ラプターズとシクサーズは意地をみせるのか。
〇戦略ブレブレのラプターズ
第3戦でイバカをスターターから外してヴィンフリートをいれたラプターズ。この試合はバランチューナスを外してマイルズです。毎年恒例プレーオフになってブレブレになるラプターズ。そんなことする前提ならそれようの選手を揃えときなよ。SFとして活躍するのは未知数だったアヌノビーとレブロンにボコボコにされたマイルズの2人だけ。
それもキャロル、タッカー、パターソンがいなくなっているからね。ラプターズはベンチがキャブスに負けるチームです。
立ち上がりはレブロンをイバカがブロックするも、ラブがブロックで返し、相変わらずデローザンのフェイクは全無視されて苦しくなって外すデローザン。さらにインサイドがいないため、ヒルが連続でドライブダンクを決めます。これは5人が広がっているキャブスが生み出す形ですが、レブロンにはアヌノビーが抜かれないのに他の選手が抜かれてくるのだから、ハッキリ言ってどうしようもない。抜かれたらイバカしかリムプロテクターがいないけど、そもそもイバカはラブで手一杯。
さらにスミスとコーバーが気持ちよく外から決めてレブロンは無得点0アシストなのにキャブスが15点奪ってラプターズがタイムアウト
〇レブロン以外を止められない
タイムアウト明けはデローザンが行きます。そもそも同じように広くスペースをとっているので、スミスに個人で勝てないエースはドアマットチームでもエースではない。しかし、インサイドに飛び込めばラブに潰され、ドライブしようとするとサイドラインを踏んでしまいます。
ディフェンスではラウリーがコーバーにバックカットされます。アヌノビーはレブロンに1回ドライブは許すもノーヘルプで頑張っているのに、ポストアップを個人で止めていると、出てきたヴァンフリートまでスミスにバックカットされます。
よく「ラプターズはレブロンを止められない」と書かれますが、実際にはこのシリーズの感想は全く違って「ラプターズはレブロン以外を止められない」です。スミスとラブがこんなに気分良くプレーするのは相手がラプターズの時だけ。正直、レブロンは4Qだけ出てくれば勝てるのではないかくらいに、レブロン関係なく決めていきます。
でも、キャブスがラプターズを好きな以上に、こうやってカットプレーやドライブを簡単に決められるラプターズに大きな問題があります。守り方に幅がないラプターズ
〇余裕過ぎたキャブス
それでも1Q途中まではオフェンスで対抗していましたが、またもデローザンでストップすると頼みのバランチューナスまでもインサイドで潰されます。というかボールを受けた時点で囲まれていて潰されることが既におかしくて、インサイドに収縮しているなら3P使うのが今シーズンのラプターズだったのでは。
そんなわけでちょっと可哀想なバランチューナスは、ラブのドライブをブロックし、ディフェンスで存在感をみせます。第2戦を観ていませんが、そんなにセンターに問題があったのか?キャブスはビックマンにインサイドを支配されるのが嫌で、トリスタン・トンプソンで何とかしようとするのに、バランチューナスのアドバンテージよりも、スピードのミスマッチを嫌った挙げ句に破壊されていく采配
それにしても気持ちよく打つスミス。お前誰だよ状態。レブロンをベンチに戻してオスマンまで起用して余裕なキャブス。余裕をもちすぎて残り2分で29-19だったのに、最後にデローザンのダンクも食らって1Q終わってみれば30-26の4点差で終わります。
1Qだけでツッコミどころ満載のラプターズですが、点数だけ観れば悪くないスタートでした。なお、レブロンは僅かに2点。いかに他にやられているかわかります。ペイサーズの試合分析しなかったのかな?
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〇バランチューナス
バランチューナスを加えたセカンドユニット。珍しくデローザンも残ります。鮮やかなボールムーブからシアカムのダンクでスタートします。同じく鮮やかに繋いでデローザンのレイアップはブロックに跳びもしなかったレブロンを前にして外れます。それは弱気すぎるよデローザン。レブロンなんて7割ディフェンスしてこないのに。
より鮮やかだったのはキャブス。しかし、シュートが決まりません。決まらないけどトンプソンが繋いでオスマンのレイアップ。
バランチューナスが個人で3連続決め、トンプソンをブロックし、マイルズのドライブで同点に追いつきます。頼りになるのはバランチューナス。レブロン相手にもドライブから押し込んでエースっぷりをみせます。スタミナはない。
第1戦からレブロンが休む時間を少し前倒しにして、最強セカンドユニットにレブロンを当ててくるのはルーの当たり采配でした。それに伴って良く分からないローテーションにしてきたラプターズですが、第3戦の4Qといい何故か当たっています。ちょっと当たる理由が偶然にしか思えないので、理解は出来ません。ただ、このバランチューナスは論理的です。インサイドを押し込めてしまうので少なくともオフェンスでは形になります。守ってからの速攻が減るなら、ハーフコートを考えないといけません。
タイムアウト明けはバランチューナスのアイソレーションなんて形までやり始めます。成功したけど、それはなんか違う気が。
〇ノープレッシャーのレブロン
レブロンが反撃を始めます。キャブスとしても強いユニットではないのでレブロンのプレーメイク頼みになりますが、シアカムのプレッシャーは弱いのでアヌノビー相手よりもイージーにパスをふっていくレブロン。前に出てくるとシンプルに抜いていくので、キャブスはリードを守ります。
またもバックカットされるラウリー。コーバーの動きに先に反応しようとし過ぎます。スミスのカットといい余裕のあるキャブス。ラブも裏パスをもらっています。結局はボールマンのレブロンにプレッシャーがかかっていないので、冷静に動けば正確にパスが出てくる構図です。
もうレブロンとしては余裕も余裕。プレッシャーはないし、かけてきても簡単に抜けるし。これなら3P打つしかなかったターナーやサボニスといったペイサーズのビックマンの方が遙かに厄介でした。
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バランチューナスがベンチに戻るとオフェンスで苦しむラプターズ。ラウリーとデローザンが2人でボール回して困ってアヌノビーが3Pを打つしかないとか。それでもスミスを抜くのは簡単なデローザンが、ドライブからレイアップが外れるも強引に押し込みます。
レブロンがヘルプに来るとドライブはハンドルミスするし、ブリッツにくるとボールを叩かれるし、コースにはいるとチャージングするイバカ。ドライブでレブロンに向かっていき強気に決めていくアヌノビーとは全く違います。
まぁでもキャブスはそもそもディフェンスなんか気にしないチームです。ラプターズが勝手に意識してくれているだけ。気持ちよくシュートを打てる状況は楽で仕方がないはず。レブロンが押しているようにしかみえないけど、アヌノビーのファールにしてくれるのもいつも通りだし。
そして再びマイルズを狙っていきます。マイルズは怖がっているのでマークを捨ててダブルチーム気味に守るとスミスがポジションミスしてくれるので助かりますが、次第にレブロンへの意識ばかり高まって、ヒルにはぶち抜かれます。
挙げ句にはノゲイラを起用すると、ノゲイラがパスしかしてこないのを読まれまくり、アヌノビーがいるのにレブロンに出て行ってラブをドフリーにしてゴール下を決められ、3Pには遅れて飛んでファールを引き出されます。ノゲイラのことを理解しすぎのキャブス。
1分50秒しかでていないのに得失点差が-10もあるノゲイラ。せめてパウエルを使うべきだった。
〇ディティールのないラプターズ
良く分からないけどバランチューナスをいれて、さらにアヌノビーから再びシアカムにスイッチします。レブロンにプレッシャーをかけてバックコートまで下げるけど、逆にバックコートからスピードつけたレブロンにあっさりとかわされます。スピードがつくまえに誰かが一回止めるべきだったのに、細かい部分も悪いラプターズ。むしろディティールこそがラプターズだったのに。もうメチャクチャ。
ラウリーとデローザンが持ちすぎてキャブスの遅いローテーションディフェンスにひっかかりまくった2Qは33-21とバランチューナスの活躍を台無しにして終わるのでした。
もう後半観なくても良いかな。さよならラプターズでも書くかな。
書いていたら驚異のカムバックをしたのがウエストブルックだけど、あんなメンタルもっている選手はラプターズにはいないよね。
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〇逆襲しないベテラン達
ゴール下でイバカとデローザンが押し込み、キックアウトもでるのですが3Pが決まらず。逆にレブロンが個人技で押し込めば、ヒルのドライブにヘルプに出たアヌノビーに対して誰もローテーションしないのでレブロンのダンクになります。
キャブスは少しやり方をかえてボールプッシュしてくるレブロンに積極的にスクリーンをかけてアヌノビーを引き剥がそうとしています。それに対しレブロンをアヌノビーに任せる方針を強めたようなラプターズの守り方なので、1人で守らされているようなアヌノビー。
それでもそれなりに守れているのですが、マイルズとのクロスがはいると全くダメになります。アーリーオフェンスで追いかけてきた時もレブロンの目の前にいたラウリーが何もしないのでイージーレイアップに。
まぁアヌノビーは経験ですよ。レブロン止めちゃったらもう伸びしろないしね。でも、それを阻害するのがベテラン陣だから困ってしまいます。一瞬、レブロンを止めてくれれば済む話なのに、その一瞬をしてくれないからアヌノビーがマークにつく段階でスピードがついています。
ベテランみたいなアヌノビーだけど、周囲はルーキーみたいにレブロンにビビるベテラン達
追い上げたかった後半開始にレブロンに勢いを止められ、コーバーからラブのバックドア、そしてラブの3Pで20点離れるのでした。ヒルの鮮やかなスピンムーブ!
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◉さようならラプターズ
このシリーズについてだけ触れますが、さて、何から書くべきなのか。やはり気になるのはデローザンでしょうか。
「デローザンのフェイクに引っかかったら罰金100ドル」
確か、昨季もやっていた気がしますが、こんな話がシリーズが終わっていないのに表に出てくるキャブス。バカだよね。黙っていれば良いのに。でも、表に出ても何の問題もないくらいデローザンは深みにはまっていきます。
第1戦の終盤にみせたデローザンのプレーはまさにそんな感じです。トンプソンとの1on1なのにジャンプシュート前にフェイクしてしまいます。ヘルプが集まってくるし、そもそも高さで劣るトンプソン相手に追いつかせてしまっては意味がない。結局、それをヴァンフリートの3Pにして負けた第1戦。
そもそもNBAレベルでフェイクはしない方が良いプレーです。やって良いのはそもそも止まってジャンプしても高さで勝てる選手達。だから小さい選手はフローターの技術が必要になるわけです。デローザンのプレーは残念ながら読まれまくっています。それは単に読まれているのではなく、キャブスとしてはダイレクトに打たれることはOKにしてフェイクからファールを引き出されるのをNGとしてマネジメントしているということです。
問題なのはこれが1年目ではないと言うことです。ここ数年何しているのか状態です。それも戦略をバラしているキャブスなのに。
本当はもう少しデローザンをかばうつもりでした。それはHCが戦略的に活用されられているのか疑問だからです。特にキャブストの対戦になると読まれて止められるからです。チームとしての戦略性が足りないとも言えます。
ところが、この試合の前半のデローザンはやっぱり個人の問題にみえてきます。レブロンがブロックに飛ぶとことごとくレイアップをミスしてくれます。レブロンがいないとダンクを決める。「レブロンが凄い」と言われそうですが、バランチューナスもアヌノビーもブロックされる場面もありながら、関係なく強気に飛び込んでいきます。ファールが増えるだけで苦しむのがキャブスのインサイドなので、レブロンはファールを嫌がって、あまり強くこないのにビビってしまうデローザン。
この部分に関しては、完全にレブロン恐怖症なのか、プレーオフに弱いのか、どちらか微妙なのでセルティックス戦が観たかったです。まぁどちらでもイーストで勝ちたければ同じなのか。クラッチに弱いのではなく試合開始から弱かったデローザン。どうもレブロン恐怖症にしか思えません。
オフェンスのレブロンではなく、ディフェンスのレブロン恐怖症はちょっと手に負えない。
試合はバランチューナスが1人で奮闘しますが、本当に1人過ぎて苦しくなってきました。ディフェンスが全員バランチューナスだけ意識しています。そしてレブロンがとんでもないフェイダウェイ決めてしまいます。もう気持ちよくなっているよね。その時点でラプターズは苦しい。
そしてデローザンは3Q終了間際にフレグラント2で退場です。クラークソンのレイアップに対し、顔を叩いた上で&ワンという問題外のプレーでシーズン終了です。一足先にさようならデローザン。
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◉ラプターズの戦略は何だったのか。
しかし、このシリーズの問題はデローザンではありません。そもそもラプターズは何を考えていたのか。
ケガ明けのヴァンフリートを頼りにし、不調だったポエルトは見切りをつけ、キャブスを意識しすぎたスターターにした結果、シーズン中に1分しか使っていないユニットで4Qを戦う。最強セカンドユニットはユニットとしての出番を失いました。
以下、試合中なので第3戦までのユニット別の成績です。
〇ラウリー、デローザン、アヌノビー、イバカ、バランチューナスのユニット
33分 +3点
〇ヴァンフリート、ライト、マイルズ、シアカム、ポエルト
17分 -1点
最強とは言いがたい数字ですが、前述の通りセカンドユニットにレブロンを当ててきたルーの采配がひかります。一方でそこまでしても3試合で1点しか負けていません。そしてスターターは+3点。これで3連敗というのは割に合いません。
このユニットの交換で戦うわけではないとは言え、これを見る限りシーズン中のラプターズの良さが全て封じられたとは言いがたい内容です。つまり普通に戦っていればこんな完敗にはならなかったのではないかということ。たらればではありますが、「シーズン通り」がたらればというのは変な話です。
そもそもシーズン後半のキャブスとの試合で、ある程度方向性はわかっていたはずです。
レブロンは止められない。しかし、それよりも問題は周囲のシューター達がボカスカ決めていることでした。そしてペイサーズが示してくれたのはシューター達は止められるという事実でした。このシリーズの問題点はラブもスミスもグリーンも気持ちよく決めていくことです。鮮やかなバックドア、テンポの良い3P。全てペイサーズが封じていたプレーをやられまくりました。
ユニット問題とディフェンス戦略
ペイサーズになくてラプターズにあるのはオフェンス力です。つまりペイサーズ並に抑えることが出来れば、レブロンに45点取られてもラプターズは勝てるはずでした。ところが攻守に大失敗しています。その問題をデローザンだけに押し付けることは出来ません。(少なくともデローザンのステップアップを期待する事も出来なかったわけだし)
簡単に言えば「それをやったらキャブスに負けるよ」という選択肢を選んでいったようなラプターズ。それでいてビックラインナップのようなキャブス側の工夫に対しても、明確な返答を出来ませんでした。
プレーオフチームを色分けしたときに、ラプターズは分類できないとしました。このチームは本来は「オレ達は強い」というチームです。自分達の戦い方を徹底して強さを発揮するチーム。しかし、自分達では「戦略は万全」だと認識している節があります。
戦略におぼれて自分達を見失ったラプターズでした。
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◉キャブスってどうなの?
キャブスはどうなのか。あくまでも「オレ達は強い」の代表格なので、波に乗れたらこんな感じと言うことがわかります。決して万全ではないことをペイサーズに暴かれましたが、自分達の策が当たれば有利になることを示したシリーズでもありました。
例えばこの試合でもラプターズのディフェンスローテーションは悪かったです。悪かったというか、ルールが不明なくらいローテーションしたりしなかったり。
そんなコミュニケーションのとれていないドアマットチームみたいなディフェンスに対して、キャブスは冷静に逆をとり、そしてスペーシングしてあるのでエクストラパスの連続でフリーの3Pを打っています。それはペイサーズ戦でも同じなので、ディフェンスの対応が悪ければラッシュできることを示しました。
また昨シーズンまでと違うのはアーヴィングがいないことで、レブロンの負荷が強いことです。とはいえ、ここまではアーヴィングの穴を補って余りあるレブロン無双で対処できています。
このシリーズで加わったのはアーヴィングがもっていないヒルのディフェンス力でした。その意味では昨シーズンよりも良い面もわりとあります。個人でペリメーターを守れれば、ローテーションで穴を塞いでくれます。細かい活躍ではありますが、それがイージーシュートを減らしてくれるので大きな力になります。
問題なのは相変わらず謎の欠場が多いこと。そして基本的にオフェンス命のキャブスなので重用されないことです。ほんとに必要な場面でヒルが選ばれるのかは、割と疑問です。
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そんなことを書いている間に試合は30点差になって終わりました。ここにウエストブルックはいなかったよ。当たり前か。「スーパースターがいないと勝てない」という結論ならば解体するしかないラプターズ。試しにカーメロでも獲得してみるかい?
素晴らしいシーズンを過ごしながら、結局は同じ負け方をしてしまいました。続きは後日書きましょう。
2回戦がラプターズで本当にラッキーだったキャブス。ここがシクサーズだったらどうなっていたことか。1回戦の苦労を補ってあまりあるシリーズでした。
さようならラプターズ。ファーストシードでスイープとか笑えないし。第1戦の内容からどんどんトーンダウンしていくのは、もっと笑えなかったよ。エースもベンチも弱すぎたのでした。
スイープ負けはほんと笑えないですね。どうしてこうなった…
自分の中でペイサーズとネイト・マクミランHCの株が上がりました
キャブスはそんなに変化してないんですよね。単純にペイサーズとラプターズの差が生み出しているので、笑えなかったです。
ディフェンスを考えすぎてオフェンスを忘れたようなラプターズでした。
疲労困憊のはずのキャブスに対し第1戦を落とした時点である程度予想はしていましたが、ここまで完璧にやられるとは思いませんでした。ラプターズにはがっかりです。
もうあとはセルティックスに期待するしかない。まだ決まってないけど。
ラプターズよりはよっぽどいい試合してくれると思います。
第1戦は疲れ切ってましたからね。勝つチャンスが転がってきて精神的に持ち直した感じでした。
セルティックスもキャブスは苦手なんですよね。ディフェンスがあまり効かない相手です。アンテトクンポにも苦しんだので、レブロン対策を考えないといけません。まだ早いけど。
ラウリーが10アシスト0ターンオーバーとはいえ5点というのは何があったんでしょうかね?
これまではターンオーバーもありましたが結構いい確率で決めていたのに。
そこはヒルのディフェンスの良さと、ラウリー周りに選手が寄ってくる悪さでしたね。
デローザンとイバカが後ろ向きだったので、ラウリーが動いても良いパスが来ませんでした。だからラウリーからパスは出るけど、もらえない形が延々と続いてました。
こんなに酷いシリーズは久々にみました。過去最悪かも。
今シーズンやってきたことは一体何だったのか。疑問しかありません。
このシリーズの前にキャブズに負けたらラプターズはHC交代と書き込みしましたが、それだけでは足りない気がしてきました。
今年のキャブズがファイナルにいっても西の2強に勝つことは無理でしょう。
西の勝者と渡り合うラプターズのセカンドユニットがみたかったなと。
せめてまともにぶつかって負けて欲しかったです。
あんなにセカンドユニットを信頼していたのに、プレーオフになると極端な采配を振るいますよね。そして試合中の細かい修正も出来ない。
メンタルと戦術双方で完敗してしまい、シーズンがむなしくなる敗戦でした。
レブロンがいると、どんなチームでもレブロン中心のチームになってしまうので、ちょっとつまらない気もしてます。
それはレブロンが桁外れなプレーヤーだからこそなのですが、レブロンが欲しいというチームはレブロン仕様になることは厭わないのでしょうか?
そしてファイナルが今年もキャブスとウォーリアーズではやる前から結果は見えているので、今年は違う対戦を期待しちゃいます。
ちょっともう飽きましたね。イーストは本当にレブロン対策が未熟です。ペイサーズがあれだけ戦えたのは対策していたからだし、それを乗り越えたレブロンには見応えがありましたが、ラプターズはただ単にやられているだけ。それもアヌノビーは奮闘しているのに。なんともむなしくなります。
相性なんですかね。難しいですね。
ラプターズはロケッツにとって最も怖いチームだったんですけどねえ。
逆にキャブスは全然怖くないという。
ちょっと良く分からないですね。なんでロケッツは苦手じゃないのか。
ラプターズはウエストブルックも苦手だったのですが、チームとしてはオフェンスの勢いを落とさなかったのに、キャブス相手だとそれすらもダメなんですよね。
レギュラーシーズンの価値すら薄れる
言い過ぎかもしれませんがここまで自分たちでやってきたことを否定するような采配やプレーをしては82試合をドブに捨てたも同じです。
似たようなことをキャブスもやってるけど。
優勝したいなら解体するか主力を冷凍保存しておいてレブロンの引退を待ちましょうかね。
本当にそれです。結局は今シーズンが正しかったのか、間違っていたのかさえ理解できないプレーオフにされてしまいました。
もう何シーズンも同じ様なプレーオフ。
来期はHCを変えるか、解体するか必要かと…
デローザンファンとしては一皮剥ける所がいつか見てみたいです。
デローザンは指導者で変わると思いますが、このままの体制だと無理でしょうね。環境を変えた方が本人のためには良いと思うのですが。
デローザンのへたれなのがよく分かりました。
ラウリーは普通のいい選手でした。
この2人が中心だと頂上に上がれることは、永遠にないと思います
いや、ラプターズはこの2人が中心というわけではないチームに生まれ変わったはずなのに、元に戻ったのが問題でした。このバスケをしていたら上に上がれないから変えたはずなのに・・・