2019/02/08 サンダーvsグリズリーズ

渡邊雄太が長くプレーしたと聞いて

本日は個人的に酒を飲んでしまったことと、トレードが多くてそっちがあれこれなので、渡邊雄太が出ていた試合をながらみすることにします。
トレードで動きまくったことで選手がいないグリズリーズ。2WAYだろうが10日間契約だろうがフル稼働です。チャンスを得たし、ウエストブルック中心に強いメンバーと戦うチャンスです。

アダムスのスクリーンに殺されるんじゃないかってくらい強烈な経験ってのも見ものですが、そのアダムスは開始から凄いプレーをします。ウエストブルックとのパスが合わずにジェイレン・ジャクソンにボールを奪われるのですが、そこに片手で手を出すと、両手でボールを持っているジャクソンは全く動けずジャンプボールに。
そのジャンプボールではレフリーがトスアップした瞬間にポール・ジョージが3Pラインの外に動き、アダムスが簡単にティップして3Pを決めるのでした。

そんな感じで、もう完全にグリズリーズを下に観ているサンダー。手抜きというかフルコンタクトしないで守っていきます。もっとハードにファイトするイメージのチームが、ほどほどにセーブしているのは48分戦えば確実に勝てるからムリをしないという意思表示
だけど、いろんなところでファールになったのがアダムス。ほぼボールロストの瞬間にそばにいて当たってしまった形ですが3ファールでベンチへ。残念ながら岩のようなスクリーンを経験することが出来なそうな渡邊。

渡邊が登場すると、グリズリーズは逆転に成功します。見事なコーストtoコーストも決めて、トランジションオフェンスが少しずつ機能したのでした。
それってガソルがいないからこそ、という空気感もあります。半分以上がサマーリーグみたいなメンバーだけに、動けるメンバーしかいません。
ファーガソンからチャージングを奪った渡邊ですが、ウエストブルックに3Pを決められてしまいます。ただvsウエストブルックの正解は3P打たせるだから否定はできない。

前半の動きは割とよかったのですが、若手中心のグリズリーズはゾーンも多用したので課題だった部分が全く見えてきませんでした。そしてゾーンだから完全にビッグマン扱い。
オフェンスは決めきれなかったけど、まぁまぁです。珍しくボールを運ぶシーンが多くあり、そんな時は遠慮しないで「俺はガードだ」ってな動きをすればよいのですが、そこまでは出来ていないのでした。

試合の方はジェイレン・ジャクソンのインサイドを中心に組み立てるのですが、ウエストブルックの突破から3P連発したサンダーが逆転。
だけど3Pが決まらなくなるとジェイレン・ジャクソンの3Pで同点に追いつき、最後もジャクソンがオフェンスリバウンドを押し込んで2点リードで終わります。
楽勝ムードを漂わせながら、実際には負けているサンダー。まぁエース2人が何とかするのでしょうが、そうじゃなくてもベンチメンバーが試合を決めるくらいの勢いが欲しい。

◉JJJを中心に出来るのか

後半になるとサンダーディフェンスに手も足も出なくなるグリズリーズ。そしてサンダーは走りまくります。アダムスのワンマン速攻で逆転すると、次々にトランジションから得点を積み上げていきます。明らかに前半よりも本気を出してきたサンダー。
そんな中登場した渡辺は、ファーガソンとマッチアップします。遂に訪れたガード相手のマッチアップ。ここでファーガソンを完封・・・ていうかファーガソンはハンドラーじゃないからあまり意味がなかった渡邊。そしてキャッチ&シュートの3Pを決めるファーガソン。

なおオフェンスではなんとウエストブルックにマークされます。ウエストブルックだぜ、ウエストブルック!
で、ほぼ何もしませんでした。いや、マジでなんでだよ。ポストアップなりなんなりあっただろうに、ハンドラーにスクリーンかけてどうするんだ? スイッチさせても何の意味もないぞ。
ハンドラーからしても「ウエストブルックを連れてくるな」って感じで拒否されます。全く意味がなかったのでした。

なお、すでにトリプルダブルです。

相変わらずろくでもないオフェンスでハンドラー以外は何もできないグリズリーズ。どうしろってんだ。
しかし、4Qにしっかりとパスを貰った渡邊は中途半端なプレーをしてしまいターンオーバーになります。3&Dなら迷わず打たなければいけない場面であり、ドライブするならダンクする勢いが必要。クルッツならやっていたはず。
またチームとしてジェイレン・ジャクソンを中心にするはずなのに、ポジションをとってもパスが出ないことが多くあります。それじゃあ何の意味もないぜ。

ジェイレン・ジャクソンは素晴らしい選手であり、ドラフト4位にふさわしいプレーをしていますが、チームを再構築するなら指名すべきだったのはトレ・ヤングでした。もちろんドンチッチを貰う手段もあったよね。
どんなチームを構築するのかっていう点で、このタイプを中心に考えるのは簡単ではないし、ましてやオフェンス力があってパスやシュート力で選手を選んでいないグリズリーズなので、多くの選手を入れなけないといけません。ハンドラーなら割と楽に組み替えられる。
本人は素晴らしいプレーをしているけど、そこはまた違う問題なのさ。

残り6分で再び出てきた渡邊。今度の相手は攻守にファーガソン。アダムスにマッチアップされていたジャクソンがアウトサイドに出てきたので、ポストアップしようとしますが、何故かそこにいるジャボン・カーター。ミスマッチ攻めを邪魔してくれる味方。
逆にディフェンスではコーナーにいたファーガソンから目を切ると、すかさず空けておいた裏のスペースに走りこんだファーガソンへアリウープパスを出すウエストブルックなのでした。
渡邊はジャクソンとの相性はそれなりに良くて、相手がアダムスみたいなタイプならアウトサイドから仕掛けるし、そこでインサイドのポジションを取ればよいわけです。まぁまだそんな整理は出来ていません。それは仕方ないけど、来シーズンも出来ることはないと思うのでした。

あとはまぁフローター決めて、1つ良いディフェンスをして終わりました。アピールできたとは思いませんが、そこそここなしましたとさ。これで契約が近づいたかというと、そんなことはないだろうね。

以上でした。感想は特にありません。


2019/02/08 サンダーvsグリズリーズ” への3件のフィードバック

  1. とにかくグリズリーズはセカンドユニットになってカーターが、出てくると全てが停滞して邪魔でしか無い気がします。渡邊のオフェンスにおける消極的なものは遠慮なんですかね。

  2. 渡邊がコーナーのディフェンスをしていているときにドライブが起きると、ゴールの方によるのが早く、そしてよりすぎているため毎回コーナースリー打たれていますがこれは今のままで大丈夫なのでしょうか?

    1. 渡邊っていうかグリズリーズの都合ですね。その守り方で成功しつつ、もうバレバレなので大失敗しています。
      カイル・アンダーソンならそれでもカットしてしまうのですが、渡邊にはまだ出来ない。

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