レブロンは何をもたらしているのか

レイカーズが好調に。未だにちょっと信じられないんだけどね。

◉レブロンで強くなったのか

レブロンが加入したといっても、ここはウエスト。そんな簡単な話じゃないのだけど、思ったよりも勝っているレイカーズ。だけど試合を観るとアレっとなることも多いので、今回はデータで追いかけてみましょう。今回というか毎回ですが、でも試合の印象となるとこのチームは難しいので、データメインです。

〇レーティング

オフェンス 105.9 → 108.0

ディフェンス 107.2 → 108.0

ナゲッツに大敗したことで数字がドンと落ちてしまいましたが、昨シーズンからの変化としてはディフェンスは大差なく、オフェンス力が向上したことになります。昨シーズン23試合あったオフェンスレーティング100未満の試合数はここまで3試合のみ。でも2勝していて3試合目がナゲッツ戦でした。オフェンスが向上しただけでなく安定感が出てきたと言えます。

特に内容を調べず「レブロン効果でオフェンス力が向上した」と書いても納得されて終わりそうだ。ただ、レブロン以外にも変化があって大きいのがセンターの交代です。ロペスとマギーでは選手のタイプが大違い。バックスでの活躍をみると移籍されたのは大きな痛手の気がしますが、求めたのがインサイドで決めるタイプだったことはチャンドラーを補強したことからも明らか。レイカーズファンからするとルーキーのワグナーがシューター系センターなので、そこに期待したかったところですが、違うらしいよ。

ランドル、ナンスjrがいなくなっているし、クラークソンの様なタイプもいません。昨シーズンとは違う要素が結構あるし、いなくなった選手達はクセが強いね。新加入もクセが強いけどさ。

 

〇個人レーティング オフェンス/ディフェンス

レブロン 106/107

イングラム 109/106

クズマ 109/109

ロンゾ 106/109

マギー 106/105

ハート 107/103  

ところが意外にも個人別で観るとこんな結果に。というわけで結論はレイカーズは「レブロンがいない方が強い」になるわけです。まぁ当然そんなわけはなく、試合の中で離されそうになるとレブロンが動き出すことは非常に良くあります。スタミナ的な側面も含めてメリハリをつけている印象です。でもそれはデータで示せないから今回の対象外。

とはいえ、接戦データを確認してみましょう。

〇5点差以内の勝敗

昨シーズン 11勝11敗

今シーズン 5勝4敗

〇10点差以内の勝敗

昨シーズン 19勝28敗

今シーズン 8勝6敗

5点差以内で強くなった感じはありません。クラッチに勝っているわけではない。しかし10点差以内だと数字がグッと良くなります。というか、ここまで20試合で14試合が10点差以内の試合だったわけですが、昨シーズンは82試合中47試合でした。勝負強さよりも最後まで勝敗がわからないところまで持って行けていると言えます。

レブロン加入の最大効果はチームの安定感ということに。昨シーズンは若く走るチームとして大勝も大敗もよくあったけど、今シーズンは両方が減っています。いいのか悪いのかは知らないけど、試合の中で負けているときにレブロンがラッシュする姿とは一致します。

当たり前ですがレブロン加入で強くなったレイカーズ。しかし、レーティングとしては5割近辺というくらい。それを勝ち越しに持って行くことが出来たのは、試合を接戦に持ち込める安定感が出てきたからレーティング以上の成果があるといえます。

 

◉走っているのか

レブロンが加わったことで安定し、昨シーズンほどには走らなくなった感じのレイカーズですが、その一方で速攻の点数が増えたことが特徴的です。

〇速攻 17.5→20.1

今シーズンはキングスが走りまくるので2位ですが、20点を超えるのはウォーリアーズをも上回るのでレイカーズの速攻は驚異的です。もともと走るチームとして得点していたのですが、速攻で得点する選手の顔ぶれは変化しました。

〇速攻の得点

レブロン 5.6

クズマ 4.4

ハート 2.7

KCP 1.8

昨シーズンはアイザイア・トーマス、KCP、ランドルが多かったのが、メンバーが入れ替わっています。レブロンが行くと止められないのはよく見ますが、クズマとハートがここでもレブロンとの相性の良さを示しています。速攻が増えたのは回数よりもシュートがしっかり決まるようになった印象が強く、レブロンの破壊力と共に、クズマが走り易くなったことで決定力の向上に繋がっています。

ビッグラインナップのレイカーズなのでディフェンスリバウンドに参加出来なくてもさほど問題は無く、PF扱いのクズマですが速攻に走る役割の方が向いています。ディフェンスリバウンド数はレブロン、ロンゾが1位2位、クズマは3位と3人が同時にコートに居るときは役割が変わってきています。なお、マギーはリバウンドが少ない。

 

〇セカンドチャンス 14.2→13.0

逆に落としているのがセカンドチャンスの得点で、クズマが1.9→0.6と減らしています。レブロンが2.0取っているのですが、インサイドとアウトサイドの役割分担がハッキリしたことで、誰もが飛びこんでいた昨シーズンに比べると個人の数字は目立っても、チームとしては数字を落とすことになりました。マギーの分はランドルで相殺されているので、実はチームとして落ちているのでした。そもそもシュートが決まるようになったからセカンドチャンスが減ったという事情もあります。

 

〇速攻での失点 12.7→14.2

で、速攻も増えたけど失点も増えました。オフェンスリバウンドが減ったこともあるので、そんなものかな。ちなみにキングスとラプターズに走られまくったことが数字をあげていて、全般的にはそこまで多くありません。

でもそれを言い出すと得点の方もスパーズ戦が41点と桁違いに得点しています。総じて最近はどちらも減っており、もちろんスキがあれば走るけど、そこまでアップテンポは望んでいません。若きレイカーズっぽさが抜けてきているという感じかな。でも突然走り出すんだよな。ナゲッツ戦も1Q走りまくったし。

 

若きレイカーズは走ることが得意技で、そこには誰もが参加する強みがありました。レブロンが加わった今シーズンはより効率的になってきた反面で、役割分担が定められてきた感じで「誰もが」という要素はなくなってきています。

チームが安定してきたこと、数字の面では大きく改善はしていないこと、その両面を形作っている要素がここにあった気がします。良い意味で言えばリスクマネジメントしていています。接戦が増えた事で勝率が上がることにも繋がっているので、前向きに捉えるべきでしょう。レブロン効果はチームの安定にあったのでした。

 

◉ゴール下が強くなる

 

〇FG 46.1%→47.8%

FG%の高いレブロンとマギーが加入した効果は大きいのですが、一方でFG56%も決めていたランドルがいなくなったので実はインサイド陣だけでは大きく向上したわけではありません。KCPがスターターから外れ、クズマが2%近く改善したことも含めての向上になります。

その内容は51.9点から56.4点とペイント内得点が増えたことですが、これはなかなか凄くて、リーグで最もインサイドを攻めていくチームに変貌しました。

 

〇ノーチャージエリア内のアテンプト

32.4→38.1

圧倒的1位なのがゴール下シュートの数。それだけインサイドでプレー出来ているわけですが、元々リーグ2位と多かったのです。主に速攻とドライブが多い事情。ロペスが3P打ってくれていたし。

昨シーズン多かったのはランドル、イングラム、クズマの順番。それがレブロン、マギー、クズマ、イングラムになっています。プレーは全く違いますがランドルの分をレブロンが賄っているとすれば、純粋にマギーの分が増加しました。ロペスがアウトサイドに引き出すからドライブが多くなって稼いでいたのが、今シーズンはドライブに加えてインサイドに陣取るセンターも多いということに。これって結構凄いことなんだけどね。

ある意味、これもレブロン効果でPFだけどPGなので、スペーシングは万全です。レブロン、クズマ、イングラムがドライブで切り裂き、マギーにも仕留めさせている状況

 

ちなみにレイカーズはタイソン・チャンドラーを補強したことでオフェンス力が低下し、ディフェンス力が向上したというデータもあります。このノーチャージエリア内のアテンプトを加入前/加入後で比較してみると

加入前 42.5

加入後 32.7

なんと10本近く落ちています。前述の通り、走らなくなってきた面もあるのでチャンドラーの責任ではありませんが、全員が平均的に落としてきている事情もあるので、インサイドがジャマになっているのも事実。また平均5.4本のロンドが欠場したのも大きく響いており、一概にビッグマンがジャマなのではなく、ロンゾがもっとドライブを成功させるべきなんていうのもいえます。

いずれにしてもセンターを起用するようになっているレイカーズは、その成果でゴール下が増えたと見せ掛けて、そうでもないというジレンマ。エイトンのオン/オフで数字が大きく変化していたサンズだけにチャンドラーのポジショニングも含めて変動してきそうなスタッツでもあります。

 

〇ドライブ数 40.739.0

ドライブの数は微減。10.9回のレブロン、9.1回のロンドが加わりながら減ってしまったのはクラークソン(アイザイア・トーマス)が多かったので相殺されている部分が大きく、そしてイングラム+ロンゾで6.5回も減っているからです。要するに結局はドライブする選手が変更されただけなのでした。

この数字は「イングラムとロンゾがやりにくそう」というイメージと一致します。ボールは1つなのでレブロンが増えれば誰かが減るのは仕方が無い。もともと多くなかったクズマやハートは気にならないけど、多かった選手の減少はどうしても印象が悪くなります。そう考えるとそこまで気にすることはないのでしょうね。当たり前のことでしかないので。

ただ選手が変更されたけどドライブからのFG45.9%→45.8%と確率は横ばい。意外と元々の数字が良かった事が目立ちます。クラークソンとランドルの確率が良かったんだよね。クラークソンはイメージ無いけど。

 

話をレブロンに戻すとキャブスの特徴は大きく広がったオフェンスセットにありました。シューター達を並べてキックアウト3Pを打たせるのが最大の狙いで、インサイドは誰もいないか、トリスタン・トンプソンという機動力センターで、広がってオフェンスリバウンドに飛びこむのが仕事のタイプ。

レブロンのアタックでゴール下シュートが増えたとは言い難く、一方でマギーが決めてくれる面は大きそうです。だけど、チャンドラーが加わったら逆に減ってしまうなど、そう簡単ではない話に。まだまだオフェンスがシステムとして確立していないことがわかる数字でした。

 

◉パスゲーム

〇パス数 282→267

レイカーズはパッシングゲームを志してはいません。リーグで4番目にパスが少なく、上にいるのはサンダー、ロケッツ、ラプターズの3チームのみ。いずれも絶対的エース中心のチームです。バランスアタックのラプターズがパス少ないってのは面白いですが。

その前に昨シーズンのパス数もあまり多くないのは興味深い。弱いチームだとシュートに辿り着けなくてパス本数が増えることが割と良くあるのですが、レイカーズはチームとしては弱いけど個人としてはガンガン仕掛けてシュートまで行くようなタイプのチームでした。

本数としては15本減った程度ですが、ロンドとレブロンを加えて減るっていうのがレイカーズが目指す方向性は何だったのか考え直すことになります。前述の通り、この2人はドライブ数が多い。つまりドライブからパスすることでプレーメイクするタイプです。正確にはレブロンはちょっと違うけどさ。

一方でレイカーズの若手達はロンゾとイングラムがドライブタイプでした。だから本当はここに加えるPGはパッシングタイプの方が好ましかった疑惑はあります。一見良さそうなロンドだけど、若手達にも積極的にさせたいなら違ったし、ロンゾのお手本としては正しかった。

 

〇パス数

レブロン 49.8 

ロンド 48.0

ロンゾ 42.6

ロンドが11試合しか出ておらず、その間にロンゾが伸びたので3人がここまでバランス良いわけではありませんが、レブロンとPGの棲み分けは出来ているといえます。昨シーズン66.7本だったロンゾは24本も減らしましたが、レブロンも57本から落としています。バランス的にはこれくらいでしょうね。このパスから生まれたシュートは

〇FG数と確率

レブロン 20.9本 40%

ロンド 19.0本 48%

ロンゾ 13.8本 47%

やはりロンゾと他の2人ではプレーメイクしてシュートを生み出す能力に差があるといえます。ただ、ロンゾのパスは15.6本がレブロンへのパスですが4.3本しか打ってくれていない事情があるので、単にレブロンに預けるパスが多いだけとも。ロンドを参考にするならロンゾはもっと自分でプレーメイクしてよい感じです。出来るかは知らない。

そして現状ではレブロンと周囲のタイミングが合っていません。ロンドやロンゾのパスに比べるとレブロンから供給されるパスに対してフィニッシュの確率が悪くなっています。

 

〇レブロンのパスからのFG成功率

クズマ 54%/36%

ロンゾ 29%/35%

イングラム 39%/25%

ロンド 27%/14%

ハート 44%/38%

2P/3Pの成功率ですが、クズマとハートだけ機能している印象そのままの数字が並びます。特にクズマはシュート能力と思いきや2Pが高いように、キャッチ&シュートだけでなくパスを受けてからプレー判断してしっかり決めきっています。

イングラムの3Pは問題ですが、全体で言えば2Pの成功率が低いのが気になります。この数字はパスを貰ってから自分で仕掛けるパターンも含むので、合わせるのが下手というよりもチームとして機能していない感じです。迷いがありそうなんだ。ちなみにKCPもFG30%程度とクズマとハート、マギー以外は本当に悩んでいる様子。

キャブスがレブロンの周囲をシューターで固めたように、アウトサイドから射貫くタイプじゃないとなかなか機能しないようで、ここまで行くとシステム導入して解決するのかどうかって感じです。少なくともコーチ陣を変えて全く違う発想にしないとダメっぽい。

逆に言えばレイカーズのオフェンスは伸び代はあるわけです。昨シーズン同じようにレブロンのパスから確率が悪かったのはクラウダーとウェイド。それを戦術的熟成度とみるか、個人の相性とみるか。そもそもクラウダーはジャズでも決めていないけどさ。

 

いずれにしてもレイカーズが補強したレブロン、ロンド、そしてランスの3人を考えた時に、よりパスゲームを推進するのかと思いましたが、実際にはパスを減らして個人のプレーメイク力の方が重要になっています。

しかし、レブロンと相性が悪いのが現状。クズマとハートを中核的に扱って、ロンゾとイングラムをセカンドユニットのメインに据えるのが単純な解決策ですが、ローテーションも安定していないので、コーチ陣全体が何を志向しているのかが問われます。問われるって言うか問題視されるわな。

現状を「問題がある」と捉えるか「伸び代がある」と捉えるかで意見が大きく変わりそうな数字が並んでおり、オフェンス力の向上はどっちに針が振れるかで変化してきそうなのでした。個人的にはどっちにしてもまずはローテーションを固定するべきだと思う。レブロンと相性の良い選手はわかっているのだから、そこを固めてから次のステップなんじゃないかな。

 

◉ディフェンス

最後にちょろっとだけディフェンスに触れて終わります。レーティング的には昨シーズンと大差ないディフェンス面。試合の印象は「レブロンやマギーのインサイドがルーズだけど、レブロンの見えないプレッシャーとマギーのブロック力で守れている」です。DIFF(通常のFG%から何%ズレるか)は綺麗に揃っています。

〇DIFF

レブロン △4.7

マギー △4.7

チャンドラー △4.7

チームとして△0.4ですが主力に+1を超える選手はKCPの+10という酷い数字以外はおらず、全体がバランス良く守れた上でインサイドの強さで勝負できています。レイカーズはPGロンゾまで含めてサイズがあり、ディフェンス面に穴がないのは好印象。ディフェンス力はチーム最大の武器にさえ出来そうなのです。

 

ところが、その割にはレーティングは良くない。108は12位なので悪くないのですが、DIFFだけみるともっと上位でも良さそうです。

〇スティール 8.4(9位)

〇ブロック 6.5(3位)

一方でスティールやブロックも上位なのです。これだけ出来ているけど、そこまでディフェンスが良くないのはフリーで打たれるシーンが多いから。速攻での失点を減らせるかどうかは大きな課題です。もっと大きな問題はリバウンド

〇ディフェンスリバウンド率 71.5(20位)

マギーやチャンドラーがオフェンスリバウンドの多さに対してディフェンスがとれておらず、コートにロンゾがいるかどうかで数字が大きく揺らぎます。ロンゾがいないと70%を切ってしまい、セカンドチャンスを与えることに。被オフェンスリバウンド12.1は28位と苦しんでいます。

ちなみにトリスタン・トンプソン、ヌルキッチ、タウンズがシュートを落としては自分でリバウンドを繰り返していた事情が大きく、この3人がバカみたいに稼いでいます。決まるまでとり続けたともいえるし、純粋なゴール下の強さでは勝てない事情も浮かんでくるのでした。

 

概ね守れているレイカーズですが、本当に守れるチームになるにはセンターは課題。目立っているマギーが本当に良いのかどうかって感じです。昨シーズンのヒートはホワイトサイドが荒稼ぎするのに、アデバヨがいるときの方がディフェンスリバウンド率が高かったりしてさ。

ここまでレイカーズが苦労している印象があるのは2つのパターン

・センターがオフェンスリバウンドを取りまくる

・センターがアウトサイドシューター系

インサイドから引き出されるパターンが苦しいのと、でもインサイド勝負でもやられまくっているパターンが苦しいという2重苦。まぁ人材的には今の状態では致し方ないかな。そしてブルック・ロペスがいればね、という感想も否めないのでした。リバウンドの弱いロペスだけど、ロペスがいるとロンゾがリバウンドとってくれるからチームとしては確保率が高かった。

 

そんなわけでレイカーズの補強効果は一長一短な面が大きいのでした。レブロンが加入して安定感がつき、接戦が増えたから勝率も上がったのは良い傾向。だけど、中身を観るとレブロンとの相性が良いとは言い難い数字が並ぶのでした。ここまでは個人で得点する能力が目立つように変化して勝って来れた感じ。

その変化にはロンドやマギーを加えた事での変化もあります。ランドルはサラリー面で残すのが難しかったのかもしれないけど、1年契約で残る手段はあった気がします。ロペスはもっと残せたような。若手コアは残っているわけですが、思った以上に作り直すことを求められていた事情が出てきています。それをコーチ陣がこなせているわけじゃないし、正解が何だったのかも難しいから、誰を連れてくるべきだったかとも言い難い。

ディフェンスの方が武器になりそうなので、基本的にはディフェンス優先でチームを組んだ方が良さそう。そこを強化しておいて、レブロンで何となくこなしていく過程でオフェンスを調整するくらいなんじゃないかと。ローテーションは固定しないと苦しくなりそうだから、ディフェンスから考えようって事です。でも問題があるのがリバウンドでセンターが1枚足りない。マギーと似たようなチャンドラーを加えて良くなった反面、柔軟性が不足することになりました。それはズバッチとワグナーじゃ補完出来ないでしょ。

意外とウォーリアーズがジョーダン・ベルを売ってくれるかもよ。出番もらえていないし。あとはモアランドとか、トレバー・ブッカーとかさ。ノアではない。

 

オフェンス面は何が正解か、捉えるのが難しいからチャレンジして行くしかないと思う。しかし、そのチャレンジはシステム的なチャレンジであって選手の組み合わせじゃ無いと思う。未だにレイカーズがどんなオフェンスすべきなのかよくわかんないからなぁ。

レブロンがもたらした安定感は中途半端に勝利を追い求めることにも繋がっているのでした。あまり上手く行っていないレブロン起点のプレーと、それでも5割を上回れるレブロンの個人と。

 

 

 

 

 

レブロンは何をもたらしているのか” への14件のフィードバック

  1. シモンズ、ミッチェル、テイタムがルーキーシーズンほどパッとしてないことに関しての記事が読みたいです!バトラー加入やヘイワード復帰などチーム事情も相当あるとは思いますが

    1. ドノバン・ミッチェルは期待度が高すぎるだけで20点オーバーなので、まぁそれなりですね。
      シモンズはバトラー以前にフルツがスターターでシューターを大きく減らされたのが苦しい。

      というわけでテイタムをやりましょうか。でも最近セルティックスを観てないので。

  2. これだけボール持って輝けるタイプがいると、どの時間の誰が出てても波状攻撃ができそうなもんですが
    実際はレブロンとイングラムっていうツートップを2人並べてイングラムが潰れてますね
    ドライブ時の窮屈そうなこと…ここまで狭いとルーキーセンター試してみてもよさそうですが、しなさそうですね

    スリーを多投しないこととスリーが頭に無いのは違うよねって感じてます

    1. ある程度は仕方ないし、慌てるほどの事もないのですが、ドライブするにはスペースが必要だし、スペース作るには3Pが必要だし。やっぱり選手の組み合わせは大切ですね。
      多分、レブロンとイングラムが並ぶのは問題なくて、そこにPGまで加えると苦しいって感じです。ドライブ役は2人までじゃないですかね。

  3. クズマは試合見ていてもレブロンと相性良さそうだなと感じていたので納得の数字です。
    イングラムはまずはセカンドエースから、のアヌノビー式いいと思いますがいずれスターターにどう融合させるかって問題は解決しないといけないですね。
    グリズリーズ戦はレナードとアヌノビーの同時起用が見られたのでこちらは次のステップに進んだのかな?と思いました。

    1. イメージは
      レブロンのみ15分
      イングラムのみ15分
      2人同時18分です。何やかんや言っても同時の時間が一番長い。

      アヌノビーは元々が3&D担当なのでレナードと並ぶのはよくあります。でも1人の時間が増えて良かったなと。実はバランチューナスも。

  4. マギーをストレッチ5にしてスリーを打たせるというのはどうでしょうか。
    ウォーリアーズ仕込みなのかタッチも悪くないですし、ビッグマンを外に連れ出せるならオフェンスリバウンドも増える気がします。

    あと、ビーズリーってトレード含めて何か使い道は有りますか? 昨日観たダンクが忘れられません笑

    1. ストレッチ5にするのは良いのですが、それをするだけの理解度がマギーにあるのかどうか。コーナーに立たせっぱなしでよいなら、それでもOKです。ロペスはポジションを変えることも結構ありますからね。オフェンスリバウンドに関してはマギーがかなり奪っているのも忘れてはいけません。今の状態ならマギーをコーナーに置く方が価値があるとは言い難いかな。そしてそれに拘るならワグナーを育てた方が良いかと。

      ビーズリーは良かったですね。もともとミドルレンジが得意なので、出来ればセカンドエース的に使いたいですが、それはイングラムのジャマかも。レブロンの控えとしては良い選手だと思いますが、レブロンの控えが必要かわかりにくい現状です。思い切ってビーズリーにスモールのセンターをやらせますか。

  5. ランスがセットでコントロールする時間が毎回苦しすぎて笑えます。
    速攻ではいいパス出すんですけどね

    1. ランスに持たせすぎちゃダメなのはペイサーズファンがよく知っていますよ。
      パスは良いのだけど、他はいまいち。

  6. KCPの守備が雑すぎて笑いました やっぱりトレードしたほうがいいのでしょうかね~
    ツイートにありましたがコビントンのディフェンシブレーティングやばいですね
    +/-も44でしたし。これについても語ってくれたらうれしいですね(ブログと全く関係ない;)

    1. KCPはトレードする必要ないと思います。誰かしらケガすることもあるわけですし。

      コビントンは1試合で年間の得失点差を+0.5引き上げたわけでデータを困らせてくれます。
      今シーズンのスパーズはいろいろやらかしてくれます。レイカーズに速攻41点とられるとか。

  7. 細かいスタッツまで分析していていつも面白いです!
    個人的にはレブロンのキラーパスが増えたこと、1Qの出だしが悪かったのがなくなったことが大きく変わったと思います。

    イングラムはレブロンとあまり共存できていないと思うんですけど、スタイルを変える必要があるんでしょうか?

    1. イングラムとレブロンはそんなに悪くないと思うのですが、そこにロンゾとロンドのどちらかがいると苦しすぎます。ポストアップするレブロンのパスをオフボールで動いたイングラムが押し込むような形は悪くなかったのですが、それってイングラムPGで高さのミスマッチを作れるときが最適なので。

      ただ、あれもこれもは付け足せないので、ローテーションを決めて、同じユニットで何をしていくのかをまずは確定させた方が良い気がします。レブロンがアウトサイドから仕掛けていくならイングラムの必要性が低いですしね。

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