20180515 ロケッツvsウォーリアーズ 第1戦

いくぜファイナル!!

 

〇充実のロケッツ

ロケッツはいつも通りのスターター。ウォーリアーズはハンプトン5です。

 

ロケッツボールでスタートすると信じられないことにウォーリアーズはファーストプレーでコミュニケーションミスをおかしハーデンをドフリーにし3Pが決まります。カペラがデュラントのレイアップをカペラが叩き落とし、さらにハーデンが何故かマッチアップをデュラントにしてドライブレイアップを決めると、決まったシュートをとったドレイモンドが何の意味もなくハーデンのクビを肘で押してテクニカル。テクニカルじゃなくて退場で良いと思う。

ハーデンはカリーを狙って3Pもヒットし9-2のスタートです。

 

ドレイモンドがトランジションでレイアップを決めると、その流れからアリーザが3Pを打ちます。ボードを狙った3Pの本当の狙いはゴール下でカペラvsカリーになっていたので外れてもリバウンドをとらせること。芸が細かい。オフェンスリバウンドからアリーザの&ワンになります。

ハーデンはイグダラ相手でもかまわずアイソレーションをしかけて2つ目のファールで早々にルーニーと交代させます。ドレイモンドがタッカーの3Pにハードファールしてクレームという。

 

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〇オフェンス仕様

ウォーリアーズはトンプソンとカリーが3Pで反撃します。3点ずつ詰める反則技。それはロケッツも同じか。そしてデュラントのポストアップからのフェイダウェイで安全に打っていきます。止められない高さ。

逆に言うと3Pを打たせているロケッツ。コーナー側に移動してキャッチ&シュートする形を連発するのでウォーリアーズが狙いとして準備してきたことが伺えます。ディフェンスの戦いになると思われた対戦はお互いのオフェンス側の準備が上回っています。

しかし、ゴードンとハーデンの3Pが決まったのに対し、デュラントとカリーのミドルが外れてしまいロケッツが9点リードになったところでアーリータイムアウト。いつもならもう1本待ちそうですが相手が違えば考え方も変わります。

 

この9点差が何の差かというと単にシュートが決まったかどうかです。カリーとデュラントはしっかりと自分達の形で打っていたし、ゴードンとハーデンの3Pは外れるのを待つしかない形でした。プレビューで書いたとおり、あまり戦術的な差ではないよ。

ロケッツは徹底してハーデンがアイソレーションしますが、ウォーリアーズとしてスイッチさせられても特別な対策をしません。大ケガを避ける守り方。

ウォーリアーズはスイッチングディフェンスによりボールムーブはしないものの、細かく空いていくギャップとデュラントの高さを活用しています。ロケッツもカペラがトンプソンを追いかけたりと徹底して個人を守っていきデュラントに警戒しすぎません。ボールムーブされる方が嫌だから。

 

 

〇超集中デュラント

デュラントとヤングが3Pを沈めていきます。さすがにちょっとイージーに空けてしまうロケッツ。トランジションもあって空く理由はちょっと良く分からないし、しっかりマークしてもデュラントは上から打ってきます。ペリカンズ戦から続く超集中モードで笑顔は全くありません。

それでもクリス・ポールのアイソレーションやジェラルド・グリーンも3Pで返します。しかし、ハードマークされても決め続けたデュラントにより点差を縮めたウォーリアーズでした。説明とかないよね。タフショットでも決めただけ。

 

ハーデンが止められなかったスタートから、デュラントが止められなかった後半になって30-29と僅かにロケッツがリードする1Qになりました。ウエストブルックは何処へ行った?

アーリータイムアウトで成功したスティーブ・カー。

 

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〇ディフェンスの穴

ウォーリアーズはジェラルドとクリス・ポールのディフェンスを攻めていきます。狙える部分とは言え、普段ならここまで完璧には崩せないので準備してきた感満載です。なお、単に高さ不足のクリス・ポールと違いジェラルドは致命的に守れていません。

ロケッツはイージーレイアップをバーアムーテが連続で外してしまいます。そこにトンプソンも3Pを連続ミスで助かりますが流れはウォーリアーズに傾いていきます。3Pとレイアップでは意味が違うミスです。ヤングとリビングストンがジェラルドの穴を使って逆転します。

でもドレイモンドが不要なイリーガルスクリーンでオフェンスファールになるとアリーザが3Pで同点に。呆れているデュラント。でも全く止まらないミドル。

 

明確にディフェンスの穴を活用したウォーリアーズ。でも、本当にそんなに上手く使えるかなレベルの使い方です。だからジェラルドが「抑えなければいけない」と気がはやりオーバーディフェンスしてしまい、裏をとられている雰囲気です。ここは経験の差かも。昨シーズンはイーストで出ているけど。

 

 

〇いつも通り

2Q半分が過ぎて、デュラントのミドルが支配力を増していきます。お互いにオフェンスの狙いに慣れ始めて微妙な部分で追いかけられるようになったので3Pを止めていきますが、単純な高さと異常な確率で唯一安定している武器です。6点リードになるウォーリアーズ。

そんな中でカリーがドリブルを自分の足に当てるとアリーザのファールがコールされ3回目となります。毎回の話だけど、そりゃないぜレフリー。カリーがミスれば全てファール扱い。レブロンのブロックは全てノーファール。お互いにファールが少ない展開だったのですが、オフェンスでバーアムーテが、ディフェンスでジェラルドがダメなのでアリーザの離脱は響いてしまいます。

 

仕方ないのでクリス・ポール、ハーデン、ゴードンを並べるロケッツ。しかし、アイソレーションの時間が長すぎてショットクロックギリギリが増えてしまいます。これまではそれでもミスがない方が良かったし、最後はハンドラーで打てたけど、ルーニーはそんな簡単には許してくれません。こちらはリーグ最高クラスからは遠いけれど、カペラ同様にガードからセンターまで守る現代的なセンターです。

5点以上のリードを守っていくウォーリアーズ

 

〇カペラvsヤング

立ちはだかったのはカペラ。カリーをブロックするとインサイドへのドライブを苦しくしていき、アウトサイド一辺倒になっていくウォーリアーズ。さらにカリーのアイソレーションのハンドリングをスティールします。速攻ではアリウープでダンクフィニッシュして同点に。

現代的なトップセンターのカペラ。カリーのアイソレーションをスティールするセンタが他にいるかい?

 

それでもトンプソンとヤングが冷静にアウトサイドから決めていきます。どうしたヤング!前半で3本の3Pを決めています。

ロケッツはさらにカペラがデュラントのレイアップも落とさせて、ハーデンのダンクに繋げて前半は56-56の同点で終わります。

 

戦略的に言えばポイントになったのがカペラとヤングでした。ウォーリアーズのインサイドアタックに蓋をしたカペラとアウトサイドから決めたヤング。カペラはともかくヤングが働いたのは予定外の同点という感じです。

 

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それにしても止まらなかったデュラント。マークはハードなのですが全く関係なし。そして2人くればあっさりと捌きます。同じく止まらないハーデンでしたが、こっちはシュートが好調と言うくらいです。

ただ、デュラントへはマークをしっかりとつけているのに対して、ハーデンの方はミスマッチを作られてしまいダブルチームくらいしか有効な手段がないので、このまま決め続けられると苦しいのはウォーリアーズの方です。

後半も成功する確率が高そうなのはデュラントで、ディフェンス側の都合では止められなそうなのがハーデン。誰かロバーソン連れてこないと!

 

お互いにもっとディフェンス優勢になると思っていたのが、このオフェンスの戦いはなんだろうか。3Pが決まるんだよね。こんなに決まらないと考えていました。フィジカルに戦わないとこうなるのかな。

 

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〇アリーザ

ハーデンのルーズなディフェンスをついてきたウォーリアーズ。前半から目立っていましたが後半開始にイグダラのカットプレーなので完全に狙っています。

徹底してカリーを狙うハーデン。最近はバトラーやクラウダー相手でも構わず仕掛けるなど、ここまで徹底していなかったのでウォーリアーズ対策だと話が違うみたいです。デュラントがアリーザ無視してヘルプポジションをとるのですが、パスしないで自分で決めに行きます。

そんな中イグダラの意外なアタックにより、アリーザが5回目のファールをコールされます。かなり可哀想なファールばかりコールされたアリーザ。フリースローで後半開始に再び先手をとったウォーリアーズです。

 

デュラント止まらないし、ハーデンも止まらないよ。2人でやっている。お互いにマッチアップしていますが、基本的にスイッチさせて守らせてもらえない。相手の特徴を止めるためのスイッチングディフェンスで、お互いに強みで勝負できるというマネジメント勝負。

 

〇小さな差から広がる

遂にデュラントが外すとハーデンもレイアップをミス。トランジションでトンプソンが3P、さらにカリーがハーデンのパスを素晴らしい読みでスティールし速攻になって、この試合最大の8点リードを得ます。遂に走ったウォーリアーズ。たった2回だけどね。それが大きな差になる両チームの微妙な差異。

またもイージーレイアップを外すバーアムーテとカリーを止められないジェラルド。意外なもろさを出していくロケッツのベンチメンバー。さらにルーニーのプットバックも決まって11点リードに広げます。苦しくなるロケッツ。ハーデンからクリス・ポールにスイッチします。

 

〇デュラント出しとかないと

初めてネネイを出すダントーニ。そこを狙うデュラント。これが分かっているから出さなかったのに、エマージェンシーです。でもカリーとの個人勝負は連続で止めたネネイ。そんなに計算通りは事は進まないのでダントーニが勝利した部分です。ちょっと変化をつけれます。

そしてウォーリアーズはデュラントをベンチに下げるとオフェンスもディフェンスも機能しなくなり、ロケッツがゴードンとクリス・ポールで点差を縮めます。1分と休まずにデュラントを戻します。

プレビューでも書いたとおり、「デュラント出しておけば大丈夫」みたいなスティーブ・カー

 

ジェラルドの3Pで5点差になるものの、デュラントがまたもネネイを狙ってファールを引き出します。結局87-80の7点差で3Qが終わります。

レフリーが生み出した少しの差と、デュラントが生み出す大きな差でウォーリアーズがリードを得たのでした。そして本当にデュラントが落とさない限りは追いつかないよ。落とす匂いはないよ。

 

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〇チームのロケッツと個人のウォーリアーズ

ゴードンの3Pで始まる4Q。ロケッツとしてはデュラントが休んでいる時間に何とかしたいところですがトンプソンが3Pで返します。どっちも難しいのによく決めるよね。

しかし冷静すぎたクリス・ポールのパスで、フリーになるバーアムーテが決まらないのに対し、徹底してトンプソンに打たせたウォーリアーズ。良いオフェンスというかバランスがとれているのはロケッツで、個人技マックスなのがウォーリアーズという逆転現象で9点差になってデュラントとハーデンが戻ります。

論理的に言えば2人が決め続けると3P3本多くハーデンが決めないと追いつけない。それはこの試合のデュラントには期待できない。

 

〇些細で大きな差

プルアップ3Pも外さないデュラント。ロケッツがゴードンを使う間に点差を二桁にしておきます。残り8分でタイムアウトのロケッツはデュラントにボールを持たせないくらいのハイプレッシャーにしますが、タッカーがデュラントからスティールすると、目の前のレフリーがノーコールなのに遠いレフリーがコールするので苦しみます。

でもカリーもアリーザに抱きついて連続でコールされます。お互いに止めたい相手がいるけど、激しくなる前に止めてしまうレフリーという感じ。

 

せっかくデュラントとトンプソンが外してもタッカーがレイアップをミスし、ハーデンを後ろから叩いたカリーがノーコールだったり、バックパスがコールされなかったりとツキもないロケッツ。ウォーリアーズに有利にコールされている部分以上に、些細な部分で運がない感じです。でもそれが両者には致命的な差になります。

ハーデンは変わらずステップバック3Pを決めていくし、デュラントを守りもするけどウォーリアーズ相手に10点を追いつくには足りない。

 

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〇台無しにするロケッツ

残り4分10点差のロケッツタイムアウト。

そこから少し消極的になります。出来れば3Pを打ちたいのでカペラを下げてまでフロアに広がると、空いたスペースにドライブするのですが、レイアップを躊躇ってしまう感じです。ウォーリアーズからすると「2点なら大丈夫」という守り方です。

そしていくら何でも3Pを狙いすぎてミスになっていくロケッツ。そりゃないぜ。ここにきて緊張感がなくなるような戦い方です。少しギャンブル気味のディフェンスになるもののスティールも生まれますが、狙いすぎた3Pでミスになるからカウンターを食らってしまいます。だったらまだハーデンのステップバックにして欲しいのですが、それはさすがにプレッシャーをかけてくるウォーリアーズ。

デュラントへの信頼から残り4分で2P決められる分には大丈夫って凄いよね。

 

ドライブで押し込んで10秒くらいで打てば良いのに、3Pを狙いすぎでキックアウトするから逆にオフェンスに時間がかかってしまいます。クリス・ポールが早めにミドル打ったら普通に決まっているし。

いや、本当にここまでの試合が台無し。レベルの低いオフェンスをするロケッツ。緊張感がなくなったのでイージーに決めていくウォーリアーズ。残り4分でそれは苦しいよ。3P何連発するつもりだったのか?

 

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◉ウォーリアーズが勝った?

 

いや、勝ったのはデュラントです。単に決めまくっただけでなく、精神的に追い込みました。「このままでは追いつかない」という空気にしていったデュラント。ほぼ完璧な内容でした。40分で37点なのにターンオーバーは僅かに1のみ。どこのクリス・ポールだよ。

美しいボールムーブなんて後半は殆どありませんでしたが、それはロケッツの狙いでもあるし、ディフェンスが作り上げたものです。じゃあ、スペースが広いからデュラントだよね。という感じ。

そこに外からトンプソンが3P6/15で射貫くので、手に負えなかったロケッツ

 

一方でロケッツのオフェンスはどうだったかというと、こちらもしっかりと機能していたし、ウォーリアーズが解決策を見つけたとは言いがたい内容です。41点のハーデンはどうしようもなかった。

しかし、揃えに揃えた3&Dがことごとく機能しませんでした。自分への対抗策だったディフェンダー達を相手にしなかったデュラント。それだけでなく3Pは1/9だったアリーザ・タッカー・バーアムーテのトリオです。

 

点差がついたのはディテールなので、大きな問題ではないし、最後の緊張感を欠いたオフェンスが招いたものでしかありません。ロケッツ側はウイング達が仕事をしてくれないと苦しくなるというだけの話です。

 

ウォーリアーズが強かった? いやいや両チームとも強かったよ。

だけどデュラントの超集中モードは途切れておらず、リーグ有数のディフェンダー達を全く相手にしませんでした。ちょっと異常すぎるデュラント。

このデュラントを巡る攻防になる第2戦でした。

 

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それにしてもお互いにチーム力を高めた結果は、個人勝負になっていくから面白いものです。まともにオフェンスをしていると守り切られてしまうけど、だからこそ双方の弱いポイントと強いポイントの勝負になっていくわけです。

「弱点が少ない方が勝つ」

それがトレンドになってきているのは間違いなくこの両チームのせいです。だから後半はヤングが殆ど出てきませんでした。

 

それでいて全てを打ち破るオフェンスマシーンをお互いに備えているのだから恐ろしい。おそらく勝負をわけたのはトンプソンが決め続けたことなので、そんなに簡単な勝負にはならない一方で、戦略的な部分ではなく、こうやってほんの少し(この試合は少しではない)のシュートが決まったか、外れたかで勝敗がわかれてしまうのでした。

 

HC達は緊張感のある仕事をしなければいけない一方で、勝敗に直結する仕事は殆ど出来ません。ただただ負けないようにアプローチしていくしかない。

 

 

 

20180515 ロケッツvsウォーリアーズ 第1戦” への17件のフィードバック

  1. 今日のロケッツオフェンスはほぼアイソからでP&Rが無かったですが、今日はP&Rを使うべきではなかったのでしょうか?

    1. ピック&ロールを使うのはディフェンスがファイトオーバーしてくるときですね。マッチアップ変更を許してくれたのでアイソレーションで十分でした。

      もしもラムプロテクターに悩まされるならば切り替えるかもしれません。

  2. シーズン中GSWはライアン・アンダーソンへの対応に苦慮していたように見えましたが、今日はほとんど使われませんでしたね。今日のロスターで挑むのであれば

    ①グリーン暴走
    ②カペラ大当たり
    ③CP3のたまにくるスリー大当たり

    あたりが発生しない限り
    GSWの方が勝ちそうな雰囲気に感じました。

    1. ライアン・アンダーソンはケガ明けでプレーオフだったので、ずっとイマイチなんですよね。
      そしてオフェンス力で勝負するなら良いのですが、ディフェンス勝負になると信頼がなくなっています。お互いに止められない展開なら使いたいですが、やっぱりシュートが入りませんでした。

      ウォーリアーズもルーニーしか起用してこないので、スモールの意味合いがないからかもしれません。

  3. 関係ないですけど、ハンプトン5ってどういう語源なのかご存知でしたら教えてください。日本のネットだとデスラインナップが多く使われています。ニューヨークのハンプトン・ベイズが語源ですかね?セレブが集う所みたいなので、豪華な?的な意味ですかね。

    1. 何でしょうね。でも放送では英国紳士風で5人が紹介されるので、セレブ的、豪華なという意味で間違いないと思います。

    2. ニューヨーク郊外にある高級リゾート地ハンプトンズでカリー・トンプソン・グリーン・イグダラがデュラントを勧誘したことで今のデスラインナップが結成されたため、ハンプトンズ5と呼ばれるようです。
      試合中にもハンプトンズ5をもじった(茶化した?)画像が流されてましたね。

  4. いやー本当に奇跡が起きないとダメそうですね
    シーズンとは違いすぎて参考にすらならないという始末

    1. まぁこの試合はトンプソンとロケッツの3&Dの違いでした。ウォーリアーズもハーデン止められないので。

      どちらのディフェンスが先に相手を捕まえられるかですね。そんなに差はない試合でしたけど、ちょっと些細な差が多過ぎました。

  5. ロケッツのオフェンスは徹底してピックからカリーとルーニーをアタックしていましたね
    ウォリアーズが困ってカリーをポールにつけたらポールまで何度もピックに行くのはそこまでやるか……と思わず笑ってしまいました
    ハーデンには完璧にやられたものの、ハーデン一辺倒になったがゆえに疲労が蓄積する、他の選手が波に乗れないなど結果的にはオールスイッチディフェンスは悪くなかったように感じましたが、今後ウォリアーズが守り方を変えてくることはあるでしょうか?

    1. 基本的に両者がオールスイッチで他の守り方をしないのは、他の形にすると予想のつかない点差になるからだと思います。カリーがハーデンにやられても、それが最もリスクの少ない守り方なので。だからギリギリ守れるルーニーしか起用しないですしね。

      体力削る的な部分はカリーイジメにもなるので、イーブンだと思います。どちらかが追い込まれない限りは変わらないでしょうね。

      この試合は最後にロケッツが守り方を変えてスティールも生み出しながらも、パスで粉砕されたように、掛け率の悪いギャンブル的になっていく展開をお互いに望まず、この試合の内容が延々と続くはずです。

      だからゲームレポート泣かせです。

      1. わかりやすい説明ありがとうございます。
        観戦中は気付かなかったのですが、今Play by Playを見たところ確かにハーデンのいる時間帯はハンプトン5とルーニーの6人で回してました。なるほどです。
        ウォリアーズも昔のダントーニHCがしていたような過酷なローテーションになってますが、試合数が少ないのでまだ元気そうですね。

        1. ハーデン限定で6人ローテってすごいですね。そこまでは気がつきませんでした。

          やっぱりこのレベルで試合が行われるとHC達は「負けない事」にしか采配を震えないんですよね。

          1. すみません。私が「ほぼ」とつけるのを忘れていて、実際は完全に6人ではなく、ヤングとリビングストンが数分出ています。失礼しました。

          2. いや、良かったです。そこまで読まれていたらダントーニが完敗でした。笑

  6. うーむ、コメントしづらいゲームですね。チームとしてお互い固い手しか打たないので、個人の出来で試合を左右する的な展開で、結局前評判通りの結果でシリーズが終わりそうな予感がします。

    1. そうなんですよね。といってもギャンブルはし難いのでディフェンダー達の頑張り次第です。
      あと、やっぱりハーデンのディフェンスが悪すぎて。。。

      ロケッツはオフェンスに振り切る方法論を忘れてきているので、ディフェンスでボールを奪いに行く必要があります。

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