20180526 キャブスvsセルティックス 第6戦

ここまで全てホームが勝つ内弁慶シリーズ。キャブスは追いつけるのか。

・キャブスは何か修正するのか、レブロン頼みを強めるのか

・テイタムは思い切りよく打つのか

・レフリーはキャブス贔屓か

そんなところが注目点です。

 

〇キャブスが変えること

第5戦のセルティックスはベインズをスターターにして、ベンチにモリスを置くことで柔軟に選手交代が出来るようにし、ロジアーを隠しに行きました。それによりロジアー狙いしか狙いがなかったようなオフェンスが機能しなくなりました。それを後半になっても継続したので、控えめに見て戦略不足が明らかでした。そして見た目以上にレブロンが憔悴していたのでした。

 

この試合でもセルティックスはローテ継続です。ブラウンが3P、ドライブ&ワン、ゴール下でファールを引き出しとフリースローが決まらない以外は素晴らしい活躍をして、チーム8点の内、1人で6点を稼ぎますがモリスと交代します。セルティックスも実質7人ローテなのでここは徹底しています。

そうなるとキャブスはどうやってロジアーを狙っていくのか、という点が注目な訳ですが結論は簡単で全く拘らなくなります。もちろん、トリスタンvsロジアーなんて事になればポストアップさせますが、スイッチを促すスクリーンは少ないです。

戦略を複数共存させられないキャブス。とはいえヒルが積極的にアタックするし、スミスも思いきり良く3Pを打って決める内弁慶ぷりを発揮するので、レブロン頼みにならずに素晴らしいアタックをするのでした。スタミナロスはさせないぞ!

 

もうひとつの変化はディフェンス面でダブルチームを仕掛けること。ホーフォードへのケアを厚くし、マッチアップに拘らないようなローテーションディフェンスにします。オラディポへの仕掛けとは全く違いますが、そのときも意外としっかりローテーションしていたので機能しています。

そこを積極的なブラウンが突いたスタートでしたが、ベンチに戻ると少し思い切りが悪くなりました。そもそも個人技が優れていると言うよりはチームとしてのスペーシングとマッチアップの優位性を活かしていたセルティックスなので、ランダムになったときに打開するかどうかは微妙

 

 

〇シュートが決まらないキャブス

地味に重要なのはレフリーのコールが軽くないこと。これは第3戦、第4戦が非常に軽くてセルティックスは身体をはって守れず、第5戦は割とやらせてくれるレフリーに交代したことで反動で苦しんだキャブスでした。

開始からレブロンがロジアーを吹っ飛ばして決めてもノーコール。もちろんロジアーがコールされないという意味ね。ドライブしてもコールしてもらえないレブロンという雰囲気で、しっかりとコンタクトして守れるセルティックスに。

 

するとアクシデントが。スクリーンをかけたラブとテイタムが衝突し、ラブがロッカーへ引っ込みます。頭を打ったようなアクションでしたが、それにしては長く倒れたので詳細不明です。すぐにファールで止めたのはヒル。

コーバーの3Pも決まるけど、コンタクトされるのに慣れていないのか、ゴール下のシュートが落ちていきます。ターンオーバーは少ないし、パターンも固定化されていないけど、インサイドでシュートを決められずオフェンスの内容の割に得点出来ないキャブス。

普段のホームなら、ここにレブロンのフリースローが多く加わりそうなのですが、1Qは1本も打てませんでした。

 

スマートとブラウンが戻ってくると、ポストアップからターンシュート、キックアウトでコーナー3Pと再びテンポが良くなります。仕掛けてローテーションしていくキャブスディフェンスなので、ブラウンのカットプレーは効果的だし、相手がコーバーになると迷わず仕掛けます。

1Qは25-18で守らせてもらえたセルティックスリードです。25点の内15点がブラウン。お前は何処のレブロンだ?

 

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〇1Qの反動

2Qになるとグリーンのアリウープ、ナンスのプットバック、クラークソンのショートレンジとインサイドのシュートが決まり初め、遂にフリースローをもらえたレブロンでキャブスの得点が上がっていきます。最後にロジアー相手のポストアップからグリーンがキックアウトして、レブロンの3Pで4分で16点を奪い逆転します。

突然良くなったわけではなく、1Qから良かった部分でシュートがしっかりと決まった感じです。

 

セルティックスもロジアーやスマートが思い切りよく3Pをヒットしていきますが、狙われていたコーバーが奮闘します。何度もボールに手を引っかけてターンオーバーを促し、ベインズとのジャンプボールにも勝利します。シューターとしても、ハードワークの部分でもコーバーの方が優れているのにスミスを重用するキャブスってよくわかんないよね。

コーバー狙いで抜いて行くブラウンですが、そこもヘルプのグリーンがブロックで救ってくれます。

機能していくキャブスのディフェンス。ローテーションディフェンスはフリーを生み出すリスキーな部分があるけど、個人が奮闘すればヘルプも来るし機能性が高まります。コーバー様々。

 

攻守に1Qの反動のようなキャブス。

ただ、それを実行したのはクラークソン、ナンス、コーバー、グリーンというベンチメンバーです。第5戦と違うのは機動力を求める戦い方をしているということ。それが活きるメンバーだよね。ゆっくりしたオフェンスの中で個人で打開するのは苦手だけど、トランジションのギャップの中では輝く選手達。第6戦でスターターは疲労も溜まっているだろうし。

 

〇逆転する優位性

キャブスの勢いにセルティックスは押されていきます。凡ミスの嵐からカウンターを食らいまくります。走るよクラークソン&ナンス。走って大丈夫なのかレブロン。

 

走れるメンバーで結果を残していることに加えて、レフリーのコールが軽くないことも優位になっていきます。それは初めはセルティックスが享受していた利点なので、別にキャブス贔屓なわけではありません。

足を動かしてローテーションディフェンスをしながら、しっかりと身体を張っていくディフェンスはドライブしてもシュートの寸前でフィジカルにコンタクトしてくるので、セルティックスのオフェンスは止まっていきます。

特にモリスとホーフォードは完全にストップします。前半は2人でFG1/10です。テイタムに至ってはボールをもらうことも出来ず、アテンプトが3本のみと少なくなります。そうなればブラウンを警戒するのも簡単になります。

たびたび書きますが、そもそもセルティックスのオフェンス力はかなり怪しい。それを狙い所を定めて攻略していくので、狙いたいポイントを絞れないローテーションディフェンスと、フィジカルなヘルプディフェンスをされると苦しくなります。アウトサイドからは打てるけど、インサイドが攻略できないので2Qは僅か18点に終わります。

 

キャブスはレブロンが活動していき、3P3/4で止められなくなります。テイタム相手に見事なシェイクからのフローターも決めて2Qだけで17点を奪います。お前はどこのジェイレン・ブラウンだ!?

レブロンが25点、ベンチメンバーが20点、チームで54点を奪ったキャブス。なんていうか論理的過ぎる結果です。ただラブがいなくなり、レブロンが大活躍しているこの状態はスタミナ切れしそうでしかたがない。

 

前半は54-43です。キャブスの二桁リードですが、これまでと違うのはディフェンス面で大きなアドバンテージを得たことです。本質的なキャブスのペースではないものの、面食らったようなセルティックスでした。

 

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そんなわけでキャブスがオフェンス面で大きく違ったのは

ロジアー狙い徹底 → 全員が動いて積極的

その結果としてハーフコートでのスピードが上がり、機動力のあるベンチメンバーが結果を残しました。これがスターターでは機能しなかったのも重要です。戦略としてやっていることは正解だけど、ユニットの組み方はそれに見合った構成ではないということ。

ただし、ベンチメンバーが結果を点数で示してくれたことで大きな利点がありました。単にベンチメンバーを長く引っ張るというだけですが。

 

シンプルなセルティックスオフェンスですが、キャブスに飲み込まれたように動き過ぎな印象です。それがヘルプディフェンスがくる方向を絞れない結果になった気がします。要は効果的なキックアウトが出来なかった前半です。インサイドヘルプに頻繁に潰されるというのは本来のセルティックスにはなかったパターンです。

おそらく後半はここを修正してくるものと思われます。

 

レブロンのスタミナvsセルティックスの修正という構図

 

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〇少しずつキャブス

ラブが戻ってこない後半。ブラウンとレブロンがやりあいます。フィジカルな戦いがキャブスを優位にしていますが、ゲームトータルでみればそれはセルティックスがすべき戦略です。

後半も積極的なヒルとグリーン。キャブスのスターターってプレーメイクの部分で、スミスとトリスタンには全く期待できないので負担が偏りすぎです。

 

ディフェンスではテイタムに対してフィジカルにいくスミス。シリーズここまでの流れからテイタムは潰しやすいので戦略としては正しいけど、やり過ぎてファールコールされていきます。「いま、それ必要?」みたいな。結果的にこれまで殆ど許していなかったドライブを決められます。本当にこのシリーズ初めてと感じる1on1で決めきったテイタム

しかし、ヒルがスマートからスティールし速攻をレブロンがフィニッシュ、そのカウンターからロジアーがレイアップに行ったのをレブロンがチェイスダウンブロックすると、再び飛び込んできたテイタムをトリスタンがブロックで叩き落とします。

後半もディフェンス面が機能するキャブス。少しずつ離していくセルティックスみたいな戦い方です。

 

〇勝っていれば強いキャブス

出続けているのにスタミナも切れなければ、アウトサイドも決めていくレブロン。そして落ち着いてアシスト。3Q半分の時点で第5戦トータルよりもスタミナを使っている気がするのですが、全然落ちないのはリードしているからなのか。

リードしていればシュートが決まるってキャブスそのものな感じ。だからヒルも決めるよ。決めるって言うか打つよ。

 

その意味ではセルティックスは反撃して追い詰めればなんとかなりそうですが、頼みのホーフォードが抑えられ、アウトサイドから得点するのみになっていきます。モリスやロジアー、テイタムが3Pは決めるけどドライブは決められない状況が続きます。

それを3Pで返すグリーン。本当にリードさえしていれば強いチームです。15点差前後をうろうろします。

 

〇戦略はあるのか?

セルティックスがリスクを承知で走ると面白そうなのですが、そんな体力は残っていないような雰囲気で、思い切ってモンローを起用します。そういえばベインズが出てこないな。ローテーションが苦しいのはロケッツとセルティックス。

ブラウンがコービーの助言を無視するように1人で走って決めれば、モリスとロジアーが3Pで追いすがるもコーバーが3Pで切り替えし、83-73で3Qが終わります。10点差は十分な射程圏内ですが、何から詰めていけば良いのか、かなり微妙です。

 

ディフェンスの良さでリードを奪った前半のキャブスが、リードしていることでオフェンス面で好調を出してきたような3Qでした。3P連発で追いすがっているセルティックスですが、何だか良く分からないキャブスのバスケットなので、焦点を絞りにくいよね。

そんな時は自分達の強みを活かすのが基本ですが、相手の弱みを使うのがセルティックスじゃないか!ということでこっちも使える戦略が限られてしまうよね。

 

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〇ハードワークならベンチメンバー

ロジアーが足を捻ります。いやー、難しいよね。ここで無理させるか、第7戦に備えるか。

レブロンの3Pが外れるも抑えたクラークソン。レブロンが完璧なカットをしてくるのですが、気がつかないのか無視したクラークソン。でも自分で決めきります。

セルティックスはブラウンが1人で押し込んでいきます。本当に無理矢理押し込んでいきます。外しても拾って拾ってみたいな。ちょっと弱くて小さいレブロンみたいな。

レブロンのドライブダンクをブロックするスマートですが、リフレクションをナンスが押し込みます。

 

追いつける要素があるけど、その度にキャブスのベンチメンバーの奮闘により妨げられていくセルティックス。ハードワークならベンチメンバーのキャブス。

 

レブロンがロジアーと衝突し倒れます。ディフェンスに戻らないものの立ち上がります。

今度はブロックにとんだナンスが倒れ込んだところにレブロンの足があり、打撲で痛そうにしますが、交代せず強引にレイアップに行きます。外れるもののまたもナンスが押し込みます。本当に助けてくれるベンチメンバー。レブロン頼みにするならこっちの方が効率的なメンバーです。

ゴール下のホーフォードに対して3人が次々に襲いかかるキャブス。そんなハードワークしなかっただろ!

 

〇縮まない点差

残り7分で10点差をキープ出来たキャブス。レブロンがロジアー相手のポストアップを外すものの、自ら押し込みます。試合前に冗談でジャズvsサンダーみたいな展開を呟きましたが、ちょっとそんな感じでスーパーなレブロンと周囲のハードワークで戦うキャブスって新鮮です。

新鮮だけどGMが集めてきたのって、そんな要素のある選手達なんだよね。ハードワークというか走れる選手達。そんな選手達をベンチに座らせ続けたHC。でもここに来て活用するとか意味不明。意味不明だけど、セルティックスは困るよね。面食らうし、疲労も溜まっているし。

 

ホーフォードが奪ってテイタムのスティール。レブロンのゴール下を抑えきってボールを奪うスマート。3分かけて3点だけ縮めたセルティックス。ブラウンが3Pファールをもらいますが、相変わらずフリースローが下手。レブロンかっ!?

レブロンのアシストからナンスのダンクで突き放され、時間がなくなる中でブラウンとテイタムはアーリーオフェンスを仕掛けて決めきりますが、全体的についてこれない状況が続きます。

 

そんな中でレブロンが連続3Pをヒットして残り1分40秒で11点差に戻します。

頼みのホーフォードが連続でシュートミスしてしまい、追いつく要素を完全に失ったセルティックス。そしてレブロンよりも先に疲労が出てきてしまったセルティックスでした。

 

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◉勝った方が対応する

 

46点、11リバウンド、9アシストのキングが素晴らしかったのは良いとして、それを生み出したものが何だったのかという印象です。どうみてもスタミナ切れる戦い方をしていたのに、最後までもってしまいました。正確に言えば4Qは怪しくてミスが増えたのですが、その度にナンスが救ってくれました。そして最後は3P連発でフィニッシュです。

ステップアップしたといえば、それまでですが、頻繁にスタミナ切れしていたのだから、なんとも不思議な一面があります。

 

 

チームとしては散々書いたようにベンチメンバーの奮闘が光りました。それは単に活躍したのではなく、戦略に適したプレーをしたということです。キャブスの勝ちパターンは「オフェンスで圧倒」ですが、この試合はダンク4本だった気がするナンスのFG5/5がなければ、チームとしてはFG44%に留まりました。

つまりは勝ちパターンにはハマらないし、それも単に「レブロン大活躍」でなく、周囲が支えたが故に生み出された勝利です。

 

プレーオフでのキャブスはルーズボールが平均9.3しかありませんが、この試合は16を記録しました。勝負をわけたのはハッスルプレーなのでした。

こんな形で試合をされたら相手は溜まったものではありませんが、偶発的に生み出された部分が大きいし、基本的にはレブロン任せなので再現性があるかは不明です。ただ、疲弊しているのはセルティックスの方なので第7戦も同じ事が出来れば、シュート力に頼らない勝ち方なので、内弁慶シリーズで勝てるチャンスもあります。

 

相変わらず良く分からないチームだな。

 

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セルティックスはブラウンの奮闘と、狙われなくなったロジアーが3P6/10。2人で55点とチームを引っ張り勝つチャンスをもたらしましたが、ホーフォードの6点に泣きました。加えて後半に出番が殆どなかったベインズとその代役モンローで2点のみです。インサイドのハードワークで負けたと言えます。

ちょっと采配がよくわからなかったブラッド・スティーブンス。後半は3P連発したのは理解出来ますが、そんな時はオフェンスリバウンドを重視していたと思うし、ベインズやホーフォードをコーナーにおいてリムプロテクターをおびき出してきたはず。

 

キャブスはなんと9ブロック。これを許した采配がかなり謎でした。

3Pは決まる。ブラウンのインサイドも決まる。なのにブロックパーティーを許したセルティックス。この試合のキャブスは3Pを捨てていたと言うよりはローテーションディフェンスで追いかけられないだけなので、インサイドの隙も多かったはずです。

オフェンスリバウンドにフィジカルなゴール下。そこで大敗したセルティックスとプレータイムが減ったベインズ。

 

何を修正するのかは非常に難しい内容でした。それ故に第7戦はキャブスの出方次第の様相を帯びてきそうです。負けた方が対応するのが常でしたが、なんとなく勝った方の対応次第な気がしているのでした。

 

 

 

 

 

20180526 キャブスvsセルティックス 第6戦” への20件のフィードバック

  1. CLEはホームでの戦いぶりを継続できるのか、これに尽きますね。ベンチはあまり疲弊していないと思うので、そこのアドバンテージを有効活用したいところ。ルーとアシスタントコーチたちの手腕が問われるゲームになりそうです。

    管理人さんから見て、ラブ不在の影響はどのように感じましたか?

    1. 機動力ゲームを仕掛けるのにラブがいないのはアドバンテージでした。
      その分、3Pの脅威がなかったのですが、それを補って余りあるナンスだったかと。
      そしてセルティックスはオフェンスで狙い所のひとつを失いました。

      つまりはこの試合で言えばプラスに働いたラブの離脱です。

      でもそれは偶然の部分も大きいので、接戦になってくるとラブがいた方が怖さが増します。
      ベンチメンバーが働くのかどうか。かなりギャンブルですが、そんなギャンブル好きなキャブスかな。

      1. 返信ありがとうございます。

        ラブは脳震盪らしいので次戦の出場厳しそうです。

        それにしてもスケジュールが厳しすぎますよね。西は移動距離が長いですし。

        1. 今日は金曜日なのでノーゲームにして、明日から東西の第6戦が順に始まって良かったですよね。

          そもそもカンファレンスファイナル前に休養が長かったのに、随分と忙しないスケジュールです。

  2. うーんCLEは本当良くわかんないチームとかいうかレブロンの気分次第というか
    どうせホームは落とさないからアウェイ程々にやって誰かが当たって勝てたらラッキー、しょうがないからgame7だけアウェイでも頑張るよってプレイに見えません?
    INDとのシリーズはほんとしんどそうだったのにBOSとのシリーズには余裕があるように見えます
    ほんとに不気味。スティーブンスも一戦一戦違うチームになるCLEに頭抱えてそうです
    それより明日が楽しみ
    ハーデン次はお前が勝たせてやってくれ・・・CP3の漢泣きが見たい・・・

    1. 第1戦はそんな感じでしたね。超適当。
      第2戦は大失敗して、ホームだから第3戦は気合入れて本気モード
      第4戦やったら「こりゃもう勝てるな」と舐めてかかり、第5戦で反動を食らう。

      そして難しいのがこの試合です。もちろん本気だけど、本気にしてはやる事が違いすぎました。

      セルティックスも試合の中で対応力が足りなかったですね。それは疲労と選手不足からくるバリエーションの少なさでした。オジェレイ起用しない理由がちょっとわかりません。

  3. Twitterでも話題になってましたがパークがコーバーにヘルプディフェンスしろって叫んでて感動しました。こういうベテランの存在って大切なんですかね

    1. いや、チームで徹底されているなら、そもそも必要ないですからね。
      ジャズとか観ているとベテランとか関係なく、プレーの確認を細かくしています。
      結局の所、ゲームプランとしてヘルプするのかどうか定まっていたのかどうかですね。

      ヘルプしすぎてブラウンがキックアウトパターンも多かったです。

  4. 現在進行中のカンファレンスファイナルのことではないんですが、お話ししてもよろしいでしょうか。

  5. 今の私はNBA箱押しですが、アレン アイバーソンが何より別枠で大好きなんです。

    彼のプレーの概論、分析。優勝ならなかったのが本当に残念ですがどうしたらフィラデルフィアでエースで全盛期の内に勝てたかなど、聞いてみたいことがたくさんあります。

    ですが、あまり詳しく重たくなると仕事の領域に入ってしまいますよね。

    1. 仕事かどうかは別にして、テーマとして面白ければ取り上げますが、現代バスケと当時では内容が大きく異なるので書きにくい部分はあります。アイバーソンクラスだと個人の感想を書かれている方は多くいますし。

      シクサーズは周囲をハードワーカーで固めて、全体で支える方法論を採用して成功しました。このハードワーカーの質を高められたなら、チーム力は向上したでしょうね。イグダラが3人いれば。

      現代バスケだと、よりスピードを活かしたドライブフィニッシュがしやすく、優秀な3&Dとの相性もよくてスペースを謳歌しそうです。しかし、ディフェンスという弱点を突かれ、シュート率の低さからプレーオフで勝てるチームは作れない気がします。

  6. あの頃なら中核、リーディンスコアラーとして優勝が現実的な実力だったんでしょうか。批判的な意見は今でも散見されて残念です。
    イグタラ3人はそうそう手に入りませんよね。そのくらいの厳しさ、ということですか。

    当時のプレー分析も聞いてみたいです。ディフェンス含め。なかなか検索しても出てこなくて。『クイックネスでリングへアタック』のようなのは見飽きましたし、何か違う気がするんです。現代のアービングを見ていると。

    アイバーソンの生命線はクロスオーバーからのステップバックだったはずで必ずしもリング下まで行けなかった、コースを膨らまされたはずなんです。

    回答もらえて嬉しいですが、こんなやり取りをするのはブログの本筋ではないですよね。

    1. FG%が低いというだけで評価するのは全く違うと思いますね。そんな部分だけで評価する人多すぎるかなーと。
      アーヴィングとは違うタイプかな。

      Q&Aスタイルで書いてみたいとは思いますよ。並んだ質問に答えていく感じで構成するのは、質問設定が難しくてどうしようかなーと。

  7. もっと簡潔にですね。なかなかアイバーソンの詳しい話なんてできなくてうれしくて。

    彼のFG%の低さをどう捉えますか。

    1. シュートはあまり上手くないですが、あのスピードと運動量でプレーするならば致し方ない部分があるかと。
      だからFG%が低いことは問題ないですが、もう少しパス出来なかったかなーとは思います。今だとウォールが一番近い気がします。PGやっていたら近い存在かな。

  8. スピードと運動量のデメリットがシュートの正確性に出たということですね。狙いがつけられなかったり疲労で感覚が鈍ったり。

    パスしてチームメイトに任せる形も多くほしかったですよね。2016クリーブランドや同年のOKCを想起します。

    1. もう少し緩急があると良いのですが、緩めるとサイズがないハンデに負けてしまうんですよね。

      その意味ではパスを捌けるドノバン・ミッチェルをお勧めします。そこにあるのは個人能力の差だけではなく、大きくスペーシングする現代戦術ですし。
      ゴベールへの合わせもムトンボに出来たかどうか。

  9. 当時のバスケで彼中心で優勝する難しさはどうですか。

    ダンカンやシャックの得点効率の良さと彼らを絡めたシステムを相手にするわけです。

    サポートキャストの充実とチームメイトに任せる感覚やシステムの構築でデトロイト、マイアミ、サンアントニオ、ロサンゼルスと渡り合えたんでしょうか。

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