1回戦の可能性もあるけど、セルティックスが勝てばそれもなさそう。
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◉好調過ぎるブラウン
セルティックスはウィザーズ嫌だと思います。ウォールを抑えられないから。でも、バックスとヒートも苦手だし、まぁどこでもよいか。苦手なだけで勝てないわけではない。
開始からそのウォールによるボールムーブで決定機が作られますが、シュートがあまり決まりません。3Pは決まるのにインサイドでミスが多い今シーズン通り。
一方のセルティックスはバカみたいに3Pが決まります。はじめの4分で3本の3Pを決めたジェイレン・ブラウン。なので厳しくチェックがきてファールも貰えます。フリースローは上手くない。
先にリードしたのはセルティックスですが内容はウィザーズの方が良かったです。ウィザーズが悪かったのはセルティックスのシュートが落ち始めたのにリバウンドをホーフォードに押し込まれた所です。
忘れてはいけないのはホーフォードって良く走る。速攻のリバウンドも拾ってくれる有難い選手です。
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ボールが動きまくるウィザーズ。本当にウォール復帰前とは別のチーム。でもセルティックスディフェンスはそれでフリーを作りません。いやー、スローで何が起きているかを確認したいくらい見事なローテーションです。
ウーブレイ&スコットが出てくるとリバウンドを抑え、スティールも出てより走れるのですが確率良く決まらない。
あと例によってブラウンのヘルプディフェンスにやられてます。
セルティックスはブラウンが止まらない。エアボールを挟みながらもシュートが決まり過ぎて!
◯1Qのブラウン
21点
3P 5/7
3スティール
MIP候補に入らないのはおかしい。単に2年目でプレータイム増えて飛躍しただけといえばそれまで。
1Qは30-21でセルティックスリードです。ロジアーもテイタムも得点してないよ!
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◉互角なのかな。
セルティックスはモンローのフィット感が上がっていて、ローテーションからパスカットもするし、バックドアに合わせるし。そんなんだから本人のポストアタックも機能します。
テイタムとモリスの時間なのですが、割とウーブレイとスコットに抑えられていますが、モンロー中心になって問題なくやれています。
ウィザーズはセカンドユニットにポーターを混ぜました。こちらもサトランスキー含めてバランス良くなっています。
少しずつ点差を詰めて、ウォールも戻ってきた残り5分で追いつきます。
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ロジアーが戻ってきたセルティックスはラーキンとツーガードです。実験なのか本気なのか読めない。すぐに辞めたのでたまたまかな。
追いつかれたもののロジアーがラッシュして再び7点差にします。自信つけたよねロジアー。もうプレーオフのスターターも確定だし、もう1つ飛躍を狙っているでしょう。
ワシントンだけどカイリーファンの日本人がメッセージボードと似顔絵を掲げていて「来季までいないよ」と実況に笑われてました。遠征に参加してないよ。
テイタムの3Pが初めて決まりますが、ウィザーズもモリスとウォールの3Pが決まり、お互いが得点していく中で同点になります。
ロジアーからテイタムへのアリウープが決まります。ロジアーはいつテイタムを観たのか、というプレーはマークがウォールだから頻繁にやらかすのを見越したのかな。
セルティックス2点リードで前半が終わります。
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◉ウォールの問題
ウォールがいるウィザーズはボールムーブして素晴らしいのですが、ターンオーバーが増えるのは問題です。加えてウォールがドライブした時の確率とフォローがいないのも苦しい。
この試合では次第にボールムーブしなくなりました。セルティックスのディフェンスがウォールにドライブさせる事を優先した事と、ウォールもそれに乗っかってしまった事と。
問題なのはウォールのドライブは他の選手が全くボールを触らないし、プレーに関与しないのでリズムが悪くなっています。個人で抜けるのは大きな武器だけど、ちょっと苦しくなるウィザーズ
3Pはしっかり決めたけど、ドライブを外す珍しいパターンのウォールでした。ドライブ決まればウィザーズは強い。
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セルティックスは完全にブラウンに救われた感じです。まぁブラウンが決まらなければロジアーが行ったでしょうが。
どうしても個人の戦いでは劣っているイメージです。それを選手層でカバーするのですが、モリスが良くなかった。
とはいえ、調子の良い選手にやらせるのもパターンなので、後半は別の選手が爆発すればそれで良し。ディフェンスはリスク管理は出来ているから問題ないし。ウィザーズのパスパターンを読んでいるセルティックスです。
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◉シュートが決まらないセルティックス
両チーム得点が決まらない後半のスタートで3分で2点ずつしかとれません。しかし、そこからビール、モリス、ウォールと3Pを連続で決めてウィザーズがリードを得ます。
勿体ないのはリードを得られる時にもやっぱりパスを読まれてスティールから速攻を決められます。一方的になる機会を見え見えのプレーで逃しています。
逆転はしたけどハッキリしたリードにはならないウィザーズ
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しかし、シュートが決まらなくなったセルティックス。リバウンドやフリースローで何とか繋いでいきますが、限界もあります。
◯3QのFG
セルティックス 4/21
ウィザーズ 10/19
フリースローで9点とっているので、何とか試合が壊れないだけで、かなり苦しい。特にロジアーとモリスで8本全て外しています。
どうしてもこの手の時間が増えてきそう。
ディフェンスで何とかするしかないのですが、最後はディフェンスリバウンドからサトランスキーが走ってウーブレイがフィニッシュします。
79-72とウィザーズリードになって4Qへ。
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◉3Pのウィザーズ
サトランスキーが見事なパスを通して点差が広がります。フロッピングし始めるラーキン。クレームしてテクニカル。点差が12点に広がります。
再びラーキンとロジアーを同時起用します。あまり狙いがわからないのですが、単にテイタムを休ませるためなのかな。
ロジアーとブラウンがメインでラーキンはコーナー担当でした。
ビールの4点プレーも決まり点差が広がりホーフォードを戻します。するとコーナーはブラウンに交代し、すぐにコーナー3Pが決まります。ホーフォードがいるとコーナーまで広くて使えるのだけど、他のビッグマンには難しいかな。
ウィザーズはスコットが連発します。いや、本当にウォールが戻ってきてから別人なのでパスがもらえるって重要です。ミスマッチになった時、オフボールでマークを引き剥がした瞬間、それを逃さないので高確率のシュートが活きています。
守ってもホーフォードを担当しながらヘルプでブロックもするので便利な存在です。
ウォールからコーナーのサトランスキーへのキックアウト3Pも決まって残り5分で16点リードに。ちなみにウォール本人のドライブはやっぱり決まらない。
ウォールもウーブレイも3Pを決めて大きくリードしたウィザーズなので、セルティックスは残り3分で諦めました。
ちなみにそこから16点とったセルティックスのベンチメンバーでした。
ブラウンの3Pで始まり、ウィザーズの3Pで終わりました。
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◉1回戦で対戦したら
そんな捉え方をするとセルティックスは余力は残しています。お試しモードでの成功もあるし。
しかし、根本的な大問題はあります。
セルティックスってチームオフェンスが素晴らしいようで個人技アタックなのですが、マッチアップの中で有利なポイントを見つけて使っていきます。「河田弟なら桜木君ですよ」みたいな。
しかし、ウィザーズ相手だとそんなポイントがないんです。ベンチから出てくるウーブレイとスコットに至ってはスターターより守れるくらい。
強いて言えばセンターでは勝てるのでモンローは活躍していました。
余力を残している部分はマッチアップ調整をいれる部分ですが、どこまで通用するのか?
ブラウンが圧倒した1Qは良かったわけですが、そんなマッチアップ有利なポイントを見つけられるかどうか。
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◯ジョン・ウォール
29点 3P4/5
12アシスト
7ターンオーバー
3Pが決まりまくったウォール。この確率で決められたらアンストッパブルです。
12アシストも素晴らしくボールムーブしまくるウィザーズをみたら8位なんて信じられないはずです。
問題は7つのターンオーバーなのですが、7という数字よりもその内5つがスティールでした。自分のマークに取られるのではなく、パスを狙われました。カウンターアタック発動です。
これはウォール不在時にもセルティックスに狙われていました。足を止めがちのウィザーズなので狙いやすい。
前日のウエストブルックを思い出しましたが、アダムスがいなくてもアシスト狙いっぽくてパスばかりするから読まれてました。あっちはそこからシュートを増やしましたが。
なので、結局はこの感じだとウォールのドライブが決まるかどうか。それが決まらないならスティールされちゃうよ。
昨季はドライブでフィニッシュした後にセルティックスがカウンターを狙っていたし、ウォールのリスクマネジメントしないと勝てませんよ。
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そんなわけでウィザーズは対セルティックスは悪くないよね。6位の可能性もあるのかな。シクサーズ相手に走るのも問題なさそうなので、8位だけは避けましょう。
セルティックスは2位ですから当然どこが相手でも互角以上で戦えます。しかし、小さな差を生み出す作戦がないと勝ちきれないかもしれない。そんなイメージを残す試合でした。
ブラッド・スティーブンス頼みだけど、それが1番の強みだしね。
ウィザーズファンとして
良い試合内容でした。
やはりウォールはオールスタープレイヤーです。
ビールも疲れてるけど良かったし
ゴータットもスクリーン頑張ってました。
ただ ポーターは怪我が心配なのと
今日勝っても明日勝たないと意味が無いのでまだまだ気が抜けないウィザーズですよね
ポーターをセカンドユニットにいれて、ミークスを使わないのはプレーオフの形になっていた気がします。ケガ人がいないのが1番の完成形ですね。
あとは本当にウォールがスティールされない事です。その前提はドライブ決まることかな