舞台はボストン。開幕戦と同じカード
セルティックスはスターターにベインズではなくモリスをいれてきました。キャブスはノーセンターでスミスとコーバーを並べます。この合わせ方はどちらが狙っているのかは不明ですが、当てているのはベインズで不利になることを避けたセルティックスという印象です。
〇モリスを狙う
レブロンのマークは意外なモリスという選択です。そんなモリスとホーフォードをいれかえて、ラブvsモリスなんて選択をする意味が分からないキャブス。どうせならロジアーとか狙いなよ。しかし、そんなラブのアタックは止められないモリスで作戦は成功します。さらにディフェンスでも24秒に追い込んでスタートは悪くないキャブス。
さらにレブロンがドライブすると3分経たずに2回目のファールのモリス。ディフェンスは出来ない。
しかし、オフェンス面でモリスは活躍します。ファールを稼げばヒル相手にパワードライブから&ワン。すると流れが良くなってロジアーのドライブに、ホーフォードがラブとの1on1を制して先手をとったセルティックス
〇ブラウンの時間
モリスのファールトラブルにより、レブロンのマークはブラウンに変更します。ボールを持たせもしないブラウンなのか、パターンを変えているキャブスなのかは微妙ですが、レブロンの活躍の場がなくなっていきます。さらにスイッチからラブになってもポストアップを守り切るブラウン。ディフェンスは超一級品。
そしてオフェンスでも1人で決めていきます。コーバーのハードチェックでもミドルを決め、ドライブからホーフォードへのアリウープ。ドライブを外しても自分でリバウンドを押し込みます。更に流れはホーフォードに移って3Pを決めれば、ラブを翻弄してドライブ&ワン
ディフェンスでレブロンを止めながらも、ブラウンとホーフォードが一気にラッシュをかけて開始から大量リードを奪ったセルティックスでした。このブログはブラウン推しです。
〇ノースクランブル
点差が離れたキャブスですがスクランブルの要素をみせません。まぁ当たり前です。1Qだし。
マークが変わりオジェレイのレブロン。1本目をドライブで決めたのに、そこから殆どドライブしなくなります。いつも通りの部分もあるけど、徹底してトップでのキープからの左右のオフボールスクリーンからフリーになるシューターを使おうとします。
自分のシュートが決まらなすぎて変更したのか、休養期間に調整してきた内容をそのままやろうとしているのか。後者の気がします。でも相手がブラウンではなく、オジェレイだから積極的にいくべきなのに。
それは悪いことではないけど1Q後半と言うことで出場しているのがベンチメンバーが多いので尚更意外でもあります。フッドやクラークソンのスピードは有効なので、この形を続ければ十分にパターンとしては使えそうに見えます。
点差を考えると苦しそうだけど、初戦と言うことを考えれば正しい選択かも。まぁ正しいのはシーズン中にどうなるかを確認していることだけど。何故いまやっているのか。
冷静にボールを捌くスマートがブラウンのコーナー3Pをアシストすれば、ディフェンスのよくわからない連携ミスを突いてみずからドライブを決め、最後はテイタムのアイソレーションが決まり36-18で1Qが終わります。誰もが活躍したセルティックスでした。間に合ったテイタム。
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〇読み勝つセルティックス
2Qになるとラブ周辺でスティールやブロックがうまれます。ミスをトリスタンが拾ってくれるのでキャブスはそこまで問題にはなりませんが、しっかりと守れているセルティックス。
その守れている理由が個人と言うよりもチームとして読み切っている感じが出ています。そうでなければここまで思い切ったディフェンスはしにくい。そして読めないルーズボールの部分で1人大活躍により、ものすごくトリスタンに助けられているキャブス
初戦だし多少の犠牲を払っても同じ形を続けるかと思ったけど、レブロンを戻してしまいます。休める時間は少しだけ。なお、ラプターズ戦と交代のタイミングが違います。あれはやはり最強セカンドユニット対策でしたね。
セルティックスのオフェンスはキャブスディフェンスが仕掛けてくるのを待っている感じです。動き方をみて裏をとりまくります。
少しだけ両チームが攻守に同じ事をやる時間があって、ウイングがオフボールで45°にボールを貰いに行く動きがあるのですが、ディフェンスの動きを見て直ぐに裏をとっていくのがセルティックス。
要はハンドラーにトラップ気味に仕掛けたり、45°のボール貰いに手を出してくることがわかっているので、冷静にインサイド側にスペースを作ってカットしています。逆に裏のスペースを潰されているキャブス。
完全にリアクションオフェンスになっているセルティックス。冷静についていくスマートのゲームメイクと、所々でテイタムとブラウンが個人技で決めてしまうアクションオフェンスを混ぜているので、そもそも個人個人のディフェンス力が怪しいキャブスには手も足も出ない感じ。
〇チームと個人と
少しスクランブルになるレブロン。決まらなかったターンシュートをモリス相手に決めます。モリスは弱点だけど普通に守らせているし、なんか気分良く守っていそうです。その理由はキャブスが行うモリスへのディフェンスはもっと悪く、オフェンスでダンクを決め気分良くなっているから。気分屋のモリス。
ヘルプでラブのダンクをブロックしたブラウンが、その流れからオフェンスでも個人技勝負でミドルを決めて会場が盛り上がります。でもラブはベインズを抜いてダンク。要はラブ個人ではオフェンス側が勝てるけどチームではディフェンスが勝っています。
スイッチからレブロンvsスマートになるとゴリゴリアタックするレブロン。相手を間違えています。ポストアップのようなゴリゴリなのに後ろから回り込んでスティールするスマート。このターンオーバーからのオフェンスがホーフォードの3Pに繋がって25点差となってキャブスのタイムアウトです。
〇キャブスの対策ミス
タイムアウト明けの残り2分からの攻防はお互いに良いシュートを打てても決まらない形になっていきました。そんな中でコーナーのブラウンがマークマンがいるけど躊躇わず3Pを決め61-35とセルティックスが大きなリードを得て前半が終わります。
この時間でキャブスが決めたのはスイッチミスしたセルティックスの隙をついたコーバーのカットプレーからのレイアップのみでした。そして前半3P0/12とアウトサイドを完璧に止められてしまい、止められたからフリーでも外してしまいました。
ここでキャブスのプレーオフを振り返ってみましょう。
4月になってから絶好調だったキャブスの3Pはペイサーズにより急ブレーキをかけられました。それはレブロンがトリプルダブルをしながら惨敗した第1戦が象徴的でした。そんな苦しいファーストラウンドから相手がラプターズになると再びキャッチ&シュートを気持ちよく決めていきました。
セルティックスは3Pを打たせないように守るチームです。そこから12本打てているので、キャブスの狙いとしては悪くありません。しかし、ペイサーズ同様にとにかく気持ちの良いキャッチ&シュートを打たせないディフェンスが出来ています。もちろん、それはセルティックスの狙い。
要はやっぱりペイサーズ的な守り方で対抗してきているわけです。じゃあそれをどうすれば良いかは既に答えが出ていて、「個人勝負になっているレブロンが自分でアタックする」です。これを先に混ぜるとディフェンスが収縮するのでパスが通りやすくなります。あくまでも「混ぜろ」って事です。
しかし、決められないし、次第にアタックすらしなかったレブロン。
教科書通りが好きなレブロン御大はよくこんな感じになります。自分で攻めれば正解なのにパスの選択肢が多すぎてチームが停滞します。そんな時にシュートを外すのはレブロン以外なので「周囲が情けない」と言われるパターンですが、実際にはチームとして相手の狙いにハマっているだけです。0/12は酷すぎるけど。
ドライブではなくポストアップを多用するレブロンでしたが、自分でターンシュートが決められないのであれば、それは単に停滞するだけなので効果的ではなかった前半です。
ここはレブロンが悪いというよりもプレー選択が初めからそんな狙いなので、チームとして理解に苦しみます。ロジアーを徹底して狙うとかならわかるけど、モリスやスマート狙ったのは何でなの?
キャブスが守れないなんて知っているので得点を取れなかったことが問題だった前半です。
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〇パターンを変えるキャブス
後半はヒルとラブのプレーメイクから始めます。良い選択肢だけどそこからの単純なパスアウトが全く合わないラブとスミス。それでも無理矢理打つから決まるわけない。悪いプレーじゃないけどベーシックな部分で足りない。
もうひとつがレブロンを含めたスクリーンでアウトサイドシュートを狙うフリして、最後はインサイドのレブロンを狙います。このパターンは狙いとしては大成功しています。インサイドに上手くスペースを作れており、頻繁にフリーになるレブロン。しかし、やっぱりパスが入らない。パスが通っても完璧ではないからタイムロスがあり、ヘルプにきたブラウンが叩き落とします。
結局、レブロンはトップに戻ってアシストからこの試合初めての3Pをコーバーが決めるのでした。ヒルも続いて少し流れがくるキャブス。他のプレーを混ぜることで成功した印象です。なんかよくわからないけど、上手くいったキャブス。
〇レブロンヘルプと修正
その間にセルティックスはジェイレン・ブラウンくらいしか対抗出来なくなっています。ヘルプで活躍すると言うことはレブロンを止める負担が少なく、オフェンスでもレブロン相手にドライブを決めていきます。直線的なテイタムに対して、少し逃げて打つブラウン。2人の対比は非常に面白い。
ただ、全体的にはインサイドの攻略に失敗し始めます。そこにいたのはレブロンのヘルプディフェンス。テイタムがチャージングしロジアーのレイアップもギリギリで外れます。そんなプレーが続いてタイムアウトのセルティックス。
タイムアウト明けにはブラウンがドライブで抜いた後にレブロンのヘルプを観て冷静にキックアウトします。また3Pラインの外に構えることが多かったホーフォードがインサイドにポジションを移します。オフェンスリバウンドとドライブからの合わせで得点にしていくホーフォード。そしてインサイドに収縮したところで、またもブラウンが思い切りよい3Pで突き放すのでした。
少しのトラブルを見逃さず修正が早かったスティーブンス。画面で見ていることをコート横で見ていて修正できるのは素晴らしい。
〇ポストアップし続けるレブロン
一方のキャブスはまたもレブロンのミスマッチを作ってポストアップから攻めていきます。でもパスが入らない。ちょっと呆れるくらい。だってそのプレーを狙っているのに、レブロンvsロジアーなのにパスを通せないスミスは問題があるよね。
そしてそこまでのオフェンスエントリーに延々と時間を使うからレブロンがキックアウトしたときには24秒オーバーという有様。
この時間のキャブスは3Pを楽に打てるようになっていき、そして決まり始めたのでそこは良い部分でした。次第にドライブも決まって行くのでオフェンスは上手く行き始めていました。しかし、そんな中で突然ポストアップに拘り始めたので、どうにも理解に苦しみました。
カイリー・アーヴィングが欠場しておりラーキンもいないので、ポストアップでもしっかりと身体を張ってくるディフェンダーばかりです。その意味では連発することにはあまり意味がないのですが、シリーズが進むにつれて最終的にレブロン任せになる前提だとすれば、このプレーの判断はシリーズが終わったときにすべきかもしれません。ある意味実験を繰り返したという事です。
とりあえずこの試合では全く決められないレブロンとパスも通せないスミス、そして有効ではないキックアウトでほぼ意味がなかったよ。レブロンが尋常でないくらいに決めれば価値が出てくるプレーです。
自分のディフェンスが機能している感じなので、オフェンスでも気持ちよく打っているモリスで対抗します。
しかし、やっぱり外すスマートの3Pもあり、どうもシュートが決まらなくなってきたセルティックスにより3Qは29-18とキャブスが追い上げて終わります。最後はオジェレイがルーズボールを見失ったのでグリーンが拾ってブザービーターでした。
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〇嫌な空気を振り払う
最大28点差あったのに14点差で4Qがスタートするセルティックスは嫌な雰囲気です。
それを初めの1分で7-0のランにして打ち消します。
オフェンスリバウンドを押し込んだり、スマートのコーナー3Pなので狙ったわけではないけど、上手くいってしまった感じです。どちらかというとキャブスの失敗です。追いつくためにハードに行くべきだったところで速攻でもないのに1分でやられすぎてしまった。逆にタイムアウト明けはロジアーが完璧にフリーになったのに3P外したしね。
キャブスはクラークソンとフッドがドライブから決めていきますが、レブロンはプレッシャーもないのにミドルや3Pを外していき、挙げ句にシュートを迷ってトラベリング。
全く勢いがつかない展開になると、ついにはディフェンスでもモリスに抜かれ始めます。モリスって遅いからシクサーズ相手に殆どドライブ出来なかったのですが。
周囲のプレーメイクからドフリーのキャッチ&シュートを外したレブロンに対して、ドリブルシェイクからのプルアップ3Pをねじ込んだテイタムにより、4Q開始から約5分間を18-4のランで再び28点差にしたセルティックスでした。
あとはレブロンもラブも出てこなかったよ。
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◉モリスを褒めるべきなのか
勝因はしっかりと分析と対策が出来ていたセルティックスが様々な部分で上回ったことです。リアクションオフェンスの成功は3日間空いた事で十分な準備をしてこれた印象があります。
そして結果的に勝負を決めた1Qのラッシュはモリスのファールトラブルにより、ブラウンがレブロンを守った時間帯でした。
ある意味勝利を論理的に掴めたセルティックス
とはいえそこからキャブスが追いつけなかったことと、セルティックスが大量リードでの勝利を得たのはモリスが個人でレブロンを上回ったからです。
レブロン・ジェームス
15点 9アシスト 7ターンオーバー
まぁこれはモリスではなく、チームとして止めていますし、そもそもキャブス側のオフェンス選択がよくわからなかったです。ペイサーズ戦で失敗だったそのもののパターンでしかありません。
普通はカンファレンスファイナルで同じ事するかな?よくいえば初戦に過ぎないという経験から来る余裕です。
FG5/16 3P0/5
問題はこっちです。モリスってどんな選手かと言えばPFなのでフィジカルがあり、その割にはスピードもあるタイプです。でもレブロンと比較ならばパワーでは引かないけどスピードでは完敗します。
モリスがディフェンスで選べる選択肢は少なく、味方がヘルプしてくれるからハイプレッシャーで抜かれるのを怖がらないことか、外から打たれるのは覚悟してドライブでパワー負けしないことです。選んだのはほぼ後者でした。
そんなモリスに対し、純粋にシュートを決められなかったレブロン。正直、これを「モリスのディフェンスが良かった」なんて言ったらボグダノビッチに失礼です。モリスとしては信じられないくらい良く守れたけどね。いくら何でも外しすぎたレブロン。
同時にキャブスの選択が何でポストアップばかりなのか?普通にスピードのドライブ勝負と3P打っていれば勝てるマッチアップだったはず。相手を観ていなかったキャブスでした。
マーカス・モリス
21点 FG7/12 3P3/4
ひとつ付け加えておくとプレーオフでモリスは沈黙し続けていました。「シュートを打つな」と言いたくなるファンも多かったはずです。レブロンへのディフェンス面は正直いって第2戦でどうなるか不明ですが、それよりもオフェンス面でモリスが好調になってくれるのがセルティックスにはどれだけありがたいことか。
レブロンに勝利したモリス
それは想像もつかなかった展開だったわけです。レブロンの得失点差は他の選手を圧倒する-32です。30分出場したラブでも-13なので、ほぼレブロンで完敗したキャブスです。他の選択肢をつくっていないので、モリス相手にしっかり決めないと話は進まないのでした。
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〇セルティックスのFGと得点
ホーフォード 8/10 20点
ブラウン 9/16 23点
テイタム 6/11 16点
キャブスディフェンスには弱点が多いのでシンプルに狙えていた形です。3人はディフェンスを全く問題にしませんでした。特にホーフォードはほぼ完璧な内容です。
3人合わせて3P7/14はさすがに出来すぎ。出来すぎだけどプレーオフの調子で言えばわりと考えられる内容だったので、そこを止めに来なかったのもキャブスが反省すべき事です。
これまで通りトラップ気味に仕掛けているのはセルティックス相手には意味がありませんでした。これを続けるのかどうかも気になります。
〇ペイント内得点
セルティックス 60
キャブス 38
シーズン40点、プレーオフ44点のセルティックスなのですが、驚くほどにイージーに得点出来ました。3Pがもたらした効果ではなくドライブが決まるからキックアウト出来た形なので、尚更苦しいです。どこから止めに来るのだろうか。
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攻守に完敗したキャブスですが、そもそも守れないのは見越していたはず。ラプターズ相手だって実はレーティング110あるからね。全く守れていませんでした。
そこに3Pも絶好調だったセルティックスという内容なので108失点なんて気にすることは何もないはずです。
問題はオフェンス面です。レブロンが悪すぎたし、プレー選択も謎でした。
今回は疲労とはいえないので準備に大失敗したのでしょう。特にプレー選択の面はかなり厳しかった。ポストアップ自体は有効であるものの、大成功を収めることはないだろうし、そんなポストアップにパスが通らないというのも準備してきたとは言いがたかったです。
どんな修正をしてくるのかな。
セルティックス側からすると非常に上手くいった上に、どうにも対策らしきポイントがあまり出てきませんでした。リアクションオフェンスくらい。それはモリスだけで大成功してしまったので、温存できたのではないかという印象です。
モリスをレブロンにあてるなんて失敗の匂いしかしないのですが、オフェンス面での好調さといい、モチベーターとしてのスティーブンスの偉大さを感じずにはいられません。なお、個人的にはモチベーターとしての評価が非常に高いです。そうでなければ試合中にマジック連発できないはず。
完勝のセルティックスと完敗のキャブス
でもまだまだ初戦だよ。付け焼き刃な対策を実際の試合でどうなるのか実験して大失敗したキャブスと、しっかり準備してしたし、用意した対策をいろいろと温存できたセルティックスという印象でした。
ホーフォードはラブを上回ったでしょ。
試合を通してキャブスのオフェンスプレー選択が効果的でなかったという印象でした。ラプターズの試合が終わった後に何を対策していたのか疑問です。レブロンへのポストアップも自分からペースを落としていくプレーなので点差を縮めたい場面のオプションではないと思いますし、レブロンにゲームメイクさせて周りを生かす形はシーズンオフにしっかり練習すればよろしい。このメンツで残ってくれるかは疑問ですが……。Game2からはいつものレブロンがアグレッシブに行く展開になるでしょうね。
セルティックスはさすがの対策を見せてくれました。ディフェンスコンセプトはペイサーズに似ていましたが、コンセプトは共有するもののフィジカルな個人勝負で守ったペイサーズに対して、セルティックスはよりスイッチの受け渡しやファイトオーバーのがスムーズで小気味よかったですね。それにしてもホーフォードもよく走ります。こんなに走る印象はなかったのですが、それはやはり思い切りの差だと思うので、チーム戦術で何をするかが明確に指示されているのでしょう。
これを見てしまうと、優秀なロールプレイヤーにもなれるヘイワードはともかく、アービングが浮いてしまうような気がしてしまいますね。オフェンスの爆発力は必要な場面もあるのですが。
単純にレブロンのポストアップで勝てる計算なのでしょうが、それは否定しないけど、狙う相手がスタートから意味不明でした。ブラウンがラブをブロックしていましたが、頻繁にビッグマンにブロックしていましたからね。せめてロジアーかテイタムを狙わないと。
オラディポのスピードでインサイドを埋めていたペイサーズに比べるとかなり受け渡しで対応していましたが、そこそこミスもありました。しかしミスした所にパスが出てくる機会が少なかったので、シーズン中からのトレーニング足りないのと、ボール持たせる選手間違えているんですよね。
浮く気がするのは同意ですね。
個人勝負は若い2人を育てたい思惑がセルティックスにはあるでしょうし。
個人的にはオフカイリーをどう動かすかは注目です。
どれくらいのトレードバリューがあるのかはわかりませんが。
モリスは、自分はカワイの次にレブロンを守れると自負した発言をしていることから、意外とスティーブンスからの信頼があるのかなと思います。
その話を考えた時にモリスが自信あるからよりも、スティーブンスが出来ると信じ込ませた気はしています。
実際には止めた場面なんてほぼなかったですからね。
今日はレブロンの出来が最悪でした。レブロンが悪いのか、セルティックスの作戦にはまったのか。レブロンは様子見から、いつ本気をだそうか考えてるうちに終わった感じがしました。今後、アウトのシュートが決まるとキャブスの勝ちで、決まらないと負け。そんな感じで勝負が決まりそうな感じがします。
レブロンが悪いのですが、ラプターズ戦でもシュートは外していたので修正出来なかったし、セルティックスはとりあえず楽な方法を選んで成功しただけに思えます。
1Qのスクランブルでブラウンが止めてリードしたし、オジェレイも守れていました。モリスが決められた時にどんな選択をしてくるか、セルティックスの次の手も気になります。
キャブスはスマートを放置する作戦取らないんですかねぇ
ちょっと今日はキャブスのレブロン含めた面々が駄目すぎましたね
ラブがホーフォードと相性悪そうなので、ラブをベンチにしてトリスタンをスターターにしてみてもいいかもしれません
キャブスはアプローチ変えてくるでしょうし、次の試合は全く違った展開になりそうです
それにしてもJRスミスのディフェンスが酷すぎて笑えてくる…
スミスのディフェンスは酷いのに相手のエース担当させますからね。抜かれるの前提みたいな雰囲気です。
ラブとホーフォードは相性が悪いというか、ほんの少しの違いでひっくり返る力関係だと思います。だからそこが勝負ところになりそうです。
スマートは放置したらしたで、突然働くから怖いです。昨季の唯一の敗戦がスマートに決められまくったので、印象悪いのかと思います。
セルツはまだ例のゾーンディフェンス出してないですよね
あれレブロン対策にもなりそうですけど
あれはレブロン対策になりますが、ラブとコーバーにコーナーから打たれる気がします。なので使い所を見極めてからやってくるでしょうね。
カイリー不要の方結構いらっしゃるようでビックリ
ロジアーのとこに20ptオーバーアベレージの優勝経験もあるカイリーだったら十二分にも西のチームとやりあえると思うんですけどね
BOSの良さってスイッチ可能で守れて動けるウイングの優秀さですよね
そこにOFで違いを作れるハンドラーいらないんですかね?
DFなんてスマート以外対して差はないように思えますが。
CLEはもはやホームアウェイとかどんだけ追い込まれようがしょせんレブロン次第のチームなんでまったく読めないですね
スティーブンスがどう合わせていくか
しかし今日のレブロンは集中力なさすぎてダメでしたね。
まー毎試合30-9-9やらないといけないしそれ以上を求められるので恐ろしいですね・・・(苦笑)
もう少し正確に言えばカイリー不要なのではなくて、
「サラリーキャップがある中でカイリーを残すことは優先しない」
という意見です。この後、スマート・ロジアー・ブラウン・テイタムと毎年ルーキー契約ではなくなるので、彼らを失うくらいならばカイリーを放出したいということです。
かつてのビック3をトレードして今のチームを作り上げたエインジなので、何かしら動いてくるはずとファンは読んでいます。
ディフェンス面には個人を守る面だけでなく、ヘルプやローテーションの問題があり、ポジショニング含めるとやっぱりカイリーは他の選手に劣ってしまいます。
またプレーオフでのブラウンとテイタムの大活躍はカイリーがいてはなかったプレーなので、その辺も含めてエインジがどんな判断を下すのか。
ロジアーの方が多少ですが守れるしディフェンス意識には大きな差がある分
こっちのチームもカイリーありのチームと強さはさほど変わらないと思いますよ。
カイリーはボール止めてしまうしブラウンテイタムの将来を考えても売った方がいいのかなあと。