20171019 ウィザーズ vs シクサーズ

開幕2日目は2試合です。試合数も多く開幕戦ほどゆっくり観てないので、それぞれ簡単に。
ウィザーズvsシクサーズ
両チームがらしいプレーを繰り広げてスタートした試合だけど、オフェンスのウィザーズがディフェンスの集中力をみせていました。
◯スティール
ウィザーズ 8
シクサーズ 6
◯ブロック
ウィザーズ 10
シクサーズ 6
ブロックが示すようにインサイドへの収縮の速さはこれまでになかったものでした。



シクサーズが上回れるのはベンチ力なのだけど、出てくるの早いからウィザーズのスターターにボコられてたな。でもウィザーズがベンチになるとシクサーズのスターターが出てきて追いつくという展開。
フルツが初めてのフリースローの時震えてました。2本とも外したし。



◯オフェンスレーティング
チーム 106.1
エンビート 102.0
シクサーズはエンビートがいない方が良い感じ。このチームは3P打ちたがりが多いけど、エンビートがいるとボールラインが高くなり過ぎて良いシュートセレクトになりません。
シモンズの広い視野もコートのど真ん中にエンビートがいてパスコースがありませんでした。。アミール・ジョンソンの時間の方がスペーシングに優れ、フルツが良いカットプレーやドライブをしました。
もちろんエンビートの方が決定力あるし、何よりリムプロテクターとして機能しています。もっとリングに近い位置でプレーさせるべきです。
◯ペイント内得点
シモンズ 14
フルツ 10
エンビート 6
パッシングし過ぎていたプレシーズンを経て、シモンズがより得点を意識していたのが良い傾向でした。フルツも積極的にリングに飛び込むことでリズムを作り始めています。結局、シューターを揃えたところで収縮させなきゃ非効率です。
器用なビッグマンが多い反面、ビッグマンがインサイドを攻められません。ここがシクサーズの課題です。まぁエンビートもサリッチも3Pも全部外しましたが。



ウィザーズはよくわかりません。
◯ウィザーズのFG
FG 43.3%
3P 27.3%
ウォール 35.7%
ビール 35.3%
ウォールに至ってはペイント外は1/12と散々でした。得意の速攻もブロックされるなど、速攻は19ー4と圧倒されました。
1Qは明らかに良かったけど、ジェイソン・スミスがいなくなるとスクリナー不足なのか自慢のシューター陣がフリーになれませんでした。
ゲーム全体をみると良い時間と悪い時間がハッキリしていて何だか不安定でした。しかし4Qのウォールによるプレーメイクは流石の一言で、終わってみればレーティング110の120点ゲームなので自分達の試合に持ち込んだわけです。
酷いFG%でもレーティング110にしたのは16本のオフェンスリバウンドと38本のフリースローでした。シュートは不調でも崩しているから大丈夫!サンダーみたいな戦い方です。
昨季の自信が「最後はオフェンスで勝てるぜ!」という空気を醸し出してました。それでいてラスト数プレーはディフェンスでも止めたので、小さいようで大きな差をシクサーズに、そしてシモンズに見せつけたような試合でした。



◯3P
コビントン 7/11
JJレディック 4/8
ベイレス 3/7
総じて好調だったシクサーズのアウトサイド。アシスト25とボールを回した結果なので、コビントンは出来過ぎにしても、それなりに継続されそうです。
問題なのは3人ともスターター。誰かをベンチに回して得点力確保した方が良いです。ローテーションのバランスが悪過ぎました。
プレシーズンみてても思ったけど、エンビートが外に出過ぎ問題も含めて、サリッチ要らなくない?



シクサーズが検討した試合ではありますが、ウィザーズが不調の試合でもあります。シューターチームのウィザーズはシクサーズの高さに苦労した面もあります。
シモンズがPGしているようにサイズで有利なシクサーズはディフェンス強化した方が勝率上がりそうです。エンビートをオフェンスよりもディフェンスの視点で活用したいところです。



ホーム開幕戦なのに空席あるし、シクサーズファン多いし。勝っているチームなのにウィザーズはこっちの方が問題かも。

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