『クリス・ポール × ダントーニは最高』かを検証します

「クリス・ポールがいなければ勝率が3割下がる。クリッパーズはクリス・ポールに頼りすぎ」

欠場すると極端に勝率が下がり、7割も勝てるチームから4割も勝てないチームになるので、そんな風にクリッパーズを揶揄したのが昨季でした。

しかし、そんなクリス・ポールがロケッツに移籍すると同じ現象が起きました。開幕戦のケガでシーズン序盤を欠場し、そこから復帰するとロケッツの勝率が3割上がりました。ただし、今度は

 

いないと勝率7割。

いると勝率10割。

所詮は10試合。されど10試合。

 

 

「ボール持ちたがり、ドリブルしたがりが合わさっても機能しない」

ロケッツの好調自体は予想されたものですが、クリス・ポール×ハーデンにはそんな懐疑的な見方が多かったのも事実です。そんな声は今や昔。誰も文句を言えないその勝率はこの先各チームからマークされ対策され、そして対策を凌駕するでしょう。

まずはここまでのクリス・ポール×ロケッツをまとめておきましょう。

なお、ロケッツの分析ではありません。ダントーニ好きの管理人としてはそのうち纏めたいです。

◉クリス・ポール×ダントーニは最高!

 

管理人のシーズン前の予想です。

・驚異的なダントーニシステムに必要なのは優れたPG。

・7秒オフェンスはクリス・ポールの弱点を長所に変えてくれる。

そんな2人の関係性は予想通り最高峰の効率性を発揮しています。ダントーニシステムがよくわからない方は過去記事をお読み下さい。長いよ。

『スティーブ・カーとダントーニ 後編』

 

クリス・ポール曰く「スペーシングだけしているシステム」が、最高峰のゲームメイクをする選手にフィットするというのも皮肉な話だったりしますが、それがお互いがお互いの良さを引き出すというのは、ダントーニシステムが単なるスペーシングではない強さでもあります。

◉クリス・ポールがもたらす恩恵

 

まずはチーム平均とクリス・ポール出場中のチーム成績を比較します。

◯オフェンスレーティング

チーム  113.4

CP3  119.7

圧倒的なロケッツオフェンスにも関わらず、その効率性を高めてしまいます。いなくても110を超えていて、普通はそれ以上は非現実的な数字です。

「ターンオーバーを全くしない」前提でも

全て2Pシュートなら60%

全て3Pシュートなら40%

それだけのFG%が必要な水準です。

 

3Pを多用するロケッツならばあり得そうに思えますが、実はチームの3P36.9%と確率は良くありません。つまり全部3Pを打っていても到達しない水準までオフェンスレーティングを引き上げていることがわかります。

同じレベルにいるのはシュート力の高いカリーです。あちらはそのまま自分が決める事で確率を上げていますが、正統派PGであるクリス・ポールは違います。

 

クリス・ポールがダントーニシステムにもたらしたものは圧倒的な効率性でした。

それはタイミングが重要でミスも起こりやすいシステムにおいてターンオーバーを減らした事、そしてディフェンスに警戒されているのに周囲のシュート確率を上げてしまうアシスト力に集約できます。

アシストとターンオーバーについて、クリス・ポール出場中のチーム成績を比較します。なお、下記のCP3については個人の成績ではなく、オンコート時のチームの成績です。個人については後述します。

 

◯アシスト率

チーム  58.2

CP3  59.3

ハーデン  58.9

 

◯ターンオーバー率

チーム  15.4

CP3  13.3

ハーデン  14.6

 

◯アシスト/ターンオーバー率

チーム  1.47

CP3  1.93

ハーデン  1.60

 

特徴であるパス能力が存分に発揮されている事がわかります。特にアシスト/ターンオーバー率の改善が示すように、よりミスなくパスが繋がれています。2人ともいないと酷いからハーデンも優秀です。

 

レーティングを上げる要素としては

・シュート精度を上げる事

・ターンオーバーを減らす事

この2点が重要になりますが、アシストを増やしシュート精度を上げ、ミスを減らす役割を果たしているわけです。

 

正に「これぞクリス・ポール」という図式が見えてきます。

ただし、良い事ばかりではありません。もう1つの要素にオフェンスリバウンドがあります。シュートを外してもリバウンドを取れればオフェンス機会は継続です。

 

◯オフェンスリバウンド率

チーム  21.9

CP3  18.4

ハーデン  21.0

こちらはクリス・ポールでオフェンス効率が落ちている事がわかります。別にハーデンやゴードンがリバウンドに強いわけではないので、この違いは主にドライブ能力の違いといえます。

 

ハーデンがドライブで切り崩す時、広くスペーシングされたロケッツオフェンスなので、ディフェンスはヘルプに行くためには自分のマークを放棄する必要があります。それがオフェンスリバウンドを取りやすくしてくれます。

クリス・ポールもドライブで切り崩しますが、早めにジャンプシュートしてしまうのでハーデン程の怖さがない事と、ヘルプが来たらパスを優先するためオフェンスリバウンド率は落ちてしまいます。

ハーデンと比較した時にターンオーバー率は向上しますが、オフェンスリバウンド率は低下します。

 

比較するのは難しいですが、そもそもクリス・ポールのパスを味方が高確率で決めてくれれば、ターンオーバーが減る方が効率的です。

次にどれくらいの確率でシュートが成功するのかを見ていきます。

◉高いアシスト率

 

クリス・ポールのパスから決まったシュートと記録されたアシスト数を選手毎に比較します。

◯アシスト数/シュート成功数

ハーデン  1.0/2.5

アンダーソン  2.6/2.6

カペラ  1.2/1.2

アリーザ  1.1/1.2

ゴードン  1.2/1.7

バーアムーテ  0.9/0.9

タッカー  0.7/0.7

ネネ  0.7/0.7

つまりハンドラーのハーデンとゴードン以外はほぼ全てアシストになっています。ライアン・アンダーソンとの相性の良さが光ります。

これはクリス・ポールの凄さというよりも、ダントーニシステムの特徴です。ハーデンもここまでではありませんが近い数値です。

 

PGによるプレーメイクから広くスペーシングした選手達がキャッチ&シュートを狙うのが基本です。それをクリス・ポールがディフェンスの配置をみてフリーの選手を判断し、適切なチョイスを高いレベルで実現しています。

少しトリッキーさを混ぜる事でディフェンスの反応を遅らせパスコースを構築しているハーデンに比べると、クリス・ポールは適切に自分に引きつけてフリーの味方に正確なパスを通しています。

 

敵も味方も驚くようなハーデン程のハイライトパスは作れませんが、味方がシュートに繋げやすいパスではあるでしょう。

◯クリス・ポールのパスからのFG%

2P  54.2%(54.9%)

3P  52.6%(37.4%)

()内はハーデンのパス

今回の記事はここだけで全てが完結するのではないかというデータです。母数が少ないので偶然の要素を含みつつも、圧倒的すぎる3Pの確率。

今季不調のゴードン33%と'普通の'アリーザ41%を除けばクリス・ポールのパスをもらうと50%決めています。アンダーソンは驚異の76%。

 

33%が不調とか言われたらレイカーズは泣いてしまいます。

まぁこの数字は時間とともに落ちていきます。ただ、それでも「クリス・ポール×ダントーニは最高」と評した理由は理解して頂けるかと思います。

 

ダントーニシステムがもたらす効率的なオフェンスシステムとクリス・ポールがもたらす効率的なオフェンスチョイス。

 

その2つは非常に相性が良く、周囲の能力を引き出してくれます。

スペーシングしかしない特異なシステムは、クリス・ポールのパスから確率の高いシュートに繋がり、確率の高いオフェンスはクリス・ポールのアシストを増やしています。

◉確立されたシステムに正確性をもたらす

 

ダントーニシステムは優秀なPGを必要とし過ぎて失敗したチームもありました。選手の能力を最大限発揮する狙いですが、発揮出来なければ何にもならない時もあります。時にはハーデンにもそんな試合が。

常に2人のどちらがコートに入る事でクオリティを保てるのが今季の強みですが、ハーデンがいた昨季のチームに導入された事でシステムが確立し、そこに今季クリス・ポールが加わった事で強化されたと考えています。

逆の順番では難しかったでしょう。

 

プレシーズンではオフボールでクリス・ポールだけ一生懸命動いているシーンが見られました。それは周囲が単に動かないのではなく、動くべきタイミングを計っている中で、理解出来ていないクリス・ポールは動かずにはいられなかったからです。

先にクリス・ポールがチームにいた場合のプレーメイクを考えると、周囲が動いてそこに合わせるのと、自分が動いて周囲が合わせるのは、前者が好みだと思います。

だから動きまくっていたレディックとのプレーはチームプレーにみえて、止まっている他の選手とのプレーはクリス・ポール頼みと言われたわけで。

 

ハーデンから始まるオフェンスは相手を出し抜く点ではかなり優れています。周囲も見事にタイミングを合わせて動いています。しかし、その分意思疎通が出来ないとターンオーバーも出ますし、パスの正確性が怪しいのでシュートの精度も落ちてしまいます。

 

クリス・ポールから始まるオフェンスは意表をつくよりも、自分達が正しくタイミングを合わせてプレーするのでターンオーバーも減るし、シュートの精度も上がります。

相手の裏をかけるからこそ、自分達のタイミングでのプレーが効いてくるはずです。ミックスされたからこそ、なお効果的なシステムにみえています。

 

◉クリス・ポールの変化

 

クリス・ポールがダントーニシステムにもたらした恩恵はわかりやすかったと思います。ではその逆はどうなのでしょうか?

つまりクリス・ポールの成績が昨季からポジティブに変化したのかを調べます。

◯クリス・ポールの変化

得点  18.1→14.8

2P  51.9%→49.2%

3P  41.1%→44.0%

アシスト  9.2→9.7

ターンオーバー  2.4→1.9

リバウンド  5.0→4.9

こうみるとターンオーバーが減ったくらいの変化に見えます。アシスト増はFG%の高さ故なのであまり増えたとは言えません。シュートも10試合では誤差の範疇です。

クリス・ポール側に恩恵はあるのか微妙に思えてきます。

 

しかし、シーズン前はハーデンと共にプレーするので当然お互いのスタッツを食い合うと予想されていました。それが2人がスタッツを落とさない時点で驚異でもあります。

◯タッチ数  86.2→67.3

◯パス本数  63.7→50.7

PG2人のシステムでプレー機会を減らしている事がわかります。昨季よりもかなり少ないパス本数で同じくらいのアシストを記録しています。個人で言えば効率良くスタッツを稼げています。

 

「ターンオーバーが減った」のではなく

「ボールを扱う回数が減った」という見方が正しく、

「アシスト効率が上がった」わけです。

ハーデン不在のダントーニシステムならばアシスト数を増やす可能性が高いという事です。まぁ実際にはハーデン不在だと疲労で困るでしょうが。

 

そもそも2人で20アシストなんて達成している事自体がクレージーですから、マークも緩くなった今の状態を本人は楽しめているでしょう。ちなみにこの10試合で2人合計で18近いアシストをしていますが、チームで24.6本のアシストは昨季の平均を下回ります。

 

2人に集中してチームでは減ったアシスト。それは1つのロケッツ攻略法に繋がるもしれません。

それがどんな方法かは難題ですが。

◉クリス・ポールの弱点

 

クリス・ポールの弱点なのか、クリッパーズの弱点だったのかは難しいですが、勝てなかった理由の中にはチームも本人もトランジションしないので、相手が強くなると常に重い展開になりがちでした。

また、PGとして長時間ボールを持つので、試合全体でみれば時にオフェンスパターンに欠けることがありました。

 

ダントーニシステムでは、

・走るの遅くても判断が早ければOK

・PGはボール持ち過ぎてもOK

こんな特徴があります。

パターンが偏るという意味ではダントーニも同じです。それをダブルPGにして解消しているのが今季です。勝っている今では弱点を補ってくれているというしかありません。まぁクリッパーズも負けた時に初めて考えた話です。

何れにしても答えはプレーオフまで待たなければいけません。

◯試合のペース

98.2→100.9

 

◯オフェンス平均移動速度

4.28→4.42

システムの中で以前より動く事を意識している事がわかります。ハーデンはちょっとだけ動くように。2人とも遅いと問題でしたが頑張ろうとはしています。

 

7秒オフェンスのダントーニシステムの中ではクリス・ポールのトランジションの影響は少なく思えます。

アーリーオフェンスは著しく減っていますが、それはロケッツ自体が実験していた感じなのでクリス・ポールとは関係なさそうです。継続課題。

 

しかし、このトランジションには他にむしろ気になる点があります。

クリス・ポール出場中/ロケッツ全体

◯速攻での得点  8.6/11.7

◯速攻での失点  10.3/11.6

プレータイムを考えれば得点は問題ありませんが、何故か凄く多い速攻での失点。ちなみにターンオーバーからの失点は、そもそもターンオーバーしないので少ないので、リバウンドから走られています。

クリス・ポール出場中にオフェンスリバウンド率が低いことを述べましたが、それにしても速攻をやられています。クリス・ポールのトランジション問題は予想と違う点で課題が残っています。

◉シューターとしてのクリス・ポール

 

もう1つクリス・ポールの個人成績で気になるのはFG%が上がらなかった事です。個人での突破が必要な時はハーデンやゴードンにも頼れるのでクリッパーズ時代程は自分で打つ必要がありません。

何より広くスペーシングするロケッツなので自分が勝負するスペースも広くなり、しかもスモールラインナップではインサイドにビッグマンのヘルプディフェンスが少なくなります。リムプロテクトされ難い状況です。

そのためゴール近辺でのシュートが増えるのでFG%は上がると思われましたが、意外にも確率は変わりませんでした。

 

そして好調な3Pではありますが、シューターとしては不満があります。

◯被アシスト数  0.8

◯キャッチ&シュートアテンプト  1.1

◯キャッチ&シュートの確率  41.7%

物足りなかったのはパスの受け手側としての数字です。確率は問題ないもののアテンプト1.1はチームを考えれば寂しい。ちなみにハーデンは2.4→2.1と少しダウン。意外とクリス・ポールのパスからシュートの場面は少ないです。逆はあります。

 

シーズン前のプレビューで書いた印象は

『クリス・ポール×ハーデンは最悪』

最悪は言い過ぎですが、相性が良いかと言われると未だに微妙だったりします。その理由はパスの受け手としてのお互いの能力です。オフボールで動いてフィニッシュ役になれるかは互いに課題が残っています。

そんな2人が同時に出ている時のチーム成績はどうなのか。

◯ハーデン×クリス・ポール

プレータイム  20分

オフェンス  121.5

ディフェンス  113.8

アシスト率  59.7

ターンオーバー率  12.3

オフェンスリバウンド率  15.6

 

2人が出ているとオフェンス面ではターンオーバーも少なく効率的ですが、ディフェンスは崩壊します。やはり速攻での失点をします。

ハーデンは割とディフェンスしていますし、クリス・ポールのスティールも目立ちますが、勝負所ではゴードンと3人起用する事もあり点は取れるけど守れないパターンが多いです。

ハーデンは休ませられないので、展開によってはクリス・ポールを休ませる勇気をダントーニが持てるかはポイントになります。不在だったキャブス戦は4Qを守り合いで制しました。

 

まぁダントーニはブレイザーズ戦、ペリカンズ戦のように大抵はオフェンスで粉砕する事を選びます。

◉ロケッツ対策

 

ここまでの内容から考えるとチームメイトの能力を引き出している一方で、まだ自分をアジャストは仕切れていません。そのためロケッツ対策は、他の選手へのパスを徹底的に抑えクリス・ポールを得点面でスーパースターにする事です。

 

◯EFG%

チーム  56.6%

CP3  55.2%

CP3出場時のチーム  61.9%

圧倒的なチーム数字に比べれば劣っている本人の決定力。キャッチ&シュートが出来ていない点も敢えてフリーにして逆アイソレーションし易くなります。

他の選手にアシストされるよりはサイズのある選手とクリス・ポールと個人勝負してジャンプシュートを打たせるのが得点効率が最も悪いわけです。

 

それに近いことをしたのはレイカーズ。クリス・ポールに17本のアテンプトをさせ、ターンオーバーを5つ引き出しました。

結果はレーティング107.7まで落としましたが、自分達が88.6だったので大敗しました。

EFG%が55%を超えているのはロケッツを含めて4チームのみです。ロケッツに有効なのは分かっていても、自分達と比較すればそう簡単には取れない作戦です。

 

大前提はオフェンスに自信のある事。

ディフェンスが悪いハーデン&クリス・ポールの時間にオフェンス勝負を選択できる自信があって初めて採用できる作戦ではあります。特にトランジションオフェンスに自信があると勝利の可能性を高められます。それはつまりウォーリアーズだったり・・・。

なお、今季のロケッツはディフェンスの良いチームです。自分達のオフェンスが出来ればディフェンス力で堅実に勝てるのが、ハイスコアで負ける事も多かった昨季との違いです。

◉ダブルPGシステム

 

大型補強したチームが目立った今季ですが、同じポジションにスターを揃えたのはロケッツだけです。あとは微妙にスパーズとスター以外を揃えたペイサーズ。

これまであまりNBAを観ていなかったのですが、今季からは個人的に30チーム全てを観るようになり感じたのは、偏った戦術を使うチームが多い気がしています。

 

偏る理由は軸となる選手の特徴を最大限有効に使うために組まれている事が多いです。ウエストブルックやレブロン、さらにはカリーだって有能であるからこそ、その特徴を最大限に活かすための偏りです。

それは同時に軸となる選手のオンオフコートで大きな差異に繋がってしまいます。上の3人の昨季はまさにそんな状態に。

 

また強力な軸がいたらいたでパターンが偏り対策しやすくなる事にも繋がります。これサンダーの問題点。

その意味では偏った戦術の代名詞でもあるダントーニが同じポジションにスターを揃え、オフコートの時間をなくすと同時にパターンを多様化させた事は非常に意味のある事です。

こんなロスター構成が流行るかどうかはロケッツの結果に掛かっています。同時に併用出来るかも重要です。

「クリス・ポールがいないと勝率が3割下がる」

冒頭の言葉ですが過去の話ではなく、今季についても割と現実味のある言葉だったりします。ここまでロケッツに大いなる効率性をもたらしているクリス・ポール。

ハーデンがいるから戦術クリス・ポールとは言えないだけで、それに近しい部分はあります。今の状況に慣れた後で離脱したらロケッツは負け始めるかもしれません。

 

そしてクリス・ポール自身のパフォーマンスやハーデンと同時起用の時間については、十分な結果が得られているとは言い難い状態です。

それはロケッツにはまだ伸び代があるという恐ろしさでもあります。

シーズン中に弱みをつくチームが現れた時にダブルPGがどんなケミストリーを発揮し、もう一段階、二段階ステップアップするのかどうか。

『ハーデン×クリス・ポールは最高!』

少なくとも現時点ではそんなレベルには達していません。2人が同時にコートに入る事で更に効率が増すようになり、どんな対策に対しても有効なダブルPGシステムである事は、誰よりも2人が証明したいはずです。

そして証明できた時に2人の指には優勝リングがあるはずです。

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