カーメロ・アンソニーの周辺が騒がしい。GMダリル・モーローは否定しているように、それは別にカーメロが悪いわけじゃないんだ。
ロケッツが開幕から不調なことをカーメロの責任にするのはお門違いだし、ましてやアリーザの放出に求めるのもお門違い。ロケッツで起きている問題の75%はクリス・ポールが悪い。クリス・ポールって超正統派PGでポイント・ゴッドなんて呼ぶ人もいるけど、衰えというか、まぁチーム事情で変化するものって事です。いずれにしても、そのパフォーマンスの悪さを愚痴っていますが、最近ではそういう意見の方が多くなっているみたいですね。
カーメロの獲得でディフェンスが悪くなるなんて事は想定されたことであり、しかしプレーオフの反省からオフェンス面の改善こそがロケッツに求められた直近の課題。勝負所で信用できるウイングシューターとしてミニマム契約のカーメロは試すに値する戦力でした。ディフェンスはオールスターくらいにアリーザ補強すればよいだろってね。
昨シーズンの開幕前もカーメロを欲しがったロケッツですが、サンダーでお試しされて状況整理されていたので特別なことは求められていなかったはずです。
◉昨シーズンからの変化
プレータイム 32.1→29.4
得点 16.2→13.4
FG% 40.4%→40.5%
FGアテンプト 15.0→12.1
3P% 35.7%→32.8%
リバウンド 5.8→5.4
アシスト 1.3→0.5
何はともあれ、ひとまず言いたいのは昨シーズンのカーメロの出来についてウエストブルックの責任にしていた人は謝れってことだよね。PGがクリス・ポールになったとことで何も変わっていないじゃないか。掌返したようにカーメロの責任にするのも違うけどね。
そんなわけでカーメロの現状については、特段の悪化要因はなく、予想された範囲内での変化に留まっており、これをもってウェイブされるってことは無いはずです。しかし、状況は常に動くものでロケッツはルーキーのクラークが働く様相をみせてきました。これまでノーセンターの形を多用していたロケッツでしたがハーテンステインも頑張っているので、要するに
他のベンチメンバーが頑張っているからプレータイム減るよ
というカーメロ以外の要因が大きいというのが現実問題としてあり、チームとカーメロがわざわざ話し合った理由はチーム事情だと思います。カーメロに気を使ったってことさ。しかも現在はネネイやMCWなんかも離脱中で、カーメロを取り巻く環境は本人が考えていたよりも厳しいのでした。ロケッツにとってはミニマム契約なので痛くもかゆくもないけどフォローはちゃんとしないとね。
しかし、サンダーと同じレベルの活躍ではなく、もう一歩進んだ活躍を期待されていたであろう事も確かです。かつてそんな事を書いているので読み返してみましょう。
今回はこの内容を元にして進めていきます。まずはサンダー時代に既に改造というか、変化していた部分から。
〇スポットシューター
シュートアテンプトがサンダー時代より減っていますが、よりシューター化しました。シュート全体に対するキャッチ&シュート3Pの割合が35%から43%へ増えました。これは増えたというか、プルアップが減っただけです。同じようにボールを貰いながら3Pを打っているのですが、サンダー時代は38%決めていたのが、31%しか決まっていないのは頭が痛いね。
当時書いた問題点はオフボールのポジショニングとムーブが下手で、サンダーというチーム全般に共通する問題点でしたが、さぁどうなったかって話は後ほど。スポットシューターである事についてはカーメロから不満の声は出ていなかったし、それ自体の問題よりもパスを出す方に問題があった感じだったよね。
〇パス数/3Pアテンプト/確率
ハーデン 5.8本/1.7本/29%
CP3 7.8本/2.4本/29%
ラス君 16.2本/3.4本/37%
ハーデンとCP3の試合数が違うので、合計すると計算合わなくなりますが、まぁこんな感じでロケッツに来たら少ないパス数で3Pを打っていることがわかります。サンダー時代はラス君からもっと多くのパスを貰い、2Pのアテンプト4.8本ありましたから3Pに固執していたわけではありません。
意外だけどサンダー時代の方がもう少しリズムを掴みやすかったといえるし、ロケッツのこのリズムで3Pを打っていくのは元エースには簡単ではないです。ちなみにサンダーでもシーズン後半に確率が上がっているので、様子を見れば変わってくるとは思うよ。
〇エクストラパス
サンダー時代に上手くなったのがエクストラパスですが、ロケッツに来たら・・・パスを出す機会がない。これはカーメロの問題でもあり、ロケッツが今抱えている問題でもあります。アリーザとか上手かったよね。でも、残念でした。終わり。
〇ミスマッチ利用
カーメロはここまで平均2.7回で得点率1.19と良い成績を残しています。が、殆どネッツ戦じゃないか疑惑。
ロケッツのワンパターンオフェンスの中で新たな要素として加わってきそうだったのが、カーメロのポストアップ作戦です。試合の中で何回か使うことにはなっているので、そこそこですが、もっと増やしてくると思っていただけに何ともね。
ちなみにロケッツ不調の5%くらいに関係しそうなのがネネイ不在によるインサイドでのプレーメイカー不足です。相手のディフェンスによってはハイポストからパスを供給し、ミドルを打つネネイを活用していたけど、そのパターンがなくなって本当にワンパターンになってきました。
関係ないけど、今シーズンからプレータイプのスタッツ検索出来なくなったので、書きにくくなってしまった。
〇ディフェンス
まぁこれは別にいいかな。「カーメロのディフェンスがざるでロケッツは・・・」とか言っているロケッツファンがいたらサンダーファンは怒るよ。昨シーズンの序盤は今よりも遙かに酷い状況だったのに、それでもサンダーは守っていたのだから。ロケッツはカペラとタッカーのヘルプが強力だけど、基本的には2人しかヘルプ要員がいません。そのシステム対応が出来ていないのは間違いないけど、それはカーメロだけじゃないと思う。
ロケッツはここ数試合でチームディフェンスが改善しており、カーメロだけじゃない問題だったのを修正し始めています。そこにカーメロがいないから尚更目立ってしまったね。
ここまでが昨シーズンのサンダーで改善されたというか、カーメロが慣れた部分です。まとめると
・パスを待てるようになった
・フリーの選手にパスが出せるようになった
・ディフェンスの状況を観るようになった
・ディフェンスが標準レベルに近づいた
こう観ると最後のディフェンス以外はロケッツでも別に悪いってほどではないよね。ネッツ戦はカーメロに救われたのも事実だし。逆に昨シーズンの今頃は「パスを待てない」とか「ディフェンスの状況を考えていない」なんて今では普通のことが問題だったわけです。ドライブしてブロックされまくっていたよね。それに比べたら、今のカーメロはチームシステムのジャマはしていないよ。ロケッツよりもサンダーファンの方が心が痛みそうだ。ていうか、よく最後までガマンして馴染ませていったよねレベル。
当時書いた記事はここからが本番。ダントーニがカーメロを改造するだろうという予想です。
◉ダントーニに大いに期待できること
ロケッツはサンダーよりもかなり細かいチームです。
ハーデン個人の能力に騙されそうですが、細かくプレーが設定されているからこそ、あれだけのパスが出てくると考えています。その多くは驚くような即興性のあるパスではなく、タイミングが秀逸すぎるのに再現性のあるパスなのが、その理由でもあります。
当時書いた内容なのですが、今となっては穴があったら入りたい。だって、今のロケッツはこれが出来ていません。「再現性のあるパス」なんて試合中に出てこないよね。ハーデンが左サイドから右コーナーにキックアウト3P打たせた時なんか「懐かしい」って思ってしまったくらい。
受け手の方はパスがもらえそうだから動くのではなく、必ずそこに動かないといけません。カペラなんかは同じ動きを何度も繰り返し、パスがこなければ次のプレーに移行しています。
だってさ。全然出来ていないわ。動きの流動性というよりもパターンが出来ていない。カペラでさえも動き直さなくなってきた。怖い怖い。タッカー様お願いします状態。まぁそんなチーム側の問題が出てきてしまったのがロケッツの苦しい所であり、「このシーンならこの選択肢」みたいな感覚がズレています。
それが特にクリス・ポールに顕著だという話。もともとクリス・ポールはロケッツの中では異分子みたいなチョイスをしていたけど、その割合が増えてしまった感じなんだよね。
ここからがカーメロの話
〇コーナーでのポジショニング
ロケッツの特徴はコーナーまで広く使うことですが、サンダーもそれは同じ。なんだけど、サンダーはそこに細かさが足りず、カーメロが中途半端になることが多くありました。ダントーニは細かく修正してくるので、1歩2歩の違いだけど、それはチームにとって大きな違いになるのです。
実際にオフのトレーニングでもカーメロがコーナー3Pを練習している動画は頻繁にアップされていました。親友のクリス・ポールからパスを貰ってコーナー3Pはスポットシューターになる気持ちの表れかという。
そして迎えたプレシーズンではTwitter上にはカーメロを賞賛する声が沢山あり「ロケッツにフィットしている」とされていましたが、単なるシューターじゃないかという意見ももちろんあるんだけどね。
〇プレシーズンの3Pアテンプト
左コーナー 5本
右コーナー 2本
その他 17本
練習通りにシュートポジションを修正してきたカーメロ。3P12/24でシューターっぷりを見せつけました。
〇シーズンの3Pアテンプト
左コーナー 1本
右コーナー 2本
その他 61本
はぁ!?
というわけで早くも全てを忘れてしまったカーメロ。昨シーズンでさえ9本に1本くらいはコーナーから打っていたのに、チームシステムを忘れてしまったようなポジショニングです。こうなってくるとダントーニが修正できなかったといえるのかどうかも怪しいのでした。ちなみに左コーナーの1本はサンダー戦でリバウンドをスティールし、マイボールにしたのが左コーナーで、そのまま打っただけだから、実質ゼロだよ。
というわけで期待していたポジショニングの改善は、その兆しをみせたプレシーズンまでと異なり、悪化の一途を辿っています。ダントーニが悪いのか、カーメロが悪いのか。
ポジショニング&スペーシングがディフェンスとの駆け引きであることも、すり込まれるはずです。ロケッツのウイングは単にコーナーで待っているわけではなく、ハンドラーのポジションに合わせて少しずつポジションをずらしていきます。
穴があったら入りたい。
〇3Pラインの1m外
ロング2Pが多すぎるカーメロは相手とタイミングを計って、ワンドリブルしてから3P打つことが多いので、遠目にポジションをとることにすべきだと思いました。ロング2P打って謝る動画があったようにその意識は高くなっています。ここで昨シーズンと今シーズンの3Pショットチャートを見てみましょう。
— whynot! (@whynot_jp) November 12, 2018
昨シーズンの傾向としてはトップから左サイドならば確率がよく、右サイドはダメでした。
— whynot! (@whynot_jp) November 12, 2018
トップしか決まっていませんね。でもロケッツの場合はトップで打つパターンは非常に少なくなるので、そこに期待してはいけません。多少遠くても打とうとしていることが伺えます。
ワンドリブルしての3Pは0.2本→0.5本と増えており、確率も40%と悪くないので、そこそこ機能しています。全体の確率が悪いので凹んでしまいますが、まぁ概ねここは改善できてきているとして良いかと。時々、ロングミドル打って「あっ」って顔しますが。
〇ゴール下か3Pか
ミドルレンジ 5.9本(39%)→3.0本(40%)
ペイント内 2.9本(52%)→2.7本(59%)
何とも言えない数字ですが、多少の改造効果は出ています。ただアテンプトが減っただけという面も否めないのですが。ロケッツはチームとしてカーメロを加えた事で正確なミドルを武器にしたかった予想だったのですが、蓋を開けたら単なるシューター化していたので、これでもミドルは多すぎるかもしれません。
ただ本数以上に問題なのが確率です。40%で良いならカーメロである必要性がないのでした。クラークの方がはまりそうな理由はスピードがあって3Pとゴール下のゴール下で確率が高そうだからです。そこは時にリムプロテクトされるわけですが、プロテクト率とカーメロのミドル失敗率を考えるとカーメロの方が使えないとなるわけでした。
結局の所、サンダーの時と同じ問題が発生しており、純粋にカーメロが個人で決め切れていません。それは予想されていたことのようでいて、ロケッツのオフェンスならより楽に打てると考えていたことが苦しかったと言えます。
以上、ダントーニが改造すると予想していたポイントは
・ポジショニング
・シュートセレクト
になるわけですが、前者はあまりにも酷すぎて、そして前者が悪いなら適切なスペースを構築できていないから後者も悪くなってきたと考えられます。ダントーニが改造できなかったとはいっても、カーメロの戦術理解力の低さということも垣間見えてくるのが頭の痛いところです。
2年前に「カワイ・レナード対策」というのがあって、それが「レナードにマークされた選手はコーナーに突っ立っている」というものでした。当時バトラーの映像があって本人は嫌そうだったけど、レナードにマークされた選手がオフェンスに参加しないという画期的な方法論といわれてました。
しかし、今では別にそもそもコーナーには誰かしら立つのが普通。良いディフェンダーにマークされた選手がコーナーに立つことで、周囲が4on4をし易くなります。ロケッツはスイッチを促しまくるチームですが、そうやって弱いディフェンダーをハーデンに回し、自分は良いディフェンダーを引き連れてコーナーに行くのが日課だったアリーザ。
運動量も少ないカーメロはポジションを頻繁に変えたり、スクリーンをしつこくかけたり、それでいてマークの関係性を調整したりというのが、シーズンになったら出来なくなったとも言えます。そしてコーナーでキックアウトを待つパターンは各チームが警戒を強めてディフェンス側が許さなくなってきました。これがNBAの戦術的変化。
◉ハーデンとクリス・ポール
こんなこと書いたっけ?
いくつもの細かい修正が施されるであろうカーメロですが、最後は2人のハンドラーからもらうパスとの相性が重要になります。自分が望んだのだから、クリス・ポールとの相性くらいよくないと苦しくなってしまうでしょう。
クリス・ポールの方に問題が発生しちゃうとは予想してなかったな。
◉ディフェンス
ロケッツのディフェンスコーチは優秀なので、サンダーで良くなった部分をもう少し伸ばしてくれるはず
引退してしまうとは予想外。戻ってくるのも予想外。
◉現代的ではないカーメロ
ロケッツはカーメロに改造を施す
しかし、その改造度がかなり高くならないと、ロケッツの中ではライアンの下位互換にすらなってしまう可能性があります。それが単なる個人能力を発揮するのではなく、チーム戦術の中で個人能力を発揮するということ。
ライアンの下位互換になっているよね。まぁそのライアンはサンズでもっと酷いプレーをしているけど。チーム戦術の中で個人能力を発揮することが出来ていないカーメロですが、その前にチーム戦術が揺らいでしまったのがロケッツ。まぁここにきて修正してきているけどね。修正してきたらカーメロがいなくなったんだからスケープゴートにみえてしまう。
ロケッツは既にカーメロを改造する計画が完成しているのか、それともプレーオフで23本連続FGミスからオフェンシブスターを獲得したかっただけなのか。前者ならばダントーニ、後者ならばモローの考えから獲得した可能性があるため、ダントーニ政権自体も揺らぐ可能性があります。
さて、問題はここです。プレーオフの連続FGミスから始まったであろうカーメロ獲得作戦な訳です。現状で言えばクラークの方が良いとは言っても、もしも再びウォーリアーズと戦えるレベルに復活したときに、じゃあプレーオフの重要な場面でクラークが決めてくれるのかどうか。そのためのカーメロなのではないのか。
近日中にウェイブされるかもしれないカーメロですが、GMモローが否定しているように、あのシーンが頭に焼き付いているのであれば、もう一度戦術をたたき込む時間を設けて、改造し直すのではないでしょうか。少なくともコーナー3Pすら打っていない現状は、カーメロの戦術理解度とディフェンスの動きに対してのリアクションの悪さが目立っています。
こうしてみると、明確に気になるのはコーナー3Pでした。カーメロが移籍したところでコートを広く使えないウイングに役割を与えてくれるチームはありません。といってもロケッツもウェイブするならトレードした方が良いと思います。ミニマム契約なので大きなトレードではなく、小さな調整ですね。
以前にも書いたとおり、欲しくなるのは3&D&R。つまりもう少しインサイドで強いタイプが欲しい。どうしてもタッカーだと高さが足りないのです。もしくはクラークみたいに身体能力で動き回ってくれる選手。「運動量は戦術を駆逐する」という考えの管理人だけに、ロケッツに必要なのは戦術ではなく運動量なんじゃないかと。そこがカーメロ最大の弱点なわけですし。
どっかに運動量があって、オールラウンドなディフェンスが出来て、インサイドもそこそこ担当できて、コーナーから3P打つタイプで、契約が安くて、ちょうど所属チームがシューター系を探しているような選手いないかなー。
調べてて驚きの名前も出てきたよ。
4.5分しか出てないから偶然だけど、なんとディフェンスではリーグ2位も動いているよ。プレータイムが増えてトラッキングデータが蓄積されると、どんな選手なのか掘り下げていけるから面白いのにね。 pic.twitter.com/tao2rTfFXy
— whynot! (@whynot_jp) November 1, 2018
どっかに運動量があって、オールラウンドなディフェンスが出来て、インサイドもそこそこ担当できて、コーナーから3P打つタイプで、契約が安くて、
かんっぺきにアミヌ…ブレイザーズはシューター要らなそうですけど笑
その話の怖いのは1年前ならターナー+アミヌでカーメロとのトレードが成立したであろう事です。
今ではアミヌを出したらブレイザーズは崩壊してしまう。
サザエさ○みたいなタイトルですね(笑)
サンダーファンですが、メロはサンダーよりロケッツの方が合うと思ったんですけどねぇ…。
分からないものですね。
もしメロがウェイブされたら、どこならフィットすると思いますか?
もしかしたら、ヒートでウェイドと共演という可能性も…。
ヒートで身体を作り直す
スパーズでメンタルを鍛え直す
グリズリーズでエースを気取る
シクサーズでシューター
ウルブズでシューター
ウィザーズでメンター
ホーネッツで第3スコアラー
これはカーメロに限った話ではなく、プレータイムをシェアする動きが大きくなっていて、それは主に運動量を求めるからです。だから20分くらいのプレータイムを受け入れて運動量を増やすかどうかが最大のカギかと。
1番良いのは人気も実力もヤバくなってきたキャブスで、レブロンの後釜です。あとはマブスのベンチでノビツキーと雑談だと機能するかも。ハリソン・バーンズタイプですし。
カーメロの存在は残念ながらチームのケミストリーを悪くしていると思っています。
ハーデンとCP3はうまくプレイタイムを分け合えましたが、カーメロは今のところ
ただのシューターにもなり切れていないし、かといってその2人とチームを引っ張れるような存在にもなれていません。
もしかしたら、CP3の友人である事が災いして割り切れていない部分もあるのかも(キャリアで見ればカーメロは素晴らしいプレイヤーだとは思いますが)
ということで、やっぱりロケッツはハーデン・CP3がハードワークするウィング・ビッグマンという構成が一番機能するのかなと思うので、個人的にはウェイブもありかなと思っています(なによりCP3の調子が戻るんじゃないかという事に期待)。
ケミストリーを乱しているかは別にして、少なくともこんな事を気にしなければいけない時点で普通のロールプレイヤーを獲得すれば良かった話でした。でもカーメロにした理由はプレーオフの問題だと思うので、本当に諦めるのかどうか。
CP3が変なのはパスしようとし過ぎなので、そこにカーメロの存在が邪魔になっている気はします。
落ちが完璧すぎる…ハーデン、CP3からパスを受け3P打つwatanabe見てみたいですね
ロケッツシステムではカーメロとしての活用法がポストアップしか無いように思えます。戦術が整備された場合、彼の役割変化があるなら何処でしょうか。
本当はミドルレンジのジャンプシューターというのがあるのですが、それはシュートの部分だけにみた場合で、スクリーン使ってオフボールムーブとかを出来ないので、結局はポストアップくらいしかない感じです。
もっとスクリナーになって、キャッチ&シュートさせるかと思いましたが、少ないというか減ってきたので、スクリーンが下手すぎるのかと。
元エースだからではなく、PFでスクリーン下手となると仕事がないです。
アリーザを獲得する、という噂はアリーザが移籍した後すぐくらいにも出てましたが可能なんですか?サンズの契約下にあるのでロケッツの事情でどうこうできないと思うんですが。
あのサンズの契約があまりにも高いサラリーの1年契約だったので、シーズン中のバイアウト前提の契約なんじゃないか疑惑です。
3&D&Rなんて、今どきどのチーム2人ぐらいは喉から手が出るほど欲しいでしょうね…
フェイバーズやヘンソンの様に3Pが下手でも戦術的に強制的にやらせれば、FAとかで何とか「機動力 ビッグマン」で検索かければ見つかりそうな気もしますが、ある程度シュート確率度外視はロケッツ的にはありなのでしょうか?
タッカーがこんなに3P安定するなんて予想外なので、ロケッツ的にはありだと思います。でも実績のない若手を評価するのが下手なので選択肢が少ないのかと。
なかなか勝てないなと思ったらもうウェイブの噂とは・・・。
メロの現状をしっかり分析してくれて、非常に参考になります。
メロってとにかく叩かれるイメージがあって、ファンとして悔しくて。
何とか見返してもらいたいもんですが。
攻守の切り替えとか運動量がね。トランジションへの移行が重要になってきているので、ワンプレーで切り取って良いプレーするかどうかは、あまり重要ではなくなってきました。
カーメロがそこに気が付けるかどうかなのですが、クリス・ポールも遅いタイプなのが悪い方に出ちゃったかな?
素晴らしいオチ。ホームもトヨタセンターで完璧じゃないですか。
それはさておきカーメロがチーム状況に我慢できなくなったのか、ダントーニがもうサジを投げたのか、どっちなんでしょうね。プレーオフまではまだまだ時間がありますが、決断は早いほうがいいってことなのか。
CP3は、ん?って場面がちらほら見られますね。3pt打てそうなのに打たなかったり、ドライブしたはいいけどキックアウトもシュートもできず迷ってたりとか。
ロケッツは基本的に中国マーケットなので日本は不要かな。
ダントーニがサジを投げたのではなくて、チーム全体を何とかしないといけない中で、カーメロは後回しになるから、本人に了解をとったくらいの話です。だけどカーメロにプライドもあるから、選択権はカーメロの方にありますよと。
ウェイブされると他のチームに拾われるわけなので、その方が本人にとって幸せならそうするってだけですね。後は代理人が事前に他のチームに確認する流れです。
去年と比べて本当に残念な感じです…。チームを強くするのはもちろん、前シーズンの強さを継続させるのもとても難しいことなんですね。メロさん可哀想。でもまだ序盤なんでこっから期待です。
ロケッツの不調とはあまり関係ないわけですが、中心選手ではないということが立場の難しさでしたね。
その意味ではスターターに拘った方が、チームも本人もわかりやすい対処が出来たのかも。
ニックスからの移籍時にトレード拒否条項があったことで、ややこしくしてしまいましたね。求められるチームに行った方が幸せだったかも。
ポールとネネイの復活でメロの問題もある程度解決できそう。ドノバンの方がダントーニよりはメロを活かそうとしてたのかなと思う。システム的にメロへの制約というか求めるものが多い気がする。
ウェイブならジャズとかネッツでどー使われて、変化するのかみたい。改造出来ないなら錬金術
ドノバンはそれがミッションでしたからね。ただ途中で諦めてもいます。
カーメロが多彩な技術を持っていても、戦術的な進化についてこれるかは別の話ですし、オフボールが下手すぎました。
ジャズもネッツもハードワークしない選手は要らない・・・。
やっぱりこのサイトは面白いですね。メロが来て負ける様になって、休むと勝ち始めて。
普通はメロのせいだ!と言いたくもなりますが、データ上はサンダー時代と変わってないと。
そう、ロング2点打って謝ってたって記事ありましたけど、まだ打ってますよね。
って、思ってたところに戦術理解度が低いって今回の記事見て納得。残念すぎますね。
ただ、アリーザの交換って考えると文句も言いたくなりますが、それはエニス、ライアンの交換がメロと考えるとまた納得。笑
あー、どこかに戦術理解度高くて、スリーも打てて、タッパもある、ディフェンスもトランジションも上手でダンスも出来る選手いないですかね。(以下管理人さんと同じ 笑)
カーメロいてもディフェンスは改善し始めましたからね。ただ、いない方が安定するのは間違いなく、今更戻れない気がしてきます。