ベンチメンバーでオールスター ウエスト編

オールスターを選んでみよう。
そんな題名でここまでの活躍ぶりを振り返ってみようかと思いましたが、書いてみたら誰もが予想するテンプレみたいになってあまり面白くなかったので企画変更します。
オールスターには選ばれないけど、今季活躍している選手を選んでみよう。選出基準が難しいのでこんな企画にしてみます。

『ベンチメンバーのオールスターを選ぼう』


基本はベンチメンバーですが、ケガなどでスターターになっていてもOKです。
もう管理人の印象のみです。それはたまたま観た試合で気になった選手になります。とはいえ3試合以下しかみてないチームは存在しません。なお、3試合はブルズ、ホークス、キングス、マブス。他はもっと観ています。

今回はウエスト編



PJタッカー(ロケッツ)
27.5分
1.2オフェンスリバウンド
1.3スティール
0.9ルーズボール

強いチームは全員良い選手にみえるもの。
まさかのハンドラーまでやらされるバーアムーテ、万能型センターで相手の戦術合わせのネネも捨てがたいですが、やはりPJタッカー。

ロケッツの試合を見る度に、ここにカーメロがいたら恐ろしい事態になっていたと感じる選手です。メインのディフェンスだけでなく、ルーズボール、オフェンスリバウンドとあらゆる場面に顔を出します。

3P37%とロケッツの中では決まっていませんが、一般的にはどんなチームも欲しがる水準です。
昨季の今頃はサンズにいたPJタッカー。ラプターズで陽の目を浴びて、ロケッツで優勝争いに参加する。しかし、サンズ時代からこんな奮闘をしています。

エース達は攻守に気を抜けないPJタッカーの相手はしたくないでしょう。



オムリ・カスピ(ウォーリアーズ)
14.6分 FG59% 3P64%
3.9リバウンド

今季はイマイチなウォーリアーズのベンチ。
その中で驚異的なスタッツを残しているカスピは友人が絶賛中です。友人曰く「トンプソンがフリーになる直前にはカスピのスクリーンがある」との事。

ウォーリアーズに足りないのはシューターだったのですが、スタメン重用中なのでスクリーンやリバウンド力のあるシューターのカスピの方がヤングよりも活躍の場が広くなっています。

カスピに6割決められたら何を止めれば良いのか?そんな状態に陥ったチームもありました。



ルディ・ゲイ(スパーズ)
22.4分 12点 5.3リバウンド

いや、この人は1年前はイーストならオールスターレベルだった選手。それがベンチから出てくるのだからズルいスパーズ。
戦力よりも勝っているスパーズですが、その内容はベンチから出てくるゲイの威力でチーム力が落ちない部分にあったりします。

ベンチが万能型だと試合中の修正が効きやすい利点があるので、ゲイを使ってパターンを変えやすかったりします。シーズンが進むにつれて更に重要な仕事をしてくるであろうゲイ。

そしてレナードとのコンビは悪夢のようなディフェンスをしてくるでしょう。フィジカルフィジカル。



ウィル・バートン(ナゲッツ)
30.1分 15.8点 5.2リバウンド
ファストブレイク4.0点

ヨキッチとミルサップを中心にハリスやマレーが得点していくナゲッツ。ではチームのリーディングスコアラーは誰なのか?
それはベンチから出てくるバートン。

中々あり得ない状態ですが、その秘密は速攻。リバウンドもとれば速攻にも走るランニングスコアラーのバートン。ヨキッチも離脱すると37点をとるなどスコアリングマシンだったりします。

今季の6thマン候補。



ネマジャ・ピエリッツァ(ウルブズ)
15.3分 3P51%

何しているのか選手の役割がよくわからないウルブズで唯一仕事がしっかりとしているピエリッツァは3P50%超え。

ただし、3Pが必要な場面で起用されるわけでもなければ、3Pを打たせるためにプレーメイクされるわけでもないので、良く決まっていますねレベルではあります。
活躍しているかは微妙ですが、活躍させたい選手ではあります。



ジャミーア・ネルソン(ペリカンズ)
24.8分 4.3アシスト

ロンド離脱、デイビス離脱のピンチにナゲッツをクビになって加入したネルソン。ペリカンズを救いました。

ネルソンがいなければ5試合くらいは落としていたはず。いや、戦術浸透が上手くいかずに低迷していた可能性すらあります。
救世主となったネルソンを選ばない理由はありません。ゲームメイク出来なかったペリカンズにおいてカズンズを見事に利用しながら自分の地位を確立しました。

ベテランの鏡は2009年にオールスターに出ています。



ジェレミー・グラント(サンダー)
22.3分 FG51%

素晴らしいダンカーになったグラント。ドライブからジャンプへ行く身体のバランスが素晴らしく、これまで外してしまっていたシュートをダンクに行くことで解決しました。

そしてディフェンス面は身体能力を活かしてブロックからスティールとこちらも主力級の働き。センターのアダムスと交代する場面も出てきています。オールラウンドに守れて、ハイポストからのアタックもやります。

カーメロ加入してなければスターターだったかもしれません。



ウィリー・リード(クリッパーズ)
10.5分 5.3点 3リバウンド

機動力タイプで視野の広さもあるのでキックアウトが出来、自ら得点も取れる現代型センター。デアンドレ・ジョーダンをトレードしてリードに任せた方が未来を感じてしまいます。

契約は今季限りなのでオフには様々なチームから控えセンターとして声がかかるでしょう。周りを活かすのでシューター系のチームに似合います。
ちなみに10.5分のみの出場なのにオフェンスチャージを引き出した回数がラウリーに次いでリーグ2位だというリードです。



カイル・クズマ(レイカーズ)
26.2分 15.5点 FG53%

半分はスターターで出ているクズマ。数字はベンチスタートの時です。基本はその万能性から6thマン起用がチームに適しています。だってイングラムをベンチに出来ないでしょ。

こちらも様々なポジションをこなせる現代型フォワード。強気なプレーで既にチームの中心に。ちょっとルーキーとは思えないけど、そんなルーキーだらけの今年なんだよね。

本当のオールスターにシモンズが選ばれそうですが、こっちのオールスターにはクズマが出場です。
なお、ジャズのドノバン・ミッチェルはスターターどころかエース扱いなので落選です。



タイリーク・エバンス(グリズリーズ)
29.2分 17.8点
FG48% 3P43%
5.0リバウンド 4.3アシスト

6thマンアワード最有力候補のエバンス。敵はコンリー離脱とHC交代でスターター起用されることだけ。あとはチームが弱い事。
ドライブマックスの選手ながら3Pも高確率で決めて、リバウンドにアシストに、グリズリーズで大活躍中。試合を観ていれば止めようがないレベルです。

何ならグリズリーズではコンリーの次に高く売れるかもしれません。トレードの目玉になれるのか!?



アレックス・レン(サンズ)
22.2分 FG50% 9.0リバウンド

走って走ってゴール下に多く顔を出す。ただそれだけのレンはそこに新境地を見つけたように奮闘します。ブレッドソーがいなくなって、走ればパスも来るし、リバウンドも取れる事に気がついたのか。

シュートは下手くそだけど、あれだけ走れて身体をはれて大きいセンターは他にいません。超貴重な能力をサンズ以外なら活かせるのかも興味深いところでもあります。

オールスターならダンクし放題で大活躍では!!



ディアーロン・フォックス(キングス)
26.1分 11.6点 5.0アシスト

こちらも半分はスターターのフォックス。なお、ベンチからの方がスタッツがかなり良いのは邪魔な選手がスターターにいるからか。モンクとコンビを組んでいた名残なのか、譲る所は譲ります。必要以上に譲ります。

うん、ベンチからの方が自由で良いよ。

しかし、ベンチと言いつつプレータイムはチーム最長。なので、最後まで存在をすっかり忘れていました。
レベルの違うスピード感に相手よりもチームメイトがついてこれません。未熟なチームで損をするのはPGならではかな。



ポジションで並べ替え

ここまでのメンバーを確認して足りないポジションを埋めます。

◯ガード部門
ディアーロン・フォックス☆
ジャミーア・ネルソン
タイリーク・エバンス☆
ウィル・バートン

◯フォワード部門
ルディ・ゲイ☆
ネマジャ・ピエリッツァ
ジェレミー・グラント
カイル・クズマ☆
PJタッカー
オムリ・カスピ
ウィリー・リード
アレックス・レン☆

偶然にもちょうど12人に。ポジションバランスもピッタリです。スターターには☆をつけました。人気ありそうな選手優先です。
なお、落選したチームは

・順番にケガして誰がベンチなのかよくわからないジャズ。
・ベンチの活力が無さすぎるマブス
・長所と短所が分かり易すぎて誰もがそこそこのブレイザーズ

そしてHCは当然フィッツデイルになります。



以前にあまり知られていないけど、貢献している選手を聞かれたのですが、「あまり知られていない」という基準が難しいのでベンチメンバー縛りで選んでみました。

なんだか嫌らしいチームになったので、それらしくなった気がします。スコアラーからディフェンダーまで各種揃い、活躍している選手から出番は少ないけど印象がある選手まで様々に選んでみました。
必ずしもチームの6thマンだったり、結果を残している選手ではありません。好みで選んでいます。

試合の流れを変えるプレーをするので、このブログでは名前が出て来る選手達ではありますが、こうやってまとめて見ると中には知らない選手もいたかなと思います。
少なくとも本当のオールスターを選ぶよりはかなり面白い気がして満足しています。

特にウエストのオールスターなんて「誰が選ばれるか?」ではなくて「誰が落ちるのか?」みたいな部分があるので、当落線の面白さはあっても新しい発見とかないですからね。

なお、現時点で活躍度から勝手に選ぶならば
ハーデン
CP3
カリー
ウエストブルック
CJマカラム
エバンス
デュラント
ウィギンズ
オルドリッジ
グリフィン
カズンズ
デイビス
ヨキッチ

こんなメンバーです。トンプソンはマカラムとの比較で惜しくも落選。エバンスは選びたくなる水準ですが、まぁ選ばれないでしょうね。ウィギンズもバトラーの方が評価されてそうだし。
カズンズとデイビスは両方選ぶほどの価値があるとは思えませんが、どっちかを落とすのも難しい。

イースト編はベンチから12人も選べるかな?HCだけは確実に無理です。

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