ブルックリン・ネッツはどんなチームなのか

渡邊雄太がサマーリーグを戦うことになったブルックリン・ネッツ。一体どんなチームなのか?

 

管理人はネッツファンを公言していますが、それこそ「にわか」ファンです。

17-18シーズン開始前は全く興味が無いチームでしたが、初めて見たときにディアンジェロ・ラッセルの衝撃に目を奪われ、そのラッセルがケガで離脱してもスペンサー・ディンウィディーを中心に魅力的なチームであり続けました。観るたびに心を奪われていき、ブログでも絶賛しまくっていました。

一言で表現すると「全てが最新鋭」なのがブルックリン・ネッツというチームです。

チームはなかなか勝てないものの、それでも魅力的というのはシカゴ・ブルズと並んで新しい発見でした。すっかりネッツの虜になってしまったのでした。

 

そんなネッツにはドラフト直後に渡邊雄太のサマーリーグ参戦が報じられました。今回はブルックリンネッツがどんなチームなのかをご紹介したいと思います。普段はブログを読んでいない方にもしってもらうための記事です。読者の皆さん宣伝して下さい。

 

ただし、本来の魅力をしっかりと書くとなると大長編になってしまいます。もともと、1つの記事が長いのが特徴のブログなのですが、それでも複数の記事を書いていき、「現代バスケとは何か」「ロケッツとウォーリアーズの違いは何か」みたいな段階を経て書く予定です。

つまりは、今回はあくまでも簡易バージョンでブルックリン・ネッツについて紹介します。簡易とか言いつつ、しっかり長いですけどね。

 

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本日のメニュー『ブルックリン・ネッツを知ろう』

◉チームの現状

◉GMとHC

◉求められる選手像

◉渡邊雄太を応援

 

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◉ネッツの現状

17-18シーズン成績 28勝54敗

 

ブルックリン・ネッツは弱小チームです。28という勝利数は「よくこれだけ勝てた」と賞賛されるくらいの水準でした。それくらい弱いし、未来を感じさせる選手も足りないチームです。

NBAの場合はチームが勝てないとドラフト上位指名権を得られるので、有望な若手がいるのが普通なのですが、ネッツの場合は5年前くらいにベテランのスター選手の獲得にドラフト指名権を放出しました。結局、ベテラン達は直ぐに移籍や引退を選んだため、「弱いけどドラフト上位指名権もない」チームが出来上がったのです。

 

ブルックリンという土地柄は多くの選手に魅力的に映るはずですが、あまりにもチームが弱いためにFA選手からも人気がありません。ただし、資金力のあるオーナーがバックについており、サラリーの面では何も心配することがないチームです。

あと、ロゴがかっこいいのでチームのグッズを普段使いしやすいという特徴があります。むしろ、日本ではそれくらいしか特徴がなかったかもしれません。管理人はネッツを気に入ったので、グッズを買おうかと思いましたが、店舗には何一つ置いてありませんでした。

 

チームが弱い上にFAでもドラフトでも有力選手を獲得できない先行き真っ暗なのがブルックリン・ネッツ

というチームでした。そんな中2年前に転機が訪れます。

 

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◉辣腕GMと錬金術師HC

 

ネッツにやってきたのはショーン・マークスGMケニー・アトキンソンHCです。この2人の登場により僅か2年の間にチームは劇的に変化しました。現在のNBAではフロントの力が重要だという事を強く感じさせてくれます。

 

マークスGMは様々なトレードを実現していきます。ただし、それはニュースに載るような大型トレードではありません。ひとつ1つは細かいけれど、少しずつチームの状況を変えていきました。

 

ネッツが最も欲しいのは「ドラフト上位指名権」ですが、

「上位指名権を保持」=「チームが弱い」

という構図ですので、基本的にトレードで得ることは難しくなります。そのためマークスGMが集めてくるのは下位指名権ばかりになります。2巡目指名権だとその価値は微妙なものになりますが、それでもひとつのトレードで少しでも多くの対価を得ています。

そしてマークスGMが巧みに操っているのは「サラリーキャップ」です。ネッツは資金力には困っていないため、他のチームで「活躍度に対してサラリーが高すぎる」選手を引き取っています。その代わりにドラフト指名権や有望な若手もつけてもらいます。

 

つい先日のトレードではドワイト・ハワードを「ティモシー・モズコフ+2巡目指名権2つ」でトレードしました。それまでに集めてきた下位指名権を有効活用してハワードを手に入れたのです。そしてそのハワードとはバイアウト(契約解除)で合意しました。

文面だけみると難しいのがこのトレードですが、流れを追っていくとこんな感じになります。

モズコフのサラリーが高額でレイカーズが困っているから引き取る(若手選手付き)

→ハワードのサラリーが高額でホーネッツが困っているから、少しはマシなモズコフとトレード

→ハワードとは契約解除

 

結果的にネッツの手元に残ったのは

「若手選手とハワードの分のサラリーキャップ」

ということになります。そして再びサラリーキャップが空いたため、他のチームからサラリーが高すぎる選手をドラフト指名権付きで引き取る可能性もあります。

 

こうやって複数のトレードが組み合わさって、ネッツを少しずつ良くしているのがマークスGMです。なお、FA選手に高額サラリーを提示して他のチームを困らせるのも得意技です。嫌がらせも上手なマークスGM。

 

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しかし、そうなってくると難しいのは現場であるアトキンソンHCです。多少の若手は集まってくるものの彼らは元のチームからは放出しても良いと判断された選手達ですし、同時に他のチームから不要とされた選手も集まってきます。つまり手元にいる選手達は他のチームからすると

 

将来性を評価出来ない若手

不要になったベテラン

これしかいないわけです。これで一体どうしろというのか・・・。普通のHCならば投げ出したくなるようなチームです。

 

そんな悲惨な立場に置かれたアトキンソンHCなのですが、前述の通り魅力的なバスケをしているのがブルックリン・ネッツというチームなのです。ネッツにやってきた選手はアトキンソンにより劇的な変化を遂げていきます。

 

ベテラン達を現代バスケに対応出来る選手に変えてしまい、他のチームからトレードで求められるようにしてしまえば、他のチームをクビになった無名の若手をMIP候補にまで育て上げます。

手元にいたのは他のチームから不要とされた選手ばかりなのに、アトキンソンの元でプレーすると他のチームから欲しがられる選手に変化していきます。詳しくは過去記事をどうぞ

ケニー・アトキンソンという錬金術師

 

アトキンソンの元で磨き直され、再び他のチームから求められる選手になっていきます。そこにある変化をまっさらな状態で獲得したルーキーで紹介します。

 

17年のドラフトで指名したのはジャレット・アレンという身体能力「だけは」凄いと評されたセンターでした。そんなアレンですがステップバック3Pも決めるようになれば、華麗なステップワークからの左手フックも決めていくようになりました。

 

 

このハイライトで注目して欲しいのは、そんなシュート技術が向上したことだけでなく、ダンクが多いアレンにも関わらず「殆どドリブルしていない」事です。だからといってゴール下で待っているわけではなくアウトサイドまで広がってゴール下のスペースをしっかりと構築「タイミング良くリングにダイブしている」事が分かります。

つまり、シュートなどの個人スキルが向上しただけでなく、「チーム戦術の中で適切なプレーをしている」ことが分かります。身体能力だけといわれた選手がクレバーなプレーをしているわけです。

 

アトキンソンの指導によって「現代的な能力を身につける」というのは、こういう側面が大きいのです。現在のNBAの戦術的流行の中で求められる正しいポジショニングと必要不可欠なスキルを身につけることで、選手は大きく成長していきます。

ちなみに八村に求められるのもこのような部分だと考えています。

 

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16年に就任したマークスGMとアトキンソンHCにより劇的に変化したブルックリン・ネッツ

当初から残っている主力選手はランディ・ホリス・ジェファーソン1人だけになりました。辣腕GMと錬金術師HCのコンビは巧みなトレードを繰り返しながら、手元にいる選手を成長させてはトレードでチーム状況を改善してきました。

未だに勝利からは遠い位置にいるとはいえ、チームとしては強い輝きを放っています。

 

その特徴の1つにはスペンサー・ディンウィディーやジョー・ハリスといった無名選手をグレードアップさせていく点にあります。少なくともこのチームは当初の期待度で選手を判断するようなチームではありません。選手の本質を見抜き、NBAに適応できるかどうかを見定めるチームです。

渡邊雄太もその流れに乗ることが出来るのかどうか。

所詮はまだまだサマーリーグに参戦するに過ぎません。今年ドラフトされた選手をはじめとし、チーム内にもライバルが多くいる中で勝ち抜き、なんとかロスター枠に残れたとしても、試合出場はさらに高いハードルがあります。

 

それでもネッツというチームで学べることは多くあるはずです。

 

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◉求められる選手像

 

管理人はネッツを魅力的と表現しますが、その戦術的特徴は「ロケッツ+ウォーリアーズ」だと捉えています。ただし、ここにはカリーもトンプソンもデュラントもハーデンもクリス・ポールもいません。戦術的内容は素晴らしいけどタレント力では劣るから勝てないだけです。

ちなみに「ドレイモンド・グリーンは?」と聞かれそうですが、トレバー・ブッカーはグリーンとほぼ同レベルの役割を果たしていましたし、デマーレイ・キャロルとクインシー・エーシーはその一部をになっています。

ハーデン&クリス・ポールはいないけどラッセル&ディンウィディーがいるし、トンプソンはいないけどクラブ&ハリスがいます。みんな成長してくれないと優勝は出来ない!

 

・・・この話をすると1冊の本になるので割愛します。

 

ここで触れたいのは「どんな能力が必要なのか」という点です。そこでロケッツとウォーリアーズを例に考えていきます。ただし、以前に『渡邊雄太を獲得すべきチームはどこか?』という記事を書き、そこでネッツを対象外にしています。こんな事を書いています。

 

ガードのシュート力を活かすためのシステムを組んでいるので、SFにはもっとボールを捌いたりリバウンドに参加したりとセンターラインでの役割が求められます。

役割としてデマーレイ・キャロルは近しいものがあるのですが、インサイドで身体を張りまくるフィジカルが必要

 

実はこの頃のネッツのオフェンスは「ウォーリアーズ寄り」でした。ウォーリアーズのロールプレイヤーといえばイグダラやリビングストンになるわけですが、それは現状の渡邊雄大にはハードルが高いものです。

しかし、現状のネッツはもう少し「ロケッツ寄り」になっています。ロケッツのウイングはアリーザやバーアムーテなので、こちらは渡邊雄大向きの能力になります。だけどPJタッカーにはなれないので、微妙な違いではありますが、ギリギリの世界ですので重要なポイントです。

 

いずれにしてもネッツの選手を例示してもわかりにくいと思うので、ウォーリアーズとロケッツで考えましょう。

 

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➀オールラウンドディフェンス

両チームに共通するのはディフェンス面でスイッチしまくることです。つまり、多くのポジションを守れる必要があります。その意味では渡邊雄太のセールスポイントが当てはまります。

ネッツはサイズのある有望選手をあまり揃えることが出来なかったものの、201センチのエーシーがセンターまで守るようなチームです。PFのホリス・ジェファーソンがガードよりも小さいと茶化されてました。

 

正直、ネッツでもロケッツでもウォーリアーズでも、最も必要とされるのが、このディフェンス能力です。ウォーリアーズなんてクックと契約する前は2m以下の選手はカリーしかいませんでした。

 

②ポイント・フォワード

これはウォーリアーズ側の特徴ですが、イグダラに代表されるように誰もがプレーメイカーとしてパスの発射台になることが重要です。専門家のPGよりも一定の能力があるウイングを好む傾向もあります。その理由の1つはスプラッシュ・ブラザーズのシュート力を活かすためです。

ネッツも同じようにクラブやラッセルのシュート力を使うために起点になれる必要があります。ただし、2人がシュートを外しすぎるのでパターンとしては減っていきました。シュートが入らないウォーリアーズなんて弱小チームなのじゃ。

 

渡邊雄太もサイズのあるガードとしてプレー出来るタイプです。その意味では適しているタイプですが、かといって武器になるレベルではありません。フィジカルが弱いのでイグダラやグリーンのようにキープ出来るかが疑問です。アウトサイドでパスは繋げてもインサイドでの起点役が出来ません。

 

③スペーシング3P

ロケッツ側だとウイングはスペーシングのための3Pを求められます。渡邊雄太はこれが生命線になります。悪くはないけど武器になれるかどうか。NBAは距離が遠いのですが、ジョージ・ワシントンはロングレンジから打たないチームだったので未知数だし、トレーニングが必要です。

ロケッツで言えばアリーザやバーアムーテになるわけですが、彼らは決してシュータータイプではありません。スペーシング3Pなので、適切にスペーシング出来ているならばカットプレーも必要だし、ドライブも大切です。

 

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〇目指せ!ジョー・ハリス

 

ネッツではジョー・ハリスというドラフト33位から勝ち上がった選手がいますが、この選手は明確に優れているようには思えない反面、レブロンやカリー並みのリーグ最高峰のスタッツを残しています。このブログの題名は「NBAのデータ見ながら語ります!」なので、データで語らないとね。

 

〇ジョー・ハリス

3P 41.9%

ドライブからのFG 62.7%

 

3Pが高確率なのは当然として、特に重要なのがドライブしたときのFG成功率が高いことです。なんとこの確率が「100回以上ドライブした選手の中で最高」なのです。

2位はレブロン・ジェームス 60.3%です。

レブロンよりも高確率でドライブを決めるジョー・ハリス!

しかし、どう考えてもレブロンのような強さも高さもありません。

高確率の3P狙いでスペースをクリエイトする

この判断力があってこその高確率のドライブになるわけです。

 

また5位にはステフ・カリー 56.7%ですが、今シーズンのドライブからのシュート回数は134回で、ジョー・ハリスも134回でした。

カリー並の回数でリーグ最高の確率がジョー・ハリス!

そしてドライブからパスを選択する確率もカリー38.2%に対し、ジョー・ハリス38.4%で26位、27位に並んでいます。

ドライブから適切なパスの判断が出来る

渡邊雄太に求められるのもまさにこの部分です。一般的にはバスケIQなどと呼ばれますが、現代的戦術を駆使するチームには必要不可欠な能力です。前述のジャレット・アレンの項目に通じるものがあることはいうまでもないかと。

 

 

目指せ!ジョー・ハリス

今シーズンのカリーの3Pは42%なので、僅か1%だけカリーに届かなかったジョー・ハリス。ネッツは早くジョー・ハリスと再契約しなければ!

「うちのチームに欲しい」とか言っちゃダメですよ。ネッツ推しのブログです。

 

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◉ネッツと渡邊雄太を応援しよう!

 

いかがだったでしょうか。今回はネッツの魅力を掘り下げたわけではありませんが、管理人が何故、ネッツを推しているのか少し分かって頂けたのではないでしょうか。非常に現代的なチームであるネッツというチームにあって、必要とされるポテンシャルを有している渡邊雄太という存在もまた管理人のお気に入りなのです。あまり八村については書かないけど、渡邊雄太についてはたまに書くわけです。

 

しかし、ポテンシャルを有しているとは言ってもそれは「オールラウンドな能力が必要」で特に

「ポジションレスディフェンス」

「スペーシング3Pとドライブ&パスの判断力」

という2つが重要になります。逆に言えば、この2つをポテンシャルとして備えている選手は他にもいるわけです。今回のドラフトではボスニア&ヘルツェゴビナのムサとラトビアのクルカスというシュート力とサイズのあるウイングを指名しました。

 

 

ネッツはこれまで路線としては現代的であるものの、スティーブ・カーがロケッツとのシリーズ前に語ったような「サイズがありオールラウンドな能力を備えた未来のバスケットボール」と評した中で「サイズ」を欠いていました。

ラッセル、ディンウィディー、ラベートのハンドラー陣

クラブ、ハリス、スタウスカスのシューター陣

アレンのビックマン

ここにエーシーやキャロル、カニンガムというインサイド仕事もするウイングを加えたのが現在のロスターですが、遂に若手もサイズアップさせてシューターとウイングの強化に乗り出したわけです。

 

チャンスはあるけどライバルも多く用意されていることが予想されるのが渡邊雄太のサマーリーグと言えるでしょう。

 

Gリーグの充実もあり、ロスターに残れなくても継続的に実力を磨く時間はあります。ネッツが成長していくと共に渡邊雄太の成長も期待できるというのは、ファン冥利に尽きます。

 

まさかのサマーリーグまで注目することになった本ブログなのでした。

 

 

 

ブルックリン・ネッツはどんなチームなのか” への17件のフィードバック

  1. 渡邊雄太がもしNBAのどことも契約出来なかった場合はどこでプレーすると思いますか?具体的にどこが良いという希望はないのですが、何となく日本ではやって欲しくないような…でも見たいような。

    1. Gリーグでしょうね。海外に行ったらNBAに呼ばれる可能性が減ってしまいますし、ヨーロッパには渡邊タイプが多いので必要とされるとも思えません。
      3年くらいやってから考えても遅くはないはずです。あとBリーグって短期間契約出来るなら、オフシーズンだけ戻ってくるのもひとつの手段です。

  2. 確かハリスはもともとキャブスにいて「カイル・コーバーを目指せ」とか言われたのにコーバー本人が加入しちゃってお役御免になってしまったとかいう経緯があったような…

    ボールが加入して実質お払い箱扱いのラッセルだとか、選手のメンタル的な部分でネッツは注目していましたね、失うものがないというか、負け犬たちの反逆というか。
    システム的にもいろいろ面白いことをやっていたんですね、来シーズンも楽しみにしたいです。

    1. コーバー加入よりも前にキャブスを離脱しているみたいですね。でもコーバーを目指せとは言われてそうです。

      結局、ネッツの置かれた状況では、他のチームで追い出された選手を集めるしかなかったですからね。
      それを巧みなトレードで引き寄せています。ただ引き取るだけではないみたいな。

      ドラフト指名した選手も活躍しているので、3年目で本格的にチーム作りが始まるのかなと思っています。

  3. ネッツ編面白かったです
    普段オフのヤンチャぶりしか注目しないチームなので来季見ようかなぁって言う気持ちになりました

    僕はここのチーム編成の企画でもHCホイバーグにするくらい今年のブルズが見てて楽しかったんですがなんで楽しいかを今回のように言語化してくれると嬉しいです

    1. もうやってたと思いますよ。ブルズってブログ内の検索バーで調べるとでてくると思います。横から失礼しましたm(_ _)m

      1. ブルズ一時期だけ強かったですからね。今となっては「ミロティッチが」と言われそうですが、そういうわけでもなかったのにな。

        逆にどんな部分が面白かったですか?

        1. 個人的にはとにかくごちゃごちゃとみんなが動くオフェンスとわりと高い位置からガンガンプレッシャーをかける攻撃的なディフェンスが好きでした
          後者はチームがというよりはダン、ホリデー、ヌワバがそういう選手なのかもしれないですが

          贔屓が面白くないバスケしてたのでとくにチーム一丸っていう感じが好きだったかもしれません

          1. http://nba-data.work/?p=728

            ブルズはとにかく良く動き、それでいて1人1人のプレータイムが短いチームでした。
            でも、ダンとマルケネンがいなくなったら面白くなかったです。

            ホイバーグがとても面白いので、ブルズを追いかけると様々なディフェンス戦略も見えてきそうです。
            ただ、分析で書くには後半戦に手を抜きすぎているので、データが信用できないのです。

            誰か面白い選手が加入しない限り「なんで突然ブルズ?」となりそうです。

  4. 思い立って
    マネーボール読み直してます
    作中に紹介されているビルジェイムス氏の
    考え方っていうか哲学っていうか視点、目線に
    WHYNOT氏と近いものを感じます

    ますます面白くなってきました
    いつもあありがとうございます

    1. マネーボール読んだことないんですけど、定量評価できることまで感覚で押し切るのには無理がありますよね。

      というか、仕事していたら企画を推しきるために何を提示するか、みたいなビジネス的な発想で書いているだけなのです。

  5. ハリスのプレイはクリス•マリンを思い出します
    特にドライブの時に

    マリンはスペーシングが上手なタイプだったのかなと
    管理人さんのお陰で今の選手を通して昔の選手を改めて考えられたりして楽しいです

    1. 時代が違う中でシューターがドライブ決めるのは簡単ではなかったでしょうね。
      クリス・マリンの時代にはジョー・ハリスみたいな選手が高確率なんてありえない事だったかと。

  6. これ読んだ後だと好きだけど燻った選手にはネッツ行って欲しいとか思ってしまいますね…おおフッド…

    1. ネッツに限らず自分を活かせるチームへの移籍は重要ですよね。ジャマール・クロフォードの悪夢みたいな事もあるわけですし。フッドもまた・・・。

      ブレークしきれない25歳前後の選手は、同じサラリーなら弱いチームに行くべきなのだと思います。

  7. サマーリーグのロスターが発表されましたが、ネッツはPGとCが一人ずついる以外は全員SFで驚きました。そして多くが6-9とデカい

    1. 予想が当たりました。ネッツは次のステップに進んでいるんです。
      もともとはサイズのある選手を並べるバスケをしているので、基盤が出来てきてサイズも求め始めました。

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