2018/12/11 レブロンvsウェイドFinal

レイカーズvsヒートではなく、レブロンvsウェイド。両者の対戦成績は15勝15敗の五分。この試合で決着がついてしまうのです。

◉レブロンと若手達

数日前から煽られていた両者の最後の対戦。ウェイドはスターターじゃないですが、スポルストラは情に厚い一面があるので、プレータイム長めにするでしょ。両チームの対戦について書くわけだけど、あくまでもレブロンとウェイドにフォーカスしてみましょう。

若いチームに加わることをチョイスしたレブロン。前回の感想はイングラムがいないこともあって、ロンゾ、クズマ、ハートはレブロンとの相性の良さをみせるだけでなく、ロンゾとクズマはレブロンに気を使うようなプレーはなくなり、自分達で積極的にプレーを組み立てていました。

その一方でHCはレブロンを頼っているイメージ。試合の内容を考えればロンゾとクズマにやらせれば良いのになって感じだったのです。最近の噂はトレバー・アリーザを狙っているとのこと。戦力的には良いのだけど、それって「現時点で勝利を追い求めろ」ってことなわけで、ウォルトンにプレッシャーかかっているんじゃないの。

若いチームを組み立てていくべきなのか、勝利への近道を選ぶべきなのか。その両方をするから優秀なHCなわけですが、両方出来るほど優秀でない事だけは間違いないのです。

そんなレイカーズはシステム的なものは何もないけど、トランジションからのチャンスを一杯作るので全く関係ないスタート。ところが、信じられないミスのオンパレード。ロンゾはレイアップを外せば、レブロンの遙か上を通過するロングパス。クズマはルーズボールをキャッチミスしてラインクロスに、レブロンへのアリウープパスが手前のディフェンスの頭の上さえも通過しないパス。マギーはダンクミスのオンパレード。呆れるレブロン。

ヒートも良くないのだけど、シュートが決まらないだけなのに対して、イージープレーを外しまくるレイカーズで、5分経過する前にウェイドが登場します。そのウェイドはクズマへのディフェンスでスティール狙いのプレーをしてイージーフローターを決められると、オフェンスで自分のフローターがミスのなったのをレブロンが掴んでロングパスでロンゾのレイアップに。
ウェイドが登場して3プレーでレイカーズに流れが行ってしまい、タイムアウトのヒート。軽いプレーが多いぞウェイド。若手がやったらレブロンが呆れるであろうプレーでした。

ウェイドの登場に場内の大歓声なら、同じ3番のハートは握手していたからファンなのかな。
ドラギッチからアデバヨのアリウープが完成し、ウェイドとのコンビプレーでも決めていくアデバヨ。しかし、やっぱりウェイドはクズマにフローターを決められます。さらに軽い3Pを打って戻りが遅くなったところでレブロンからチャンドラーへのパスでダンクに。
いやいや、マジで苦しいウェイド。もうクズマは楽勝モードでゴール下で簡単にポジションを取って、フェイクで引っかけてイージーフック。レブロンのプルアップ3Pも決まって無慈悲に8点差まで広げられます。マークがウェイドじゃなかったら止められたクズマ。

レブロンはさらにウィンスローをぶち抜いてハンマーダンク。オフェンスファールだとクレームされている。ウェイドの方は大人しくなって、パスを回して行きますが、トランジションで3Pはミス。

なお、レブロンをブロックしたアデバヨ。ヒートは完全にアデバヨのワンマンチーム状態。モンスターアデバヨ。ジョン・コリンズのオフェンス力が欲しいアデバヨとアデバヨのディフェンス力が欲しいジョン・コリンズだと思っています。

残り1分を切ったところでレブロンはベンチへ。ウェイドは交代で出てきたランスをフェイクで騙そうとしたけど失敗。ポストアップも失敗。いいところなしで終わった1Qはレイカーズが4点リードして終わります。

◉レブロンへの対応

1Q7分以上プレーしたけど、未だにコートにいるウェイド。休ませてレブロンと同時に出してくれれば、この記事を書くのも楽になるのにな。
ヒートはセンターがアデバヨしかおらず、仕方なくビッグマンがオリニク1人になるので、チャンドラーに対抗出来ません。ただそれ以外の所では反応力が高いのでリバウンドでも勝てる感じ。ショットクロックがない状態でウェイドのパスアウトを受けたウィンスローはクイックで打った3Pを決めて逆転します。

レイカーズはロンゾがいるのにランスが持ちすぎた上に、プレーメイク出来ないから停滞していきます。やっぱりペイサーズ以外はムリなのか。
デリック・ジョーンズはランスとマギーを連続ブロックする離れ業。マギーのおとぼけパスも奪って速攻に走ります。

しかし、またもウェイドがディフェンスが見えていないパスアウトになり、スヴィへのプレゼントパスで速攻に。これでベンチに戻ると、今度はミスだらけのランスと交代でレブロンが登場します。常にどちらかがコートにいるの辞めてくれないかな。

オリニクがハンドオフフェイクからレブロンを抜いてレイアップ&ワン。ウェイドの分までやり返さないと!
ちなみにレイカーズはスモールラインナップ。これはヒートがノーセンターという事情で合わせただけかな。動きの量で負けているので対抗したいわけだ。でもヒートの方はゾーンディフェンス。レブロンを止めるの大変だから工夫しているわけだし、レイカーズは外でボールを回すくらいしかオフェンスが構成出来ません。

この組み合わせはウィンスローvsハートで優位に立つヒートが上回りかけるも、レブロンとロンゾがドライブからKCPに3P打たせて連続で成功します。うーん、ロンゾは3Pさえ打たなければ良いオフェンスが作れるようになってきた。両チームがセンターを戻します。

オリニクのマークはレブロンだけど、オリニクがマークするのはチャンドラーで、クズマにはアデバヨという組み合わせ。とっても難しくしてくれるレイカーズのラインアップ。ただ、それにゾーンを組み合わせてくるヒートなので、上手いことこなしています。

オフェンス面はレブロンにマークされるオリニクが空くので、こまったらそこに渡している。3P決めるオリニクだけど、ディフェンスでレブロンとのマッチアップになるとスピンムーブからダンク決められて交代。残り2分でウェイドが登場します。

ゾーンなのでクズマから解放されたウェイドですが、今度はロンゾにドライブを食らってファールで止めます。苦しいなウェイド。3Pを打ち切れなかったのをパスを受けてミドルで助けたアデバヨでしたが、ルーズなパスをKCPに奪われたクズマのダンク。しかし、今度はクズマのルーズなパスをアデバヨがカットし、ジョーンズがすっごいダンク。

前半はヒートが3点リードで終わります。レブロンをどうするかで悩んでいるヒート。ウェイドの所から攻めていくレイカーズ。2人の対決は極めて対照的になってしまった前半なのでした。

◉ウェイドの神通力を信じよう

後半はレブロンのプルアップ3Pで同点になって始まりますが、酷いバックビハインドパスを奪われて速攻。その次のプレーでバックビハインドパスからクズマの3P。どうみても好き勝手やっているレブロン。コービーだけは怒りそう。

ちなみにレブロンを止めるのが上手いのがジェームス・ジョンソン。そんな関係性もあって殆どドライブされていません。だから前半からクズマばかりがドライブしている感じだよね。そのクズマのアタックが失敗したことでポストアップからターンシュートを決めるレブロン。

マギーがアデバヨに辟易してきたのでヘルプが間に合わなくなり、ヒートはドライブが決まりやすくなります。外してもアデバヨがいるしね。ただ、3Pはマグルーダーくらいしか決まらず、リバウンドから走られてレブロンからロンゾのアリウープ。そしてまたもレブロンのプルアップ3P。

うーん、こんなにロング3P決められてしまうとどうしようもなくなるね。ウェイドの神通力に頼るしかないって感じ。前半と違い少し出番が遅くなっているので、4Q後半に長く起用するつもりなのでしょう。

残り5分ほどで登場するウェイド。アデバヨのスクリーンから下がっているだけのチャンドラーをみてフローターを決めます。初得点。するとレブロンのプルアップ3Pが外れ、神通力が効き始めるのか。レブロンはランスと交代。
ウェイドはKCPを振り切って2本目のフローターを決めるもKCPの3Pが決まってしまいます。空気読めていないぞKCP。と思ったら、オフボールのウェイドを見逃してゴール下を許すKCP。空気読んだのか。

ロンゾが素晴らしいパスをランスに通すも、ランスはムダにエクストラパスしてスティールされます。何してんだランス
ランスが素晴らしいパスをロンゾに通すも、ロンゾはムダにエクストラパスしてスティールされます。何してんだロンゾ

ウェイドvsレブロンを台無しにしないように空気を読んだかのようなおとぼけプレーが連続して出たのに、ロング3Pを決めてしまうロンゾ。と、思ったらプットバックダンクを豪快にし過ぎてミス。
なんかよくわかんないけどレイカーズ1点リードで4Qになるのでした。ウェイドの神通力が効いたことにしておこう。

◉ウェイドvsレブロン

KCPを手玉にとってぶち抜くウェイド。そりゃKCPでアリーザとれるなら狙うか。ヘルプのはずがチャンドラーは全く反応できていないし。
さらに相手がスヴィなので問答無用に強引なレイアップのウェイド。さらにあっさりとランスをかわすとランスはハードファールで止めます。

ちょっとわかってきたね。KCPやスヴィクラスが相手だとウェイドはまだまだ上回れる。ランスは6割方上回れる。だけどクズマになると苦しい。ヘルプもチャンドラークラスならまだまだ大丈夫。多分アデバヨだとムリ。
総合するとベンチから出てくる今の役割がウェイドの境界線って事だね。スターター相手だと、苦しくなってきます。ということで、クズマが登場するとレイアプが外れたウェイド。

レブロンが出てきてオリニク相手にドライブ。勢いは止めたオリニクにヘルプに来たウェイドの方がファールコールされます。エルボーだとアピールするウェイド。ウィンスローの3Pで逆転するヒート。さらにウェイドがタメてコーナーのウィンスローが3P。

またもお互いにノーセンターでヒートはゾーンに。レブロンがプルアップ3Pを決めて主役が自分だと周囲に言い聞かせるように。さらにゾーンの真ん中をぶち破ってダンク。神通力が通じない相手だね。レブロンのアシストからクズマの3Pで逆転するレイカーズ。

ウェイドのポストアップからオリニクがカッティングレイアップで同点にするも、またもレブロンがロング3P。主役達の働きだけど、レブロンがバテてくれないと盛り上がらないだろうな。ウェイドは全然交代しません。


タイムアウトのヒートはウェイドがベースラインをドライブからリバースレイアップ。タイムアウトで少し休めたか。次のウェイドのアタックは止まるもパスアウトした先のジョシュ・リチャードソンの3Pで同点に。

レブロンのドライブをブロックしたジョーンズだけどファールコールされてフリースローでリードするレブロン。なんかフリースローの時にいろいろ呟いて打ったら2本目は外れた。

ヒートはウェイドのポストアップと思いきや自分でドライブしたジョシュ・リチャードソンがフリースローを決めます。決めたけど、それは違うだろうという空気感。で残り1分半1点リードはレブロンです。


ちなみにレブロンをマークするのはウェイド。分かっているねスポルストラ。

レブロンからロンゾで3Pはミス
アデバヨからウェイドもゴール下でファールをもらえずミス
レブロンのタフショットはミス
ウェイドの3Pはミス

クロックがなくなったのですかさずファールするウィンスローでレブロンのフリースローは2本決まって残り22秒でレイカーズ3点リード

スローインからマグルーダーのクイックショットを狙って後ろからロンゾがブロック。なんでウェイドじゃないのか。もう一度ヒートボールでスローインに。ここでタイムアウトを使い果たします。
スローインをいれるのはウェイド。ボールが動いた結果、ウェイドが持つもレブロンに追い込まれ苦しい3Pに。リバウンドを抑えて最後にウィンスローが3Pを狙うも決まらず。

レブロンが16勝15敗で勝ち越して両者の対戦が終わるのでした。

◉ラストファイト

レブロン

28点 FG10/19
3P4/7 FT4/8
9リバウンド
11アシスト

ウェイド

15点 FG6/19
3P0/7
5リバウンド
10アシスト

ウェイドのアシストが多かった理由は、それだけ多くボールを持たせたから。ドラギッチはプレータイム短くなったけど、まぁ仕方ないと思っているはず。最後に決まらなかったように3Pが差を分けました。フリースローより3Pの方がきまったレブロン

ウェイドがレブロンと同じ確率で3Pを決めていればヒートは勝っていたし、それが出来ないから引退するわけだし。惜しかったけど、ディフェンスでもクズマにボコボコにされていたので、致し方ない。ただ4Q終盤になると、しっかりとプレーしておりちょっとだけ神通力もあったのでした。

うーん、まぁそういう試合だったと言うだけですね。レブロンの方がウェイドよりも上だった。ただそれだけ。ジェームス・ジョンソンが17分しかプレーしなかったのはよくわからないし、もう少しレブロンを止めさせる役割を任せても良かった気が。

ウェイドもそうですが、ベンチから出ているのに長く起用されたウィンスローが37分もプレーしている。もう少し上手く配分しなよとは思いました。最後はちょっと疲れていた気がするヒート。スポルストラの完敗。最近気になるな。

レイカーズはおとぼけプレーもあったけど、ロンゾが良くなってきて良かったね。フォックスとかと比べちゃダメ。頑張ればデニス・スミスを今シーズンで上回れるかも。クズマは33点とこの試合も活躍していました。
ロンゾとクズマが中心選手として機能し始めたのはとても良い印象で、レブロンに頼らない若手になっています。正直、イングラムがいないことがプラスに働いているかも。整理しやすくなっている。

ヒートはウィンスローが3P6/10決めてくれたけど、それを除くと5/24。ウェイドとオリニクだな。オリニクの3Pって書いたけど、違ったらしい。

アデバヨがモンスター化してきており、ジョーンズも凄い運動能力を示しています。サラリー安い選手の方が働いているのは頭が痛いね。再建モードに切り替えられるならベターだったけど、そうもいかないサラリー総額。本当にドラギッチをサンズに売った方が・・・。

この2人の対戦をドラマチックに書けるかどうかって悩んでいるけど、何もテーマが思いつかないや。


2018/12/11 レブロンvsウェイドFinal” への10件のフィードバック

  1. いつも楽しく拝見させて貰ってます。冷え込んで来たので体調には気をつけてください。

    ヒートはホワイトサイド離脱中の今ゾーンディフェンスをしていますが彼が戻って来てもゾーンを継続すると思いますか?彼の機動力でついて行けるのかは分かりませんが。

    1. ヒートは割とゾーンをやるイメージなのですが、ホワイトサイドでは確かにやる感じじゃないですね。
      そこまで難しいことをやっているわけじゃないので、ホワイトサイドだとついて行けないってことはないと思うのですが、使い所が弱点を隠すことをメインにしているイメージなので、スターターの時にはやらないのかなと。やったら面白そうです。

  2. レブロン世代がドラフトされたのがついこの間のように感じましたが、もう引退する年齢なんですね…
    寂しい限りです
    何より寂しいのはレブロン世代は結局ファイナルでぶつかり合うことが無かったということ
    メロ以外のウェイド、ボッシュあたりは東にいたので当然といえば当然ですが、やはりファイナルやPOでライバル心剥き出しにして戦う姿を見たかったです
    レブロンのライバルとして戦ったのはSAS、BOS、GSWでしたが、すべて世代がずれていましたし…
    BOSがBIG3を結成してスターが集まる風潮を作らなければ、レブロン世代がそれぞれぶつかり合うこともあったのでしょうか…
    妄想だけ捗ります

    1. というかビックリしたのは、プレーオフではレブロンとウェイドの対戦がないのですね。カーメロとは一応あるのか。
      ボッシュも含めて同じチームにいたから致し方ないですけどね。

      ビッグ3自体は昔からあるのですが、FAで同期が集まるってのはFAの流れを変えた感じはありましたね。

  3. 感動的な対決のはずが、4Qで飛び出したレブロンとオリニクのドッジボールで全て忘れてしまいました笑

  4. たまにはこういう試合も良いですね!ウェイド先輩、お疲れ様でした。今日のクズマは強かったなあ…

  5. クズマはDFについてもかなり改善されてきたので、あと2、3年でオールスターにならないかな……確かに飛び抜けた能力はありませんが、ほぼどんな選手とも合わせられる部分が評価されないかな。書いてて全くオールスター向きではない気がしてきましたが。

    1. クズマの成長よりも、ウエストにスターが多すぎることが問題ですね。レブロンをイーストにトレードすればオールスターの確率が高まる!?

      マカラム、ヨキッチ、ハリス×2、ドノバン・ミッチェル、フォックス、ヒールド
      オールスターの待機列が長すぎる。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA