20180702 #AkatsukiFive 台湾vs日本

勝った方が2次予選進出というわかりやすい一戦

 

開始から逐一上手さをみせたのは田中大貴のパスでした。ピック&ロールからスキップパス、シュートフェイクからアシストとディフェンスの的を絞らせません。そこに比江島が効果的にドライブを決めていったことでオフェンスが機能していきます。なお、ファジーカスのシュートの上手さは目立ちましたが、八村は強引なだけでした。

 

そこに台湾がよくわからないミスを連発してくれました。何が起きているのかはよくわかりません。負けたら敗退というプレッシャーに負けているのか。日本のディフェンスは正直何も機能していないのですが、ミスはするし3Pは全く決まらないしで、この試合も何故か機能するゾーンディフェンス。ちなみにマンツーの方が効いていました。

 

田中のパスと比江島のドライブが目立ったくらいで日本もミスは多いし、ちょっと謎な展開の中で大量リードを奪えたのでした。あぁ相変わらず竹内のポジショニングは気が利いていて、ゾーンディフェンスでも存在感がありました。

 

そして1Q終盤になってやっと3Pがヒットした台湾。外が決まり出すとインサイドも強く決まり始めます。ファジーカスが個人技で決め返してリードは広げた日本ですが、走れてないのでちょっとずつ押し返されていきました。27-15で日本がリードします。

ファジーカス様々だし、緊張しすぎていた台湾。

 

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2Qになると日本よりも台湾の方が苦しくなります。凡ミスをして馬場のダンクに繋がれば、マンツーを打開する手段がなく苦し紛れにドライブして八村にブロックされます。田中の3Pも決まって日本は15点以上のリードになります。

そういえば八村とファジーカスの存在はディフェンスにパワーを使えるようになったという話がありましたが、2Qの内容はまさにそんな感じで台湾はマンツーを全く崩せません。それは日本からすれば個人がしっかりと守っていると言うことです。ちなみに逆にファジーカス周りは崩されていましたよ。

 

2Qも台湾の3Pが決まりませんが、1Qと違い日本のディフェンスの良さで決めさせていません。オフェンスで打開する手段がなく苦し紛れの3Pが増えていきました。

 

オフェンスでは田中と馬場のアルバルクコンビがパスでチャンスを作っていきます。八村とファジーカスの存在で目立たなくなっていますが、特別なパス能力をもっているわけではない2人ですが、広い視野を確保しながら適切なパスをするのは、これまでの日本代表にはなかった部分です。

前回も触れましたが、これって結局は「チームで何をやっているか」という部分です。BリーグでアルバルクのルカHCが日本代表を強化してくれたといえます。

 

前半は最後に田中のファイダウェイも決まり、日本が45-28と大量リードで終わります。

 

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台湾はオフボールのスクリーンからフリーを作り3Pを決め、次にオフボールムーブでバックドアします。さらに富樫をねらってポストアップします。前半に苦労していた日本のディフェンスに対してわかりやすい対策を用意してきました。

それに対してファジーカスが対抗します。いや、本当に上手いよね。動けないのをシュート力でカバーしきっています。ノビツキー状態のファジーカス。外れるとカウンターなんだけどね。外れないから大丈夫。

さらに富樫も連続で3Pを決めオフェンス面では日本に問題は発生しません。一方で台湾の0番が3Pを連発します。まぁこの点差で3P連発されても、ある程度決め返せていれば落ち着いてプレー出来ます。相手はロケッツじゃなくて台湾だし、カリーじゃなくて0番だし。

 

結局77-57で3Qが終わります。もう書く必要がないよね。ウエストブルックもいないわけだし。

 

実況が「マイケル・ジョーダンばりのフェイダウェイ」とか言ってましたが古すぎる。しらないし、フェイダウェイよりもステップバックだろ。

 

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そんなわけで2試合を通じて言えるのは、困った時でもファジーカスが決めてくれることでした。そのファジーカスが何で決めるかというと適切なスペーシングが出来ており、シュートを打つだけのタイミングでパスが出るようになったからです。

4連敗していたときに、なんかラマスを批判している人がいましたが、そもそも就任からラマスが整備してきたのは、そんなスペーシングとパッシングです。竹内は常に気の利いたポジショニングでチームを助けていました。どこれもこれも今に始まったことではないよ。

 

ウインドウ3になって加わった八村とファジーカスですが、チームのベースがあってそこにフィニッシャーが加わってきただけでした。まぁただファジーカスのフィニッシュ力は強力すぎて反則だけどね。チームの戦術を変えるレベルのフィニッシュ力です。ノビツキー。

 

そしてもう1つ加わったのは田中と馬場のパッシングが向上していることでした。馬場なんてミスも多いから別に個人としてパスが優れているわけじゃないので、チームで何をしているかの部分です。あまりBリーグを観ていないけど、ファイナルだけ観ていて良かったよ。アルバルクでやっていることそのままだし。

多分、篠山とか宇都もそんな感じでしょうし、ドライブする富樫もまたチームの中心だからこそ。だからBリーグの存在は大きかったのだと思います。ラマスの考え方に近いHCがいるチームは有利ですよ。

 

オーストラリア戦は出来すぎだったけど、台湾には順当勝ちということで、二次予選でまたお会いしましょう。アジアにはファジーカスを破壊するくらいのランニングゲームをするチームはあるのかどうか?

 

 

 

 

20180702 #AkatsukiFive 台湾vs日本” への6件のフィードバック

  1. あんまり関係ないですがオーストラリアvsフィリピン戦面白かったですよ。
    大乱闘でした。
    差し引いてもオーストラリアは日本戦よりいいプレーが見れた気がします。

    1. あれ凄い乱闘ですよね。何が原因でそうなったのかよくわかりませんが、オーストラリアも何で応戦したのか。

      会場の警備も悪いし、フィリピンはホーム開催無観客試合かな。

  2. 試合見れてないんで数字だけの印象ですが、八村って相手が強くないと燃えないんですかね?
    ゴンザガで闘争心をもっと出せと言われてるみたいですし
    まーファジーカスや比江島調子よかったんで、無理に攻めなくてもよかったといえばそうなんですが

    オーストラリアvsフィリピンはなんで試合続行したんだろ、ってレベルの乱闘でしたね
    没収試合でよかったと思うんですが

    1. ゴンザガの試合を殆ど観てないので、なんともいえませんが、得点能力の高さがあり、そこが評価されてドラフト候補になっているわけですが、パフォーマンスに安定感がないんですよね。
      その理由は本当に安定感がないのか、それとも特定の形に持ち込まないと活躍できないのか。

      続ける意味はありませんでしたが、オーストラリアが大量リードしている中だったのと
      フィリピンの開催能力不足でしたが、それをその場で責任獲らせることが出来なかったのでしょうね。

  3. 個人的に、八村のバスケIQというか経験不足な部分が気になりました。視野とかパス能力というより判断力の問題な感じがしました。
    2ピリ後半のファストブレイクで田中へのドフリーの速攻のパス出し損ねとか、3ピリ?の自分でボール運んでコフィンコーナーで考えなしに止まって囲まれた場面とか。1on1でセレクションが悪い場面もちょくちょく。
    サイズと能力のおかげでなんとかなる(決めきっちゃう)から目立たないけど、今のちょっと…て場面が見受けられました。
    視野とかパス能力というより判断力の問題な感じがしました。

    馬場はアルバルクでの経験が大きくプラスに働いている印象がありました。特に田中と一緒だと相乗的に動きや判断が良くなりますね。

    1. オーストラリアのメイカーが酷かったですが、そこまでいかないもののプレーセレクションはいまいちな選手です。
      日本でやるとゴンザガではあり得ないシーンが多く発生するので、そこへの戸惑いもあると思います。
      強引に決めきるためにはスペーシング出来ているときが良いので、ファジーカスがいない方が機能するのだと。

      馬場は個人で良い判断をしているわけではなく、チームの中で連動できた印象です。それは田中と竹内の存在は非常に大きかったです。
      筑波はなんでPGにしたかったのか、ちょっとわかりません。

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