを構築しようとしていたけど、チームとしては明らかに違う路線
そんな違いが明確に出ている1Qは、マジックがアイザックとゴードンをウイングにおいて、他の3人が組み立てる形で成功していきます。失敗を、といったけどターンオーバーが嫌いな戦術も含めて、微妙なところに走りこんでもパスは出さず、それを囮にしたのアウトサイドが増えていきます。
アイザックはブロンソンを吹っ飛ばしてのゴール下だったり、一歩でドンチッチを置き去りにしてのレイアップだったりと個人の戦いに強いけど、マレにしかやらない感じ。ゴードンは流石にもう少し多くやるよ。
マブスはドンチッチがステップバック3Pを打っていきます。ハーデンスタイル。そこに周囲もシューティングを中心とした形で合わせていき、なんというか昨日のサンダーとブレイザーズに比べるとソフトな試合になっていきます。
で、シュートが決まらないというか、ドンチッチだけでなく全体が個人でのシューティングっぽいマブスと、ボールムーブからのチームオフェンスで打つマジックなので、当然のように差がついたのでした。
あとマブスはドンチッチに好きにやらせるだけでなく、ノビツキーのラストシーズンをアメリカ全土に報告しないといけないから、そんな部分も含めてって感じです。
オールスターで決めまくったノビツキーは一体誰だったんだろうか。
◉されるがままのマブス
チームが好調ってこともあるけど、マジックはすっかりボールムーブがスムーズになっています。コートを横断するパスも、トリッキーなパスもないけど、シンプルで小気味よい回し方。これって個人アタックばかりだった昨シーズンのホーネッツには存在しなかった形だから、HCの主義とも思えないし、どういう理屈で成立しているんだろうね。
バランスアタックの中で強引でも決めてしまうロスと、起点となりフィニッシュもするブセヴィッチによって、オフェンスのテンポが落ちないマジック。
ノビツキーは決めたけど、チームとしては程ほどなマブスは、特に慌てることもなく、延々と程々なプレーを繰り返します。ドンチッチが個人技でやりまくるってこともなく、全員がボールを動かし、だけど素早いボールムーブってこともなく、スペーシングをしているけど空いた空間を切り裂くわけでもない。
どうしよう、眠くなってきた。これといった波乱というか浮き沈みもなく、vsノビツキーでプルアップ3Pを選ぶよりもブセヴィッチのポストアップを選択するゴードンってのもあって、じっくりと、それでいて堅実にリードを広げていったマジックが62-47で15点リードした前半でした。
まぁアレだよね。勝つために何をすべきか、ってことでマジックは意思統一されているよね。それは決して個人で強引に仕掛けるって事じゃないし、3Pはしっかり打つけど、ハーデンみたいなパターンは存在せず、まずはインサイドにボールを預けて始まるんだ。みたいな。
そのパターンを成立させているのがブセヴィッチってことですが、マブスにはブセヴィッチだけでなくゴードンにもロスにも抗うような形が全くなかったので、マジックの方も延々と同じように続ければよかったのでした。
うん、ハーデンでも見るか。マブスは勝利を求めていないとはいっても、ハードなディフェンスとか、個人のチャレンジとかを求めてもいなんだよなぁ。うーん、うーん、うーん。健康第一ってことで良いのかな。
正直マブスはタンクモードですよね
このまま熊さんに抜かれれば15%でtop3ですから
まぁプロテクトかかってるから85%でATLに奪われるんですけど…
この戦い方で来シーズンブチェビッチは来てくれるんでしょうか?
すいません…
今年からロッタリーピックの方式が変わるみたいでtop3の確率は28%でtop5が38%みたいですね
マジックが勝つと我がネッツが厳しくなるんです
はぁ
まぁこんなシーズン終わりまで夢を見させて貰えるだけありがたいんですが