運命の一戦!!!
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勝った方がプレーオフ!
凄いですよね。こんな直接対決はなかなかありません。しかも両チームとも飛躍が予想されていたので、この対戦がそんな試合になるとは想像だにつかなかったわけです。
それでいて話は僅か1週間前に遡ります。そこでも同じ対戦がありウルブズが勝っていればほぼ決まっていましたが、ナゲッツが残したわけです。
ナゲッツの直近は凄いです。
サンダー、バックス、ペイサーズ、ウルブズ、クリッパーズ、ブレイザーズを倒して6連勝。この対戦相手だとロケッツでさえ連勝は簡単ではない。
特にクリッパーズ戦は負ければプレーオフを逃す事が決定するクリッパーズだったのですが、しっかりとクリアしました。
内容は微妙なのですが、それでも何とかミルサップを混ぜ込め始めています。ゲーリー・ハリスも戻ってきて、最後の試合を勝つのみです。
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直近は6勝6敗のウルブズ。そんなに悪くないようですが、勝ったのは全てプレーオフに出ないチームです。
簡単な話として疲労困憊なウルブズ。特に連戦だったシクサーズ戦に至ってはフロントコートに進むのが精一杯みたいな。
しかし、バトラーが戻ってきました。これは非常に大きくて単純に元気な選手が1人増えたので助かるわけです。しかもグリズリーズ戦は全体的にプレータイムが抑えられています。
マレー&ヨキッチにタウンズを追い出されたら試合終了した1週間前。しかも3人のガードにビエリッツァなんてユニットに放り込まれたから1人でリバウンドを頑張っていたらファールトラブルでした。可哀想なタウンズ。
そんなわけで疲れていたけど、1週間前よりは元気なチームになっているはず。疲れているなんてどのチームも同じだけどね。
この試合が終われば休みが待っていますよ。
えっ?休んでどうするって?
スタミナ不足なのだから走り込みだろ!!
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◉ナゲッツの悩みはギブソンvsヨキッチ
ウルブズはバトラーがスターターですが、ナゲッツのゲーリー・ハリスはベンチから。
タウンズのフックが外れますが、ヨキッチがリバウンドを押さえられないスタートです。ここのギブソンは重要。ナゲッツはマレーからヨキッチのらしいスタートです。
ウルブズは初めの3本全てタウンズです。対するはミルサップなので簡単ではないよ。しかし、前回同様にギブソンがフォローしてヨキッチを攻め立てます。
ナゲッツは見事なボールムーブを続けキックアウトから3Pが決まります。ナゲッツの生命線。問題はそこに絡むバートンの早打ち。誰もリバウンドに行けないよ。
ウルブズもバトラーの外打ちは問題あるのですが、そこは毎度のようにギブソンが救います。
働きすぎのギブソン。前の試合は6分しか出ていないので元気なのかな。
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早々にヨキッチを下げてプラムリーとゲーリー・ハリスを出します。するとミルサップがオフェンスリバウンドに参加するのですが、積極的過ぎるバートンのフォローでセーフティになっていたミルサップ。その役割をゲーリー・ハリスがするのでバランス改善です。
タウンズもベンチに。と言うことは後ほど直接マッチアップがあり得るわけです。この辺のローテーションは細かく勝負を分けそう。
しかしミルサップが軽いケガをしたのでヨキッチが出てきます。さぁ難しいよ。
積極的に打っていくナゲッツ。決まらない。
ゴーギー・ジェンが打って決めるウルブズで5点リードします。
ゲーリー・ハリスが返しますが、やっぱりヨキッチのところでギブソンやドライブしてきたウィギンズにより得点出来るウルブズ
1Qは29-26でウルブズリードとなります。
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◉ヨキッチvsタウンズ
タウンズvsヨキッチの2Qです。これってビッグマンを1人にしているので、ナゲッツ側の狙いです。ちなみに個人勝負するとお互いのオフェンスが上回ります。
そこをひたすら狙うナゲッツなので、やっぱりナゲッツの望む形です。ヨキッチとゲーリー・ハリスのコンビで得点していきます。
タウンズに渡ればイージーに得点出来るウルブズはローズがスティールから速攻で決めます。バトラーを止めるクレイグ。
点差は変わらず5分でミルサップにスイッチしますが、ビッグマンがミルサップだけ。見事に連続得点されて7点差となります。いや、それはどうなのか。
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ミルサップ対タウンズに移行していきます。ただ、それは止める対決なのです。
ちょっとウルブズ寄りのコールが増えていきます。チャンドラーの3Pに足を出したバトラーはノーコールで、バトラーに手を出したミルサップがコールされて点差が二桁になります。
限界なのヨキッチが戻ります。うーん、ライルズやプラムリー使うべきだったよね。
戻ってきたマレーが3Pに速攻で反撃します。間でミルサップがヘルプで守ってくれるから、やっぱりビッグマンは2人いた方がナゲッツらしくなります。
ティーグとギブソンの簡単なピック&ロールで得点するウルブズ。マレーで返すナゲッツ。
バートンを軽く押してファールコールがされるバトラー。ウィギンズをブロックするけどファールコールされるバートン。
バートンとバトラーのマッチアップも見応えがあって割とバートンのスピードが上回るのですが、時にスティールから速攻されるので優位ではない。
バートンはバトラーのフィジカルを止められないのですが、インサイドは立て込んでいるのでイージーには決められません。
やらかすヨキッチ。
タウンズが明らかにヨキッチの手を叩いてスティールします。ヨキッチは戻らないでレフリーにクレームします。それがティーグの3Pに。
さらにその後のオフェンスではオフェンスファール。やり過ぎだわヨキッチ。
でも、そのあとはタウンズに突っかけてファールを引き出し3回目をコールさせます。
珍しく3Pに積極的で、それが決まるウルブズ。
62-54でウルブズリードの前半でした。
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◉タウンズの方が効率的
前回ほどオフェンスリバウンドが取れないナゲッツ。その理由はギブソン。というかミルサップ。
全然オフェンスリバウンドに参加してくれないミルサップ。それだけなら良いのですが、マークのギブソンやタウンズは参加するから、ヨキッチ1人で相手をするのは無理があります。
ディフェンスは良いし、ヨキッチのフォローをしっかりしているのですが、オフェンスが空気過ぎるミルサップです。プラムリーの方が良いのでは?という前半でした。
ナゲッツはヨキッチが目立ちすぎます。マレーとゲーリー・ハリスはいつも通りなのですが、やっぱりインサイド陣が寂しく、チャンドラーもディフェンス専任になっています。
逆にウルブズはタウンズが目立つのですが、そこからのパスアウトを全員で決めているので、タウンズ頼みなのだけど良い感じのオフェンスに。相変わらずウィギンズはシューター。
タウンズ 8/10と高確率ながら、チームの3P42%なのが連携が上手くいっています。どちらかが切れたらどうなるのか?
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◉縮まらないし広がらない
後半もタウンズとヨキッチが決めてスタートします。ウィギンズとバトラーでミスしたウルブズに対し、ヨキッチが攻めればタウンズを狙ってバートンの3Pのナゲッツです。
しかし、ウルブズが連続でスティールから速攻を決めます。ハーフコートは止められているのですが、速攻でイージーに決めるので点差は縮まりません。
ターンオーバーしなければ強いナゲッツ
ターンオーバーしないからリードされないウルブズ
ナゲッツの3Pが連続で外れますが、リバウンドを取り始めます。最後はヨキッチの3Pで5分で1点差に縮まります。これもギブソンが押してるけどノーコールで、イライラするヨキッチ
ティーグがタフな3Pを沈めますが、ヨキッチはもっと難しい3Pを決めます。それをバトラーのキックアウトからウィギンズが3Pで返します。
うーん、ウルブズなのに決めすぎじゃない?
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ギブソンが4つ目のファールになります。点差とは違う戦いをするビッグマン達。ノーファールで守るミルサップですが、ねじ込むタウンズ。そしてリバウンドを抑え切れず、ヨキッチのファールも増えます。
マレーがドライブを決めるけど、ティーグも決め返すので一向に同点になりません。
ビエリッツァを攻めろと指示するヨキッチ。ミドルを選択して決められないミルサップ。
毎回書きますが、この2人は根底にある感覚が合わないのだろうな。
前回と違うのはリバウンド争いでタウンズが孤立しないこと。ビエリッツァもウィギンズも飛び込んできます。その余裕がタウンズのオフェンスを助けている気がします。
だから点差は一向に縮まらないよ。広がりもしないよ。
86-81で4Qへ。
関係ないけどタイムラインにウエストブルックのトリプルダブル情報が流れてきたのですが早くない?まだ3Qなんですけど。
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◉決まらないバートン
ミルサップからプラムリーのダンクスタートです。こっちの方が相性が良い。でもバートンの積極性が裏目に出るので勢いはつかない。それどころかダメダメなバートンで困るナゲッツはプラムリーをヨキッチに。意味わからん。
見事にボール回してドライブ挟んでキックアウトした先がジェンの3Pというよくわからないウルブズ
バートンのドライブミスからカウンターのウルブズがヨキッチの4つ目のファールをもらいます。腹括った方が良いぞ。バートンで負けるのか?
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残り7分でウルブズのリードは7点
ウルブズはこのまま続ければ良い雰囲気です。ギブソンでヨキッチ攻める手立ても残っているし。
ナゲッツは急ぐ必要はないけど、展開早くしてシュートの打ち合いに持ち込むのも1つの手段です。そっちの方が得意だし。
ヨキッチが決めますが、やっぱりギブソンが空いてミルサップにブロックされるも、最後はタウンズが押し込みます。マレーがドライブを強引に押し込んで5分で5点差。
3Pが決まらないバートン。ティーグが3Pで8点差に広げます。
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◉プレーオフは遠い!
頼るところはヨキッチになるのですが、それに応えて3Pを決めます。激しくプレッシャーをかけるチャンドラーが不運にファールになりバトラーのフリースローは2本とも外れます。
マレーが個人技でミドルを決めて残り3分半で3点差に。
タウンズを止めるミルサップ。ルーズボールになって抑えたバトラーがいつも通りファール狙いの演技をしますが、ノーコールでナゲッツボールに。
これ、この試合ではナゲッツが全くコールしてもらえてないから、ここでバトラーだけコールされたら疑うレベル
再びマレー。ステップバックの難しい3Pを沈めて8連続得点で同点に追いつきます。残り3分だからまだまだあるよ。
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バトラーが強引に決めます。
マレーのフローターは外れるもミルサップがリバウンド。そして再びマレーが難しいフローターをシューズが脱げながらねじ込みます。
シューズが脱げているマレー
そこを狙うウルブズですが片手で持ちながら、周囲がヘルプしながら何とか耐え抜きます。ミルサップがタウンズのボールを叩きアウトオブバウンズに。
バトラーのドライブはミス
ナゲッツのオフェンスはウルブズが守り抜きます。バートンのミス、、、
ティーグはギブソンを選択するもフリーのミドルはミス。でもヨキッチを守りきるギブソン。
残り30秒でウルブズのラストオフェンスはバトラー。ミルサップがタフなターンシュートでのミドルに追い込みヨキッチがリバウンド
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残りは4.4秒
ヨキッチを選択するもギブソンが見事にスティールし、タイムアウト
残り1.6秒
謎のウルブズの選択は3Pラインの3mくらい後ろから打つクロフォード
そんなわけでオーバータイムに突入です。
プレーオフは遠いぜ!
というか、ウルブズのラスト3回のオフェンスはなんなの?
どれだけタウンズは信用されてないんだ?
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◉試合を凝縮したようなオーバータイム
フリーのバートン3Pがやっぱり決まらずのスタートです。バトラーが決めてウルブズが先制。
もうバトラーがバートン守る意味がない気がしてきたら、ショットクロックなくて苦しくて打った3Pが決まります。
ちょっと問題のあるティーグのゲームメイク。ひたすら苦しくしていきますが、タウンズとバトラーがギリギリで強引に助けます。
ヨキッチに合わせたミルサップのフローター
逆転を繰り返す両チーム
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ミルサップがタウンズを止め、ギブソンがヨキッチを止めます。
ショットクロックギリギリでティーグのフローター。自分で苦しくして味方が苦労した挙句、自分で決めちゃったよ。
残り1分ウルブズ1点リード
ヨキッチがイージーレイアップをミスします。プラムリーをいれてディフェンス勝負に。
バトラーの半分演技にレフリーが騙されてフリースローですが、1本外します。半分はキャッチミス。
またもバートンが3Pを打てるシーンになりドライブを選択してフローターを外します。
ファールゲームでウィギンズがフリースロー。シーズンは64%です。2本決めて4点差。
残り15秒
マレーの3Pになりますが決まらず。
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いやー、だから言ったじゃないか。
バートンで負けるのかと!ノってない時のバートンだったでしょ。リバウンドはよく取っていたけど、チャンドラーと2人がそれは苦しいよね。
同時にバートンで、というかナゲッツの得意パターンで勝つなら打ち合いが基本なのに、振り切れなかったね。
ナゲッツ推しの管理人としては苦しすぎる敗戦でした。それはプレーオフに進めないならば、この若いチームには来季の成長に布石が残らないからです。
ヨキッチ&マレー、そしてゲーリー・ハリスなのに、ケガ明けのハリスを信用しなかったのが痛かった。
信じられないくらい強かったナゲッツ
本当に強かったよ。ウエストのファイナル進むかと思ったくらい。
それが2月だったのですが、そこからベテランが加わってまさかの失速をしてしまいました。
この試合でもミルサップは活躍しました。活躍したのに悩ましいのだから、チームって難しいものです。
ただ、難しいって事はHCが意図して引き起こした状況ではなかったという事なので、2月はたまたま調子が良かったという事になります。
そんな事をその内、書きましょう。来年は再び再建モードの中で戦うかもね。
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生き残ったウルブズ
ある意味安定していた1年でした。バトラーで勝つスタイルを徹底した中でバトラーが離脱。ウィギンズとタウンズで勝ち始めてのこの試合はタウンズがエースという部分を見せつけています。
まぁどうにも好きになれないのは、この試合でもタウンズ中心の3Qまでは凄く良かったのだけど、ゲームクローズに向かうにつれて、オフェンスの選択がわけわからなくなるので、如何にもこうにも。
ただ4Qにタウンズが抑えられてからも、バトラーやティーグが決めていくのは、ヨキッチがギブソンに抑えられたオーバータイムのナゲッツとは違いました。
そこの差は何の差なのか?
やっぱり経験の差なのかな。
苦しかったティーグとバートン。それでも自分の仕事をし切ったのはティーグだったよね。という印象です。
えーと、ペリカンズがスパーズに勝ったので8位でプレーオフ進出です。
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この経験ってどんな風に活きてくるのかな?
管理人さんのおっしゃるとおりバトラーが戻ってきたら、やっぱりウィギンスは目立たなくなっちゃうんですね。
クラッチタイムはバトラーだとしても、それまでにウィギンス&タウンズの若い2人がガツガツいくところをもっとみてみたいな、とか思ってしまいます。
残り7分で良い雰囲気でリードしてるのになんかごちゃごちゃしてる間に追いつかれてOTとか、ミネソタのファンはどんな心境なんでしょうね。
ここまでウィギンズが目立たないとは思いませんでしたけどね。完全にシューターでした。そういう意味ではナゲッツのミルサップはかなり良い方なのかもしれません。
バトラーがベンチに下がると今度はクロフォードというのが、これまた・・・。
あれっホーナセックは・・・
ジャマクロはひどいですねぇ~。アラフォーの大ベテランとは思えない自由っぷり。
ホナセックはちょっとかわいそうな気もします。
現役時代、ストックトンとマローンの影で地味に活躍するところが大好きでした。
ACとかせめてGリーグとかのほうが向いてるのかも。
選手との関係性を作るのが下手過ぎるのでHC向きじゃないのだと。GMとして冷酷に切り捨てる役割の方が合っていそうです。
辛口コメンテーターとか。
それは能力というよりも性格なので、責めるのもまた可哀想ではありますが、致し方ないのかと。
昨シーズンのブログ開始当初から、いつも楽しみに興味深く拝読しております。
特に普段見ることの少ないチームについてはこちらのブログで観戦した気になっているくらいです。これからも楽しみにしておりますので、できる限り続けて下さい。
さて、このゲームではこちらのブログの愛読者らしく「ハリス使えよ!」と叫びながら観戦していました。個人的にはウルブズは最悪のHCだと思っているので非常に残念な結果となってしまいました。
特に4Q残り4.4秒の場面でも他のシューターを使わなかったことは驚きとともに落胆しました。過去にもプレーオフのプレッシャーに負けてシーズン中の持ち味をなくしてしまったチームは多かったと思います。ラプターズには是非とも同じミスを犯してもらいたくないものです。
また、4Q中盤以降はレフリーもプレーオフモードで、かなり笛が重くなったと感じました。プレーオフ戦線を考えたとき、ハーデンのファールコールがされなくなった際にロケッツが厳しくなるのではと感じています。かつてのOKCでも、FTでの得点に頼ったチームから脱却するため、KDが意図的にFTをもらいにいく回数を減らした部分があると思っています。NBAのファールコールについてもご意見があればお聞きしたいです。
現場にいるHCはディフェンスを考えたくなるのでしょうが、やっぱり観ている方としては決めきってくれる選手を使って欲しいです。
残り4.4秒はヨキッチに行かせるのは良いとして、バカ正直すぎて仮にギブソンの素晴らしいディフェンスがなかったとしても、あれだけ押し出されていたらヨキッチでも簡単ではありませんでした。シューターをフリーにするスクリーンしながら、ヨキッチ勝負というのが普通なのですが。
レフリーコールについてはプレーオフになると減ってきますね。
この試合でもシーズン前半に比べるとかなり流していました。試合の最後にファールコールを狙うと良いことは殆どありません。バトラーのはラッキーでした。
ハーデンに関してはあからさまに腕を絡めに行くのは、ノーコールというのはあり得ないのでいくらでも補正が出来ると思います。実際に終盤だとステップバックが基本です。前はレイアップするときに狙っていましたが、最近はもう一歩前で狙うので。ただ試合展開にはかなり影響するでしょうね。
シーズン終盤になるとイメージが優先してくるので、ディフェンスが良いチームが有利なんですよね。
トラベリングがコールされなくなったし。