20180410 ナゲッツvsブレイザーズ

ナゲッツは負けられない。最終ウルブズ戦まで持ちこたえなければ!

ブレイザーズはケガもあって連敗中。ヤバイ3位の座が!!




 

 

◉仲が良さげなチーム

ブレイザーズはリラードは戻ってきていますが、ハークレスはまだです。ナゲッツはゲーリー・ハリスはベンチから。

ナゲッツはミルサップがチェイスしてマカラムをブロックすると、マレーが簡単に3Pやフローターを打っていきます。バートンもアーリーオフェンスで軽く打ちます。

ウマが合わなそうな感じですが、ミルサップが守って若い選手達が積極的に打っていくのは本来の狙いです。3分で12-3とリードします。

ヌルキッチがマレーからスティール。そこから走ってアミヌのナイスパスをヌルキッチがフィニッシュします。勝手なイメージだけど、ミルサップはこういうプレーをされるのが嫌いなのだと思います。

ブレイザーズなんかリラードとマカラムが突然打っていくけど、それでもヌルキッチ達がオフェンスリバウンドを取って何度もアタックしていきます。

そんな選手達の仲を勘ぐりたくなる試合です。7分経つとヌルキッチでブレイザーズが追いつきます。



しかし、再び7連続得点でリードを得るナゲッツ。ゲーリー・ハリスが出てきて大歓声です。

デンバーはホームに苦しい会場でウォーリアーズファンの方が多い気すらしてきます。しかし、さすがにここに来ると観客も多くちゃんとナゲッツに声援を送るようになっています。

選手層が厚いのはナゲッツ。プラムリーなんかもベンチから出てきて加点します。選手層は薄いけど3人目のエースとしてネイピアーが出てきたので、変わらぬシステムでプレーしていくブレイザーズ

それぞれのらしさを出した1Qは28-23のナゲッツリードとなります。シュート率に差があった。



◉シュートは決まらないけどミスもしない

クレイグやライルズも出てきて若手感を出すナゲッツ。マレーだけ仲間外れ。
ゲーリー・ハリスが得点を重ねます。不在でも勝っていたナゲッツですが、ポジションの取り方とオフボールでカットプレーを繰り返す感じはヨキッチがやり易そうです。

ヨキッチはここまで2点だけど7アシスト

しかし、次第にシュートが決まらなくなります。デバン・ハリスがボールを止め過ぎ。
同時にプレッシャーを強めるブレイザーズなのでスティールから速攻も生まれ逆転します。

本当に若者軍団でユニット組んだ方が良いと思うよ。

接戦は続いていきますが、少しずつブレイザーズの流れになっています。ディフェンスの戦いに移行する試合
そして守ってアーリーオフェンスに持っていきます。止めまくるアミヌですが、シュートは決まらない。

5点リードするブレイザーズですが、いつもはターンオーバーの少なさで有利に立つのにナゲッツの方が少ないのも響いています。

◯前半のターンオーバー
ナゲッツ 5
ブレイザーズ 9

シュートは決まらないけど、ターンオーバーが少ないのはブレイザーズの持ち味です。それが発揮されないと流れが良くても点差には響かないのかな。という雰囲気です。

そしてヌルキッチが不運なファールコールで3回目となりベンチへ。ここにきてスワニゲンが出てきたのは驚きました。今年1番予想を外したルーキーでした。リバウンドはとるよ。

最後はリラードがスワニゲンへアシストし、さらに自分でドライブも決めて49-42のブレイザーズリードで前半が終わります。

負けられないのはナゲッツ



◉ルーキーPF

鮮やかなボールムーブで最期はマカラムの3Pというブレイザーズ。外れてもヌルキッチが押し込みます。

ヨキッチの1本のパスでシュートになるナゲッツ。しかし、ミルサップがあまり気持ちよく打ってくれません。

そんなミルサップの姿勢が違う形で効果的になります。

マークするのはアミヌ。PGからセンターまで守るスーパーディフェンダー。後半になり3Pを決めればオフェンスリバウンドも奪って得点もしていきます。

ヨキッチのパスからあっさり打たなかったミルサップがしつこくドライブした事でアミヌが4回目のファールになりベンチに戻ります。10点リードしていたブレイザーズですが、便利屋がいなくなったのでスワニゲンが出てきます。

インサイドよりの選手構成になってしまいました。



ダンクに行くマレー。ミスになりコートに倒れ込みます。ブロックにきたスワニゲン。多分ノーファール。

そこでカウンターに行くブレイザーズですが、ファールコールがない事に怒るマイク・マローンのテクニカルで速攻を止められます。これありか。
なおマレーは4Qに明らかなファールもノーコールでした。

一応書いておくとスワニゲンは良い選手です。走れるし守れるしパスも出せる。でもこのレベルでは少しずつ足りない。

そしてインサイドに人が増えたので、ナゲッツはそのスワニゲンからスティールしたり、マカラムをブロックしたり。そこから走って少しずつ流れを取り戻します。少しずつね。

そしてインサイドがコリンズ&エド・デイビスになるとヨキッチが個人でコリンズを攻めていきます。

要はテリー・ストッツとしてはインサイドディフェンスならスワニゲンだけど、オフェンス時にスペーシングさせるならコリンズと考えているみたいです。

そしてヨキッチからゲーリー・ハリスのダンクで残り3分3点差まで縮まります。

顔を叩かれてバートンが倒れている間に攻めるブレイザーズ。しかし、コリンズの3Pを打たされるから決まらず、逆にカウンターに行きます。
さらにコリンズがチャージングで盛り上がる会場。ここは本当にデンバーか!?

1点差に迫るナゲッツですが、リラードが4点プレーを決めて、あっフリースロー外した。でもプラムリーも1本外してくれて69-66で3Qが終わります。



◉プレーオフモード

変わらずオフェンスリバウンドをとりまくるブレイザーズですが、一層シュートが決まらなくなります。笑っちゃうくらい決まらない。

その間に2人のハリスのドライブでナゲッツが追いつきます。いや、本当にナゲッツも決まらないけど、それは難しいシュートを打たされているからです。でもブレイザーズはそこまで難しくなくても外します。

デバン・ハリスの3Pで逆転するとヨキッチのサーカスショットも決まり、負けられないナゲッツがリードします。

負けられないからディフェンスも激しくなって行きます。プレーオフモードじゃ!

インサイドでヌルキッチに押さえ込まれるヨキッチですが、アウトサイドに出る事にして3Pとゲームメイクを始めます。

ヌルキッチはインサイドで強いのですが、それはミルサップに任せます。



ヨキッチのアシストからマレーがレイアップで残り2分5点リードとなるナゲッツ

スイッチからバートンをマークしたヌルキッチが激しくプレッシャーをかけてスティールから速攻に繋げます。ファールをもらいながら決めたリラードですがフリースローはミス。珍しいこの試合2本目のミス

再びヌルキッチのディフェンス。ヨキッチのドリブルを触りターンオーバーを促してマイボールにします。

ヨキッチとマレーを下げてディフェンスメンバーに変えるナゲッツですが、何もないところでプラムリーがヌルキッチの顔を肘を当ててしまいます。1本しか決まらずナゲッツ2点リードに。

マレーとヨキッチが戻ります。

マレーのドライブに3人ブロックに来ます。パスを出そうとして無理だとわかり、ファールをもらいながらシュートに切り替えたマレー。フリースローで30秒4点差に。

ブレイザーズはリラードが行きますが決められず、フリースローを決めて逃げ切ったナゲッツでした。



◯FG
ナゲッツ 31/83
ブレイザーズ 31/94

33%しか決まらなかったブレイザーズ。そして珍しくリラードが4本もフリースローをミスしました。今季の確率は92%です。

なんというかナゲッツの空気に飲み込まれた感じです。マストウィンチームとは圧力が違いました。

とはいえ守れているので、そんなに心配する事はないです。やっぱりハークレスが戻らないと1枚足りない感じは大きかった。

外しまくっても18オフェンスリバウンドでした。

最終戦に望みを繋いだナゲッツ

勝てばそれでよし。ただそれだけの試合でした。多分、マイク・マローンは頭回転してないよ。

とりあえずローテーションさせて起用しただけの雰囲気でした。

両チームが1回戦で対戦する可能性はないから、もういいや。

20180410 ナゲッツvsブレイザーズ” への7件のフィードバック

  1. これだけフリーのシュートが決まらないとお手上げです。この所ずーとそうなんですけどね。リラード以外は全員駄目。ヌルキッチはインサイドで頑張ってはいるけど、CJなんかこんなにフリーを外す選手ではないはずなんだけど・・・・

    全員がシュートスランプでしょう。もう自力では当てにならないので、最終戦はOKCを応援します。OKCが勝ってくれればおそらくどのような星勘定になっても、最低4位は確保できそうです。途中よかったのですが、いくら日程が厳しいからといって5連敗終了ではPOは期待薄ですね。

    1. どうですかね。プレーオフは短いようで長いので、CJさえ決まればなんとでもなる気がします。
      ナゲッツ相手に守れるし、リバウンドもとれるというのは大きな強みです。

      あとはやっぱりハークレスかな。

  2. ハークレスは膝の手術ですから戻れません。バスケに怪我は付き物であり、怪我人の居ないチームなどほとんどありません。スターターが1人怪我をしたからチームとして機能しないというのはやはり層が薄すぎます。ラプターズのセカンドユニットが羨ましいですね。別に大学時代に特別有名な選手が居るわけでも、経験が豊富なわけでもありませんからね。やろうと思えばPORでも出来るはずですが、そう簡単ではありませんね。
    はっきり言って今年は1回戦を勝てれば上出来だと思っています。セミファイナルはGSWでもHOUでもそこそこ試合になれば負けてもしょうがないでしょう。
    ただ、来年以降は主力がピークになる年齢ですし、不良債権を何とか処理して核になれるフォワードさえ獲得出来れば優勝争いに絡めると期待しています。
    それにはターナー、レナード、レイマンあたりを放出してもらわないといけません。

    1. ハークレスはシーズンはアウトですがプレーオフは戻る予定じゃなかったですっけ?
      3月末の手術で2週間でしたが、変わりましたか?

      今年はクラブを放出してサラリー抑えましたが、やっぱり昨季の1巡目が3つあった状況でPF2人は間違いだったとしか言いようがないです。

  3. こんにちは😃 初めてコメントさせていただくロケッツファンです 質問なのですがロケッツのpjタッカーとアミヌ、どちらを高く評価されてますか? 過去の記事などを見て見るとアミヌに対して高評価だなと思ったんです チームの戦術内でなく個人的な話です ちなみにタッカーはすごい好きです!

    1. 難しいですね。タッカーの方が完成度がかなり高いです。ディフェンス力で上回るし、シュートの安定度も上です。

      しかし、アミヌの方が身体能力がかなり高く、より多くのタイプを守れるし、ゴール下の勝負も負けません。

      どちらかだけチームに加えられると言われたら、やっぱりアミヌでしょうね。

  4. ハークレスですが、3月28日に内視鏡手術を実施して、戻れるまで最低2週間かかる。通常は3週間なので、2-3週間のOUTという報道までしか見ていません。確実にPOから戻れるならうれしい誤算ですが、スターターで全快とはいかないでしょう。3週間かかっては1回戦は終わってしまいます。前回の怪我の時もそうでしたが、BESTの状態に戻るのに相当な時間を要しました。居ないものとして考えています。

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