セルティックス 対 ウィザーズ 第5戦

セルティックス 123
ウィザーズ 101
ウォールを僅か4アシストに抑えるという難しいタスクをこなした上に29点をあげたブラッドリーの活躍でセルティックスが王手をかけた。



エースを止める。ピンチの後にチャンスあり。
第2戦で50点オーバーしたトーマスに対し、ウィザーズはマークを強化し抑えてきた。ディフェンスに力をいれる必要のあるウォール。
その影響はウォールのオフェンス面にも出ていて第3戦からはFG%が落ちていた。とはいえ、フリースローで加点し、アシストでチームを動かすので収支はプラスに動いている。
この試合でも18点だが半分は勝負がほぼ決まってからの得点だったトーマス。いつまでもウォールに活躍させるわけにいかないのは、ディフェンダーのブラッドリー。バトラーよりもかなりハードなタスクだ。
ウォールはスピードとハンドリングスキルが高いだけでなく、ヘルプを引き寄せてスペースを作りアシストする能力が高い。このアシストを止めるのはNBAで1番難しいだろう。
そんなウォールに対して、おそらくジャンプシュートはある程度諦めて打たせていた。ここのヘルプが早いとアシストされてしまうので捨てたのだ。
そしてヘルプはゴール下まで飛び込んでのレイアップを許さない方向にしたセルティックス。アミールジョンソンのプレータイムが長かったのは、このヘルプを重視したためだろう。見事にハマり1本もレイアップを決めさせなかったし、インサイドへのアシストもゼロだった。
加えてウォールのレイアップが落ちたリバウンドからの異様に早いブレークから速攻をきめるセルティックス。ワンパスではなくツーパスなので、ウィザーズのセーフティが遅いと分析しての狙いだろう。
確かにウォールのドライブからはキックアウトに備えてウィングポジションとるので、センターラインは空く。同時にスタートきれば内側にいるセルティックスの方が有利だ。
とはいえ、ハマりすぎの作戦で大きくセルティックスがリードを奪った。



対策の対策が取れないウィザーズ
ウォールで設計されているチームなので対策が取りづらいウィザーズ。後半に入ってウォールはボールを散らす役割にシフトする。
これでなんとか互角の展開になるのは成長した部分だが、16点差を追いかける程の威力はない。
速攻に繋げたいところだが、もう諦めたのか、リードの余裕からか、トーマスは攻めてこないのでディフェンスの絞りどころに欠ける。
ミスをしなければ大丈夫とばかりに後半のターンオーバーを4つに抑えたセルティックスが悠々と逃げ切った。



激戦は続く
トーマスへのマークにより出来たスペースで得点をあげたブラッドリー。一方でウォールへのマークはあるけど、スペースを空ける形にはしなかったのが勝因かな。
ウォールは多分、次の試合はジャンプシュートを決めてくると予想する。今季でウォールは一段上のスターになったはのか。それが試される第6戦になるだろう。
ウィザーズのサポート陣もよく働いたけど、セルティックスにはホーフォードがオフェンスの中心として機能するのが大きい。止めたくても外に出られて組み立てられるのでゴータットでは厳しい。
この辺の地味なチーム力では及ばないので、ウォールがなんとかするしかないのだ。

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