意外に落ちなかったウルブズと上がってきたシクサーズ
未来を巡る戦い第2戦です。
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ウルブズはウィギンズが良い。
シューター化している今季ですがバトラーが離脱すると毎回チームを動かし始めます。コーナーでもトップでも仕掛けられるし、シューターとして、スラッシャーとして、そしてポストアップしてと多彩なパターンでマークマンを困らせます。
そのためウィギンズ絡みでディフェンスを崩す事が多く、ボールを持たなくても動かせる選手です。
ただし、各プレーの中で多彩なスキルがあるわけではないよ。ステップバックで全てを解決しているハーデンみたいな。
そこには同じく多彩なパターンがあるタウンズが関連します。ウィギンズが中なら外に出て、外なら中で合わせる。こちらもスキルは単調でパターンは多い。
そんな2人とビエリッツァの相性もよく、バトラーいなくてもオフェンスは問題ない感じです。ディフェンスね、ディフェンス。
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シクサーズは既にプレビューも終わりました。キャブスと対戦して欲しいから今の順位はちょっと不満という逆パターンです。
ベタ誉めしたシモンズ。ウィギンズが何してこようが関係なく守りそうです。一方でそこで負けたら話にならないでしょう。
問題はエンビート。前回は守れないタウンズを上回りました。タウンズは酷かった。今回も上回れるのか?
3月は9勝2敗のシクサーズ
うーん、勝っているというけれど、5割以上の相手とは1勝3敗です。相手が弱かっただけなのです。
ちなみに勝てたのはキャブス。だから1回戦にキャブス希望です。
ウルブズの3月は4勝5敗だけど5割以下はニックス戦のみ。ウエストはツライぜ!
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◉ウィギンズvsシモンズ
期待通りのマッチアップでダウンズが3Pを決めるスタートです。でもエンビートはファールをもらいます。
そういえば両チームの差は他の3人にもあります。ウルブズは全員が自分で得点しに行くタイプ。シクサーズはシモンズ&エンビートのパス待ち。だから設計としてはシクサーズではあります。
ウィギンズはシモンズを抑えるのですが、パスアウトは止められません。そこからサリッチが決めていきます。
ウィギンズもポストアップからタウンズ&ビエリッツァの3Pと何だか似たような展開になっています。
始まって4分でシモンズ4アシスト、ウィギンズ3アシスト。
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思ったよりも主役の2人以外で差が出ていきます。シクサーズの方が良い感じ。サリッチが次々と決めていき、アミール・ジョンソンが2本のブロック、そしてシモンズのアシストからベリネリの連続3Pでリードします。
シモンズがベンチに下がってもTJマッカナムからのボールムーブでバランスよくシュートして行くシクサーズ。エンビートとシモンズにFGがうまれなかった1Qです。
イリャソバが活躍します。パスにシュートにリバウンドにテイクチャージ。いろんな事をしてくれるイリャソバの獲得はポジティブです。ベンチでガマンしてくれるなら非常に価値の高い選手。ベンチならね。
そんなわけで好調のシクサーズが32点まで伸ばした1Qです。
苦しいけど24点取ったウルブズ。ここまでのタウンズはエンビートを上回っています。
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◉内容は一方的なシクサーズペース
マークがギブソンになると得点し始めるエンビート。そんなに差があるのか。一方でタウンズのゴール下は封じられます。人数が多すぎるゴール下。
何だかシクサーズの方が良いけど、タイアス・ジョーンズがフローター決めたりして点差は変わらず。
シモンズとウィギンズが戻ると動き始めます。自分で決めて流れを作るウィギンズ。ボールムーブで作っていくシモンズ。非常に面白いマッチアップ。
拮抗しそうだったのですが、タウンズがファールコールされてベンチに戻ると流れがシクサーズに傾きます。
リバウンドを支配するシクサーズがオフェンスリバウンドを押し込み、セカンドチャンスで差を広げます。
11点差まで広がりますが、残り5秒から2本のミドルを決めたクロフォードに助けられ7点シクサーズリードで前半が終わります。
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前半は朝食食べながら観ていたのですが、そうするとシクサーズの良い部分しか出てこないイメージでした。たまにウィギンズが難しいミドルを返すくらい。
最後のクロフォードは別にして、20点差くらいあっても良さそうなイメージです。だから7点差は不思議な前半でした。
◯前半のFG
シクサーズ 49%
ウルブズ 41%
大きく開いたFGかつシクサーズの方が5本も多く3Pを決めています。
ウルブズはオフェンスリバウンドとターンオーバーで上回っていますが、そこまでの差でもないし、セカンドチャンスはシクサーズが上回っています。
◯フリースロー
シクサーズ 7/10
ウルブズ 7/13
それでいてフリースローも変わらない。ウルブズは落としすぎ。
そんな不思議な前半。シモンズは8アシストですが最高のパスを通すとファールで止められていました。
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◉お終い
エンビートがミドルを決めます。
タッチが良さそうなのでシモンズがそこを使おうとパスを入れていきます。しかし、それをタウンズがスティール、速攻のパスを出そうとしますがシモンズが取り返し、最後はレディックの3Pが決まります。
前半同様にシクサーズの方がかなり良さそうに見えてくるプレーで、後半開始早々に14点リードに広げます。
シクサーズはボールを奪うと早くプッシュしていくシモンズにより速攻の嵐となります。レディックの3Pで20点差に。
ちなみにウルブズは連戦です。前日はニューヨークで、いつも通りスターターを酷使し8人ローテで勝っています。
もうお疲れな感じのウルブズ。ウィギンズしか走っていない。
エンビートが3Pの後で速攻をフィニッシュして会場を盛り上げます。何故かウォーリアーズのユニフォーム着た観客がいます。
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6分でタウンズがファールトラブルでベンチに。むしろ休んだ方が良いくらい。
アミール・ジョンソンがオフェンスファールを稼いでいきます。素晴らしいディフェンスなんだけど、中を固めておけば守れてしまうウルブズオフェンスの拙さもあります。
もうウィギンズが1人でやるしかない状態になりますが、シモンズ相手に1人でやるのは苦しいよ。
シモンズは得点以外が二桁になり、いつでもトリプルダブル状態になると自分で得点を取りに行き簡単に決めました。
シーズン10回目だってさ。新人王!
28点差だよ!
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3Q終盤にタイアス・ジョーンズが出てくると元気に突破し、ディフェンスでスティールしと大忙し。こんな選手いるのにスターター酷使。まともに使うのはクロフォードだけ。
シモンズもエンビートもベンチになったので、ほぼ1人で点差を詰めていくタイアス・ジョーンズ。でもそんなのはすぐに限界がやってきます。
ウルブズの3QはFG3/19。39-19で圧倒されました。
27点差にして3Qが終わります。
4Q早々から見たことない選手を使うような展開です。そんなに印象にも残らないので、もういいや。
金返せ!
そんなヤジが飛んでもおかしくない。
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◉ケガ1人のウルブズ
期待の対戦はボロボロなウルブズがボコボコにされて終わりました。連戦だから仕方ないわけですが、そこもかなり気になる内容でした。
1つはそんな状態でも動いていたのはウィギンズとタウンズでした。タウンズはFG3/15と酷かったので疲労かもしれません。
そこまですら辿り着かない周囲のメンバーは連戦じゃなくても疲労が溜まっていそうです。
もう1つはタイアス・ジョーンズを筆頭にわりと活躍していたベンチメンバー。せめて動けるメンバーを早めに起用しておけば全く違った気のする試合でした。
ちなみに「ニックス戦は8人で勝った」という記事もありましたが、ウルブズのローテーションでケガしているのはバトラーくらい。あとは急遽獲得したローズだから実質1人いないだけでこの有様。
正直ウルブズに行きたいっていう選手が夏に出てくるのかな?
ティーグやクロフォードがいたのだから誰かしらくるのかな?
主力になったらケガするまで酷使されて、主力にならないと出番がないよ。
連戦だから負けたわけではなく、シーズンここまでの修行の結果負けたの方が正しいウルブズです。
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シクサーズについては書くことが殆どない。
5人が二桁得点でシモンズはトリプルダブルしました。
ウルブズは殆ど動けていませんでした。練習試合みたいだったシクサーズ。
前半で勝負が決まっても良かったような内容でしたが、3Qまで時間がかかってしまいました。オフェンスの確率がね。
シクサーズには追い風が吹いているような試合でした。
ウルブズに来てくれる選手がいるのか?
まさにそれですよね!現状ウルブズはセカンドユニットの補強が急務ですが
選手からしたらスタメン以外は使われるかすら分からないようなチームに来たがらないですよね
ウィギンズ問題もあるのでオフに何を考えるのかは注目ですね。
今季の成績を考えてHCを変える決断を下すのかどうか。フロントについてはガーネットも批判しまくっていましたし、読めないんですよね。
タウンズをファウルトラブルさせたら一気に脆くなるっていう、当たり前なロジックをPHIがそのまま実践して勝ったような気がしました
オルドリッチも動き悪くないのに何故8人ローテに拘るのか、やっぱりよく分からないシボドーですね
オルドリッジはほぼ初めてプレーしているの観ましたけど、良かったですね。逆にジェンがそこまで言い訳でもないですし。
次はノアでも獲得するのかな。
本当にラプターズとは対極を行っている気がする我が軍です
セカンドユニットを育てないこととスターター酷使が連動しててもう・・・
シボドーを何とかしたいのですが球団社長兼任というのもまたメンドクサイ点です
将来をそれなりに嘱望される選手を抱えながら何なんでしょうねこの閉塞感
チーム作りは難しくってウィギンズとタウンズがいれば何となるのも事実ですからね。方向転換は可能ですが、若手を揃えるのは難しくなりましたね、
球団社長なのですが、そこは逆に1人なのでオーナーがシボドー体制からおさらばする事は可能です。
逆にいえばこのままで改善する事はないでしょうね。
この2年間をオーナーがどう捉えているのか?
かなり大きな分岐点になりそうです。